Blowin' the blues away

今日は参院選投票日ですね、みなさんは投票行きました？
休みの日にわざわざ時間割いて投票に行くのは負担も大きいと思います。
いやー、わかるわかる。



ところで、今の選挙のシステムってちょっとおかしいと思いませんか？
個人の投票にかかるコストは経済を回している民間の実働世代（一部の大企業除く）が最も高く、年金生活者や一部の大企業や公務員は低いという現実があるので、いつまで経っても大企業と年寄りと公務員が得する世の中は変わりません。

投票コストを説明するとですね、まず年金生活者は自由時間が多いので投票に行くのはあまり負担にならないのは誰でも想像つくと思いますが、一部の大企業と公務員の投票コストがなぜ低いのか。
これはですね、あの人たちは選挙前になると働いている建物内に期日前投票所ができるんですよ。
期日前投票と言うと、投票日にやんごとなき事情があって投票できないという人が投票日前に投票できるというシステムですが、これが建前通りに運用されていません。
「オマエら本当に投票日に不在なのかよ」とツッコミ入れたくなるような、組織のほとんどの人間が仕事に行ったついでに投票しています(笑)
今の国政選挙の投票率は5割切ってると思うんですが、この割合からすると大企業社員と公務員は一人2票を持ってるようなもんですね。
こうして一部の大企業や公務員は投票率が異様に高くなり、結果的にそれらを利する行政に変化していくという悪循環に陥っているように思えます。
よく地域での一票の格差がどうのこうの言われますが、そんな事よりも職種によって投票コストが全く異なると言う問題の方がはるかに大きな問題だと思うんですけどねぇ。
あーやだやだ。

で、結局オマエは投票行ったのかって？
すんません、行ってません(笑)


I Don't Want Much / James Felix