2013年04月10日
小型バックロードホーンスピーカー自作(4)
先日作ってエージング中の小型バックロードホーンスピーカー(BW-800 + P800K)ですが、やっぱり色々と不満が出てきたのでもう少し弄る事にしました。
不満の内容とは・・
1.高音部が曇っている。
リズムを刻むシンバルレガート等が障子一枚隔てて聴いているみたいに思える。
2.中音部に妙に共鳴したり落ち込む周波数帯域がある。
テナーサックスやピアノの一部の音階が少しだけ不自然。
3.低音部が薄い。
バスドラやウッドベースが少し遠く感じる。
以上三点。
結局音域の上から下まで全部かい!というツッコミが入りそう(笑)
でもまぁ、その辺のパソコンショップで売っている1万円クラスのPC用スピーカー位の音は出てるんですよ。
出てるんだけど・・でも、音楽専用に考えるとこれはちょっとショボイ。
これをできる限り改善しようと思います。
まず、高音部が曇っているという問題、これは単にスピーカーユニットの特性によるものだと思います。
現在付けているFOSTEX P800Kは再生周波数上限が18KHz。
フルレンジとはいえ、これはぶっちゃけ少し帯域が広いスコーカーみたいなもんですね。
でもまぁ値段が値段だし(一個1200円くらい)これは仕方がないでしょう。
これはサクッと交換することに決定。
で、何にするかだけど、8cmフルレンジスピーカーのちゃんとしたやつはフォステクスにはFE83EnとFF85WKの2つがある訳だけど、それぞれキャラクターが違います。
FE83En
最低共振周波数… 165Hz
再生周波数帯域… f0~30kHz
出力音圧レベル… 88dB/w(1m)
FF85WK
最低共振周波数:115Hz
再生周波数帯域:f0 ~ 28kHz
出力音圧レベル:86.5dB/W(1m)
FE83Enはどっちかというと、スピーカー前面は中高域の精細さを追求し、低音は軽視。
でっかいエンクロージャーを使って最大限に低音部を増強するシステムにしないと音悪そうです。
FF85WKは高音部はほとんどFE83Enと同じだし(ほんの少し負けてるけど)、低音部が強そう。
メーカー推奨箱がバスレフタイプとのことで、小さなエンクロージャーにはこちらの方がマッチングいいのかな?
このFF85WKはWEB上でレビューを見ると、高音部が金属的なのが気に食わないと書いている人がちらほらいて、これはセンターキャップが金属なのが原因だろうとも書かれている。
でもねぇ・・普通の音楽ソースに入っている8KHz以上の高音って、元をたどれば殆どすべてが金属の振動音な訳で、原音に近づけば近づくほど金属っぽい音がするのは当たり前じゃん?って思う訳ですよ。
よって、この意見は無視して(笑)ユニットはFF85WKに決定しました。
次に、中音部の一部の周波数の共鳴と落ち込み。
これはエンクロージャー内部(特にユニットの後ろの空気室)に吸音材を全く入れてないというのが敗因だと思う。
ユニットを付け替える時に吸音材をついでにぶち込むことにします。
最後は薄い低音。
これは小型ユニット&小型エンクロージャーの宿命だとは思うけど、なんとか改善したい。
色々調べると、中音部を吸音材で吸収して相対的に低音を増強する方法と、空気室容量をもう少し小さく、ホーン部のスロート断面積を小さくする方法が低音増強の常道らしい。
空気室の容量を小さくするには、普通は木片を空気室に入れて調整したりするみたいだけど今回はそれはしないことにしました。
ユニットのマグネットがP800KよりFF85WKの方がだいぶ大きいので、換装することにより自動的に空気室容量は小さくなるはずなので。
それに空気室に吸音材も入れるしね。
あとスロート(ホーン部の起点)の断面積を小さくするのは、スロート部に吸音材を兼ねたカットしたカーペットを貼ってみようと思います。
て事で、アマゾンでFF85WKをポチ!
下の画像はP800Kについて来た説明書の一部で、メーカー設計のダブルバスレフ箱の設計図と板取り図が入ってます。

同社の完成品バスレフエンクロージャーP800-EやBK85WKの周波数特性と比較してみても、これ結構良さそう。
この箱にFF85WKを入れたらどんな音になるんでしょうねぇ。
もし余力があったらこれも作ってみようと思います。
小型バックロードホーンスピーカー自作 (3)<前記事 次記事>小型バックロードホーンスピーカー自作 (5)
不満の内容とは・・
1.高音部が曇っている。
リズムを刻むシンバルレガート等が障子一枚隔てて聴いているみたいに思える。
2.中音部に妙に共鳴したり落ち込む周波数帯域がある。
テナーサックスやピアノの一部の音階が少しだけ不自然。
3.低音部が薄い。
バスドラやウッドベースが少し遠く感じる。
以上三点。
結局音域の上から下まで全部かい!というツッコミが入りそう(笑)
でもまぁ、その辺のパソコンショップで売っている1万円クラスのPC用スピーカー位の音は出てるんですよ。
出てるんだけど・・でも、音楽専用に考えるとこれはちょっとショボイ。
これをできる限り改善しようと思います。
まず、高音部が曇っているという問題、これは単にスピーカーユニットの特性によるものだと思います。
現在付けているFOSTEX P800Kは再生周波数上限が18KHz。
フルレンジとはいえ、これはぶっちゃけ少し帯域が広いスコーカーみたいなもんですね。
でもまぁ値段が値段だし(一個1200円くらい)これは仕方がないでしょう。
これはサクッと交換することに決定。
で、何にするかだけど、8cmフルレンジスピーカーのちゃんとしたやつはフォステクスにはFE83EnとFF85WKの2つがある訳だけど、それぞれキャラクターが違います。
FE83En
最低共振周波数… 165Hz
再生周波数帯域… f0~30kHz
出力音圧レベル… 88dB/w(1m)
FF85WK
最低共振周波数:115Hz
再生周波数帯域:f0 ~ 28kHz
出力音圧レベル:86.5dB/W(1m)
FE83Enはどっちかというと、スピーカー前面は中高域の精細さを追求し、低音は軽視。
でっかいエンクロージャーを使って最大限に低音部を増強するシステムにしないと音悪そうです。
FF85WKは高音部はほとんどFE83Enと同じだし(ほんの少し負けてるけど)、低音部が強そう。
メーカー推奨箱がバスレフタイプとのことで、小さなエンクロージャーにはこちらの方がマッチングいいのかな?
このFF85WKはWEB上でレビューを見ると、高音部が金属的なのが気に食わないと書いている人がちらほらいて、これはセンターキャップが金属なのが原因だろうとも書かれている。
でもねぇ・・普通の音楽ソースに入っている8KHz以上の高音って、元をたどれば殆どすべてが金属の振動音な訳で、原音に近づけば近づくほど金属っぽい音がするのは当たり前じゃん?って思う訳ですよ。
よって、この意見は無視して(笑)ユニットはFF85WKに決定しました。
次に、中音部の一部の周波数の共鳴と落ち込み。
これはエンクロージャー内部(特にユニットの後ろの空気室)に吸音材を全く入れてないというのが敗因だと思う。
ユニットを付け替える時に吸音材をついでにぶち込むことにします。
最後は薄い低音。
これは小型ユニット&小型エンクロージャーの宿命だとは思うけど、なんとか改善したい。
色々調べると、中音部を吸音材で吸収して相対的に低音を増強する方法と、空気室容量をもう少し小さく、ホーン部のスロート断面積を小さくする方法が低音増強の常道らしい。
空気室の容量を小さくするには、普通は木片を空気室に入れて調整したりするみたいだけど今回はそれはしないことにしました。
ユニットのマグネットがP800KよりFF85WKの方がだいぶ大きいので、換装することにより自動的に空気室容量は小さくなるはずなので。
それに空気室に吸音材も入れるしね。
あとスロート(ホーン部の起点)の断面積を小さくするのは、スロート部に吸音材を兼ねたカットしたカーペットを貼ってみようと思います。
て事で、アマゾンでFF85WKをポチ!
下の画像はP800Kについて来た説明書の一部で、メーカー設計のダブルバスレフ箱の設計図と板取り図が入ってます。

同社の完成品バスレフエンクロージャーP800-EやBK85WKの周波数特性と比較してみても、これ結構良さそう。
この箱にFF85WKを入れたらどんな音になるんでしょうねぇ。
もし余力があったらこれも作ってみようと思います。
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Posted by ROY at 20:14│Comments(8)
│日常
この記事へのコメント
こんばんわ
なかなか、良い物を作ろうと思うと大変ですよね。
ユニットが小さいバックロードホーンの低音再生は
難しいってネットに書いてありました。
ダブルバスレフ方式がやっぱり良いと思いますよー
なかなか、良い物を作ろうと思うと大変ですよね。
ユニットが小さいバックロードホーンの低音再生は
難しいってネットに書いてありました。
ダブルバスレフ方式がやっぱり良いと思いますよー
Posted by Z at 2013年04月10日 22:31
記事中には悪いところばかり書きましたが、いい所もあるんですよ。
ピアノの高中音域、管楽器の音、ボーカル等はかなりリアルで、これは多分バスレフ系には出せない美点だと思います。
高音の曇りと中音の共鳴は簡単に解決しそうなんで、今一番の問題はエンクロージャーが小さいための低音の薄さだけですね~
でも大きい箱を使っちゃうとPCオーディオ用の小型スピーカーという大前提が崩れちゃうので、もう少し頑張って弄ってイコライザーの要らないスピーカーを目指します。
例えるなら、ZさんのJBL4312がボブサップだとしたら、これはチンゲの生えかけた中学生・・(しつこいってか(笑))
ピアノの高中音域、管楽器の音、ボーカル等はかなりリアルで、これは多分バスレフ系には出せない美点だと思います。
高音の曇りと中音の共鳴は簡単に解決しそうなんで、今一番の問題はエンクロージャーが小さいための低音の薄さだけですね~
でも大きい箱を使っちゃうとPCオーディオ用の小型スピーカーという大前提が崩れちゃうので、もう少し頑張って弄ってイコライザーの要らないスピーカーを目指します。
例えるなら、ZさんのJBL4312がボブサップだとしたら、これはチンゲの生えかけた中学生・・(しつこいってか(笑))
Posted by ROY
at 2013年04月10日 23:25

P800Kでは今ひとつでしたか・・・。FF85WKが上手くいくと良いですね。
FostexではFE83Enがバックロード・バスレフ双方向き、FF85WKはバスレフ専用とされていますが、8cm系ユニットの中ではFF85WKのQ0が最も低い(P800K:0.99、Fe83En:0.84、FF85WK:0.55)ので、バックロードホーンとの相性は意外と良いかもしれません。
またのレポート、楽しみにしております!
FostexではFE83Enがバックロード・バスレフ双方向き、FF85WKはバスレフ専用とされていますが、8cm系ユニットの中ではFF85WKのQ0が最も低い(P800K:0.99、Fe83En:0.84、FF85WK:0.55)ので、バックロードホーンとの相性は意外と良いかもしれません。
またのレポート、楽しみにしております!
Posted by D100 at 2013年04月11日 16:16
今頃、何を聞いても、昔のチャカチャカ音が聞けない耳になった
Gさん八ちゃんですが、今日仕事がエディオンであったので、
オーディオの階に行っていい音だなと思って、値段を見ると
スピーカーが230万で組み合わせ金額は430万でした。
このセットって私が1年で家に持って帰るお金より遥か
多いのですよ!(涙)
Gさん八ちゃんですが、今日仕事がエディオンであったので、
オーディオの階に行っていい音だなと思って、値段を見ると
スピーカーが230万で組み合わせ金額は430万でした。
このセットって私が1年で家に持って帰るお金より遥か
多いのですよ!(涙)
Posted by 八ちゃん at 2013年04月11日 20:19
D100さん
FF85WKのQ値はどこにものってなかったので知りませんでした(笑)
なかなか優秀そうでキレのある低音が出てきそうですね~
近所迷惑を顧みず鳴らしているP800Kですが、エージングが進んだのか、ピアノの低音が良くなって来ました。
今までKAWAIのアップライトの音だったのが今日はちゃんとスタインウェイに聴こえます。
でも昨日注文しちゃったし、換装するぞー
FF85WKのQ値はどこにものってなかったので知りませんでした(笑)
なかなか優秀そうでキレのある低音が出てきそうですね~
近所迷惑を顧みず鳴らしているP800Kですが、エージングが進んだのか、ピアノの低音が良くなって来ました。
今までKAWAIのアップライトの音だったのが今日はちゃんとスタインウェイに聴こえます。
でも昨日注文しちゃったし、換装するぞー
Posted by ROY
at 2013年04月11日 21:17

八ちゃん
上を見ればキリがないですが、ワタシの場合は上見てもしかたがないので底辺層の中でほんの少しだけ上を目指してます(笑)
でもこれ、総額1万ちょっととは思えないコストパフォーマンスですよ。
貧乏耳のワタシはちょっと感動しました。
メイン機に使えるようなもう少し大きいのが欲しくなって来ました(汗)
上を見ればキリがないですが、ワタシの場合は上見てもしかたがないので底辺層の中でほんの少しだけ上を目指してます(笑)
でもこれ、総額1万ちょっととは思えないコストパフォーマンスですよ。
貧乏耳のワタシはちょっと感動しました。
メイン機に使えるようなもう少し大きいのが欲しくなって来ました(汗)
Posted by ROY
at 2013年04月11日 21:24

FF85WKとの相性、上手く合うといいですね!
換装の感想(笑)、楽しみにしております。
換装の感想(笑)、楽しみにしております。
Posted by D100 at 2013年04月18日 09:32
D100さん
今塗装が未完成なのでまだチェックできてません。
一回目のスプレー掛けの後サンドペーパーを掛けた所です。
完成してユニットを換装したらまたレポしますね。
今塗装が未完成なのでまだチェックできてません。
一回目のスプレー掛けの後サンドペーパーを掛けた所です。
完成してユニットを換装したらまたレポしますね。
Posted by ROY
at 2013年04月20日 21:02

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