2019年03月04日
普段使いにしていたのに気が付いたらプレミア価格だったもの
ついさっき、超親日家だったアリアナ・グランデが、漢字で入れたタトゥーを日本のネットユーザーにバカにされて日本がキライになっちゃった、というニュースを見て心を痛める午後11時半、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
彼女は、新曲『seven rings』というのにちなんで『七輪』というのを手首に入れたそうです。
それに対して日本のネットユーザーから、バカだのアホだのそれは日本のバーベキューグリルの意味だよクスクス、なんて書き込みが続出した模様。
その心ない書き込みがあった場所は主にYahooのホムペのニュースについた読者のコメントっぽいんだけど、あそこのコメントは元々変なのが多いので、アリアナ・グランデちゃんには無視してもらいたかったトコロ。
えー、今回書こうとしているのは、普段使いにしていた、もしくは使ってたけど処分したモノが気が付いたらプレミア価格になっていた、というお話です。
ワタシの場合はといいますと、処分した後でずっと後悔したのがLPレコードですね。
今から25~30年ほど前でしょうか、音楽の記録媒体としてCDが台頭してきた頃っすかね、同じアルバムでもCD・レコード・カセットテープの三種類が売られていたのが記憶にあるヒトもいるかと思います。
その頃、レコードプレイヤーの針が各社生産中止になって入手困難になった時がありました。
オーディオメーカーが軒並み生産中止を決めて、これからは今使ってる針が使えなくなったらレコードは終わり、というフンイキが濃厚に漂っていた時期。
ワタシは、どうせ聞けなくなるなら持ってても仕方ないと思い、手持ちのレコードを全部テープに録音して中古レコード屋に二束三文で売ったんですよ。
ついた価格は、ノイズのないコンディションのいい物でも一枚100円~300円だったような気がします。
でも今は、何故かビニールのレコードが高値で取引されていて、昔2500円程度だったLPがモノによっては数万越え。
持ってたLPを平均すると定価の3~5倍にはなっているという不思議な相場になっとります。
あの時処分したレコードを今でもずっと持ってたら、一財産になったはず。
まぁ、もう手元にないものは仕方ないんだけど、まだ手元に残っているモノを最近二つ見つけたんですよ。
一つ目は、シェラクラブのシェラカップ。

これは30年ほど前に5個くらいまとめて買ったモノなんですが、引っ越しやキャンプで使っているうちにどんどん無くしてしまい、今はこの1個だけが生き残っとります。
今のシェラクラブのカップは中国製造のピカピカしたやつに代わっているようで、このアメリカ製造の古いタイプは既に廃版になっていて、
ワタシが新品で買った時は1個1000円くらいだったような気がするんですが、この古いタイプがどういう訳かオークションでプレミアがついてて5000円~8000円で取引されてるようなんですよね。
こんな事なら若い頃に100個くらい買っとけばよかった(笑)
キャンプに便利なシェラカップですが、ワタシの家では普段も使っとります。
料理する際に食材を入れといたり、魚を捌く際にキモや卵や皮を入れとく容器としてかなり優秀だし、使った後は洗ってシンクの上に引っ掛けとけばそのまま水が切れて乾くのでヒジョーに便利です。
まぁ、見た目がちょっとビンボ臭いのでオサレな人には無理かもだけど。
現在家で使ってるシェラカップたち

重ねてるので取っ手しか見えんけど(笑)
シェラクラブ ×1
モリタ ×2
スノーピーク(旧) ×1
スノーピーク(新) ×2
コッヘルはスノーピークよりモリタ、テントやタープはコールマンより小川キャンパルが好きでした。
そういえば、モリタも小川キャンパルも既に会社がなかったような・・・
えー、プレミアがついてるモノ第二弾は、シャーペンです。
これも廃版になってるやつで、ステッドラー社の925 85 05という機種。

元々は製図用シャーペンなんですが、ワタシはキッカリした書き味が好きなので普段使いに使っておりました。
このシャーペンは機構的にも面白く、一回のノックで出る芯の量が調整できるギザギザのダイアルがついてます。
さらに、どのくらい芯が出るかは小窓で確認できるという、変な所に妙に拘った変態的なシャーペン。
販売当時の価格は1500円以下だったと思うけど、現在のオークション落札相場は5000円~10000円になってます。
これ買ったのは20年~15年くらい前だったっけ。
何気なく買ったシャーペンが結構気に入って、5本くらいをプチ大人買いしました。
んで、現在も手元にあるのがこの4本。

このシャーペンは結構重いので、固い床に落とすとペン先の金属パイプが高確率で曲がってしまう。
予備の口金を買って落とさないように気を付けて使ってたのだけど、ついに数年前に口金を全部使いきってしまった。
次に曲がってしまったら本体ごと使えなくなるので、この4本が使えなくなるのも時間の問題か。
これも、どうせ大人買いするなら100本くらい買っとけばよかったよ。
古いモノの値段が上がる例では、クルマもありがちです。
そういえば今中古のR32GT-Rが急騰しているみたいっすね。
10年ほど前は100万くらいで買えた15万キロ越えのGT-Rが、今は軒並み300万円程度、状態のいいものなら800万円以上の相場になっているようです。
高騰の理由はアメリカの輸入規制。
アメリカでは新車時に国内販売してなかったクルマを中古で輸入するには25年以上経過した古い車でないとダメなんだそうで、R32GT-Rが日本で販売されていた当時はアメリカでは販売されておらず、またレースで大活躍したクルマだったので(長谷見さんとか星野さんの時代っすね)ファンも多かったつう理由で25年が経過したと同時にアメリカ人がこぞって買い漁ってバクハツ的なプレミアがついちゃったようです。
ニッサン・スカイラインGT-Rに関しては、次はR33,そん次はR34と続くわけですが(R35からは『スカイライン』という名称はつかない)、R34GT-Rは映画『ワイルド・スピード』でアメリカでの知名度も抜群なので、これはもー絶対上がるはず。
今からR34GT-Rを買って寝かしとこうかと割と本気で考えてたりします。
一般的にクルマのプレミアは大体40年以上くらい前のクルマでないとクラシックカー的価値が出てこないんですが、2~30年モノのクルマで急騰したのが日本でもありましたね。
トヨタのAE-86カローラレビン/トレノとスバルのGC8インプレッサWRX(初期型)です。
この二つが高騰した理由は、マンガの「頭文字D」というので主人公が乗ってたクルマなんだからだそうです。
何故にそんだけの事で価格が上がるのかワタシにはチンプンカンプンですが、AE-86のフルレストア車が500万円だったり、廃車寸前のGC8が300万円だったりするようです。
スゴイですねー。
オタクの人たちの経済力には驚くばかりです。
AE-86なんて30年前には中古車が10万くらいで投げ売りされててセリカLBのはるか格下だったクルマなのに、マンガのおかげで今や大人気ですよ。
GC8の方は動けば速いのは間違いないんですが、AE-86の方はエンジンは超ローパワー(1600ccで100馬力ちょい、しかもグロス値)だし足回りもリアがリジッドアクスルだったりするので、どう考えても本気で走って速く走れるクルマではないのだけど、街中でたまーに兄ちゃんが乗ってるのに遭遇したりすると、結構な確率でロールケージと爆音マフラーが入ったりしています。
それホントに必要?と思いますが、まあ、アニメの世界はコスプレと言うのがあるので、あれはクルマも含めたコスプレなんだと解釈すれば合点はいくんですが・・・
いやー、おじさんにはワケの分からない世界です。
..
Like a Star / Jane Monheit
彼女は、新曲『seven rings』というのにちなんで『七輪』というのを手首に入れたそうです。
それに対して日本のネットユーザーから、バカだのアホだのそれは日本のバーベキューグリルの意味だよクスクス、なんて書き込みが続出した模様。
その心ない書き込みがあった場所は主にYahooのホムペのニュースについた読者のコメントっぽいんだけど、あそこのコメントは元々変なのが多いので、アリアナ・グランデちゃんには無視してもらいたかったトコロ。
えー、今回書こうとしているのは、普段使いにしていた、もしくは使ってたけど処分したモノが気が付いたらプレミア価格になっていた、というお話です。
ワタシの場合はといいますと、処分した後でずっと後悔したのがLPレコードですね。
今から25~30年ほど前でしょうか、音楽の記録媒体としてCDが台頭してきた頃っすかね、同じアルバムでもCD・レコード・カセットテープの三種類が売られていたのが記憶にあるヒトもいるかと思います。
その頃、レコードプレイヤーの針が各社生産中止になって入手困難になった時がありました。
オーディオメーカーが軒並み生産中止を決めて、これからは今使ってる針が使えなくなったらレコードは終わり、というフンイキが濃厚に漂っていた時期。
ワタシは、どうせ聞けなくなるなら持ってても仕方ないと思い、手持ちのレコードを全部テープに録音して中古レコード屋に二束三文で売ったんですよ。
ついた価格は、ノイズのないコンディションのいい物でも一枚100円~300円だったような気がします。
でも今は、何故かビニールのレコードが高値で取引されていて、昔2500円程度だったLPがモノによっては数万越え。
持ってたLPを平均すると定価の3~5倍にはなっているという不思議な相場になっとります。
あの時処分したレコードを今でもずっと持ってたら、一財産になったはず。
まぁ、もう手元にないものは仕方ないんだけど、まだ手元に残っているモノを最近二つ見つけたんですよ。
一つ目は、シェラクラブのシェラカップ。
これは30年ほど前に5個くらいまとめて買ったモノなんですが、引っ越しやキャンプで使っているうちにどんどん無くしてしまい、今はこの1個だけが生き残っとります。
今のシェラクラブのカップは中国製造のピカピカしたやつに代わっているようで、このアメリカ製造の古いタイプは既に廃版になっていて、
ワタシが新品で買った時は1個1000円くらいだったような気がするんですが、この古いタイプがどういう訳かオークションでプレミアがついてて5000円~8000円で取引されてるようなんですよね。
こんな事なら若い頃に100個くらい買っとけばよかった(笑)
キャンプに便利なシェラカップですが、ワタシの家では普段も使っとります。
料理する際に食材を入れといたり、魚を捌く際にキモや卵や皮を入れとく容器としてかなり優秀だし、使った後は洗ってシンクの上に引っ掛けとけばそのまま水が切れて乾くのでヒジョーに便利です。
まぁ、見た目がちょっとビンボ臭いのでオサレな人には無理かもだけど。
現在家で使ってるシェラカップたち
重ねてるので取っ手しか見えんけど(笑)
シェラクラブ ×1
モリタ ×2
スノーピーク(旧) ×1
スノーピーク(新) ×2
コッヘルはスノーピークよりモリタ、テントやタープはコールマンより小川キャンパルが好きでした。
そういえば、モリタも小川キャンパルも既に会社がなかったような・・・
えー、プレミアがついてるモノ第二弾は、シャーペンです。
これも廃版になってるやつで、ステッドラー社の925 85 05という機種。
元々は製図用シャーペンなんですが、ワタシはキッカリした書き味が好きなので普段使いに使っておりました。
このシャーペンは機構的にも面白く、一回のノックで出る芯の量が調整できるギザギザのダイアルがついてます。
さらに、どのくらい芯が出るかは小窓で確認できるという、変な所に妙に拘った変態的なシャーペン。
販売当時の価格は1500円以下だったと思うけど、現在のオークション落札相場は5000円~10000円になってます。
これ買ったのは20年~15年くらい前だったっけ。
何気なく買ったシャーペンが結構気に入って、5本くらいをプチ大人買いしました。
んで、現在も手元にあるのがこの4本。
このシャーペンは結構重いので、固い床に落とすとペン先の金属パイプが高確率で曲がってしまう。
予備の口金を買って落とさないように気を付けて使ってたのだけど、ついに数年前に口金を全部使いきってしまった。
次に曲がってしまったら本体ごと使えなくなるので、この4本が使えなくなるのも時間の問題か。
これも、どうせ大人買いするなら100本くらい買っとけばよかったよ。
古いモノの値段が上がる例では、クルマもありがちです。
そういえば今中古のR32GT-Rが急騰しているみたいっすね。
10年ほど前は100万くらいで買えた15万キロ越えのGT-Rが、今は軒並み300万円程度、状態のいいものなら800万円以上の相場になっているようです。
高騰の理由はアメリカの輸入規制。
アメリカでは新車時に国内販売してなかったクルマを中古で輸入するには25年以上経過した古い車でないとダメなんだそうで、R32GT-Rが日本で販売されていた当時はアメリカでは販売されておらず、またレースで大活躍したクルマだったので(長谷見さんとか星野さんの時代っすね)ファンも多かったつう理由で25年が経過したと同時にアメリカ人がこぞって買い漁ってバクハツ的なプレミアがついちゃったようです。
ニッサン・スカイラインGT-Rに関しては、次はR33,そん次はR34と続くわけですが(R35からは『スカイライン』という名称はつかない)、R34GT-Rは映画『ワイルド・スピード』でアメリカでの知名度も抜群なので、これはもー絶対上がるはず。
今からR34GT-Rを買って寝かしとこうかと割と本気で考えてたりします。
一般的にクルマのプレミアは大体40年以上くらい前のクルマでないとクラシックカー的価値が出てこないんですが、2~30年モノのクルマで急騰したのが日本でもありましたね。
トヨタのAE-86カローラレビン/トレノとスバルのGC8インプレッサWRX(初期型)です。
この二つが高騰した理由は、マンガの「頭文字D」というので主人公が乗ってたクルマなんだからだそうです。
何故にそんだけの事で価格が上がるのかワタシにはチンプンカンプンですが、AE-86のフルレストア車が500万円だったり、廃車寸前のGC8が300万円だったりするようです。
スゴイですねー。
オタクの人たちの経済力には驚くばかりです。
AE-86なんて30年前には中古車が10万くらいで投げ売りされててセリカLBのはるか格下だったクルマなのに、マンガのおかげで今や大人気ですよ。
GC8の方は動けば速いのは間違いないんですが、AE-86の方はエンジンは超ローパワー(1600ccで100馬力ちょい、しかもグロス値)だし足回りもリアがリジッドアクスルだったりするので、どう考えても本気で走って速く走れるクルマではないのだけど、街中でたまーに兄ちゃんが乗ってるのに遭遇したりすると、結構な確率でロールケージと爆音マフラーが入ったりしています。
それホントに必要?と思いますが、まあ、アニメの世界はコスプレと言うのがあるので、あれはクルマも含めたコスプレなんだと解釈すれば合点はいくんですが・・・
いやー、おじさんにはワケの分からない世界です。
..
Like a Star / Jane Monheit
Posted by ROY at 00:25│Comments(8)
│日常
この記事へのコメント
おもしろい記事です。
ROY さん、ものしりですね。
ROY さん、ものしりですね。
Posted by 鯰
at 2019年03月04日 05:50

釣り具には拘らないROYさんなのに、なかなか道具に拘ってますね。
私は釣り具以外には、拘りません。
最近は、釣り具にも拘れませんけど。
34GTR、たくちゃんが持ってますよ。
私は釣り具以外には、拘りません。
最近は、釣り具にも拘れませんけど。
34GTR、たくちゃんが持ってますよ。
Posted by 酒ちゃん
at 2019年03月04日 12:39

今、バイクも高いですね。
私はCB750乗ってたので、ZⅡとW3が憧れだったのですが、気になって調べたら、とんでもない金額になってます。
W3でいいから買いたいなぁ~!
私はCB750乗ってたので、ZⅡとW3が憧れだったのですが、気になって調べたら、とんでもない金額になってます。
W3でいいから買いたいなぁ~!
Posted by 八ちゃん
at 2019年03月04日 20:10

鯰さん
ありがとございますぅ
乗り物好きな鯰さんも一緒にGT-R買いませんか?
もちろん投機目的で(笑)
ありがとございますぅ
乗り物好きな鯰さんも一緒にGT-R買いませんか?
もちろん投機目的で(笑)
Posted by ROY
at 2019年03月05日 01:27

酒ちゃん
えー、ワタシは釣具は拘ってますよ。
できるだけ安い道具で沢山釣ることに無上のヨロコビを感じてしまう変態なので、
最低限ギリギリの道具を見つける事に心血を注いどります。
えー、ワタシは釣具は拘ってますよ。
できるだけ安い道具で沢山釣ることに無上のヨロコビを感じてしまう変態なので、
最低限ギリギリの道具を見つける事に心血を注いどります。
Posted by ROY
at 2019年03月05日 01:30

八ちゃん
あー、確かにバイクも高いですね。
排ガス規制の前のブツや2ストの中型クラス(RG400ガンマとか)は二度見するような値札がついててビックリです。
W3つーとメグロかなんかですか?
あー、確かにバイクも高いですね。
排ガス規制の前のブツや2ストの中型クラス(RG400ガンマとか)は二度見するような値札がついててビックリです。
W3つーとメグロかなんかですか?
Posted by ROY
at 2019年03月05日 01:37

メグロの原型からカワサキに吸収合併された
後W1~W3まで、あのWの形をしたクランクケース
のタイプのビッグツインです。
エンジン音はガチャガチャうるさいんですが、ギヤの
何とも言えない一種独特の音が大好きです。
キャプトンマフラーの音もとってもいい音です。
OHVのプッシュロッドの音も懐かしいです。
後W1~W3まで、あのWの形をしたクランクケース
のタイプのビッグツインです。
エンジン音はガチャガチャうるさいんですが、ギヤの
何とも言えない一種独特の音が大好きです。
キャプトンマフラーの音もとってもいい音です。
OHVのプッシュロッドの音も懐かしいです。
Posted by 八ちゃん
at 2019年03月05日 07:47

八ちゃん
古いバイク詳しいっすね~
カワサキになった後のバイクとは知りませんでした。
キャブトンマフラーは今でもヤマハのSRにつけてるのをたまに見ますが
あれも雰囲気あっていいっすね。
そういえばワタシもOHVの乗り物持ってました。
ホンダの2馬力船外機がOHVでした(笑)
古いバイク詳しいっすね~
カワサキになった後のバイクとは知りませんでした。
キャブトンマフラーは今でもヤマハのSRにつけてるのをたまに見ますが
あれも雰囲気あっていいっすね。
そういえばワタシもOHVの乗り物持ってました。
ホンダの2馬力船外機がOHVでした(笑)
Posted by ROY
at 2019年03月05日 13:25
