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2023年01月29日

今年の目標が否応なしに決まる

あけましておめでとうございます~
前回のブログから大穴を空けてしまいましたが(笑)今年もよろしくお願い致します。
穴空けたのは、別に死んでしまったとか大病を患ったとかそういう事ではなくて、単にサボっていただけなのです。
数年前から最低一ヶ月に一度は更新しようと思っててボチボチと続けていたのですが、やっぱその「月に一度は」というのにほんのちょっとした義務感を感じていたらしく、それが積もり積もって少しずつ重ーくなっていたのでしょう。
「あー今月も月末だな、なんか書くか、でもネタもねーし、ま今月はいっか」
と思ってしまってサボったその後ズルズルと現在に至るわけです。
やっぱナニゴトも義務とか責任とかを感じてしまうとあまり楽しくないもので、これからは書きたいテーマがある時だけゆる~く更新していこうと思っとります。

えー、今年は年始早々にアジ釣りに行ってみた。
近所の埠頭の横に防波堤みたいなのが伸びてて、海側のその下には巨大な石が平らに敷き詰められた石畳のような空間が広がっている場所がある。
石畳の先っちょの海に面したところにはなぜかナトリウム灯のようなオレンジ色の常夜灯が一本あって海面を照らしており、夜のアジングにはなんとも都合の良さそうな場所だ。
防波堤から石畳までの高さは10mちょいあるんだけど、その防波堤のすぐ下にでっかいテトラが斜めに積まれていて降りようと思えば降りれるようになっている。
その近所を通るたびにちょくちょく見に行っては「夜あそこでやったら釣れるやろなー」と思いつつも今まで一度も降りたことはなかったんだけど、年始早々に意を決して(大袈裟)そこにアジングに行くことにした。


用意していたジグヘッド

当日は22時過ぎてから家で軽〜く用意して、クルマで10分ほどの現場へ到着。
荷物が多いとアレなので、ロッドとリールは1セット、ワームをセットしたジグヘッドを10本ほど入れたケースをポケットに入れ、ビニール袋と洗車タオルを入れた折りたたみバケツを持ってテトラを降り始めた。
と、降り始めたはいいんだけど、若い頃なら難なく降りれそうなテトラにかなーり苦労する。
その時履いてたのが硬質スポンジのクロックスみたいなスリッパだったのも悪かったんだろう、「片足を伸ばして1m先のあそこに足をつけばいいんだ」とは思いつつ、若い頃とは違ってそれをやるとバランスを保って立っていられる自信が全くない(笑)
テトラの隙間から下を見ると石畳まではまだ5mほどの高さがあるのでバランスを崩してコケるとタダではすまないだろう。
結局、歳相応の安全策を採用してかなり回りくどい降り方でやっと石畳まで降りてアジングを開始した。

・・のだけど、全く釣れない。
よく見るとどうも少し前まで先客がいたらしくバケツで水をかけた跡があり、スレてるのか全部釣られちゃったのかもしれない。
ワタシの後ろにはどこから来たのかネコ2匹が行儀よくお座りして待っている。
きっとこのネコたちは釣り人が来ると毎回こうして後ろに座り、釣れた魚をくれるのを待っているのだろう。
ネコたちの期待に満ちた目が申し訳なく「ゴメンゴメンすぐ釣るからな〜」と小声で謝りつつ焦ってジグヘッドをキャストするが、それからも全く音沙汰なし。
埠頭の際を攻めてみようと思ってスレスレを狙ってキャストすると、距離感が狂ってジグヘッドがカキ殻に引っかかって取れなくなってしまった。
よほどガッチリかかってしまったのかビクともしねぇ。
10mほど向こうの壁に向かってラインが綺麗なカテナリー曲線を描いて垂れ下がっている。
あ、カテナリー曲線というのは均一な重さのロープを二点間で吊り下げた時に出来る曲線のことで、それを教わった数学教師の東北訛りの言葉をリアルに思い出したのだった。
「カテェナリー!」と、何故か絶叫に近い言葉で説明するヒトであった。
この数学教師はイントネーションもかなり変なヒトだったので、その分喋る音声が記憶に鮮明に残っている。
お国訛りもいい所があるもんだ。
当時既にだいぶんお年を召されていた方なのでおそらくもうこの世にはいまい。
ああ先生、先生に教わったカテナリー曲線はオイラの人生に一度も役に立ったことはないけれど、先生の教えは今こんな所に無駄に生きています、どうか迷わず成仏して下さい。
と、もし生きてたらぶん殴られそうな事を思いつつ、もう諦めて撤収することにした。
後ろを見るとネコたちももういない。
おそらく二匹で相談して「コイツはヘタクソだから待ってても駄目ニャ、もう帰るニャ」という結論に達したのだろう。
アジも釣れずネコにも見放されたワタシは荷物をまとめてテトラに登り始めた。
一般的に、登るのは降りるより簡単なはずだが、なんせ履いてるのがスリッパなので、ヘタすると脱げそうになって足に力が入れられない。片手には荷物を持ってるのでなおさらだ。
うーむ困った、これは降りたルートでは登れないぞ。
仕方がないので一旦降りて、下からテトラ全体を俯瞰し登攀ルートを模索する。
フィッツ・ロイに挑戦する前の山野井泰史の如く慎重にルートを選定し、ゼーハー言いつつやっと防波堤上までの単独無酸素登頂に成功した。

家に帰って「もうあそこには行かねー、釣れもしねーし」とか思いつつやさぐれて酒飲んで寝たんだけど、問題は翌日に起こった。
朝目が覚めてトイレに行こうとすると、足が強烈な筋肉痛になっててアイタタ状態。
右足は足を曲げる方向に力を入れるとフトモモの裏側のスジに激痛が走るし、左足は右方向に足払いを掛けるように動かすとフトモモの右側が超痛い。
歩くのも苦労する有り様だ。
普段全く使わない部分を酷使したためもあるんだろうケド、どうも自分が思う以上に体が鈍っていたようだ。

いやー、歳取るってヤですね。
ということで、今年初期の目標は体力づくりに決定しました。


Never Turnin' Back / Bruce Hibbard
  

Posted by ROY at 19:25Comments(4)釣行記録

2019年09月22日

宇和海秋イカ今季初エギング

こんちわ。

最近ベランダに来るスズメ達のために撒いている玄米があんまり減ってないなーと思ってたら、よーく考えると今は田んぼの米が実って収穫の時期なんすね。
おそらくスズメ達はそっちに行って腹いっぱい食べているんでありましょう。
まるで扶養家族を育て終わって、楽にはなったけどちょっと寂しい親心・・みたいな日曜日の午前中、みなさんいかがお過ごしでしょうか。


9月だ9月だやっと9月だー。というコトで、9月と言えば宇和海で秋イカシーズンが開幕する時期。
ちょっと前から9月になったらエギングに行こうと思ってたんですが、悪天候やらヤボ用やらが重なってなんやかんやで行くようにはならず、9/11の水曜日にやっと行ってまいりました。
てか今はもう9月も下旬だもんな。
釣り行くのも遅いなら書くのも遅いと言う亀記事ですんません。

今回はいつもの貸しボートではなくて、自分のゴムボートにした。
この時期に貸しボートを借りると「小さいうちから釣っちゃダメだろ」みたいな事をブチブチ言われるので、めんどくさいけど久々に自分のゴムボを出すことに。
しかしこのゴムボも使ってないよなぁ。買ってから一年に一回のペースでしか使ってないわ。
もう少し準備と撤収が簡単だったらもっと使うんだけどなぁ。

出船場所は、いつも貸しボートで釣ってる海域の端っこにある漁港。
そこから岸沿いに1kmほど走った所に鉄板ポイントがあるので、とりあえずそこに一番乗りするつもりだ。
今の季節はまだイカが居つきの時期で浅場に固まっており、とにかくスレやすいのでポイントに一番乗りできなければ釣果は期待できない。絶対一番乗りするぞー、夜明け前の空が明るくなり始めた頃に出船できれば多分一番乗りできるはず。
・・・という皮算用で、午前2時頃松山を出発した。
出船場所に着いたのが4時くらい。
クルマをスロープの上に停めて、ヘッドライトで照らしつつゴムボートの準備をした。
ボートをポンプで膨らませ、ドーリーつけて船外機つけて・・・
急いでやったつもりだったのだけど、この状態になるまでに30分かかった



その後、船外機に給油して、予備タンクにもガソリン入れて、道具を入れてロッドもすぐ釣れる状態にして・・・



ここまでにさらに30分。
東の空がじわじわと明るくなってきた。
海に出てからエンジンが不調だといけないのでエンジンをかけてみる。
バルブを開けてチョーク引いて、最初は10回くらいスターターを引いたけどエンジン始動も確認。
その10分後くらいに海面が見える明るさになったのでスロープからボートを出した。
時間に余裕があるように行動したつもりだったのだけど、ワリと夜明けギリギリの時間だった。
まだ慣れないせいか、全ての準備ができるのに結局1時間くらいかかってしまうんだよなあ。
オールで少し漕ぎ出してドーリーを上げ、エンジンをかける。
1分くらいチョーク引いたままアイドリングしてエンジンを暖めた後、さて急いでポイントまで行くぞ、とアクセルを開けた途端にエンストした。

え?
またエンジンをかけてアクセルをひねるとエンスト。
何度やってもエンスト。
どうもアクセルを1/3以上開けるとエンストするみたい。
この船外機も長い間ほったらかしだったので、キャブレターのメインジェットが詰まっているっぽい。
でっかい船外機だったらキャブじゃなく燃料噴射なので詰まる心配はほぼないんだけど、この手のちんけな船外機はいまだにキャブなのでほったらかしでガソリンが劣化したらどうしても詰まる。
さて、どうしたもんかいなー、このまま出るか帰るか。
心情的にはここまで来て苦労して準備したのにこれで帰る訳にはいかない。
危ないからホントは帰った方がいいんだけどさ。
色々船外機をいじくってるうちに、チョークを引いてるとアクセルを2/3くらいまで開けてもエンストしない事を発見し、チョークを半分引いた状態でポイントに向かうことにした。
普通はチョーク引いたままだと燃調が濃くなって冷却に問題が出るんだけど、たぶんジェットの詰まりだからチョーク引いてても燃調は濃くならんだろ、というアバウトな判断。

全開にできないので速度は人間が歩くよりちょっと早い程度。たぶん時速5キロくらいのスピードだ。
エンジンが止まる不安を感じつつ、じわじわと移動し続け、やっとポイントに着いた。
ポイントに着き、アンカーの準備をしていると、エギングらしき地元のボートが猛スピードでこちらに向かってくるのが見えた。
アンカーを固定し終わってロッドを持つと、そのボートはやっぱりエギングだったらしく少し離れた所で3人くらいがエギを投げ始めた。
あぶねーあぶねー、到着するのが2~3分遅れていたらこのポイントには入れなかっただろうな~、なんてほくそ笑みつつこっちも釣り開始。




しかし、何も釣れない。
え?何で何で?、この時期にここにイカがいなかったらどこにもおらへんやん・・・
合計30投程周囲に投げるが釣れるどころか一杯のチェイスすらない。
しつこく1時間ほど粘ったのだけど全く気配がないのであきらめた。
次に、50mほど離れた別のポイントに行くが、ここでも無反応。
ありえねぇ。
アンカーを下ろしたまま休憩して周囲を見てると、湾の奥の方の渦を巻いてる所にイカの吐いた墨がたまっていた。
朝一に来てアレがあるということは、夜中に地元ボートが来て釣りまくってるモノと思われる。
道理で釣れない訳だよ。

うーむ、ということは、どこに行くべきなんだろう?
プレジャーボートがアンカリングしそうにない場所は・・
沖に浮かぶ島の浅瀬に行けば手つかずの場所があるのは確実だろうが、2馬力のゴムボでしかもエンジンが不調なので行けるワケがない。
悔しいけどもう帰ることにした。
スロープに帰るまでの途中にある4流ポイントに何度かアンカリングし、やっと4杯を釣ってこの日は終了。
これなら岸からランガンした方が確実に良かったよ。



しかし船外機のキャブの詰まりどうすっかな。
分解清掃するのもめんどいし、キャブクリーナーで掃除してみっか。
9月中にもう一回くらいいかないとな。


釣果


もうジップロックから出す気もおこらん(笑)

アオリイカ 4杯 (胴長10~15cm)



September / Earth Wind and Fire

  

Posted by ROY at 10:21Comments(8)釣行記録

2019年05月08日

久しぶりの岸からの釣り

こんちわ。

このブログも釣りがメインみたいなお題目になってるくせに釣りの話があんましないので、少々ムリヤリ気味に釣りの話題でも書いてみようと思います。

えー、5/5に佐田岬でエギングとショアラバをやってきました。
10連休のGW中に帰省していたムスコが5/5に鹿児島に帰ることになったんだけど、飛行機のチケットが取れずフネと電車の合わせ技で帰ることに。
んで、松山から佐田岬の九四国道フェリーの乗り場までクルマで送って行ったんだけど、そのついでにちょこっと釣り。


5/5の午前5時ごろ、嫁コドモ犬の家族全員を乗せて松山を出発し、佐田岬に向かった。
到着したのが午前7時くらい、そこからムスコをフェリー乗り場に送り出してオトーサンはそそくさと堤防に移動した。



堤防の一番先っちょでやろうと思っていたのだけど、GW中のせいか既に人が沢山いて、入る隙間がなさそうだったので、堤防の中ほどに上がって釣り開始。
今回やったのは春イカ狙いのエギングと、乗っ込みマダイ狙いのショアラバだったんだけど、よーく考えるとどっちも時期的には激しくビミョーな時期だった。
佐田岬近辺ではエギングには少々遅いしショアラバには少々早い。
まんず釣れねーべや、と思いつつ、まずエギを投げる。
予想通り、20投ほどしたけどかすりもせず、またイカの気配も全く感じられなかったのでエギング終了。
次はショアラバ。
これも20投ほどしたけど、釣れたのは50cmくらいのエソ一匹のみで、心が折れて終了。
まぁついでの釣りなので仕方あんめー。
2時間弱ほど粘ったけど、結局クーラーボックスは空で帰りますた。


Miss you like crazy / Natalie Cole

  

Posted by ROY at 17:59Comments(6)釣行記録

2019年02月12日

やっと初釣り

締め切った窓の外にスズメ達が騒々しくエサを食べに来ている午前7時半、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さっき、プリンタのインクが切れたので交換してたら、どうも容器を押さえすぎてしまったらしくインクがボトボトと靴下の上に落下。
あー、もうこれ絶対取れないだろうなぁ。

しかしインクジェットプリンタのインクって高すぎると思いませんか?
ワタシが使ってるのはキャノンMG6130という古いインクジェットの複合機なんですが、このインクを純正品で1セット買うと5000円位もしてしまいます。
たかがインクに5000円ですよ5000円。
A4用紙を普通に使って半分の250枚くらいしか印刷できないのに5000円ってのはどうなのよ。
3回ほど純正インクを交換したら新品のプリンタが買えちゃうレベル(笑)

まぁ、プリンタ本体は赤字で安く売って消耗品のインクで回収する、というビジネスモデルになってるんだろうけど、その消耗品がレーザープリンタより高くつくってのがどうにも納得いきません。
なので、かなり前から通販で売ってる1セット500円くらいの互換インクを使っているワケですが、これがもー全く問題なく使えてて、今までに15~20セットは互換インクを買ってるかな。

この手の互換インクはメーカーの方も嫌っているらしく、インクタンク自体にICチップを埋め込んで純正品しか使えないようにしているワケですが、純正品しか使っちゃダメというのに法的根拠は全くないのでリバースエンジニアリングも複製品を作るのもやり放題という、メーカーにとっては自分の撒いた撒きビシを踏んでいるような状態(笑)
ただ、このインクタンクに埋め込まれている純正ICチップの内容はどんどん変化していて、発売からある程度経ったプリンタでないと互換インクが正常に使えない事が結構あるようです。
ワタシが今使ってるプリンタが壊れて最新機種に買い換えたら互換インクが使えなくなるのはほぼ確実なので、どうしようかと考えてしまいます。
壊れる前から一台新品を買っといて、しっかりした互換インクが出てくるまで寝かしといた方がいいのかもしれないっすね。
プリンタ本体は安いもんだしね。


・・・あ、また余計な前置きを書いてしまった(汗)
釣りの話だった(汗)

えー、もうだいぶ前の話になりますが、2/2に初釣りに行ってまいりました。
今回のツレはN岡さん。
最初はやっちゃんとN岡さんと俺の三人で行く予定だったのだけれど、やっちゃんが車のオートエントリーキーをストーブの上で溶かしてしまったとかで、車がつかえず、かといって社用車を使うのも真面目なやっちゃんとしては気が引けるとのことで、やっちゃんは不参加、N岡さんと二人での釣行になった。
前日の天気予報では風が6-7mあるとのことで、直前まで迷ったのだけど、この時期はなかなか行く機会もないので少々強行気味に出船を決定。

当日の朝、ややN岡さんが遅刻して7:30頃出船。

まず最初は湾の外に出てタイラバでもやっか、と思っていたのだけど、やはり風が強くて白波が立っている。
まぁ波の方は無理すればイケるけど、風が強いのでボートが流されて釣りにならないだろうってコトで、やや風裏になっている岸近くでコウイカ釣りをする。
ワタシは正直コウイカは好きじゃないので(捌くの面倒だし食うトコ少ないしね)コウイカ大好きなN岡さんに頑張っていただく。
飽きたので1時間くらいボート屋に戻って休憩し、再出船。
湾の外をチェックしてみるがやっぱり風が強いので、結局10時くらいまでコウイカポイントで過ごした。
その後、やや風が収まってきたのでやっとタイラバポイントへ行く。


完全防備のN岡さん

そこで結構粘ったが、風で流されるのでスゲー釣りにくい。
シーアンカーでもあれば釣りになっただろうが、深い場所では底が取れないので浅場ばかり流す。
そのポイントでは結局チャリコ一枚釣って移動。

養殖脱走兵メインの場所でオミヤゲ確保を目指すが、なんも釣れず。
今日はこれくらいで勘弁してやっか、という事で撤収した。
いやー、やっぱもう少し穏やかな日に行かないとダメっすね。



お持ち帰り

モンゴウ3
シリヤケ1
チャリコ1







Cleopatra's Dream / Bud Powell


  

Posted by ROY at 07:57Comments(10)釣行記録

2018年10月11日

瀬戸内海側の秋イカチェック

いやーやっと台風が通り過ぎましたね。
松山ではシトシトシトシトと雨が降っている午前5時。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

連休明けの10/9(tue)、所用で大洲に行ったついでに長浜~双海の海岸でエギ投げてきた。
長浜から双海までの海岸線にはチョコチョコと漁港や降りることができるテトラがあり、去年墨跡があるのを確認していたので、チェックしようしようと思っていたのだけど、去年は結局一度もチェックできず。
この日、大洲に行くついでにやっとチェック。



アベレージサイズがこのくらい。
やっぱ宇和海と比べると2回りほど成長が遅いよなぁ。
昔はこの海岸線には秋イカはほとんどいなかったんだけど、海水温の上昇のせいかチョボチョボ釣れるようになってきているみたい。



2時間ほどかけ3か所をランガンして釣果はこんだけ。
数が少ないので小さいのも容赦なくキープ m(_ _)m



Lost In The Hurrah / Marc Jordan

  

Posted by ROY at 05:32Comments(10)釣行記録

2018年09月29日

今年一番の貧果(笑)

9/28(金)に釣り行ってきた。
最近釣りの予定を立てていると必ずと言っていいほど悪天候に邪魔されて行けない。
これはカミサマの嫌がらせではなかろうかと思うくらいに釣りの予定を立てている日は天候が悪い。
よーし、そっちがその気ならあらかじめ予定は立てずに天気のいい日にサボって釣りに行ってやろうではないの。
と、虎視眈々と狙っていたのだけど、金曜が釣り場付近がピンポイントで風がない事がわかり、前日の木曜にボートを予約して一人で釣りに行ってきた。

予約したのは由良半島南側にある某貸しボート屋なのだけど、ここはボートの貸しかたにある特徴があるのを忘れてて、夜明け前に現着して夜明けと同時に一番乗りで出船。
ある特徴、というのは、ここは店主がケチなのかどうなのかしらないけど、客が来た順番に一番ボロいボートから割り当てていくというもので、ここでは何度か借りているのだけど見ていると毎回必ず一番ボロいボートから客に割り当てている。
この日、その貸し方の特徴を忘れて一番乗りしたワタシが割り当てられたのは、船体は細身でボロボロ、排水溝の蓋がなく、船外機はふるーい2スト9.9馬力のセルなし、というやはり一番ボロいボートだった(笑)



まず最初に沖にポツンと張り出した根に行って、小型青物を狙った。
第1投目、数回巻いた所で何か結構な手ごたえの魚がかかる。
ロッドが弱すぎてバット部が折れそうだ。
このとき使っていたタックルは、ティップが折れてガイドをつけなおしたエギングロッドにリーダー4号PE1.5号を巻いた3000番のスピニングリール。ジグはダイソーの40gジグをに自作フックをセットしたもの。
30cmくらいの小型青物を想定してのタックルだったのだが、ラインはいいとしてロッドがやはり弱い。
所詮はエギングロッドだ、何度もドラグを何度も出しながら寄ってきたのは・・・巨大なダツだった。
即座にリリースして第2投目。
今度は何かプルプルとした手ごたえで、20cmくらいのサバかソーダの感触。
うわーちいせぇー、おまえじゃねーよー、とつぶやきつつ巻いてたら、急にドスンとした手ごたえがあり、ジグについてた魚を何かが食った模様。
ドラグ出っ放しでどうしようもないのでロッドを寝かせてドラグを締めてしばらくやり取りしてたら「プッツン」とリーダーの上からPEが切れた。

「しゃー、今日はうねりが凄いけどめっちゃ魚おるやんけー。」

ほくそ笑みつつ、リーダーをゆれるボートの上でなんとか結びなおし、新しいダイソージグをつけて準備完了。

 3投目、シーン
 4投目、シーン

 ・・・・・・

 20投目、シーン

ついに心が折れた。
リーダー結びにモタモタしている間に反応が全くなくなっていた。

切り替えの早いワタシは即座に根魚狙いに方針転換し、タイラバロッドにダイソージグをつけて底まで下ろす。
底付近をスロジグっぽくちょこちょやってると釣れるには釣れる。
しかし全部カサゴだ。
カサゴでも30cm以上あれば持って帰るのだけど、20cmくらいのヤツばかり釣れる。
このサイズは刺身にはできないし煮付けにしても食うトコないんだよな。
結局カサゴは全部リリース。
クーラーボックスは空のまま沖の根を諦めて今度は岸近くにエギングをしに行く。

切り替えの早いワタシは、「魚がダメならイカを釣ればいいじゃなーい」と涙目で思いつつ、沿岸部まで戻ってみた。
この日の天気予報は、釣り場付近でのみピンポイントで風がなく、半径20キロ以遠では南からの暴風という不思議な天候だったのだけど、沿岸に戻るまでその影響がこんだけ強いとは思わなかった。
南からのうねりがモロに当たる場所は東映映画のオープニングを思わせるような3~5mの白い砕け波が立ち、浅い瀬の上をうねりが通過している場所では増幅されて、映画「ビッグ・ウェンズデー」みたいなチューブができている場所もある。




写真じゃ大したことないように見えるけど、チューブの直径は1mくらい。

まぁ、遊んでないで仕事しろというカミサマからのありがたいメッセージなのかもしれない。

今のイカは大抵が岸寄りの浅場(水深3mまでの場所)にいるので、こんな状態じゃ釣りにならない。
なんとかうねりが直撃しない場所を探してエギングを開始するが、やっぱり浅場はうねりの影響で濁っている。
結局なんとか探した2か所でエギを投げ、11時ごろに心が折れてこの日の釣りは終了。



【釣果】

ダツ(リリース)
カサゴ多数(リリース
アオリイカ×4(最大胴長19cm)

寂しかったので釣果写真はナシ。



The Hurt / Kalapana

  

Posted by ROY at 23:24Comments(8)釣行記録

2018年07月23日

日本海でケンサキ&イサキ釣り

先日、日本海まで釣りに行ってきた。

7/20(金)の午前中に松山~広島のフェリーに乗船。
宇品に昼頃到着後、半ドンの仕事を上がった酒ちゃんと合流してそのまま島根の日本海へ直行。

漁港について出船準備が終わり、出船したのは17時前くらいだったろうか、まずは沖のイサキポイントに向かった。
この日は風もなく海はベタ凪で、まぁそれはいいんだけど、風がないためにすんごい暑い。
ポイント到着後、汗をダラダラ流しながら投げまくる。
ワタシは持参の小さめのバイブレーションで酒ちゃんはメタルマルの小さいやつ。
持ってきたバイブは小さめとはいえ酒ちゃんのメタルマルに比べるとシルエットがだいぶ大きくて「こりゃ失敗したかな~」と思ってるうちに酒ちゃんヒット。
釣り上げたのは40cmくらいの型のいいイサキだった。
正直なところ、イサキにはちょっと時期が遅いという事もあり、ホゲるかもしれないと割と本気で思っていたので(笑)釣れそうもない大きいバイブでもいいかと思ってやってたんだけど、目の前で釣れるのを見て「うわ、ほんとに釣れるんだ~」とビックリ。
そんで、貸してもらったメタルマルに即座に付け替えた。
それから色々レンジを変えリトリーブスピードを変え色々トライするんだけど、アタリは数回あったものの何故だかワタシにはフッキングしない。
やっとこさイサキっぽい何かを掛けて手ごたえを感じつつ上げてみると、イサキはイサキでも紋付イサキだった。
それからしばらく粘ったが、結局イサキ(本物のイサキ)は酒ちゃんが釣った一匹のみ。
イサキ以外の釣果は、酒ちゃんが豆ヒラと大サバ(酒ちゃんブログ参照)、浮気してミニジグを下していたワタシにアコウ2匹(一匹リリース)とヤズ(リリース)と豆ヒラという釣果。
少しだけどよーんとした雰囲気の中、日が落ちたところでイサキはゲームオーバーとなった。

さーて、気を取り直して次は本日のメインイベントのイカ釣りだ。
ボートの航海灯をつけて湾口のイカポイントまで移動した。
40gちょいのメタルスッテと3号浮きスッテを一本枝につけた標準的なイカメタル仕掛けをタックルにセットしての第一投目、底から探り上げてくるといきなりのヒット。
胴長25cmほどのまぁまぁサイズのイカだった。
続いて2投目も難なくヒット。
おおすげぇ、ホントに釣れるぅぅ!
ダブルになったり胴長40cmくらいの大物も交じる。
それからもずっと、下せば大体釣れるという状況が続いた。
今回ワタシはイカを入れるために5Lの容積の大きめのタッパーをクーラーボックスの中に入れてたんだけど、それが2.8杯分くらいのイカを釣った。
タッパーが5Lの容積だから、イカの総重量は14キロくらいだろうか、数はおよそ60杯くらいでワタシ的には文句なしの大漁だ。
その後、23時頃にアタリがややなくなった頃合いを見て納竿となった。
いやーよく釣れた。
この辺の海底はイカ絨毯状態なんじゃなかろうか。

港でボートの後始末をした後、立ちションをしながらフト空を見上げると、すげー星の数だ。
天の川がいつもより巨大に見え、中央部に走る暗いガス雲の線までも肉眼でハッキリと見える。
「うわー、ここに三脚と赤道儀と一眼レフがあったらなぁ・・・」と一瞬思ったが、今回はそんなもん持ってくる余裕はそもそもなかったんだった(笑)
でもすっげーキレイ。あんな場所が松山の近くにあったらなぁ。

クルマの中で数時間仮眠して、夜明けとともに広島港まで送ってもらった。
港でゴロゴロキャリーにクーラーボックスと道具入れを縛り付けた後、一抹の不安がよぎる。
キャリーがやたらと重いのだ。
イカが14キロに魚が5キロくらい、それに氷が入ってるからクーラーボックスの重さは25kgくらいになっていて、さらに道具入れとキャリー重量が加わって35kgくらいになっている模様。
しかも片手はロッドと着替えと長靴を持ってふさがってるのでキャリーは片手で持たねばならない。
これ乗船場の階段登れるんかいな?と思ったけど、想像通り持ち上げると階段を上がるのは困難で、結局港の人に手伝ってもらった。


いやー久しぶりに面白かったっす。
酒ちゃん、今回も何から何まで面倒見ていただいて、どうもありがとうございましたm(_ _)m

酒ちゃんと同行するのは過去に愛媛2回広島1回山陰1回で、今回で計5回目になるのだけど、実は今まで一度も釣果に恵まれた事がなかった(笑)
誘った側がお互い鉄板であろうと思っていたターゲットが悉くホゲに近い貧果、というのが連続していたので、こここれはもしかして俗にいう「相性が悪い」という奴なのでは?
とひそかに思っていた。
そんな「一緒に釣りに行くと釣れない」というジンクス説が結構強固に意識にあったのだけど、今回の釣行でやっとそれが払拭できたような気がする(笑)


お持ち帰り




ケンサキ×60くらい
イサキ×1  (紋がついてるやつだけど)
ヒラマサ×1 (50cmくらいの小さいのだけど)
アコウ×1  (カサゴみたいなサイズだけど)

釣果の写真を撮影後、近所に配りまくってからイカと豆ヒラの刺身作り、ビールのんで爆睡。
豆ヒラは懸念していた虫もいなくてウマウマでした。
ぷーちゃん(コーギー♀10歳)にもヒラマサの刺身を1/6くらいあげたのだけど、おいしかったみたいでバクバクと完食。


Happy Hour / Chuck Loeb

  

Posted by ROY at 13:44Comments(6)釣行記録

2017年11月21日

荒天の合間の平日釣行

えー、またまたカメ更新になりますが、先週金曜日に貸しボートで宇和海に浮かんできました。

しかし今年の秋は週末になると狙いすましたように天気が悪い。
土日に天気がいい日を待ってたらいつまで経っても釣りに行けないので、またもや平日釣行。
今回の同乗者はやっちゃん。
11月に入ってそろそろカワハギも釣れ始める頃だろうというコトで、エギング・タイラバ・カワハギくらいの予定で準備してもらって、7時前に北灘湾に出船した。




まず最初はエギング。
もうそろそろ秋イカも終了の時期なので数は期待できないけど、とりあえずいつものポイントに行ってみる、が、予想通りイカは渋い。
岸側で三か所くらいでやって、その後竹ケ島まで行ってみたんだけど、結局イカは5杯で終了。
もうどこかの深場に集結してるんだろう。

次はタイラバをしに、やや沖目のポイントへ。
5分ほど走ってポイントについてみたら、一番のポイントに地元のフネがアンカリングしてズボ釣りをやっている。
ベストの位置で流し釣りをするとぶつかる位置なので、釣りにくくてしょうがない。
ややポイントを外してそのフネの両側を5~6回流すが微妙にズレてるのか、こちらには鯛の反応は全くなし。
アンカリングした船はチョコチョコ釣れてるようだが、こちらは生命反応ゼロ。
やっぱ近くで撒き餌を使われてはどうしようもないよなぁ・・
結局ここでは、マダイはいちまいも釣れず、やっちゃんがネイリ俺がヤズを一本ずつ釣って終了。
その後脱走マダイポイントに行く。
最近は生け簀の網は破れないのだろうか。ここでも反応はゼロだった。

マダイは諦め、カワハギを釣りに行く。
いつものカワハギを釣ってた生け簀に係留して釣り始めるが、なんとカワハギも反応ゼロ。
出船前にボート屋のおっちゃんが『今年はカワハギは調子悪い、生け簀の下より岩礁帯の方がマシかも』みたいなことを言ってたので、その場所に行ってみたのだけどそこでも全く釣れやしねー。
釣れるのはベラとかカサゴとかキタマクラのみで、本命カワハギの気配は全くなし。
どうも3年ほど前からカワハギがだんだん釣れなくなってきていた気はしたが、今年に至ってはほぼ壊滅状態っぽい。

釣果が乏しいまま上がりの時刻が迫ってきたので、帰る前にもう一つの瀬に行ってタイラバをすることにした。
やっちゃんはタイラバ、俺はダイソーの40gジグを使って瀬の上をじわじわと探っていく。
三度目くらいの流しで不意に俺のロッドが海面に突き刺さった。
結構な重量感で、柔らかいタイラバロッドがぐいーんとひん曲がる。
えっちらおっちら巻いて、しばらくしてから海面に上がってきたのはなかなかいいサイズのオオモンハタだった。



この辺で釣れるオオモンハタは大体30~40cmなんだけど、こいつはオオモンハタにしてはデカい。
帰宅後に測ってみると53センチあった。
その後、イカがホゲだったやっちゃんになんとか釣ってもらおうと岸近くに移動するが、結局そのままタイムアップとなり、この日の釣りは終了。


お持ち帰り



アオリイカ×5
ヤズ×1
オオモンハタ×1

この日使ったジグ。



ダイソーの40gジグ+自作フック。
軽いので深場では使えないんだけど、30mまでの浅場でタイラバタックルを使ってミニミニスロージギングをするにはかなりいい感じ。
ダイソージグにはジグロックとジグベイトの二種類があるんだけど、ジグロックの方はややセンターバランスになっていて、本物のスロジグのようにヒラヒラとフォールする。
なによりフックやスイベルやリング類を合わせても一個当たり200円以下なんで、ビンボーなワタシにはピッタリです。


It would take a strong strong man / Rick Astley


  

Posted by ROY at 15:21Comments(12)釣行記録

2017年11月09日

三回目のゴムボ出船

まーた久しぶりの更新です(汗)

イチローがマーリンズをクビになり、松坂大輔もソフトバンクをクビになって、野球界も一つの時代の終焉を迎えたっぽい今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

しかしジーターがイチローをクビにするとは思いませんでしたねぇ。
自分のサイトであんな記事(more than 3000 )を書いてたにもかかわらず、自分がチーム編成トップになった途端にバッサリいきました。
ジーターがあの記事を書いてた頃はまだマーリンズを買収するだいぶ前で、イチローの去就に自分が関係することになるとは思っていず、世間ウケだけを狙って書いたであろうことがなんとなく想像できます。
あの記事ではイチローの事を褒めちぎっているけど、ホントは心の奥底にくすぶっていたものがあったのかもしれませんね。
そのジーター自身は40歳でヤンキースから引退し、勇退の美学みたいな事をインタビューで語ってましたから、40代の中盤になっても現役続行を表明してじわじわと自分のヒット記録に迫ってきているイチローを本音の部分では疎ましく思っていたのではないかと想像してしまいます。
また、マッティングリー監督も試合後のインタビューではイチローをべた褒めしていたのだけど、イチローの起用方法は明らかに褒めている選手のそれではありませんでした。
イチローの調子が上がってくるとスタメン起用も代打の出番も急に減る、という謎起用で、これ絶対嫌ってるよなーと思ったもんです。
今期の編成に関してもジーターはマッティングリーの意見を聞いているのは確実でしょうし、結局ジーターもマッティングリーもヤンキースOBの顔役ですからね。
おそらく、二人の結びつきは結構強く、イチローに対してのネガティブな意見も一致していたのではないかと思うワケです。
そして、チームの買収によりイチローを気に入っていたマーリンズの上層部が全員いなくなり、本音が素直に出たってところではないでしょうかね。

イチローは将来アメリカの野球殿堂に入るのは確実だと思いますが、どのチームのユニフォームを選んで野球殿堂に入ると思います?
イチローはマリナーズ → ヤンキース → マーリンズと3チームを渡り歩いてきてますが、まぁヤンキースはあんな待遇だったからないとして、選ぶならマリナーズかマーリンズ、どっちかというと自分の希望を聞いてくれたマーリンズを選ぶのではなかろうかという感じだったんですが、今回の件でその可能性はなくなり、おそらくマリナーズの選手として野球殿堂入りすることになるとワタシは思います。


うわ、長々とカンケーないコトを書いてしまった。
表題の釣りの話を・・

今週の月曜日、今年二回目のゴムボでの釣りをしてきた。
今年は10月初めくらいから天候が荒れ気味で、狙ったように週末に合わせて風が吹くのでなかなか釣りにもいけなかったんだけど、もうスケジュールの空きに天候を判断して釣りに行くのではなく、天候にスケジュールを合わせての釣行をしようってコトでの平日釣行。
「土日の天気が悪いなら、平日に行けばいいじゃなーい」
というマリー・アントワネット的な思考回路で、みんなが働いている月曜日の釣行を決めたのだった。

今回ボートを出した場所は、SMクラブ・・じゃなかったSMBクラブのひろしさんに教えてもらった場所なんで、ここに書くとメーワクがかかかるかもしれないので宇和海某所とだけ書いときます。
一緒に浮かんだのはひろしさん・シゲさん・ヤズ太郎さんと俺の計4人。

朝6時くらいに出船場所につき、それぞれ準備して別々に出船。
ゴムボはワタシ一人で、他の三人は固いボートだった。

当然のことながら準備に時間がかかって、海に出たのは一番最後だった。
まず最初は岸から少し出て、40mラインでアゴリグを使ってのティップランを試すが、反応ナッシング。
でもこれはまぁ、想定の範囲内だ。
この辺のイカはまだ深場には落ちてないのだろう。
次に岸に近寄って浅場にエギを投げてみるのだけど、それも反応はすこぶる悪い。
見れば、先に出船していたひろしさんとしげさんもエギングをやってて、二人の叩いた場所を後から正確にトレースしていたのだった。
まぁ、釣れるわけがないパターン。
沖に浮かぶ島まで行こうかと一瞬思ったが、海図上では2キロくらい離れてたのを思い出して断念。
なんせニ馬力のゴムボだからね。無理は禁物だ。
岸近くを移動しながら、水中に根がありそうな所に差し掛かると少し沖に出てタイラバとジグを落としてみるのだけど、それも反応があまりない。
ダイソーの40gジグをスロジグっぽく使ってエソとカサゴが釣れたのみ。
そんな調子で11時ごろまでやって、イカを6杯ほど釣った後にカワハギ狙いに変更。
カワハギの肝醤油でイカ刺し食うのを今シーズンはまだやってないしね。
まぁ2~3枚釣れればよかろうと養殖生簀の近くでハゲ仕掛けを落とすが、これまた異常なし。
やっぱ初めての場所はポイントがまったくわからんよね。
帰る間際に少々沖でアンカリングしていたヤズ太郎さんとひろしさんのボートに掛けさせてもらって小さなイトヨリと小さなカワハギを釣ってこの日は納竿。



お持ち帰り



アオリイカ×6
イトヨリ×1
カワハギ×2


この時期だからカワハギは肝パンだろうと思っていたのだけど、この日のカワハギは全く入ってなかった。
津島あたりならもう肝パンの時期なのだけど、海域によっても違うのかな。


change the world / eric clapton



  

Posted by ROY at 11:29Comments(12)釣行記録

2017年10月12日

平日エギング pt.2

カメ更新です(汗)

もう一週間以上前の話になるけど、10/5(木)に平日エギングパート2に行ってきた。
ホントはその前の9/30にNさんと行く事にしていたのだけど、外せないヤボ用があったのを忘れてて結局釣りには行けなかった。
天気と相談しながらまた平日に行こうと思っていた所、ちょうど木曜日が無風状態だったので出撃することに。

前回の平日一人釣行の際には、天気図を見ながら前日に貸しボート屋に予約を入れたのだけど、当日の朝、現地についてボートを出す準備をしている段になって、店主に「予約はもう少し早く入れてくれないと困る、ボートの準備もあるんだから・・●▲■・・・」と責められるように言われたので、今回は貸しボートはやめて自分のゴムボを出すことにした。

去年の夏前にゴムボを買ったはいいけど準備と撤収が面倒で、ついつい貸しボートに流れてしまってて、今まででゴムボを使ったのは一度しかない。
もう少し使わないとね(汗)
ゴムボを前回使ったのは去年の秋口の事で、ちょうど1年くらい前だ。
その時は荷物を詰め込み過ぎて身動きが取れなかったのを思い出して、今回は荷物を必要最小限にして準備。

朝6時くらいから1時間くらいかかって、出船準備完了。



今回、ドーリーのタイヤをノーパンクタイヤに交換してから初めてトランサムに装着してみたのだけど、



ドーリーを降ろした状態では、タイヤとトランサムのクリアランスは結構ギリギリの感じだ。
ジョイクラフトのLWS-6に40cmタイヤをつける場合は、トランサムに固定する金具を下ギリギリくの位置に付けとかないと、タイヤがトランサムに干渉して使えないとおもう。


7時くらいに漁港のスロープから海に出た。

まず最初は出船位置から比較的近い貸しボートでいつも行っているエギングポイントに行ってみたのだけど、そこにはすでにエギングボートが2艘いた(汗)
とりあえずその間に割って入って釣り始めたが、いいように荒らされた後だったらしく、そこでの釣果はゼロ。
やっぱ7時くらいにのんびりと出船したのでは遅いよなぁ・・
あそこに行くときは夜明けと同時に出る位でないと、他の貸しボートに先を越されるのは当然か。

しばらくやって、全く釣れそうになかったので生け簀の集団の中のポイントに移動した。
その周辺で何度もアンカーを入れなおし、やっと8杯を釣り上げた。




昼頃になって太陽が上がりジリジリと暑くなり始め、この日は帽子もサングラスも忘れてきてたので、12時前に納竿。

お持ち帰り



アオリイカ×8




最近見つけて爆笑してしまった動画
パパ犬が子犬を驚かせてしまってママ犬にこっぴどく怒られるの図(笑)



  

Posted by ROY at 17:56Comments(16)釣行記録

2017年09月21日

平日エギング

台風一過の9/20(水)にボートエギングに行ってきた。
ホントはその前の9/16(土)に同級生三人で行く予定で、それが台風の影響でキャンセルになり悶々としていたのだけど、やはりこの時期にはどーしても行かねばなるまいというコトで、一人でボートを予約しての平日釣行。


今の時期の小イカは回遊せず居つきの時期で、基本は3mくらいまでの浅場にいるんだけど、その浅場は数日前の台風で大荒れだったはずで、イカのツキ場はおそらく変わっている。
大波に洗われて壊滅してるか、移動して風裏にいるか、はたまた波を避けて深場に移動しているか全くわからない。
でも今はあんまり場所を移動しないだろうし今のサイズのイカが深場に落ちたら大きな魚にバクバク食われるだろうし、条件的に悪いのは間違いないトコロ。
どのポイントに行けばいいのだろうと少々悩みつつ、朝6時過ぎに出船してとりあえず島に向かった。

いつものポイントでアンカリングして釣り始めるが、やっぱ台風の影響なのか、この時期にしては反応がすこぶる悪い。
周辺で5回アンカーを入れなおしなから、2時間かけてやっと7杯という有様。
うーむ、これはマズイ。
どうしようか・・

今回の台風は高知あたりを中心が通過したっけ。
北半球では台風は反時計回りに風が回転するので、宇和海は北西からの強風が吹いたハズだ。
・・てことは、北西向きの場所は浅場が大波に洗われてるのでイカがいないのかも・・
という予測の元に、いつもなら行かない島の南側の三流ポイントに移動してみたら、これが的中。
エギを投げ込んで最初のフォール時に既にエギを抱いていたり、全く同じ場所にエギを投げ入れても3杯くらい連続して釣れたりして、台風の影響もなさそうだし全くスレてない。
今シーズンはまだ誰もここでやってないのではなかろうかという反応の良さだった。
結局、島の南側を総なめにして43杯を釣った。
数えながら釣ってたので、昼頃にちょうどキリのいい50杯になった所で納竿。


お持ち帰り



アオリイカ×50

  

Posted by ROY at 03:50Comments(16)釣行記録

2017年09月11日

由良半島南側で小物釣り

9/9の土曜日、また由良半島南側に行ってきた。

今回はジギングとアオリイカ。
由良半島先端の大猿小猿の付近まで行って、でっかいカンパチやブリを釣ってしまおうという魂胆だ。
海図を見てももうこの辺で釣れなけりゃどこ行っても釣れないだろってフンイキの場所。

まず朝一はオミヤゲ確保に沖の隠れ根の小物ポイントへ向かう。



ここは浅いので40gのダイソージグを投げまくる。
2投目くらいに小さいシオがヒット。
やっちゃんも同時にヤズヒット。




30分もしないうちにワタシはシオとヤズ、やっちゃんはシオ3匹ヤズ2匹とシマアジ1匹を釣り上げた。
モノは小さいけどアタリが途絶えることなく続き、このまま釣ってたらすぐにクーラー一杯になっちゃうのではなかろうかと心配し始めた頃、アタリがパッタリと途絶える。
まぁこんなもんよね~と思いつつ、まだハタ系を釣ってなかったのでそのまま一時間ほど粘ってみたが、カサゴやエソやフエフキしか釣れないので半島先端まで移動~

ついてみると、小猿の側面にはびっしりと人がへばりついていた。
もちろん全部釣り客で渡船で渡ってきた人たちだ。
大猿と小猿の間の瀬を流しながらジグを落としてみるが、海底付近は潮がやたらと速くて用意してきた130gのジグではなかなか底が取れない感じ。
ここで釣るには180g程度のジグが必要だろう。
加えて貸しボートには魚探もないので当然ベイトのいる場所もわからない。
無力感を感じ始め、青物はホゲのまま撤収~。





その後エギングをしに運河近辺まで戻り、数か所でアンカリングして成長度合いを確かめた。
3号エギで釣れたサイズは大体コロッケくらい、最大で胴長14cm。


帰りに小物ポイントに行って再度ハタを狙うがこれもスカで、朝一の期待感はどこへやら、トータルではかなりショボい釣果となってしまった。

んー、やっぱ魚探いるよねぇ、慣れてない場所だと特に。
貸しボートに付けられる魚探をそろそろ買おうかな。


お持ち帰り



シオ
ヤズ
アオリイカ×9
  

Posted by ROY at 00:14Comments(4)釣行記録

2017年08月16日

ダイソージグで7目釣り

今回は気分を変えてこの辺に行ってきた。



由良半島の南側。

よくボートを借りてるレンタルボート清家は由良半島の北側にあり、ボートで行ける範囲が狭く、由良半島まで行ったらえらいイキオイで怒られるので(笑)今回は半島の南側にある貸しボート屋に行ってきた。
メンツはIさんとNさんと俺の3人。
このエリアは友人のボートでエギングには何度か来たことあったんだけど、イカ以外を狙うのは初めてで、ポイントも全くわからないので当日まで海図と海流方向の資料を見ながらポイントの見当をつけた。

とりあえずの狙いは昼間のケンサキと根魚。
ケンサキは半島先端まで行って80mラインを流そうと思っていたのだけど、この日借りたボートはボロくてデッキからの排水穴の蓋がなかった。
走ってる時に少し波があると排水穴から海水がドバドバ入ってきてずぶ濡れになるし、また風も結構強かったので半島先端に行くのは断念し、近場の60mラインでスッテを落としてみた・・・のだが、全く釣れない(笑)
やはりテキトーな理由でテキトーに決めたポイントでそう簡単に釣れるわけもなく、ケンサキ狙いはあっさり終了。

次は根魚狙いで10mくらいの浅場をトロトロ流すが、イマイチの感じだったので沖の隠れ根近辺に移動。
ここで殆どの魚を釣った。
タイラバタックルの先にダイソーの40gジグをつけ、スロージギングっぽい釣り方だ。
釣れたのは小物だけだったけど、いろんな魚がポツポツ来て、なかなかしみじみとした釣りだったかな。
このダイソージグ、タイラバタックルで浅い岩礁帯をスロジグっぽく探るのにはちょうどいい感じだ。
なんせ安いので根掛かり上等で使えるしね。
これからタックルボックスに常備しとこう。


お持ち帰り



ネイリ(カンパチのコドモ)
ヤズ(ブリのコドモ)
アコウ
オオモンハタ
フエフキ系の何か
オジサン系の何か
カサゴ


  

Posted by ROY at 23:53Comments(8)釣行記録

2017年05月23日

初倉橋島

一泊二日で倉橋島に釣りに行ってきた。
メバルがバカスカ釣れているのを酒ちゃん師匠のブログで見て「いいなー」と連発していたら、哀れに思ったのか誘ってもらったのだった。

先週金曜の夕方松山港からフェリーに乗って、20:00に呉港到着。



酒ちゃんのクルマに拾ってもらって倉橋島に向かう。
途中のコンビニで食料と氷を買い込んで、現地に着いたのが21時頃だったろうか。
ボートを降ろし、出船準備を完了してから4人で宴会モードに突入した。
ポッキーパパさんとその連れの方(名前を失念)にビールとカレーをごちそうになり、24時くらいまでエロエロと話をしてこの日は就寝。



翌日、3時頃に股間にブルブルという振動を感じてビックリして飛び起きる。
寝る前にアラームをかけたスマホをジーンズの股間に入れていたのだった(笑)
どうしても起きたい時はこれに限る。
ヒトによっては股間をブルブルされてエロい夢を見るかもしれないけど(笑)俺の場合は経験上絶対に起きられる。

眠い目をこすりながらテントから出て、3:30頃真っ暗な中を出船。
メバルは夜明けがいいそうで、夜明けを待って出船したのでは遅いらしい。
海面はまだ真っ暗で何も見えない。こぇぇよ(笑)
隠れ根を熟知している慣れたトコロじゃないとできない技だね。
西の空には月が沈もうとしていて、月光が凪の海面に反射していてなんだか幻想的なフンイキだった。
アタマん中をグレン・ミラーの「ムーンライトセレナーデ」が流れつつ、ポイント到着。



おーし、刺身にできるようなのを10匹は釣るぞ~、と満を持して釣り開始
・・・したんだけど、あぁ何という事でしょう。
この日は全くメバルの反応はなし(笑)
夜明けまで粘ったのだけど、10cm以下のチビメバルが数匹でメバル釣り終了~
鉄板のはずのメバルが全くダメで酒ちゃん師匠もかなり意外そうだった。
まぁ自然相手の遊びだからこんなコトもあるよねぇ・・
その後キスとタイラバをするが、タイラバはホゲ、キスが19匹の釣果だった。

11:30頃浜に戻り、ボートを撤収している時に腰が「ギクッッ」となり悶絶する。
どうやらやっちまったらしい。
日頃の運動不足の賜物か。
ヒイコラしながらその後の撤収作業を手伝い、呉港まで送ってもらって愛媛に帰った。

釣果



帰った当日は大きな奴を刺身にして、翌日はキスの天ぷらを作った。
獲物が少なかったので、骨も捨てずに素揚げにして骨煎餅に。
どれも大変おいしゅうございました m(_ _)m

腰の方は今日整体に行ったんだけど、やはりギックリだったみたいでしばらくの安静を言い渡された。
まだ地味ーに痛いっす(汗)


酒ちゃん師匠、今回は何から何まで面倒を見ていただいて、どうもありがとうございました。
懲りずにまた誘ってください。
そんで、キスダービーの参加費、結局払い忘れました(汗)ごめんなさいごめんなさい。
今度絶対払います~
ポッキーパパさんとお連れの方、ビールとカレーごちそうさまでした。


  

Posted by ROY at 00:26Comments(10)釣行記録

2017年05月16日

久しぶりのショアラバ

いやー最近シゴトがヒマです(汗)
こんなことで俺の人生いいのだろうかとフト不安になるけど、まあ考えても仕方がないっす。
つか、むしろこれ幸いと久しぶりに陸釣りに行ってまいりました。

最初は酒ちゃん師匠主催のキス釣りダービーにエンターすべく、キス釣りの準備をして家を出たのだけれど、エサ買いに行く前にちょっくら近所の海岸にチェックに行ってみたところ、スゲー爆風だった(笑)
この風じゃ超ライトタックルでのキス釣りはできそうにない。
でもアタマん中は既に釣りモードに入ってるので、止めるという選択肢もない。
結局久しぶりにショアラバタックルを持って家を出た。

家から30分ほど走った波止に行き2時間ほど投げ倒したが、結局タイは釣れずアコウが1匹のみ。
やっぱ松山近郊ではダメだねぇ。
まぁ結果はアレだけど、久しぶりに投げ倒したので気が済んだかな(笑)

釣果


使ったショアラバ




Open My Eyes / Kirk Wharum

  

Posted by ROY at 06:28Comments(12)釣行記録

2016年11月28日

コペンでボート釣り

最近ついてないっす~

少し前にレガシィがローソン駐車場で当て逃げされて板金修理をするハメになり、つい先日はコペンで山走ってる時に落石をガッツリ踏んで左前タイヤがバースト。
このカネのない時期に合計10万ほどの出費となって、ヨメに内緒で秘かに企んでいた九州一周旅行を断念せざるを得なくなりました。

まあそんなこたーどうでもいいんですが、先の土曜日は、宿毛方面に岸からネイリ(カンパチのコドモ)がバカスカ釣れている漁港があるっつうのを聞いて行こうと思ってたんだけど、金曜についついヤボ用で深酒&夜更かしをしてしまって結局釣りは断念。
翌土曜日の昼前にダラダラと起きてフトGPV天気予報を見ると、なんと松山近辺から南の方まで風予測が紫一色(無風状態)じゃないっすか。
うわー、こんな凪ならヤボ用ブッチしてボート出せばよかったわーと、ちと後悔。

時刻はもう既に昼前だし遠出はできない。
なので、前からやってみたかったコトを実行に移した。
それは・・・コペンにゴムボート積んで釣りに行けるのか?というギモンの検証。
セカンドカーのダイハツコペン(旧型)は2シーターだしトランクも激狭い。



これにゴムボートと船外機と釣り具を載せて釣りに行けるのかつーのを少し前からやってみたかった。

ゴムボートといえども前回使ったジョイクラフトJBB-225とホンダBF2の組み合わせはどうやってもコペンには積めないので、今回はアキレスのEC2-521とジェイモSP-1の組み合わせだ。




釣り具はロッド1本でタイラバとジギングの準備だけの最小単位。
それにボート一式をとりあえずクルマの横に並べてみた。



これ積めるんかいな?
と一瞬思ったが、積んでみるとどうにか入った。

トランクはこんな感じ


助手席もフル活用



もう何も積めまへん。
ホントギリギリ(笑)

近所の浜に行って出船準備が完了したのが午後三時前の事だった。

オールで漕ぎ出して少し離れてからエンジンをかけ、とりあえず500mほど離れた小さい岬に向かった。
「ビィィーン」という草刈機サウンドが海上に轟きわたる。
そして、実に遅い。
速度は、スマホのGPSで測ると時速5.5キロだった。
これはオカマ風に表現すると

テコキよりわぁー、早くイケそうだけどぉー、あんまり気持ちよくないのよねー

みたいなかんじ(意味不明)

10年ほど前に動かした時はもう少し速かったような気がするんだけどなー。
まあ気のせいなんだろうな。
できるだけ前に座って腕を目いっぱい伸ばしてティラーハンドルを持つのだが、妙にスターンが沈んで速度が出ない。

今回使っている船外機、ジェイモSP-1にはトリム角調整の機構はない。
また、装着しているチューブ挟み込み式のエンジンマウントも角度があまり調整できない。
どう考えてもプロペラが上の方を向きすぎで、スターンを沈ませる方向に力がかかってしまっている。
そして、このボート(アキレスEC2-521)はキールがないので直進安定性が最悪だ。
ちょっとハンドルを回すとクルンと船体が回転してしまう。
ヨッパライのようにヨタヨタと蛇行しつつやっと目的地の岬の沖に到着。



とりあえずタイラバを投入するが、水深は15m~20mだった。
結構沖に出ているような気がしたんだけど、どうもかなり遠浅なトコロらしい。
2~3度マキマキした後、ここじゃ絶対釣れねーと思って反対方向の岬に行く事にした。
再度ヨロヨロとした航跡を書きつつ、苦労して反対側の岬に到着。
ここは海底の地形がゴツゴツなのか海面に高さ30cmほどのトゲトゲの波が立っており、流れも結構早い。
ここでもしエンジンが止まったら、泳ぎはもちろんテコキでも流れに逆らえないレベル。
岬に当たった海流が沖に出ているっぽいので、もしかすると遭難もアリかもな~。
なんて事を考えてると、ヤバい事に気づいてしまった。
なんと、ライフジャケットを忘れているではないか(汗)

こんなペラペラの浮き輪みたいなボートに乗って離岸流の上にいるにもかかわらずライフジャケットをつけていない。
ヤバい、これはヤバすぎる。
もし今チューブがバーストしたらおれ死ぬかも(汗)

だんだんと怖くなって、とっとと帰ることにした。
またヨロヨロと蛇行した航跡を描きながら無事出船位置まで帰った。
焦った~。


ボートを岸に揚げ、荷物を降ろし、水シャワーをかけて塩抜きして、乾燥するまで待って、畳んで、キャリーバッグに入れて、クルマに積んで・・・
あぁぁ、この手間さえなけりゃなぁ。


【釣果】

え?ホゲですが何か?

  

Posted by ROY at 05:35Comments(16)釣行記録

2016年11月06日

ゴムボ初出船

ゴムボで出船してきました。

以前、JBB-250とホンダニ馬力のセットを安く譲ってもらったのだけど、家に持ち帰ってチェックしてみると、エンジンはまあいいんだけど船体の方が結構ボロボロで、ドーリーもついてなかったので、結局ヤフオクでJBB-225のドーリー付きを落札。
しかし買ったはいいけど結局置くところがなくて実家に置いていたので、メンド臭くてなかなか使うようにならず、凪の日に一度は乗ろうと思いつつも半年くらい放置してたんですが、先の土曜日がベタ凪だったので、ついに初出船してまいりました。




こんな感じで準備完了。
スロープの藻に滑らないよう注意しながら海に出た。
岸から10mほど出た所でエンジンをかけて走り始めるが、やたらと遅い。
「うわ、ニ馬力エンジンってこんな遅いのか?これならジェイモ1馬力を浮き輪ボートに付けた方が速いんじゃね?」
と、遅さに衝撃を受けつつしばらく走った後、やっと気が付いた。
ドーリーを上げるのを忘れていた(汗)
海の中に手を突っ込んでドーリーを上げ、再度走り出すとさっきとはだいぶ違う。
といっても、スマホの速度計で測ると8km/h~7km/hで遅い事には変わりないんだけど、まあたったニ馬力のエンジンなんだからこれは仕方ないだろう。


燃費は結構よかった。
午前7時から午後1時まで。合計6時間海上をウロウロして使用したガソリンは合計2リットル弱。
出船前は燃費がよくわからなかったので、船外機のタンクを満タンにして予備に3リットル積んで出船したのだけど、帰港した時には予備ガソリンが2リットル残っていた。
通常の釣りなら予備ガソリンを2リットル、長距離移動する釣りでも3リットル持っていけばまず大丈夫だと思われる。
海上での燃料補給だけど、この容器は結構いい感じだった。



これは本来2スト混合燃料を作る混合容器なんだけど注ぎ口が曲がっているので全くこぼれずにうまい具合に給油できる。
これを3本積んでいけば、一日の釣行ではどんなに移動してもガス欠になる事はないだろう。


いやー、やっぱゴムボは準備と撤収が大変っすね。
まだ慣れてないというのもあると思うけど、準備と撤収に各1時間ずつほどもかかってしまった。
これからは貸しボートの予約が取れない時や、貸しボートの無い場所で釣りをしたい時に限定しての出船になると思う。


で、釣果はこんだけ(笑)




【追記】

後日気が付いたのだけど、この出船でエンジンオイルが結構減っていた。
出船前にはレベルゲージ中央にオイルの液面が来るようにしていたのだけど、ある日ふとレベルゲージを見ると全然届いていない。
少しずつオイルを入れてみると、レベルゲージ中央に達するまでに40ml入った。
ガソリン2リットル消費する間にオイルが40ml減るなんて、これもしかして中身は2ストなんじゃ?(笑)
そういえば引き取ってきてすぐにオイル交換をしたときにもレベルゲージには全然届いていなかったなー。
この調子じゃ毎回オイルを追加する必要がありそうだ。
2馬力船外機ってこんなもん?それともババを掴んだのだろうか。
  

Posted by ROY at 20:25Comments(12)釣行記録

2016年10月02日

エギング&初体験のアレ

久しぶりのブログ更新です。
皆さんお変わりありませんか?お元気でしょうか?ぼくはげんきです。

先週9/30(金)に一人でボート借りてエギングにいってきました。
私事になりますが、ここんとこ数か月ずっと嫌な事が続いていて、気の弱いワタシは鬱病になりそうな日々を送っていたんです。
しかーし、先週木曜日にやっとそれから完全解放されたので、キモチの洗濯をしにエギングに行ってまいりました。
一人でボートを借りるのはなんとなくゼイタクなような気はしたけど、リフレッシュのためにはまぁいいよね。
嫌な事から解放されたとはいえ、こんな鬱々としたキモチのままじゃ次になんも始められないよね、そうだよね、うん、そうだそうだ。
・・と、頭ん中で言い訳しつつ前日にボートを予約。
今はエギングシーズン真っ盛りでなかなか予約が取れなかったりするのだけど、さすが平日の雨模様の日だけあって前日でも予約状況はガラガラだった。

少し前からあまり眠れない日々が続いていたので一旦寝たら起きれないかもという危惧もあり、大事を取って前日の11時ごろに松山を出て、ボート屋の駐車場で寝ることにした。
途中のコンビニでアルコール類とツマミと翌日の食料を買い込んで午前2時頃駐車場に到着。
クルマの中で一人宴会をしながらじわじわと寝る体制に入る。

午前6時ごろ隣のクルマの音で目が覚めた。
荷物をボートに運び入れて出船。

まず最初は沖に浮かぶ島に行くが、南側も北側も全く反応なし。
しばらく荒天が続いていたのでイカの付き場が変わっているのかもしれないが、ここまで反応がないとちと不安だ。
次は前島の南側に行くが、ここでも全く反応がなかった。
島はもう諦めて陸地に向かう。
大浜漁港沖の浅場で小物をポツポツと釣りながら移動していく。
この日は潮が澄んでいたので、一か所で1~2杯釣ると途端にスレて釣れなくなった。
アンカーの上げ下ろしを頻繁にしながら湾の出口まで移動し、さらに南下。
湾口を過ぎてから4~5回アンカーを上げ下ろしした所で非常事態発生。
唐突にウンコしたくなってきた。
ここからボート屋まで帰ってトイレに行くのは往復30分はかかるだろうしどうしようかと少し迷ったが、キョロキョロと周囲を見渡すと近くにはフネが全くいないので、今回は船上ウンコにトライすることにした。
やってみて気づいたのだけど、ボートからケツを突き出した体勢でウンコをするのは至難の業だ。
体の重心がボートの外に出るとひっくり返りそうになるので、考えた末に反対の舷側にロープを繋ぎ、そのロープを脇の下に通して体を固定してケツを突き出してのアクロバティックな体勢でのウンコとなった。
このまま落水したら下半身むき出しのままのドザエモンになったりするんだろうか(汗)またそれを身元確認でヨメやコドモが見たらかどう思うんだろう(汗)とか思いつつ、なんとか初体験の船上ウンコ完了。

撒き餌も済んだところでエギング再開。
ここでやっと今日のパターンを見つけた。
この日は浅場には全くいなくて、場所はやや深め、3.5号のエギに追加のシンカーを巻いて、アクションは着底させてからスローの二回ダートを間隔短めで、というのが効いた。
それまで四時間で五杯という超スローペースだったが、やっと普通に釣れるようになってきた。
再度島へ行って、数えながら20杯目を釣った所でこの日は納竿。


お持ち帰り
アオリイカ×20


  

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2016年09月18日

エギング釣行二回

えー、しばらくこのブログもほったらかしだったけど、その間に二回エギングに行ってきた。

一回目 9/10

この日はN岡さんとレンタルボートで出撃。



カメラの電池が切れたため、写真は出船時のこれだけしか撮れず。
出船時に店主から何狙いかを聞かれ、エギングとタイラバをすると言ったら、エギングは10月くらいからじゃないと○×△※~~と文句を言われる。
何かが気に入らない様子。
小さいうちから釣るなという意味なのかもしれないけど、それならホムペに書くなり予約時に言うのがスジだろう。
準備して現地までやってきた客に対してどうして出船間際になってブチブチブチブチと気分を害する言葉をかけねばならんのかワケがわからない。
ちょっとムッとしたので正論で反撃しようかと思ったが、無益なタタカイで消耗するのもアレなので、愛想笑いでしのいだ。
朝イチから少し気分を害しながら出船。

この日は湾を出て右側の陸地から始め、次いで竹ケ島~湾の右側と移動しながら釣ったが、この時期にしては数が出ない。
特に竹ケ島は他のエギングボートに荒らされた後だったのか、全く釣れなかった。
3年ほど前の今の時期なら一人頭30~40杯ほどは釣れてたのだけれど、この日のお持ち帰りは20杯のみ。
去年はイカが全くいなくて最悪だったが、まあそれに比べれば少しは復活してきたのかもしれない。
タイラバは2時間ほどやったがかすりもせず。

そして、釣りを終えて発着場に戻った時にまた文句を言われる。
バックへのギアの入れ方がどうのこうの、回転がアイドリングまで落ちてからバックに入れないとギアが飛ぶ、とのことだった。
当たり前の話だが、アクセルは戻してからバックに入れているので、なぜこんな事を言われるのかワケがわからない。
この日は店主の機嫌が悪かったのかもしれないけど、最初から最後まで文句を言われてやや気分の悪い釣行となった。
次からは他の所でボート借りるかも。


二回目 9/17

この日は北灘湾に置いている同級生のプレジャーボートで出撃。
メンツはボートの持ち主のW君とY君と俺の三人だ。




陸上保管のフネをクレーンの下まで持っていって準備。

明るくなってから出船し、湾の外側でうろちょろとした後、竹ケ島まで行った。
島についてしばらくすると、南から猛烈な雨雲がやってきて陸地の方は全く見えなくなり、ボート上も大粒の雨が落ち始めた。
帰ろうにも陸地の方は全く見えないほどの雨が降っていて逃げ場がない。
南の方から細い雨雲が迫ってきており、その雨雲の中心部は湾の出口くらいにあって、由良半島先端や沖に浮かぶ御五神には雨雲はかかっていない。
仕方がないので沖方向、御五神方面に逃げる事にした。

延々走って沖の瀬のポールのあたりで雨雲をやり過ごした後、竹ケ島を左に見ながら由良半島の北側を目指して南下。
途中、イルカの群れに遭遇。



由良半島先端付近の目指すポイントに近づくと、地元のフネと思われるのが二艘いた。
さらに近づくと、立って釣りしているのが見える。
二艘ともエギングやってるよ、アチャー。
いい加減荒らされた後かもしれないけど、せっかくここまで来たのでとりあえず釣りはじめた。
・・が反応はやっぱ悪い。
この辺は貸しボートでは来てはいけない区域なのであまり荒れてはないはずなのだけど、それ故地元民が良く来るポイントになってるのかもしれない。
反応が薄いまましばらくやって、この日は終了。

お持ち帰り
アオリイカ×15




Dolphin Dance / Brian Bromberg

  

Posted by ROY at 23:32Comments(10)釣行記録

2016年07月23日

タコ釣り惨敗

昨日タコ狙いで北灘に行ってきた。
少し前にLINEでタコ大漁の報告が相次いでいたのでワタシもやってみたくなり、やっちゃんを誘って行ったのだけど、結論から言うとタコはかすりもせず。
タコが全く釣れないので保険のタイラバに切り替え、最終的にはマダイ6オオモンハタ1をお持ち帰りした。
今までボート屋のおっちゃんに聞いたポイントは総じてダメなのだが、それは今回のタコポイントも同様だった(笑)

でもまあ、少し前からホゲ連続していたし、久しぶりに魚を持ち帰ることができて少しはツキが戻ってきたかな。

お持ち帰り全体の図
小アジとイワシはぷーちゃん(コーギー♀)へのオミヤゲ。



今回は貸しボートの速度を計ってみた。



最高速度26.6km/h
どうも店主がアクセルを全開にならないように調整しているみたいで、あんまし速くない。
  

Posted by ROY at 17:57Comments(2)釣行記録

2016年07月03日

中華船外機で一回目の船出

昨日、釣り友達のやっちゃんを無理矢理誘って中華船外機で海に浮かんできた。
午前6時頃に近所の砂浜に行き、キス釣りの準備をして出船。





譲ってもらったジョイクラフトのJBB-250の方はまだドーリーをつけてないので二人で抱えて浜からエントリーするのも大変だという事で、今回はアキレスのローボートにオークションで落としたエンジンマウントをつけ、そこに中華船外機をセットしてみた。

やっぱこういうセットだと軽い。
荷物を入れて船外機も付けた状態でも二人で抱えて浜から出船できる。
砂浜を蹴ってボートを出した後、少しだけオールで漕いで岸から少し離れたところでエンジンをかけて機走開始。
『スポポポポポ・・・』と、のどかな4サイクル草刈機の音が海上に響き渡る。
そして、スピードは、かなり遅い(笑)
二人乗ったボートを1.4馬力で動かしているからか、アクセル全開にしても速度はゆっくり歩く程度しか出ない。
オールで漕ぐよりは速いんだけど、この速度じゃあまり遠出する気にはならないよなぁ。
まぁいつ止まるかわからないので遠出なんて怖くてできないけどね(笑)
今回は岸から200m以内の距離でうろちょろと移動しながら釣りをした。
釣果は・・場所が悪かったのか全く釣れなかったけど、今回はテストで釣りは二の次だから仕方ない。


今回の移動距離は約3.2km、ガソリン消費量は約800cc、最大速度はスマホで確認したところ3km/h。
岸に戻ってからエンジンオイルをチェックしたところ結構黒っぽく、細かな金属粉も混じっていた。
新品のオイルだったのにこの汚れよう、さすが中国製だけあってエンジン内部のパーツ精度も悪いんだろうねぇ。
最初の3回くらいはエンジンオイルを毎回交換した方がよさそうだ。
エンジンの始動性だけは結構よかった。スターターを1~2回引けばかかるし、アイドリングもそこそこ安定していて、この辺だけはジェイモ以上かも。
排気音は4サイクルだけあってジェイモよりも静か。

オークションで買った手作りモーターマウントも全く問題なし。



ローボートにモーターマウントを付ける場合、PVCじゃないゴム系の船体布を使ったアキレスのボートに取り付けるのは選択肢があまりなくて苦労するのだけど、このエンジンマウントは船体布の種類を問わないししっかり固定できるのでお勧め。
ジェイモの挟み込む方式のモーターマウントよりは重いけど(3kg程度?ジェイモのマウントは1kgちょい)ジェイモのとは違って走行中に全くズレてこない。

ローボート用モーターマウントとしては他にもいろんな種類のモノがあるけど、よく見かけるこんなやつや



こんなのや



こんなのは



貼りつけるパーツがPVC用のものしか存在しないので、アキレスのゴム系船体布には接着できない。
以前、ワタシも知らなくて買ってしまったんだけど、これはどういう接着剤を使って丁寧に貼っても剥げてくるので注意してくらさい。
この手のマウントはPVCボートにしか使えましぇん。


・・というコトで、中華船外機の一回目の航行でした。
果たして二回目はあるのかっ?(笑)


Herbie Hancock - Maiden Voyage





【追記 2016.11.13】

出船してから4か月とちょい経った11月上旬、やっちゃんちに行って中華船外機を確認した。
やっちゃんの弁によるとプロペラが回らないとの事で、確認してみると確かにエンジンはかかるんだけど、ギアケース内が錆びてるのかアクセル全開にしてもプロペラが全く回らない。
エンジンを切った状態でプロペラを手で回してみるが、ビクともしない状態になっていた。
どうもギアケースのオイルシールが悪くて、海水がギアケース内部に侵入して錆びついてしまったものと思われる。

外観を観察してみると、まずギアケース周辺のネジと割りピンが錆びていた。
出船後はペラ周辺を真水のシャワーで洗い流したのだが、それでは不十分だったのだろうか。
割りピンを抜いてペラを外してみると、シャーピンも錆びている。
船外機としては信じがたい話だが、どうもこれらのパーツはステンレス製ではない模様。
少しはマトモな造りなのかなと思っていたが、このいい加減さはどうよ(笑)

このやっちゃんに進呈した船外機は全くの初期状態のままで、ギアオイルを補充せず、オイルがわずかしか入っていない状態で海に出たので海水がギアケース内部に侵入してしまったのだろうか。
いや、おそらくギアオイルが満タンに入っていてもオイルが漏れて海水が入っていただろう。
結局、たった一度の出船で故障してしまった。
100歩譲ってネジや割りピンやシャーピンは規格モノなのでステンレス製に変更することができるけど、ギアケース内部のオイルと海水を隔てるオイルシールだけはどうにもならない。

予想できた結論だけど、この船外機はいくら安くても買わない方がいいと思います。
エンジン部分はさておきギアケース周辺の造りが悪すぎて、すぐに壊れます。

しかし・・どうしてこんないい加減な船外機を堂々と販売しているのだろう。
ホント腹立つわー。
やっぱ中国製の機械モノはゴミレベルだと再確認。


【追記 2017.6】

慣らし運転だけをして未使用のまま保管していた二台目の中華船外機だけど、最近チェックしたところ、船外機スタンドの下にオイルが垂れていた。
約10か月ほど前にギアオイルを満タンに入れていたのだけど、それがどうも垂れてきている模様。
船外機のギアケースから粘度の高いギアオイルが流れ出すというのはちょっとありえない。
壊れた方の船外機がたまたまハズレだったのかと思っていたのだけど、どうもこれはこの商品共通の構造的な欠陥みたいだ。
これなら一度の使用でギアケース内のオイルが流れ出て、代わりに海水が入ってギアが錆びついて故障するのも納得だ。
よくこんな欠陥商品を堂々と売るよなぁ。

  

Posted by ROY at 14:09Comments(14)釣行記録

2016年05月23日

つ・釣れない・・・

先週の金曜日、北灘へ釣りに行ってきた。
メンツはやっちゃんと久しぶりのG田さん、それに俺の3人。
狙いは根魚&マダイで、マダイのほうはノッコミの時期でもあるしハズレはないだろう。
鯛を3枚ほど釣ってそれから根魚狙いでマハタかオオモンハタでも釣れればいいなー、という皮算用だ。



ちなみにこの日の前日、豊後水道が震源地の地震があったらしい。



しかも震源地がちょうど釣り場の真ん中付近だよ・・おいおい(汗)
いやーな気配を感じつつ、朝一番はマダイポイント(1)に行った。

やはり、こうしたいやーな気配はそのほとんどが的中する。
2時間ほどマキマキして3人ともアタリは一度もなかった。

次にマダイポイント(2)に行く。
ここで1時間ほど粘るが、やはりアタリはない。
やっぱ昨日の地震の影響なのかねぇ・・と思いつつ、マダイをやめて根魚ポイントに行ってみることにした。

スマホのGPSを頼りに二つの島の間の瀬に行って俺はジグで、やっちゃんとG田さんはカサゴ釣りの枝針仕掛けにキビナゴをつけてつり始める。
カサゴとエソとキタマクラをポツポツ釣りながら、アタリが遠のいたので、今度は島から伸びてる単独の瀬に移動。
ここでも釣れるのはカサゴとエソとキタマクラがメイン。


カサゴ25cmくらい。しょぼ~

やっちゃんがメバルとオオモンハタを釣り上げた以外は目立った釣果もなく終了。
この時点で既に11時付近になっていた。
もう今日はダメだろうなという確信を持ちつつ、最後にマダイポイント(2)に行くことにした。
15分ほど走らせてポイント到着。
惰性でタイラバをしばらくやってると、ついにキター。
ゴンゴンととアタマを振る感触はマダイだ。
あーあ、今日はこれ一匹か・・・でもまぁ仕方あんめー。
と、やや気分を持ち直して巻いていると、水面下10mほどでバレた(笑)

次にやっちゃんヒット。
これもロッドの動きを見ているとマダイっぽい、地合い到来か?
しかし、やっちゃんのロッドは途中から鈍重な引きに変わった。
かなり重そうだ。


未知の大物と格闘するやっちゃんとタモを構えたG田さん

巻いては出され、巻いては出されを繰り返していると、海底に向かって伸びているラインがだんだん上に上がってきた(?)
水平からの角度が20度くらいになったその時、30mほど向こうの海面で、ザッパーンと畳半分くらいの大きさの物体が跳ね上がった。
すんげービックリした。
その後、やっちゃんはなすすべもなくラインをぶちきられる。
やっちゃんが掛けた魚は何故か途中からエイに変わったようだ。
最初の引きはマダイっぽかったんだけどなー、針にかかったマダイをエイが食ったのかな?

その後しばらくやって納竿。
この日はカサゴ中心に釣ったやっちゃんの一人勝ちだった。

やっちゃんが送ってきた釣果写真。



ワタシのお持ち帰りはなし。
釣ったカサゴはやっちゃんとG田さんに進呈し、クーラーボックスは空で帰った。


しかしまー、今年に入ってからずっと最悪レベルの絶不調が続いてるよ。
これはもしかすると誰かに呪われてるのかもしれん。
身に覚えはないんだけど、御祓いにでも行った方がいいんだろかねぇ(汗)

  

Posted by ROY at 16:34Comments(14)釣行記録

2016年05月09日

GWのしょぼい行動

5/5 釣り

GWは前日まで大荒れの天気だったのだけど、5/5だけがピンポイントで風が弱かったので出撃。
しかしこれはラッキーだったのか、それとも悪魔の罠だったのか・・・

昨年年末からなんだかんだとヤボ用続きで釣りにもなかなか行けなかったのだけど、やっと今年三度目の釣り。






GPVの風予報では9時くらいから風が止んで沖に出れる感じだったのだけど、8時くらいから風が強烈に出始めてほとんどの時間を湾内でお茶を濁して終わってしまった。

今年に入ってからの釣果は・・・

1回目 K岩の遊魚船  太刀魚×1
2回目 貸しボート  アオリイカ×4
3回目 貸しボート  マダイ×1

たったこれだけ。
これはもー何かの呪いがかかっているとしか思えない貧果です(笑)



5/7 ボートのチェック

少し前に譲ってもらったゴムボだけど、まだ一度も明けてなかったのでとりあえず見てみることにした。
エンジンの方も、2馬力のホンダと1馬力のジェイモの始動チェックもついでに。
2馬力のほうは実家で始動テスト。
最初はなかなかかからなかったが、5分ほどアイドリングした後にキルスイッチを押し、再始動の時には一発でかかった。
機関はなかなか好調みたいだ。
1馬力のジェイモの方は物凄い爆音を立てるので、これはボートとともに外に持っていってチェックしよう。

ボートとジェイモ1馬力をクルマに詰め込んで近所の原っぱに。



まずはジェイモの始動テスト。
これも最初はかかりづらかったが問題なく始動。
このエンジンかけたのは数年ぶりだけど、相変わらずすごい排気音だ(笑)
機関部がエンジン草狩り機そのものなので、音も草狩り機のまんま。超ウルサイ。

次にボートを組み立ててみる




バッテリーにポンプをつなぎ、ボートのバルブに接続して空気を入れる。
なるほど、このボート、左右2気室なのね。



型式のプレートがあった。



譲ってもらったボートがこの時までどういう型番のボートなのか知らなかったけど、どうやらJBB-250というヤツらしい。
うーむ、2.5mなのか・・・
この大きさでは2人で乗るのはちょっと苦しいかな。
1人用というコトは、必然的に出すときも1人ということなので、抱えて無理やり海に出すのはまず不可能。
ということは、やっぱドーリーは必需品になるのか・・・

トランサムにはドーリーの受け金具はついてたのだけど、それ以外のパーツがないのでいずれ買うつもり。
ついているドーリーの受け金具がそのまま使えればメンド臭くなくていいんだけど、これはどの型番のドーリーのだろう?
ジョイクラフトのLWS-6かな?
  

Posted by ROY at 15:01Comments(6)釣行記録

2016年04月04日

桜鯛の予定だったのに・・

桜も咲いたしもうそろそろ真鯛のノッコミ時期だろうってコトで、4/2(土)に釣りに行ってきた。
今回は久しぶりのソロ釣行。狙いはアオリイカと真鯛。

当日朝2:30ごろ、小さなコペンに無理矢理荷物を積み込んで松山を出発した。


助手席もフル活用(笑)


高速代をケチって延々と下道を走り、4:30頃貸しボート屋の駐車場に到着。
メシ食って準備をしていると、1台のクルマが駐車場に滑り込んできた。
降りてきたのは2人組の釣り客で、そのうちの1人から声をかけられる。
「もしかしてブログを書いてるROYさん?」
すげぇビックリした。
だいぶまえにタイラバ自作の記事を書いたんだけど、それを見て自分でも作ったそうで、ワタシがタックルにセットしている自作タイラバを見てもしや・・と気づいたのだそうだ。
こんなブログでも見ているヒトっているんだね(汗)
出船前であまり話もできなかったけど、連絡先でも聞いとけばよかったかな。


とりあえず出船。
1人だとデッキが広いっす。



出船してまずタイラバポイントに向かった。
10分くらい走ってポイントにつくと、ありゃー、少し沖のほうに船団がうじゃうじゃいるよ(汗)
2隻で網を引っ張るフネが4組ほど、合計8隻くらいが不規則な航跡を描きながら動き回っている。
あー、これが話に聞いてたチリメンジャコの漁船か・・・にしてもすげー数だなおい。
ボート屋のおっちゃんによると、これがいると真鯛は釣れないらしい。
でもまぁ数百メートルは離れてるし全く釣れないってこたーないだろうと思いつつマキマキを開始したのだけど、話の通り全くアタリがない。
そのまま1時間くらい経過したので、流石にこりゃダメだろうと思ってタイラバをやめてアオリイカ狙いに変更することにした。
春イカポイントを目指して10分ほど走り、岸近くはスレているだろうとの判断で、水深20~40mの所につける。
この水深だと普通にエギを投げても底には届かないので、バーチカルエギングで釣り開始。
しばらく海底でピッコンピッコンやってると、ジワーっと何かが引っ掛かったように重くなった。
キタキタキター!
いやーこの感じ、久しぶりですな。
軽く合わせを入れた後、イカのぐいーんぐいーんと引く手ごたえを確認しながら上げた。
小物だったが今年初のアオリイカをゲット。



この場所で少し粘って合計3杯のアオリイカを上げた後、反応がなくなったので岸寄りに移動して普通にエギを投げてみた。
1時間くらいやったけど、釣れたのはこいつのみ。



これは舷側でリリース。
やっぱ今の時期の昼間だと岸近くはダメなんだろうなと思い直し、さっきの場所に戻ってまたバーチカルエギングに復帰。
さっきしつこくやったんでスレちゃったかなー、と思いつつ30分くらいピッコンピッコンやってると、今度はイキナリ明確なアタリが来た。
パシッと合わせると結構重くロッドが結構曲がる。
これは今季初のキロアップかもー。

バレルなよ・・と念じつつ上げてみると、なかなかいいサイズだった。



おーし、このサイズをもう一杯・・とこの後しばらくやってみたが、これを最後にイカのアタリはなくなった。

その後、真鯛ポイントとアマダイポイントを回るが、チリメンジャコの漁船が悪いのか長潮で潮が流れないのが悪いのか全く反応がなく、なんだか釣れる気がしなくなったので、12時ごろに釣り終了。

戻ってボート屋のおっちゃんに聞くと、チリメンジャコの漁船は凪の日なら毎日出てるらしい。
あれがいる限りあそこのタイラバはダメなんじゃなかろうかねぇ。
いなくなる5月くらいからが勝負かな。


お持ち帰りはこれだけ




  

Posted by ROY at 13:51Comments(12)釣行記録

2016年01月17日

瀬戸内サーベリング

土曜日の昨日、K岩のフネに乗ってタチウオジギングに行ってきた。
釣り友達のN岡さんに誘われて超久しぶりに遊漁船に乗ることにしたのだけど、轟沈でありました(笑)

6時前に家を出て、道具を積み込んで氷を買いに行く。
現在普通車の方は実家に置いていて、家の駐車場には小さな軽(旧型コペン)しかない。
室内が狭くてロッドが積めないので竿先を窓から出した状態でK岩に向かった。


釣りには向いてないねこのクルマ

6:30頃K岩の駐車場に着き、7時過ぎにあまり大きくはないフネに12人乗り込んで出船。
フネの舷側に数字が書いてあって自分の数字のトコロで釣るのだけど、隣の数字との間隔は2mちょいだろうか、しばらく遊漁船に乗ってなかったので忘れてたけど遊漁船がイマイチ好きになれない理由の一つがこの釣座の狭さだった。思い出した。
そんな間隔で100m近くも下ろせばそりゃ絡むつーの。

タチウオ銀座に着くも船はまばら。


よほど釣れてないと見える

結果、バウにいた2人が5匹超えしただけで、残りの10人は全員0~5匹、釣り方はテンヤが7割ジグ3割ってとこで、ワタシはエサ付けるのが面倒なのでずっとジグでやってたのだけど、ざっと見たところジグ組はテンヤ組の半分くらいの釣果だったかな。
ワタシの釣果はタチウオ1匹とエソ1匹(笑)
もー昼頃から早く帰りたくて仕方がなかった。

てか、広島で発生したホゲ菌が既に愛媛にも蔓延してるんだろうか?



お持ち帰りはこれだけ。


キビシー



あーなんか最近ピアノが無性に聴きたいわピアノピアノピアノ
全て忘れてピアノの音の中に埋没したい(笑)

Deep Night / Sonny Clark


Waltz for Debby / Bill Evans


Us Three / Horace Parlan


Before You Go / Lyle Mays


Melodies Of Love / Joe Sample


Round Midnight / Thelonious Monk


  

Posted by ROY at 10:29Comments(6)釣行記録

2015年11月30日

広島からのゲストと宇和海へ

はひー、忙しい・・・
ここんとこ公私ともに(まーどっちかっつーと『私』のほうですが)忙しく、このブログも放置プレイがデフォルトになりつつある今日このごろ、
みなさん如何お過ごしでしょうか?

もう1週間ほど前のハナシになるけど(汗)11/22(日)に南予方面に釣りに行ってきた。
今年9月末に酒ちゃん&星さんを私のホームである北灘に招待したのだけど、その時の釣果がカナーリ悪かった。
その時の狙いはアオリイカ&カワハギで、例年なら一人頭アオリイカ20杯以上カワハギは30枚以上は楽に釣れるはずなのに今年はどちらも最悪のコンディションで、アオリイカが一人頭10杯余り、カワハギはゼロという惨憺たる結果に終わってしまって、イカンイカン、これはイカン、いい時期にリベンジをせにゃならん・・・という話になっていた。
んで11月にリベンジ決行をする予定になったのだけど、具体的な日程が決まってから色々情報収集すると、今年の北灘はイカもハゲもどっちも絶不調で、どうもあの日がたまたま調子悪かったのではないらしい。
こまったなー、これじゃリベンジにならないかもしれないなーと思い、北灘じゃなくて場所を少し変えてみてはどうだろうと海月さんが毎年カワハギを釣っている通称『ムギチョコ』という場所もありますよと酒ちゃんに提案した所、リベンジの場所はそちらに決定。
ゲルさんも誘っての11/22の釣行となった。
この『ムギチョコ』周辺はオカッパリのエギングで昔通っていた場所なのだけど、ここ数年はこの辺で釣りをした事はなく、ボートで出るのは今回が初めてだ。
出船場所やポイントが全くわからないので海月さん及びその釣り仲間であるしゅうさんに色々と教えてもらいながら計画を立てた。

今回の出船は三艇。
海月さん艇には海月さん&今井さん、酒ちゃん艇には酒ちゃん&KENさん、ゲルさん艇にゲルさんとワタシ、という組み合わせ。
狙いはアオリイカ&カワハギで、調子が悪ければタイラバも・・といういささか節操のない予定である。


釣行日の前日、ワタシは夜エギングをするべく午後8時頃松山を出た。
釣具屋に寄ってカワハギのエサとゲルさんのエギを仕入れた後、高速をどんどん南下する。
午後10時頃に由良半島のさらに南にあるポイントに到着し、いそいそと準備して波止に上がった。
おーし、とりあえずここで5杯位釣って次の場所に移動しよう・・・とか思いつつ墨跡をチェックすると・・え?この時期なのに墨跡少なくない???
ま、少ないとはいえ松山近辺の波止の5倍くらいの墨の濃度ではあるのだけど、この波止の11月の墨跡としては異様に少ない。
しかも一番のポイントには・・・浮き釣りで竿を三本出しているヒトがいる(汗)
てか二番目のポイントにも二人いるよ・・・
でもまぁ、ここまで来てやらないわけにはいかないだろうと、空いてた三流ポイントで釣り開始。
10投目くらいにやっと小イカゲット、と同時にモチベーションが切れて撤収。
その後二箇所を回るが、ことごとくポイントに人が居て入れない。
もう夜エギングは諦めることにした。

コンビニでビールとつまみと翌日の食料を買い込んで出船場所に向かった。
宇和島道路を降り、クネクネ道を延々走って出船場所に到着。
酒ちゃんのクルマは既に来ていた。
街灯の明かりで車内を透かして見ると、シートを倒して既に寝ているようなので挨拶は翌朝にしてワタシも寝る事にした。
少し離れた場所にクルマを停め直し、タブレットに入れた映画を見つつビールを摂取してじわじわと寝る態勢に入る。

  ・・・

翌朝5:30分頃、ゲルさんが奥さんを伴って登場。
ボートを載せたトレーラー付のハイエースを運転してきたのはなんと奥様であった。
あれって長いし運転しづらいハズだよなぁ、ペーパードライバーであるうちのヨメとは大違いだよ、すげぇ!
ボーっとしたまま挨拶をして、酒ちゃんのクルマの方にも挨拶に行く。
海月さんも既に来ていた。

6:30頃出船。
カワハギポイントとなる空の生け簀は地元の常連さんとの場所取り合戦があるらしく、朝イチにそこに掛けて場所を確保。
ま、カワハギは朝寝坊なので釣れ始めるまでは時間があるだろうけど、とりあえず今回はカワハギがメインターゲットだし場所取っとかないとね。

係留できる筏は二つあり、片一方の筏に酒ちゃん艇とワタシが乗ってるゲルさん艇が掛けて釣り始めたのだけど、予想通りというか何というか、全くアタリがないっす(笑)
やっぱ今年の宇和海はダメだねぇ・・・とか思ってると、海月さんがやってきてもう一方の筏に係留して釣り始めた。
こっちの筏は相変わらず殆ど釣れないのだけど、アッチの筏は頻繁に何かを釣り上げている模様。
え? 釣れてるじゃん・・・

釣り方が違うのかこちらの筏に疫病神が居るのかわからないけど(笑)エライ差だ。
筏に係留したまま三時間位いただろうか、やっとこさカワハギを5枚位釣って、他の場所に行くことにした。
酒ちゃん艇はタイラバみたいだが、ゲルさんに「せっかく準備したんだしエギングやってみましょう」と言ってエギング。
この辺でイカのポイントといえば、出船場所から湾を挟んで対岸あたりになるのだけど、ミニボートではちと辛い距離なので諦めて、筏からほんの少し移動して沿岸部でエギングを開始。
ゲルさんに簡単なレクチャーの後釣り始めるが、イカのいる気配が殆ど感じられない。
1時間ほどやったのだけど、結局コウイカ一杯しか釣れず(笑)
エギングは諦め、沖にいる酒ちゃん艇のところにタイラバをやりにいく。

酒ちゃん艇に並んでタイラバを始めるが、潮止まりなのか全く海流がなくて、ボートが全然流されない。
多少は流れてくれないと、魚の活性も上がらないし同じ場所だけタイラバを上下させても大抵釣れない。
やややる気を失い、惰性でマキマキを続行。
しばらくやっていたが、周囲のヒト全員が何も釣れないので、最後に筏に行ってカワハギを再度やって上がることにした。
未練がましく粘ったが、ゲルさんとワタシが一枚ずつ釣ってこの日は納竿。
釣果的にはイマイチだったけど、風も雨もなく、キモチのいい日でありました。

酒ちゃん・KENさん・ゲルさん、遠路はるばるお疲れっした。
今度は確実に釣れてる時に誘います、スンマセン。

海月さん・しゅうさん、現地での丁寧なサポートありがとうございました。


Sailing / Christopher Cross


  

Posted by ROY at 02:29Comments(10)釣行記録

2015年09月07日

由良半島秋イカチェック

もう10日ほど前のハナシになるけど、8/29(土)に由良半島の秋イカのチェックをしてきた。
今回は同級生W君のボートに乗っけてもらい、これまた同級生Y君とワタシの三人での釣行だ。

W君のボートを置いているマリーナに5時過ぎに着いたのだけど、空はまだ真っ暗。
大分夜が明けるのが遅くなってますな。
暗い中ボートの準備を始めた。
陸上保管のフネなので、出すのが結構大変だ。



台車に乗ったフネを三人でゴロゴロとクレーンの下まで押していって


クレーンで海に下して


荷物を運び入れる


準備が終わるとちょうど夜が明けて、今期初のイカ釣りに出発~
由良半島は北側と南側でイカのサイズが違い、南側の方がアベレージサイズが大体5cmは大きいので、今回は南側で釣るそうな。
30分ほど走って船越運河を渡り由良半島の南側に出て、魚神山漁港までの岸寄りを探っていくことにした。
2回目にアンカーを入れた場所で1投目でヒット。
小物だけど、今期初のアオリイカげっちゅー




さらに数投目、今度はビクビクと大きなアタリがあった。
これイカじゃないわ、エソかなー、とか言いつつ寄せてくると、まぁまぁサイズのオオモンハタだった。


クロックスのサイズは27cm


今日はイカ釣りなのでリリースしようかと思ったのだけど、エギが口の奥に入ってしまってて取れそうもないのでキープ。
さてこれから釣ろうと思って顔を上げると、遠くに見えるハズの御五神が全く見えなくなっていた。
上空が黒っぽく、島があるあたりはグレーになっていて、どうやら西から雨雲が迫ってきている模様。
あれヤバいんじゃないの~?とか言ってると、そのうちドバーっと降ってきた(汗)
当日の天気予報は午後から雨で午前中は曇りの予報だったので午前中いっぱいくらい釣る予定だったのだけど、まさかの早朝の豪雨。
三人ともカッパは持ってきてないので急いで撤収した。



雨雲から全速で逃げるの図


パンツまでずぶ濡れになってマリーナに戻った。
荷物をボートから出し終わり、クレーンで陸地に上げた頃、あろうことかイキナリ晴れてきた(汗)
絶対三人の中に日頃の行いが悪いやつが居るに違いない。
ボートをまた出すのもメンド臭いので、この日はこれで撤収することに。
移動時間を除くと、釣りをしていた時間は正味30分位だった(笑)


Fool in the Rain / Led Zeppelin

  

Posted by ROY at 21:50Comments(6)釣行記録

2015年05月05日

初の山陰釣行

もう一週間ほど前のハナシになるけど(汗)連休中日の4/30、広島のブロガーさん達のホットスポットになっている日本海に行ってきた。

いや『行った』というよりも『連れて行ってもらった』という方が正解かもしれない。
いつもスゴイ釣果をあげている山陰釣行の記事にワタシが指をくわえるようなコメントを書いたからか、酒ちゃん師匠から「連れてってあげるからクーラーボックスひとつ持って宇品まできんさい」という申し出があり、それに甘えたのだった。

今回はいつも乗ってる貸しボートじゃなくて小さなミニボートに二人で乗るので荷物は最小限にしなければならない。
ガラガラと引っ張るカートにクーラーボックスと椅子代わりにもなる小さなコンテナだけを縛り付け、4/29の午後松山観光港発のスーパージェットに乗り込んだ。
ワタシはスーパージェットに乗るのは初めてで、海面を飛ぶように走るもんだと思ってたけどそんなにスピードは感じなかった。
でも普通のフェリーの約半分の時間で着いちゃうんだから、まぁ速いこたー速いんだろうね。
1時間20分ほどで広島港到着。
広島港で拾ってもらった後、晩メシにお好み焼きを奢ってもらい、そのまま日本海に向かう。
エロエロと話をしながら2時間くらい後に出港場所である港のスロープ前に到着した。

この日はそのままクルマの中で仮眠するそうな。
ビールをちょこっと飲んだ後、就寝タイム。
ワタシは寝付きが超悪いので迷惑をかけてはいけないと思い、後部座席に移動してタブレットに入れた映画を見ながら時間を潰すことにした。
師匠は寝るのがやたらとはやく、『よし、寝よう』と言い放った30秒後には盛大にイビキをかきはじめた(笑)
このイビキ、リズミカルに続いているうちはだんだん気にならなくなってくるのだけど、師匠のイビキには特徴があった。
「グゴゴゴゴ、グゴゴゴ、グゴゴゴ、グゴ、・・・・・・シーン・・・・、グゴゴゴゴゴ」みたいに途中で止まるのだ。
シーンとなるたびにギョッとして、『え?生きてる??』と顔を覗き込むこと数回(笑)

2時間位眠っただろうか、4時過ぎに起床してコンビニに朝メシを買うついでにウンコをしに行く。
マリントイレのある遊漁船やプレジャーボートとは違って、ミニボートで出る際にはウンコをしておくというのはかなり重要なコトで、沖に出ている時にウンコしたくなると本当に困る。
オシッコの場合は船縁からチンコを出してそのまましちゃえばいいんだけど、ウンコの場合はおいそれとするワケにはいかない。
ボート釣りのブログを色々見ていると、たまに 漏らした だの ボートの中でしちゃった だの、岸に戻った直後に緊張が緩んで 間に合わなかった だの、そういうウンコにまつわる痛々しい話をたまに見かける。
だから、ウンコはしたくなくてもしておかなければならないのだ。
あ、ちなみに上記三つのケースは 全て実話 です。誰とは書かないけど。

港に帰り、ボートをスロープに降ろし、出船。
結構時間を掛けてかなり沖に出て、まず最初は懸案の80mラインにつける。
最初はスロジグからやるそうで、師匠から渡されたタックルはメタルウィッチにリョーガの組み合わせだった。
さすが師匠、釣具にカネかけてるな-と思いつつリョーガをよーく見ると、左巻きだ(汗)
ワタシは小学生の頃からリールはずっと右巻きだ。
右キャストをする右利きのヒトは左巻きが有利だという説があるのは重々承知だけど、右投げ右巻きでも今まで不都合を感じた事は一度もないのでオッサンになった今でも変わらず右巻きである。
左巻きでもどうにかなるかな?と思ってとりあえずジグをつけておろしてみたのだけど、やっぱ左巻きはスゲー巻きづらい。
てかワタシには無理。
せっかくのリョーガなんで使ってみたかったんだけど、一度の上げ下ろしで降参して、一個だけ持っていった自分の右巻きリールに付け替えた。
約4万円のリョーガから約7千円のシマノ・ソルティワンにチェンジ(笑)
しかし、このリールはタイラバ用のラインを巻いていたのでリーダーは16LBだ。
細いリーダーで酒ちゃんのジグをロストしても申し訳ないので借りていたスロジグを外し家から持ってきた自作タイラバに付け替えた。
しばらくマキマキしていると、『ゴゴゴッ』と初アタリ。
えっちらおっちら巻いて、80mの海底から上がってきたのはマダイだった。
メジャーで測ってみると、この前宇和海で釣った奴と同じ72cmで、タイラバダービーのエントリーサイズ更新ならず。
その後小さなチダイを追加した後、師匠はワタシに根魚を釣らそうと浅場への大移動を敢行。
20~40mの浅場で師匠はアオハタとマハタを釣りあげるが、ワタシには何も釣れず(汗)
やはり根魚にはスロジグ有利か。

根魚もイマイチだったのでやっぱ沖に出ようとのことで、再度沖に移動し、一竿さんのボートのすぐ側で釣りを再開した。
ほどなくして一竿さんのボートから『やった~』と大声が聞こえた。
80cmオーバーのクエを釣り上げた歓声だった。
持ち上げたのを間近で見るとド迫力の魚体。
あんなのがこの海にはいるんだねぇ・・・・

それからしばらくしてから酒ちゃん師匠に何かの大物がヒット!
一度アタリがあってフッキングせず、もう一度誘って食わせてのヒットだった。
しかし、すぐに根に入られてビクとも動かなくなってしまう。
ボートを移動して反対側から引っ張ってみるが、どうにも根から出てこないので、師匠は引っ張って強引に切った。
あれ惜しかったなー、ラインを緩めて5分位待ってたら出てきたかもしれないのに、早々に諦めたのはもしかしてワタシに気を使ったから?(汗)

その後マダイを一枚追加して12時過ぎに釣り終了。


ワタシ自身はあんまり釣れなかったけど、山陰の海のポテンシャルの高さを実感。
大きいクエといい、何かわからん大物のアタリといい、いやー、実にエエもん見せてもらいました。
あ、それと帰りにポイント(釣具屋)に寄ってるなちゃんの実物を見ました。
キ ャ バ ク ラに通うオヤジのように、師匠がポイントに通い詰める理由がわかったような気がしました(笑)



釣果

マダイ×2 (72cm,65cm)
チダイ×1 (20cmくらい)

お持ち帰り

上記に加えて酒ちゃん師匠から以下をいただきました。

アオハタ×1 45cmくらい
マハタ×1 25cmくらい
レンコダイ×1 35cmくらい


苦労して持って帰った魚だけど、マダイは血抜きに失敗しててイマイチの味(汗)
アオハタの刺し身はカサゴの刺し身ソックリで大変おいしゅうございました。

酒ちゃん師匠、今回は何から何までお世話になってありがとうございました。
もし愛媛に来られることがあれば、次はワタシがホスト役をやらせて頂きます m(_ _)m
  

Posted by ROY at 04:18Comments(12)釣行記録

2015年03月10日

やっと初釣り

いやー今日は寒いっすね。
松山の平均気温は一昨日が14℃昨日が9℃で今日は4℃ですよ。
段々寒さがぶり返してきて、今日の朝は雪がドバドバと降っておりました。
つい先週まで春の足音が鼻の粘膜や目頭を敏感に刺激していたのがウソのようです。

えー、今回の釣行についてはこのまま無かった事にしようかと思いましたが、将来このブログを見返した時に 『この時期は釣れなかったなー』 と思い出して参考にできるよう記録に残す事にしました。

釣果?
ええ、ホゲですよ、ホゲですとも。


思い出すのもアレなので、今回は手短にいきます。
前回の釣行からはや数ヶ月が過ぎた2/28に遅ればせながら、やっと初釣りに行ってきた。
今回の同行者はやっちゃん。
ワタシはこの日寝坊してしまって、松山を出たのが4:30くらいだった。
6:30くらいにボート屋到着、荷物をボートに運び入れ、6:45頃出船。
まず最初はアオリイカ狙いのバーチカルエギングポイントに行った。
宇和海はそろそろヤエンでのアオリイカの釣果も出始めているので、気合いを入れてシャクリ続けるもスカ。
やっちゃんがコウイカの小物を一杯釣り上げたのみに終わってしまった。
次はタイラバポイントに行く。
おいおいおい、なんだかスゲー数のボートがいるよ。
半年前くらいは他にタイラバやってるボートなんて見なかったのだけど、この日はボートが6ハイくらいいて、その中の4ハイがタイラバやってる模様。
うーむ、今日はライバルが多すぎてちと不利かも・・・
と思いつつマキマキするが、不利も何も回りも全く釣れていなかった。
タイラバポイントをホゲで撤退し、今度はアオリイカと脱走マダイが両方いるポイントに行く。
なんだか釣れる気がしなくなってきたので、タイラバとバーチカルエギングの二本のタックルを持ち替えながら両方やってみるが、どちらも全くダメ。
てか、アタリが一度もない(笑)

この日はほとんど波もない凪だったので、オミヤゲにデカカサゴでも釣りに行く事にした。
5分ほど走り、カサゴポイント到着。
俺はタイラバのまま、やっちゃんはキビナゴをつけた胴付仕掛けでカサゴ釣り開始。
しかし、この日はカサゴすら釣れない。
ワタシが30弱のを1匹、やっちゃんが小物を数匹釣って、カサゴ釣り終了。
その後、脱走マダイポイントに移動してマキマキ続行するが、ついに一度もタイラバにアタリの無いまま時間切れとなってしまった。

昨年のこの時期もあまりいい思いはしてないけど、まさかホゲるとは思わなかった。
この日は澄み潮が入っていてしかも長潮だったのが敗因かもしれない。

クーラーにはカサゴ一匹だったので、やっちゃんに持って帰ってもらった。

釣果:カサゴ1匹
  

Posted by ROY at 16:34Comments(12)釣行記録

2014年10月21日

アオリイカ&カワハギ釣行二回目

世間のヒトたちが働いて日本の経済発展に貢献している先週の金曜日、ワタシはまたシゴトをサボって釣りに行ってしまいました。
これで今月は三週連続金曜日にサボり。
三週連続の三連休だ。
俺の人生こんなコトでいいのだろうかとフト不安になるが、このいい時期に釣りに行かずしていつ行くというのだろう。
「いつ釣りに行けばいいですか?」と林先生に聞いたなら「今でしょ!」と言うに違いない。
ヒトの人生なんて長いようで短いもんだ。
遊びたいときには遊び、ジジイになってくたばるときには後悔を残さないようにすべきである。
昔のヒトも言っているではないか、「命短し恋せよ乙女」・・・いやこれはちょっと違うか(笑)
「遊びをせむとや生まれけむ」って感じだろうか。


今回は新メンバーを迎えての釣りだ。
メンツはやっちゃん・俺・Mさんの3人。
このMさんはワタシのブログにメッセージをくれたヒトで、宇和海のボート釣りに興味があったんだそうな。
メンバーが足りなかったら誘って下さいとの事で、じゃ今週金曜にも釣りに行くんでどうスか?と聞いたらOKとのことで、急遽参加が決まったのだった。

貸しボート屋の駐車場に現地集合し、6時過ぎに出船。

船首がやっちゃん、真ん中がMさん


Mさんは仙台で震災に遭ってなんもかんも失って愛媛に疎開してきたヒトだそうで、フネも持っていたらしいのけど津波で流されてしまったらしい。
愛媛に来て宇和海の貸しボートに興味があったのだけど勝手がわからず、ワタシにメッセージをくれたのも、この辺の貸しボートに乗るにしても、なんやかんやとローカルルールがあったり最初はポイントがわからないから、という意味もあったんだそうな。
ま、最初は勝手がわからないよね。

まず最初はエギング。
秋イカでは無難なポイントに行ってアンカリングし、釣り開始。
今の時期のこのポイントはあの辺とあの辺がいいっすよ、と言おうかとした矢先にババっとMさんが連発。
どうやら釈迦に説法、説明は不要だったらしい(汗)

100円エギにまんまと釣られる小イカ




各ポイントで各自数杯ずつ釣って、順繰りに近いポイントから移動していった。
9時頃までにポイントが密集している一帯をナメつくしたので、今度は沖に浮かぶ島に行ってみる。
島の表と裏に行ってみたのだけど、島周辺はどうも他のボートに叩かれまくっているらしく、反応がサッパリない。
思えば今季の秋イカエギングは、いつ来ても島の周囲は最悪の活性だ。
朝一番に行ってもかなりスレているので、もしかすると毎日やってるような地元のヒトがいるのかもしれない。
全体的に活性イマイチなので、11時くらいまでやってエギング終了。


次はカワハギを釣りにいつものポイントに行く。
ボートを掛けて、それぞれがカワハギ釣りの準備を始めた。
俺とやっちゃんはいつも通り市販のカワハギ仕掛けにエサはオキアミボイルのテキトーなものだけど、Mさんは気合がすごい。
仕掛けは手製の4本針、回転ビーズでエダスを連結しており、エサはアサリを自分で剥いたものを準備してきていた。
14時まで釣って、この日の釣りは終了。

当然の事ながら、俺とやっちゃんはMさんの足元にも及ばない釣果だった(笑)


お持ち帰り全体の図


アオリイカ✕?
カワハギ✕?

今回も数えるのを忘れた(汗)


やっと捌いてイカ刺しで一杯


相変わらず肝醤油で食うイカはうまうまでした。
  

Posted by ROY at 00:56Comments(8)釣行記録