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2023年01月29日

今年の目標が否応なしに決まる

あけましておめでとうございます~
前回のブログから大穴を空けてしまいましたが(笑)今年もよろしくお願い致します。
穴空けたのは、別に死んでしまったとか大病を患ったとかそういう事ではなくて、単にサボっていただけなのです。
数年前から最低一ヶ月に一度は更新しようと思っててボチボチと続けていたのですが、やっぱその「月に一度は」というのにほんのちょっとした義務感を感じていたらしく、それが積もり積もって少しずつ重ーくなっていたのでしょう。
「あー今月も月末だな、なんか書くか、でもネタもねーし、ま今月はいっか」
と思ってしまってサボったその後ズルズルと現在に至るわけです。
やっぱナニゴトも義務とか責任とかを感じてしまうとあまり楽しくないもので、これからは書きたいテーマがある時だけゆる~く更新していこうと思っとります。

えー、今年は年始早々にアジ釣りに行ってみた。
近所の埠頭の横に防波堤みたいなのが伸びてて、海側のその下には巨大な石が平らに敷き詰められた石畳のような空間が広がっている場所がある。
石畳の先っちょの海に面したところにはなぜかナトリウム灯のようなオレンジ色の常夜灯が一本あって海面を照らしており、夜のアジングにはなんとも都合の良さそうな場所だ。
防波堤から石畳までの高さは10mちょいあるんだけど、その防波堤のすぐ下にでっかいテトラが斜めに積まれていて降りようと思えば降りれるようになっている。
その近所を通るたびにちょくちょく見に行っては「夜あそこでやったら釣れるやろなー」と思いつつも今まで一度も降りたことはなかったんだけど、年始早々に意を決して(大袈裟)そこにアジングに行くことにした。

今年の目標が否応なしに決まる
用意していたジグヘッド

当日は22時過ぎてから家で軽〜く用意して、クルマで10分ほどの現場へ到着。
荷物が多いとアレなので、ロッドとリールは1セット、ワームをセットしたジグヘッドを10本ほど入れたケースをポケットに入れ、ビニール袋と洗車タオルを入れた折りたたみバケツを持ってテトラを降り始めた。
と、降り始めたはいいんだけど、若い頃なら難なく降りれそうなテトラにかなーり苦労する。
その時履いてたのが硬質スポンジのクロックスみたいなスリッパだったのも悪かったんだろう、「片足を伸ばして1m先のあそこに足をつけばいいんだ」とは思いつつ、若い頃とは違ってそれをやるとバランスを保って立っていられる自信が全くない(笑)
テトラの隙間から下を見ると石畳まではまだ5mほどの高さがあるのでバランスを崩してコケるとタダではすまないだろう。
結局、歳相応の安全策を採用してかなり回りくどい降り方でやっと石畳まで降りてアジングを開始した。

・・のだけど、全く釣れない。
よく見るとどうも少し前まで先客がいたらしくバケツで水をかけた跡があり、スレてるのか全部釣られちゃったのかもしれない。
ワタシの後ろにはどこから来たのかネコ2匹が行儀よくお座りして待っている。
きっとこのネコたちは釣り人が来ると毎回こうして後ろに座り、釣れた魚をくれるのを待っているのだろう。
ネコたちの期待に満ちた目が申し訳なく「ゴメンゴメンすぐ釣るからな〜」と小声で謝りつつ焦ってジグヘッドをキャストするが、それからも全く音沙汰なし。
埠頭の際を攻めてみようと思ってスレスレを狙ってキャストすると、距離感が狂ってジグヘッドがカキ殻に引っかかって取れなくなってしまった。
よほどガッチリかかってしまったのかビクともしねぇ。
10mほど向こうの壁に向かってラインが綺麗なカテナリー曲線を描いて垂れ下がっている。
あ、カテナリー曲線というのは均一な重さのロープを二点間で吊り下げた時に出来る曲線のことで、それを教わった数学教師の東北訛りの言葉をリアルに思い出したのだった。
「カテェナリー!」と、何故か絶叫に近い言葉で説明するヒトであった。
この数学教師はイントネーションもかなり変なヒトだったので、その分喋る音声が記憶に鮮明に残っている。
お国訛りもいい所があるもんだ。
当時既にだいぶんお年を召されていた方なのでおそらくもうこの世にはいまい。
ああ先生、先生に教わったカテナリー曲線はオイラの人生に一度も役に立ったことはないけれど、先生の教えは今こんな所に無駄に生きています、どうか迷わず成仏して下さい。
と、もし生きてたらぶん殴られそうな事を思いつつ、もう諦めて撤収することにした。
後ろを見るとネコたちももういない。
おそらく二匹で相談して「コイツはヘタクソだから待ってても駄目ニャ、もう帰るニャ」という結論に達したのだろう。
アジも釣れずネコにも見放されたワタシは荷物をまとめてテトラに登り始めた。
一般的に、登るのは降りるより簡単なはずだが、なんせ履いてるのがスリッパなので、ヘタすると脱げそうになって足に力が入れられない。片手には荷物を持ってるのでなおさらだ。
うーむ困った、これは降りたルートでは登れないぞ。
仕方がないので一旦降りて、下からテトラ全体を俯瞰し登攀ルートを模索する。
フィッツ・ロイに挑戦する前の山野井泰史の如く慎重にルートを選定し、ゼーハー言いつつやっと防波堤上までの単独無酸素登頂に成功した。

家に帰って「もうあそこには行かねー、釣れもしねーし」とか思いつつやさぐれて酒飲んで寝たんだけど、問題は翌日に起こった。
朝目が覚めてトイレに行こうとすると、足が強烈な筋肉痛になっててアイタタ状態。
右足は足を曲げる方向に力を入れるとフトモモの裏側のスジに激痛が走るし、左足は右方向に足払いを掛けるように動かすとフトモモの右側が超痛い。
歩くのも苦労する有り様だ。
普段全く使わない部分を酷使したためもあるんだろうケド、どうも自分が思う以上に体が鈍っていたようだ。

いやー、歳取るってヤですね。
ということで、今年初期の目標は体力づくりに決定しました。


Never Turnin' Back / Bruce Hibbard




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この記事へのコメント
テトラに降りる話が出た途端に、止めといた方が良いと思いましたが、正しくそうだったようですね。
ブログの更新、昨年の5月以来みたいですね。
実は去年の10月に別子銅山と松山城に行ったんで、ブログがアップされたら報告しようと思ってましたが、今日になった次第です。
東洋のマチュピチュに行こうと思ってましたが、崖崩れで行けずでした。
また松山には行くんで、その時は連絡します。
Posted by 酒ちゃん酒ちゃん at 2023年01月30日 00:44
師匠お久しぶりです〜
愛媛に来たのなら連絡くれればよかったのに

テトラは昔の感覚で乗っかるとマジ危険ですね
おっさんになったのを痛感しました
またこっち来る時があれば連絡ください
Posted by ROYROY at 2023年01月30日 23:46
ジャンプして飛び降り着地とか駄目になりましたわ。
坂道の自転車も。
膝や足の筋肉が衰えてるんでしょうね。
Posted by 鯰 at 2023年01月31日 21:24
鯰さん

あーそれワタシもです
1mくらいの高さから飛び降りたらもう足がガクガクします
このペースで弱っていったらと思うと恐ろしいっす
とりあえず夜中に数キロほど深夜徘徊することにしました
Posted by ROYROY at 2023年02月01日 00:34
 
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    コメント(4)