Blowin' the blues away

こんばんわ。
ここんとこ寒いっすね。
少し外出するとチンコも縮む寒さですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今年も残すところ１ヶ月になり、もうすぐクリスマスやら正月やら冬休みやらイベント盛りだくさんの冬がやってくるワケですが、日本ってホント不思議な国ですよね。
クリスマスというイエス・キリストの誕生日を祝うイベントでワカモノが発情してバカ騒ぎしたと思えば、その一週間後には日本の神道のカミサマが祀ってある神社にお参りに行き、「今年はいい年になりますように」とか「今年は金持ちになれますように」とか「今年は○○ちゃんとつきあえますように」とか、一方的かつ利己的なお願いをカミサマにしているわけで、日本はインドや南アフリカに次いで宗教がカオス化している国ではないかと思う次第です。
ワタシ自身は宗教大嫌い人間なんでその辺はどうでもよくて、こんな事で日本のワカモノはいいのか！とかもっと節操をもちなさい！とか言うつもりは全くないんですが、こうしたイベントに関わる宗教を本気で信仰している人からするとケシカラン！という感想を持たれるのではないでしょうか。
大抵のガイジンは自国の宗教を出先の日本で主張する人は少ないと思うのだけど、イスラム教だけはちょっと特殊ですね。
牛は食ってもいいけど豚はダメとか断食を頑なに守ったりとかある時刻になると突然地面にひれ伏したりとかを日本に来てまで実践しているヒトが多いように思います。
中にはイスラム教で禁じられているアルコールをガバガバ飲みながらトンカツをむさぼり食ったりするヒトもいるみたいですが（実例知ってる(笑)）そういうのは少数派で大抵のイスラム教徒はコーランの教えを守っているようです。
まあ、日本の仏教にしたって寺の住職にとんでもねぇ生臭坊主がいたりしますからその辺はドッコイドッコイなのかもしれませんけどね。


えーと、何を書こうと思ったんだっけ？？？
そうそう、視力の話だった。
ワタシは若い時は目はいい方で、20代の頃まで視力は常に2.0をキープしていたんです。
遙か遠くにぶん投げたカゴ釣りのウキもシャープに見え、ピクピクと動くウキの前アタリがあるやいなや「シュタッ」と本アタリに備えて合わせを入れる体勢を取ってたもんです。
一方、近い方もメンタマの前5cmくらいまではピントがバッチリ合うという状態だったんですが、数年前からどーも遠くにピントが合ったまま固まっちゃったみたいで遠くはハッキリ見えるんだけど近くが見え辛い状態になってしまいました。
文庫本を読むと疲れるしスマホのちっこい文字が拡大しなきゃ見えなかったり、PCの画面もフォントを大きくしないと作業するのがメンドくさくなってきたり（今は12ptに設定)いやー、歳とるってヤですね。
少し前に友人とその話題になった時、そいつは自分がかけてるメガネを外して「オマエもメガネ作ればいいじゃん」と言われたんですが、ワタシの場合に必要になるのはいわゆる老眼鏡と言う奴で、近くを見る時にはいいけどそれ以外は外さなきゃならないのでめんどくせーよ、と言うと、そいつがかけてるのは遠近両用のメガネだという。
遠近両用のメガネというのはレンズの上と下で焦点が異なる奴で、近くを見る時はレンズの下側を使い、遠くを見る時は上側を使うというアレですね。
大昔のCMで「境目のない遠近両用メガネ、HOYAバリラックス２」というのが記憶にあるヒトもいると思うけど、このキャッチフレーズの通りそれまでの遠近両用メガネは境目があった。
遙か昔の昭和カンブリア紀くらいの頃は、レンズの下側に曲率の違うレンズをカットした、レンズが二枚付いてるような遠近両用メガネがあったと思うんだけど。今はそういう境目はなく、シームレスになってて一枚のレンズに見えるらしい。
そんで上側は素通しレンズで下を見る時だけ凸レンズになった部分を通して見るから違和感もないという事だった。
でもなー、遠くは問題なくバッチリ見えるんだから遠近両用なんてイラネーよ、と思いつつ、昔の映画なんかで鼻の先っちょに小さいレンズのメガネを乗っけている図を思い出して、ああいう下向いた時だけ老眼をサポートするメガネでいいかもと思ったんだけど、イマドキあんなメガネ使ってるのはエリザベス女王くらいだもんなあ。
そいつの言うことももっともだと思い、いっちょ買ってみるかと遠近両用のメガネを買う事にした。
メガネ屋に行くのも何かとメンド臭いので、アマゾンの通販でそれっぽい奴を選んでポチ！

んで届いたそれをかけてみると、なんかバランスが悪い。
ワタシは顔がデカい昔風のピテカントロプス骨格なので、メガネがどうにも小さく見える。
そして鼻からだんだんずり落ちる。
別に鼻が低いわけではなく、鼻梁は結構デカい方だと思うのだけど、ずり落ちてくる。
やっぱこの辺がメガネ屋でちゃんと作ったやつと通販でいい加減に選んで買ったメガネの差なんだろうなあ。
通常使用には耐えないシロモノだったのでこれはとっととお蔵入りにして、ダイソーに行って老眼鏡を各種買ってきた。
ダイソーには老眼鏡が各種あって、それぞれ度数が+1.0から+5.0くらいまで揃っている。
フレームもレンズも大体プラ製なんだけど、中には金属フレームのもあったりするし、形状も様々で携帯用のちっこい奴もあった。
とりあえず+1.0・+1.5・+2.0の三種類を買ってみたんだけど、家に帰ってかけてみると、+1.0くらいでちょうど良かった。
てかスゲーよく見えるよこれ。
今まで見えてた気がしてたけど、いかにボンヤリ見えてたかがよくわかった。
その日は書類を見たりPC作業をする間ずっとかけてたんだけど、その翌日、なんか老眼が一気に進んだみたいでメガネなしでは文庫本が読めなくなってしまった。
ピントが合う環境で一日過ごしたもんだから、水晶体の厚みを変える眼筋が「あ、もう僕たち頑張らなくていいんだ、おつかれさまー」みたいに思ってしまったらしく、ナマクラ眼筋になってしまったようです。
いかんいかん、これはいかん。
もう必要に迫られた時しか老眼鏡はかけんぞ。



springville / Larry Carlton

フサフサだった頃のラリー・カールトン