Blowin' the blues away

　
Silk Degrees / Boz Scaggs



ボズ・スキャッグスの『シルク・ディグリーズ』
デビュー以来R&B路線でやってきたボズ・スキャッグスが方向転換し、大成功をおさめるきっかけになったアルバムです。
音的な方向転換という意味では前作のスロー・ダンサーからかもしれませんが、彼がAORの第一人者として広く認知されたのがおそらく本作でしょう。
これがリリースされた当時、ワタシはまだコドモだったのでリアルタイムに知ってるわけじゃないんですが、これ日本でもかなり売れたみたいですねー。
彼の名前を知らないヒトも#10 We're all aloneはどこかで聴いたことがあるんじゃないでしょうか。

このヒトはボビー・コールドウェルと並んでAORの代表選手ですが、毛色はちょっと違ってて、ボビーに比べて甘さ抑え目で歌詞も淡々と独り言チック。
後年のアルバムではボビー・コールドウェルから曲の提供を受けたりして二人のフンイキはだんだん似てくるんだけど、初期の頃は結構違いますねぇ。
うーむ・・なんて言えばいいんだろう
ボビー・コールドウェルがあわしま堂の和菓子なら、ボズ・スキャッグスの方は母恵夢のケーキって感じでしょうか。
（これおそらく愛媛県人にしかわからん比喩ですが(笑)）



ジャンル：AOR、AC

1976年 Columbia Records


【何系？】

朝系－－－－－－－－夜系
　☆☆☆★☆☆☆☆☆☆
サワヤカ系－－－－－エロ系
　☆☆☆★☆☆☆☆☆☆
アップ系－－－－－ダウン系
　☆☆☆☆★☆☆☆☆☆
アッサリ系－－－－コッテリ系
　☆☆★☆☆☆☆☆☆☆


【私的評価】

万人にオススメ度
　★★★★☆
カッコイイ度
　★★★★☆
飽きない度
　★★★★☆
ソウルを感じる度
　★★★☆☆
ハズレ曲が無い度
　★★★★☆
個人的思い入れ度
　★★★★★




1. What Can I Say
2. Georgia
3. Jump Street
4. What Do You Want the Girl to Do?
5. Harbor Lights
6. Lowdown
7. It's Over
8. Love Me Tomorrow
9. Lido Shuffle
10. We're All Alone