2012年10月21日
宇和海ボートエギング&カワハギ(2012/10/20 in北灘)
台風一過の10/20(土)、レンタルボート清家でエギング&カワハギ釣り。
今回は、前回できなかったボートに乗る前のオカッパリでの夜エギングをやろうと思って早くに家を出た。
ガソリンを満タンにし、フレンドでカワハギのエサを買い、伊予ICから高速に乗って現地に向かう。
この日は伊予ICから宇和島道路の終点になるまでほとんど他の車に引っかからなかった。
こんな事は珍しい、出た時刻と現着時刻を書くと平均時速がバレるので書かないけど(笑)エラく早く着いてしまった。
よーしよし、これなら2時間くらいはオカッパリエギングできるな、と思いつつ、南レクから三浦半島の先端に向かうクネクネ道を走り、ボート屋の駐車場を横目で見ながら通り過ぎ、その先の大浜漁港に行く。
右の波止の駐車スペースには車が一台いた。
しかしエンジンがかかっていて車の中で寝ていて波止には出ていない模様。
俺は起こさないように、そーっと(笑)しかもそそくさと準備をして波止に上がる。
波止に登ってまずエギを海面に落としてみて夜光虫の度合いを確認すると、もう夜光虫もだいぶ少なくなっていて、また大粒にもなってきている様子。
海中でランダムに強い光を発するのみで、前回みたいにラインやエギの形がクッキリわかるほどには光らない。
よしよし、これなら釣れるだろ・・・
足元をライトで確認すると、結構な数の墨跡がついていて、全部乾いた状態だ。
天気予報によると、午前2時くらいまでエギングをするには無理な風が吹いていたので、金曜から今日にかけては誰もやってないと思われる。
くふふふ・・・今日はここのイカ独り占めやー
・・・
一時間後、俺はブロークンハートを抱えて清家の駐車場にいた。
大浜はスカだった。
ちっとも釣れやしねー
道理で人がいないわけだ。
ただ、救いは例によって星空だけは超キレイだった事かな。
ここで見る夜空はホント綺麗だ。
この日は雲ひとつ無い晴天で、オリオン大星雲が肉眼でも認識できそうなほど空気が澄んでいた。
こんな事なら釣りなどせず、カメラと三脚と赤道儀を持ってくればよかった(笑)
ちょっと後悔しながら清家の駐車場でウィスキーを飲みつつ、スマホに入れていた映画を見ながら時間を潰す。
夜が明け、ボートに荷物を積み込んで出船。
今日のメンツはIIさんと長老ODさんと俺の三人だ。
もうだいぶ濁りも収まっている頃だと思い今回は沖の島には行かず、まず最初は湾を出て養殖生簀の並びと磯場の中間地点にアンカーを下ろした。
第一投目で俺にそこそこサイズのイカが釣れ、「お、今日は爆釣か?」と思ったものの、それ以後全く誰にも釣れず、湾外の北側陸地沿いを総ナメにするも、その後全く釣れなかった。
仕方がないので意を決して島に向かう。
秋イカシーズン真っ盛りのこの時期の休日、9時以降に他のポイントに行ったって、もうほとんど他のエギングボートに叩かれた後なので釣果はあまり期待できないのだけど、陸地側が全くダメなので仕方がない。
10分くらいボートを走らせて島に行った。
が、悪い予感は的中し、島でも全く釣れず、船上にもだらけたフンイキが漂いはじめた。
既に釣られているのか嵐の後でイカの付き場が変わっているのかわからないけど、とにかく絶不調。
もうこうなったらダメモトで、他の釣り人も漁師も無視するような場所に行ってみようと思い、いつもは行かない場所、釣りのポイントとしては普通思い浮かばないような場所というのを念頭に置いて場所を変えてみた。
この判断は正解だったようで、その場所でほとんどのイカを釣った。
この日のイカは、いるべき所にいず、意外な場所(漁師や釣り人に狙われそうに無い所)にいるのがポツポツ釣れるという感じ。
土曜日は台風の直後だったので、イカはまだ深みに避難していたのかもしれない。
そういえば前回のボートエギングの時も海のうねりが収まってから釣れまくったらしいし(その時刻にはわたくしハゲ釣りやってました(笑))イカは好天が一定時間以上続かないと釣れるレンジには出てこないのかもしれないね。
気を取り直してカワハギ釣りに移行。
養殖生簀につないで仕掛けを準備していると、アジが泳ぎまわっているのが見えた。
生簀の周囲に豆アジが湧いている。
そういえば今年はまだ豆アジの唐揚げを食ってなかったな、と思い出し、とりあえずサビキで豆アジを確保してからカワハギを釣ることにした。
アジは入れ食いでどんどん釣れるのだが、唐揚げにするにはビミョーなサイズ(15~20cm)も混じってくる。
この大きさのアジは唐揚げで丸ごと食うには骨が邪魔だし塩焼きには小さいしで一番始末に困るサイズなんだよな。
ま、唐揚げにできない大きさのは干物にすればいいかと思いつつ、どんどんクーラーに放り込む。
30匹ほどアジを釣ってからカワハギ釣り開始。
今回のカワハギはちょい渋かった。
前回は何もしなくても針ごと丸呑みにする食い方だったのに、この日は餌を齧り取る食い方が多いようで、聞き合わせ釣りだとあっという間にエサが全部なくなってしまう。
カワハギの活性は相変わらず高いけど、前回より少し賢くなっているような・・・
色々誘いのパターンを変えてみた結果、着底後10秒ほど叩きを入れて焦らしてからワルツ釣法に切り替えるというやり方でやっと普通に釣れ始めた。
あ、ワルツ釣法とはなんぞや?と思われる方に説明しますと、これは要するにワルツのリズム、三拍子で誘う釣り方です。
カワハギ釣りの誘いの基本パターンは、叩き釣り・たるませ釣り・聞き合わせ釣り、この三種ですが、このカワハギ釣りの基本釣法三つの楽なトコロだけを組み合わせたワタシ独自の釣り方で(笑)カワハギの魚影の濃い所でしかおそらく通用しない釣法。
これだとどんなタックルでもコドモのゲストでも、ボーっと決まった動作だけを繰り返していればそこそこ釣れるので、数年前から採用しとります。
動作は
1オモリを底から20cmほど上げる
2底までストンと落とす
3落としたまま待つ
↑1に戻る
これだけ。
ワルツのワン・ツー・スリー・ワン・ツー・スリーに合わせて竿先を↑↓→↑↓→と動かすんですね(→はオモリを着底させた状態でのステイ)。
渋い時にはリズムを少し遅目にしたり、ステイをもう1カウント取って4ビートにしたりします(あ、これだとワルツじゃなくてジャズですが(笑))。
ポツポツと3時半までカワハギを釣って納竿。
発着場に戻るボート上で
哀愁漂うIIさんと長老の背中
あんまし釣れなくてすんません

お持ち帰り全体の図

アオリイカ×7
カワハギ×19
豆アジ多数
キモはこんな感じでした

カワハギの肝は白く硬くカッテージチーズのような手触りのが最上なんですが、今回はそういうのが2つありました。
これから寒くなってどんどんそういうのが増えてくると思われます。
作ったカワハギと小アジの干物を焼いてみた

うまうま。
いやー魚ってどうして干物にするとウマくなるんでしょう。
今回は、前回できなかったボートに乗る前のオカッパリでの夜エギングをやろうと思って早くに家を出た。
ガソリンを満タンにし、フレンドでカワハギのエサを買い、伊予ICから高速に乗って現地に向かう。
この日は伊予ICから宇和島道路の終点になるまでほとんど他の車に引っかからなかった。
こんな事は珍しい、出た時刻と現着時刻を書くと平均時速がバレるので書かないけど(笑)エラく早く着いてしまった。
よーしよし、これなら2時間くらいはオカッパリエギングできるな、と思いつつ、南レクから三浦半島の先端に向かうクネクネ道を走り、ボート屋の駐車場を横目で見ながら通り過ぎ、その先の大浜漁港に行く。
右の波止の駐車スペースには車が一台いた。
しかしエンジンがかかっていて車の中で寝ていて波止には出ていない模様。
俺は起こさないように、そーっと(笑)しかもそそくさと準備をして波止に上がる。
波止に登ってまずエギを海面に落としてみて夜光虫の度合いを確認すると、もう夜光虫もだいぶ少なくなっていて、また大粒にもなってきている様子。
海中でランダムに強い光を発するのみで、前回みたいにラインやエギの形がクッキリわかるほどには光らない。
よしよし、これなら釣れるだろ・・・
足元をライトで確認すると、結構な数の墨跡がついていて、全部乾いた状態だ。
天気予報によると、午前2時くらいまでエギングをするには無理な風が吹いていたので、金曜から今日にかけては誰もやってないと思われる。
くふふふ・・・今日はここのイカ独り占めやー
・・・
一時間後、俺はブロークンハートを抱えて清家の駐車場にいた。
大浜はスカだった。
ちっとも釣れやしねー
道理で人がいないわけだ。
ただ、救いは例によって星空だけは超キレイだった事かな。
ここで見る夜空はホント綺麗だ。
この日は雲ひとつ無い晴天で、オリオン大星雲が肉眼でも認識できそうなほど空気が澄んでいた。
こんな事なら釣りなどせず、カメラと三脚と赤道儀を持ってくればよかった(笑)
ちょっと後悔しながら清家の駐車場でウィスキーを飲みつつ、スマホに入れていた映画を見ながら時間を潰す。
夜が明け、ボートに荷物を積み込んで出船。
今日のメンツはIIさんと長老ODさんと俺の三人だ。
もうだいぶ濁りも収まっている頃だと思い今回は沖の島には行かず、まず最初は湾を出て養殖生簀の並びと磯場の中間地点にアンカーを下ろした。
第一投目で俺にそこそこサイズのイカが釣れ、「お、今日は爆釣か?」と思ったものの、それ以後全く誰にも釣れず、湾外の北側陸地沿いを総ナメにするも、その後全く釣れなかった。
仕方がないので意を決して島に向かう。
秋イカシーズン真っ盛りのこの時期の休日、9時以降に他のポイントに行ったって、もうほとんど他のエギングボートに叩かれた後なので釣果はあまり期待できないのだけど、陸地側が全くダメなので仕方がない。
10分くらいボートを走らせて島に行った。
が、悪い予感は的中し、島でも全く釣れず、船上にもだらけたフンイキが漂いはじめた。
既に釣られているのか嵐の後でイカの付き場が変わっているのかわからないけど、とにかく絶不調。
もうこうなったらダメモトで、他の釣り人も漁師も無視するような場所に行ってみようと思い、いつもは行かない場所、釣りのポイントとしては普通思い浮かばないような場所というのを念頭に置いて場所を変えてみた。
この判断は正解だったようで、その場所でほとんどのイカを釣った。
この日のイカは、いるべき所にいず、意外な場所(漁師や釣り人に狙われそうに無い所)にいるのがポツポツ釣れるという感じ。
土曜日は台風の直後だったので、イカはまだ深みに避難していたのかもしれない。
そういえば前回のボートエギングの時も海のうねりが収まってから釣れまくったらしいし(その時刻にはわたくしハゲ釣りやってました(笑))イカは好天が一定時間以上続かないと釣れるレンジには出てこないのかもしれないね。
気を取り直してカワハギ釣りに移行。
養殖生簀につないで仕掛けを準備していると、アジが泳ぎまわっているのが見えた。
生簀の周囲に豆アジが湧いている。
そういえば今年はまだ豆アジの唐揚げを食ってなかったな、と思い出し、とりあえずサビキで豆アジを確保してからカワハギを釣ることにした。
アジは入れ食いでどんどん釣れるのだが、唐揚げにするにはビミョーなサイズ(15~20cm)も混じってくる。
この大きさのアジは唐揚げで丸ごと食うには骨が邪魔だし塩焼きには小さいしで一番始末に困るサイズなんだよな。
ま、唐揚げにできない大きさのは干物にすればいいかと思いつつ、どんどんクーラーに放り込む。
30匹ほどアジを釣ってからカワハギ釣り開始。
今回のカワハギはちょい渋かった。
前回は何もしなくても針ごと丸呑みにする食い方だったのに、この日は餌を齧り取る食い方が多いようで、聞き合わせ釣りだとあっという間にエサが全部なくなってしまう。
カワハギの活性は相変わらず高いけど、前回より少し賢くなっているような・・・
色々誘いのパターンを変えてみた結果、着底後10秒ほど叩きを入れて焦らしてからワルツ釣法に切り替えるというやり方でやっと普通に釣れ始めた。
あ、ワルツ釣法とはなんぞや?と思われる方に説明しますと、これは要するにワルツのリズム、三拍子で誘う釣り方です。
カワハギ釣りの誘いの基本パターンは、叩き釣り・たるませ釣り・聞き合わせ釣り、この三種ですが、このカワハギ釣りの基本釣法三つの楽なトコロだけを組み合わせたワタシ独自の釣り方で(笑)カワハギの魚影の濃い所でしかおそらく通用しない釣法。
これだとどんなタックルでもコドモのゲストでも、ボーっと決まった動作だけを繰り返していればそこそこ釣れるので、数年前から採用しとります。
動作は
1オモリを底から20cmほど上げる
2底までストンと落とす
3落としたまま待つ
↑1に戻る
これだけ。
ワルツのワン・ツー・スリー・ワン・ツー・スリーに合わせて竿先を↑↓→↑↓→と動かすんですね(→はオモリを着底させた状態でのステイ)。
渋い時にはリズムを少し遅目にしたり、ステイをもう1カウント取って4ビートにしたりします(あ、これだとワルツじゃなくてジャズですが(笑))。
ポツポツと3時半までカワハギを釣って納竿。
発着場に戻るボート上で
哀愁漂うIIさんと長老の背中
あんまし釣れなくてすんません
お持ち帰り全体の図
アオリイカ×7
カワハギ×19
豆アジ多数
キモはこんな感じでした
カワハギの肝は白く硬くカッテージチーズのような手触りのが最上なんですが、今回はそういうのが2つありました。
これから寒くなってどんどんそういうのが増えてくると思われます。
作ったカワハギと小アジの干物を焼いてみた
うまうま。
いやー魚ってどうして干物にするとウマくなるんでしょう。
Posted by ROY at 21:34│Comments(2)
│釣行記録
この記事へのコメント
カワハギの肝、良い色してますね。
〆がバッチリです。
干物の開き具合もプロ並ですね。
美味しくて当然です。(笑)
〆がバッチリです。
干物の開き具合もプロ並ですね。
美味しくて当然です。(笑)
Posted by 酒ちゃん
at 2012年10月22日 18:40

そんなに褒めてもらっても何も出ませんが(笑)養殖筏の周りのアジは栄養がいいのか、小さくても脂ノリノリでやたらと旨かったです。
今度こそは刺身サイズのカワハギを釣らないといけませんね。
また色々教えて下さい。
今度こそは刺身サイズのカワハギを釣らないといけませんね。
また色々教えて下さい。
Posted by ROY
at 2012年10月22日 19:45
