Blowin' the blues away

コロナウィルスが猛威をふるう今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

非常事態宣言が出て、遠くに行くのも宴会するのも憚られるというフンイキの中、
数日前に、ブログで知り合った人たちと「オンライン飲み会」をやってみました。
オンライン飲み会つーのはですね、オンライン会議の宴会版です。
サケとツマミを各自勝手に用意して、会議の代わりにサケを飲もうつーアレですよアレ。

少し前から必要に迫られてネット会議の環境を色々と調べてたんですが、たまたま見つけたサイトがここ。

http://tacnom.com

本格的なネット会議と違ってセキュリティは全く期待できないけど、酒飲みながらヨタ話をする程度ならここで十分じゃないの。と思ったんですね。
使い方もごく簡単。
飲み会部屋を作ってそのURLを参加者に通知し、参加者はブラウザにそのURLを入れるだけ。
機材はPCでもタブレットでもスマホでも何でもOK。
専用ソフトもいらないし、何よりタダつーのがいい。こればスバラシイ。
好きな言葉が「貰う、拾う、タダ」のワタシは一発で気に入りました。


で、先週実際にやってみたんで使い方と感想をちょいと書いてみようと思います。

【つかいかた】

ブラウザでhttp://tacnom.comにアクセスし、



【飲み会ルームを作成する】を押す



時間を決めて
再度【飲み会ルームを作成する】を押す



こんな風に飲み会ルームのURLが出てくるので、スマホで作ったのであればそのままLINEかなんかで通知、PCでつくったのであれば画面のQRコードをスマホのQRコードリーダーで読み取るか、手入力でURLを書き写して招待するヒトに通知する。

参加者側は各自がブラウザを立ち上げてURLを入れるだけ。
スマホの場合はLINEメッセージのURLをクリック。


【感想】

いいところ

・当然だけど遠隔地でもOK、北海道と沖縄でも時間とフンイキを共有しながらサケが飲める。
ブログで知り合った遠くのヒトと親交を深めるにはかなり有効なツールかと。

・使用方法がごく簡単
他のネットミーティング環境と違い、メンバー登録も専用ソフトもなんもかんも不要。
ブラウザにURLを入れるだけ。
どんなにPCに疎い人でも使えちゃう。

・タダ
これは大きなメリット。
タダだから誰でも遠慮なく誘える。

イマイチなところ

・部屋が汚いとバレちゃう(笑)

・基本的にネット会議と同じなので、１人が喋ってる間はみんながそれを聞く、というスタイル。
zoomや実際の飲み会のように、たくさん人がいる中での小さなコロニーで会話をする、という事はできない。

・本当の飲み会と比べ、臨場感がちと乏しい。

・音声レベルがまちまちで、耳の遠い爺さんのような喋り方になってしまう。

要注意な所

他のネットミーティング環境と違い、部屋に入れる条件がURLを知っているか否かだけなので、URLを不特定多数に公開できない。
例えばブログに「○○時からここでやります {URL}」とか書いちゃうと悪意を持った第三者からイタズラで入ってこられる可能性があるので、会議の度毎にメンバーのみの閉鎖空間（LINEグループとかメーリングリストとか）でURLを告知する必要がある。
要するにセキュリティがパスワードのみ、という状態と同じですな。
まあ、これは簡便という利点の裏返しでもあるのだけど。

あ、もちろん　「知らないヒトの乱入歓迎」　というスタンスであればこれは問題ありません。

イマイチ部分の改善策

・部屋が汚いとバレちゃう件
これはもー仕方がない、掃除するか開き直るかの二択（ワタシはもちろん開き直り派）

・部分的な会話ができない件
これも仕方ない、そんなもんだと思いこむ。

・臨場感が乏しい件
これは何かもう少し共有できるものがあればいいのかも。
例えば何か一つ共通のサケかツマミを決めて、各自がそれを用意しておくとかね。（めんどくさいけど(笑)）
あと、やっぱ大画面のほうが臨場感は出ると思います、ハイ。
スマホよりできればPC使ったほうがいいかもね。

・参加者の音声レベルがまちまちな件
これはPCやスマホの内蔵マイクを使わずに各自がヘッドセットを使えば解決すると思う。
iPhone・iPadなら純正イヤホンがマイク付きなんで、それを使う。
AndroidならMicroUSBかBluetoothのヘッドセット
PCならUSBかBluetoothかオーディオジャックを使うやつ。
だけど、Bluetoothのは安定しないので、できればUSB接続のヘッドセットを推奨。充電もメンドイしね。


と、こんな感じでした。
近いうちにまたやってみようかなー



Wildflower / Bon Jovi