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2013年07月10日

ダブルバスレフ方式スピーカー制作(3)

届いてからほったらかしだったダブルバスレフスピーカーキット'(WP-7108DB-F2PS)を、ここ数日じわじわと組み立てとります。
今現在は塗装前の仮組みで鳴らしている段階ですが、これまでの経過をざっと書いてみようと思います。


梱包を開けた時の各パーツの印象

スピーカーユニット(Fostex FE83En)

このFEシリーズのユニットは歴史があり、ずっと昔から売れ続けている自作スピーカーのリファレンス的シリーズとのことでどんなユニットなのかが興味があったのだけど、箱を開けてみると日本製とは思えない造りの荒さでちょっとビックリ。
布エッジには妙なシワが不均等に入っているし、コーン紙が斜めから見ると激しく傾いている。
エッジ周辺のコーン紙の位置が、1個は1.5mmほど、もう1個は0.5mmほど両端で差があった。
今までに買ったユニット、P800KとFF85WKにはこんなズレはなく、いかにも緻密な日本製品というイメージだったのだけど、今回のFE83Enは雑そのもの。
ゴムエッジと布エッジの違いなのだろうか?
いやいや、それにしてもこれはヒドイ。
こんなのが出荷前チェックに引っかからないワケがない。
単品で買ったP800KとFF85WKはかなり精密な外観だっただけに、同じ会社の製品とも思えない。
もしかするとこのキット、フォステクスの失敗ロットを共立電子が安く仕入れてセット販売しているのか?と思ったりもした。
今回ワタシはユニット付のキットを購入したのだけど、この記事を見たヒトが購入を検討しているのなら箱だけのキットにしてユニットは単品を購入した方がいいかもしれない。
失敗ロット云々の疑いはまぁおいといて、ユニットがおかしかった場合の返品もしやすいしね。
それに、別々で買っても合計金額はそんなに変わらないし。
とにかくFE83Enの作りのいい加減さにはビックリした。


板材(MDF)

15mm厚の板なので、なかなかしっかりした印象。
精度もかなりよさそう。
ただ、側板の一枚が僅かに反っていたのが残念。


ターミナル

これはちゃんとしたのがついていた。


スピーカーケーブル

少し短く、後でハンダ付けをするのに苦労しそう。
これはちゃんとしたケーブルを自分で用意した方がいいと思う。
付属のケーブルは芯材も鉄で、銅ですらない。(短いケーブルなんだからケチるなよ・・)


木工ボンド

一番小さいサイズの木工ボンドが二個付属しているけど、これでは絶対足りない。
(このキット内容を決めたヒトは、これ実際に作ったことあるんだろうか?)


別途購入したもの

ベルトクランプ2個
ハタガネ2本(前回購入した4本もあるので合計6本)
マスキングテープ
速乾木工ボンド(500ml)1本
ジェルカラーニス(チーク)1本
スプレー塗料(水性・チョコレート)2本
戸当りテープ(FE83Enのパッキンが役に立たないので、これをパッキンに使用)
サンドペーパー80~1000番数枚


準備したもの

洗車用タオル
ハンダゴテ、ハンダ
電動ドライバー
ドリルビット(2mm穴あけ用,5mm皿モミ用)
ラジオペンチ
+ドライバー#2


組み立て

まず最初にダクトを接着する。
PDFの説明書には「実用強度に達するまで◯◯時間」とか書いてるけど、速乾ボンドを塗って差し込んで10分も経ったら次の作業に取り掛かれるほどくっついていたので、とっとと次へ。
説明書にはここで仮組みをして段差の少ない板の組み合わせを見つける、と書かれていたけど、ダボ穴も結構正確で、どの組み合わせもほとんど同じだった。
なんだ結構精度いいじゃん、こりゃ説明書通りに作ったら間違いないだろう・・と思ってしまったのが後の失敗につながるとは、この時点ではまだ気づいていない(笑)
ダボ穴にダボを差し込み、ボンドを塗って側板以外のパーツを接着していく。
この過程は、説明書にはゴムハンマーで叩いて板を密着させ、重しを載せてボンドが硬化するのを待つ、と書いてあったのでその通りにやってみた。
といっても、ゴムハンマーなんぞ一般家庭にあるワケもなく、拳を握ってガンガンと叩き、側板を当てて直角を出した後に10キロ程度の重しを上に乗せた。
その後、もう一個も同じように作る。
この状態で一晩放置。

翌日は側板を接着。
まずターミナルにケーブルをハンダ付けし、裏板に固定する。

ダブルバスレフ方式スピーカー制作(3)
ダブルバスレフ方式スピーカー制作(3)

組み上げた後にターミナルのナットが緩むともうお手上げなので、ここは念入りに締めた。
次はいよいよ側板の圧着。
ダボ穴にダボを入れ、空気漏れがないようにボンドをてんこ盛りにして側板を合わせてみたら、なんか側板が小さいような・・・
いや、側板が小さいと言うよりも、側板以外のパーツが完全に密着しておらず、微妙な隙間があるために膨らんでいる模様。
だから側板が相対的に小さく思えるのだろう。
エンクロージャの前後に段差が0.5mmほどずつあった。
空気漏れはなさそうだけど、これはサンディングが苦労しそうだ。
当然のことながらボンドは固まってしまっているし、もう後戻りはできない。
仕方がないのでそのまま側板を押し付け、ベルトクランプ2個でガッチリ固定し、力がかかっていない部分はハタガネで締めた。

ダブルバスレフ方式スピーカー制作(3)

なまじ板の精度がよかっただけに説明書を信頼してしまい、側板以外のパーツを接着する際に説明書のとおりに重しだけで圧着したのだけど、この部分だけは説明書を信用しないでベルトクランプでギリギリ締め上げるべきだった。
この状態で一晩放置。

翌日、もう一個のスピーカーの側板を同じ方法で圧着。
ここまできて気付いたのだけど、今回は半透明のニスで仕上げようと思っていた。
MDFにボンドの染みだした跡を付けないためにマスキングテープを買ってきていたのだけど、それを貼るのを忘れていた(笑)
はみ出したボンドは濡れたタオルで拭き取ってはいるものの、やっぱり跡がついてしまっていて、これではニスは使えない。
ま、忘れていたものは仕方がない。
また不透明塗料のスプレーで塗装をすればいいんだしー(だんだんいい加減になってきた(笑))

数日後、サンディング。
スピーカー前面と上部だけは板の段差を無くしたい。裏面と下部の見えない所はどうでもいいけどね。
接着したスピーカーを屋外に持ち出し、コルクの立方体にサンドペーパーを巻き、汗だくになりながらサンディング。
近所のヒトの不審な視線を時折感じたりするが、気にしない。
暑くてたまらず、途中でビールを持ってきてグビグビやりながら一心不乱にサンドペーパーをかけた。
ユニット取り付け穴とダクトの穴に、MDFを削った粉が盛大に入っていくのがなんともヤな感じ。
削った粉がエンクロージャー内部に入らないように、前面から取れるような簡単なマスキングをしておけば良かったかもしれない。
(ま、後で掃除機で吸い取ればいいんだけどね)
結局、前面にある段差0.5mmほどと上面にある段差0.2mmほどを無くすのに要した時間は約2時間。
炎天下の屋外で、ビールを飲みながらひたすらサンドペーパーを掛けていた。
段差がなくなった所で、箱のカドを丸め、次は600番のサンドペーパーを手だけで持って磨き、板のザラザラをなくしていく。
手で触って表面がスムースになるまでに約30分を要し、サンディングがやっと終わった。
心底疲れたのでこの日はシャワー浴びてビールを飲んで終了。


数日後、塗装をしようかな~、それともこのまま仮組みでちょっと聴いてみようかな~と迷った挙句、どんな音がするのか興味を抑えられず(笑)仮組みして聴いてみることにした。
まずユニット取り付け穴の周囲を軽くサンディングしてやってカドを取り、ユニットを合わせ、ネジ位置を鉛筆でマーキングした後に2mmのドリルで穴を開けていく。
その後、開けた穴の周囲を5mmのドリルビットで皿モミ。
次にパッキンを付けるのだけど、FE83Enに付属のパッキンは薄くてやたらと細い。
ほんの少しズレると気密性が保たれなくなるのは明白なので、戸あたりテープを縦半分に切ったものをエンクロージャーのユニット取り付け穴の周囲に丸く貼った。

ダブルバスレフ方式スピーカー制作(3)

ここの気密性が悪ければ全てが台無しなので念入りに貼っていく。
その後、付属の吸音材を入れ、

ダブルバスレフ方式スピーカー制作(3)

吸音材を入れユニット取り付け穴からケーブルを引っ張り出し、軽くハンダをつけてユニットと接続し、エンクロージャにネジ止めして仮組み終了。

作ってみてから改めて思ったのだけど、少し前に作ったバックロードホーン(BW-800)よりもかなりデカい。

ダブルバスレフ方式スピーカー制作(3)
ダブルバスレフ方式スピーカー制作(3)

これじゃ机の上に置いたら邪魔になって仕方がないだろうな~


音出し

望遠鏡の建設後、最初の観望で見える光は「ファーストライト」と言うのだけど、スピーカーの場合はなんて言うんだろ?
ファーストサウンド?
いやいや、それじゃベタすぎるだろ、なんて一人で苦笑いしながらアンプに繋いだ。
このユニット(FE83En)はWEB上の評価によると、高音部がキレイで音源の分解能が良くボーカルがリアルに聴こえるらしい。
それらと同時にダブルバスレフの低音も確認してみたいってコトで、ボーカルがあって録音状態もよく音域も広いソースとしてダイアナ・クラールの『Live in Paris』をかけてみた。
このCDは耳にタコが出来るほどいろんなスピーカーで聴いているので、今回作ったスピーカーの特徴を判断するにもうってつけだと思われる。


で、聴いてみた感想だけど・・・

なんか重低音部がボコボコ言ってて、音楽の一部の音ではないように思える。
周波数特性はまだ調べてないのでハッキリとはわからないけど、耳で聴いた感じでは100Hz以下の重低音部に不自然なピークがポコッとあり、100~500Hzがややスカスカの感じ。
一方、1KHz以上の中高域は流石に緻密な音を出している。
ドラムのブラシの一本一本がスネアを叩いているのが見えるようだ。

しかしこの中低音部の不自然さはちょっと許容範囲外だった。
重低音に相当する100Hz以下の領域は結構出ているのだけど、とにかく不自然な重低音だ(笑)
中低域からのつながりも悪い。
このままエージングしていって音が変わるのだろうか?(汗)


【追記】

その後、スピーカーユニットをFF85WKに換えてみました。
交換後は若干の改善が見られたものの、やはりどうにも低域のクオリティはワタシの許容範囲外で、この箱は塗装することなくオクラ入りが決定しました(笑)
このダブルバスレフ箱はFOSTEX FE83Enに付属の説明書にある応用例のダブルバスレフ箱
そのものなんですが(ポートが四角と丸の違いはあるけど)ぶっちゃけガッカリでしたね。
スピーカーメーカー設計の箱というのに幻想を持ちすぎていたのかもしれません・・・

このスピーカーに納得したら、次はフォステクスがFE103Enの応用例として設計した図面を具体化したキット(共立電子 WP-7510BH)でも買おうかと思っていたのですが、気勢を削がれた感じです(笑)
メーカー設計の箱って言ってもこのレベルなんだ・・・というのがよくわかりました。
これなら1万円でペアで売ってるブックシェルフ完成品の方がいい音でした。
このデカさでこの音はないわー、というのが率直な感想です。


前記事>ダブルバスレフ方式スピーカー制作(2)




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この記事へのコメント
こんばんは

記事から、私なりに「伝わった」ことなんですが…
期待する音量より、小さな音で楽しめないでしょうか?
何の理由もないんですが、
「小さな音でビーチボーイズ」とか?
支離滅裂でスミマセン…
Posted by 散歩犬散歩犬 at 2013年07月10日 22:20
おはようございます

スピーカーの出力音圧レベルを超えた時に
違和感が出るんじゃーないのかな
音量を絞った時はどんな感じですか?
最終的にツイーターを追加して
クロスオーバーのネットワークかな(笑)
ttp://sakumo.kir.jp/V_kraft/AUDIO-4jisaku-SP-04_structure_Network.html
Posted by at 2013年07月11日 08:31
音に関してのこだわり、すごいですね、最近、音の聞き取れる
音域がすごく狭くなったのと、ちょっとズンボぎみで聞こえなく
なった、私の耳、さびしいです!
でも、アソコはしっかり・・・・・・・・・です!(大爆)
Posted by 八ちゃん at 2013年07月11日 08:58
ダブルバスレフの組み上げ、大変でしたね(笑)。FE83En、我が家のはそんなに作りが粗い感じはないので、そもそもユニットが不良なのかもしれません。

ただ、一般的な話としては、ダブルバスレフの低音はバックロードのそれと比べて緩い感じになるのが普通です。好みもありますが、バックロードの愛好者が多いのは、この辺りの点が影響しているのでしょうね。また、ダブルバスレフの場合、ジャズよりクラシックの方が適性があるような気もしますが、いかがでしょう?

あとは、FF85WKにユニット交換を試してみても面白いかもしれませんね。以前交換したBW-800とFE83Enの組み合わせは相変わらず良好です。バスレフ専用設計とされるFF85WKとダブルバスレフの組み合わせには大変興味があります。FF85WKが余っているのをどうしようかなという不純な動機もあるのですが(笑)。
Posted by D100 at 2013年07月11日 09:00
またまた連投、すみません。

BW-800のf特、FE83EnとFF85WK双方のバージョンで比較してみました。
ttp://jisaku.155cm.com/src/1373543289_39f67db0c675125e83dfc7c5e9565e0f8d7cffdb.jpg

赤がFE83En、青がFF85WKになります。平均音圧レベルはなるべく同じにしてみました。こうして比較してみると、FF85WKのほうは100~150Hzでレベルが高めで、FE83Enよりも3dBくらい高くなっています。一方、FE83Enでは75~90Hzの音圧が高く、こちらも差は3dBくらいでしょうか。結果として、低域の特性ではFE83Enの方がややフラットになっている感じですね。

もう少し高い帯域ですと、FF85WKの方で500、600、800Hz付近にディップが見られます。その結果、550、700Hz付近のピークが聴感上目立っている可能性がありますね。

また、15KHz以上の高域ではさすがにFE83Enが良く伸びている感じです。

低域での特性差をどうみるか、好みの問題といえばそうですが、よりフラットな周波数特性的を求めるなら、FE83Enの方がよさそうです。

ご参考までに!
Posted by D100 at 2013年07月11日 12:04
散歩犬さん

音量の問題ではなくて音質の問題なんですよね。
小~中音量で聴いた時にも周波数特性がボコボコな感じです。
beach boys懐かしいっすねー
思わずyoutubeでkokomoを検索してしまいました。
Posted by ROYROY at 2013年07月11日 15:20
Zさん

うちはウサギ小屋なのでそんな大音量は出せないっす(笑)
最初の音出しが夜中の小音量リスニングだったんですが、
それでも明らかに変だったんですよね~
高音部は、元々高音に強いシリーズでしかも小口径ユニットというだけあって
ツイータは全く不要な感じです。
不自然なのは中低~重低音の範囲でして、ダブルバスレフだけあって
重低音はホント8cmユニットとは思えないほどズンドコ出てくるんですけど、
波形がかなり変な感じなんですよね。
中低域からの音圧レベルの繋がりも変で、重低域がバスドラだけの
単一音階かつ正弦波のみの曲(ポップスやロック系)なんかだったら違和感を全く
感じませんが、ピアノやウッドベースの音階を持った重低域が含まれている曲では
結構違和感を感じるんです。

3wayにしてネットワークを入れれば簡単に理想に近づくのはわかってるんですが、
Zさんが電気ストーブにこだわるように、ワタシはフルレンジ一発の箱での
音の変化に男のマロンを感じちゃってるので(笑)マルチウェイはいまんとこ考えてないです。
信号回路にコンデンサやコイルを入れると言うのにもちょっと抵抗がありますし・・
Posted by ROYROY at 2013年07月11日 15:24
八ちゃん

うーん、こだわりはあまりないと思うんですが、スピーカー制作の場合は
『金を掛けずに手間をかけて楽しめる』って所が貧乏人のワタシの琴線に
触れたんだと思います。

それにしても「アソコはしっかり」と言う所は流石です(笑)
でもこれにツッコミ入れたら、また「お手々のコトなのにシケベ!」とか
書かれると思うので(笑)あえて書きませんけど。
Posted by ROYROY at 2013年07月11日 15:26
D100さん

今回のは作る前は結構気合いが入ってたんですけど、箱を開けてFE83Enを見た瞬間にやる気の半分くらいが失せましたね。
やっぱこれ廃棄予定の失敗ロットをどっかからタダ同然で手に入れてるとしか・・・(笑)
ま、コイルがどっかに当たっていたりするコトもなく音は普通に出るんですが、
見た目がダサすぎなんでサランネットで隠したいくらいです。

f特グラフ、ありがとうございました。
参考になりました。
もしグライコを通してないなら、かなりのフラットな特性ですね。
ワタシの箱とはおそらく大違いです。
以前書いたFF85WK+BW-800での550Hzのピークは、吸音材を調整する前はこのグラフ以上に高かったのは明白なので、
ユニット自体の個体差やエージングの違い、さらには吸音材によるチューニングの違いも大きいのかもしれません。

BW-800とのユニット交換については、FE83Enのダンパーが見るからに旧式の固い奴なので、エージングに時間が掛かりそうで、今度実家に行って防音室(モドキですけど)で大音量で鳴らせてみて、その後の変化で決めようと思います。

どちらにしても、この箱は低域を欲張りすぎだと思いますね~。
第一ポートが120Hz、第二ポートが60Hzだそうですが、FE83Enの応用例として設計するなら80~100Hz付近を狙った方が良かったと思います。
多分、こんな小さなスピーカーでも重低音がこれだけ出るんだぞ~みたいなビックリ箱的なモノが設計上の狙いだったんではないかと(笑)
Posted by ROYROY at 2013年07月11日 15:31
f特の測定ですが、イコライザ等はかけていません。吸音材は、ニードルフェルトを空気室と開口部に入れてあります。

DAC、アンプは通していますが、いずれもSTEREO誌付録のローコストなものです。ちなみに、アンプを真空管アンプ(PCL86シングル)に切り替えた場合でも、測定結果はほとんど変わりませんので、アンプ等の特性に左右されているわけではなさそうです。

結局のところ、BW-800については、箱(吸音材)のチューニングが大きく効いているということでしょうか。ユニットの個体差がそこまで大きいというのも考えにくいですしね(QCの問題はありそうですが・笑)。

ダブルバスレフのポートのチューニングについては同感です。もう少し低音を欲張らないほうが、全体としての音のバランスが良くなるような気がしますね。

一方、ダブルバスレフに向くユニットとしては、強力で、音圧レベルが低めで、かつハイ上がりでないものと長岡氏が言っていますので、この基準に当てはめるならば、FF85WKのほうがダブルバスレフの箱には合いそうです。
Posted by D100 at 2013年07月12日 08:31
こんばんは

連投します!
全く関係ないんですが、昨夜、「釣りビジョンのチヌ道一直線」で
由良半島のかかり釣りを見ました~

流れはなさそうでしたが、雰囲気よくていい感じでしたよ!!!
Posted by 散歩犬散歩犬 at 2013年07月13日 22:05
D100さん

連休中のヒマに任せてユニット交換してみました。
BW-800につけていたFF85WKとWP-7108DB-F2PSのFe83Enを相互交換しての聴き比べの感想を。

まずWP-7108DB-F2PS+FF85WKですが、これはオリジナルセットのFE83Enより大分良い感じです。
音圧レベルでは、FE83Enの時には60~65Hzはボコっと盛り上がってはいるものの、そこから110Hzまでが全く出ていないというヘンテコなカーブでしたが、まずこれが改善されました。
波形レベルでは、低域のリアリティと歯切れの良さもやや改善し、ベースがベースらしい音に近づきました。
シンバルなどの高域はFE83Enの方が表現力があるんですが、そのメリットよりも低域のデメリットが大きすぎる感じで、相殺するとこの箱には明らかにFF85WKの方が向いてますね。

次にBW-800+FE83Enですが、今回はユニットを交換するついでに吸音材をニードルフェルトに交換してみました。
で、聴き比べた結果ですが、やはり高域のクオリティはFF85WKよりこっちのほうが上ですね。
振動パーツが軽いのが効いてる感じです。
問題はやはり中域~低域で、中域がやや薄く、低域は薄い上に歯切れが悪く感じました。
でもこれ、微妙な所なんですよね~
こっちの箱の方は人によってはFE83Enがいいと思うかもしれません。
でもワタシ的には低域のデメリットがちょっと大きすぎましたので、またFF85WKに戻す予定です。
この箱は何度もユニットを取り替えたのでネジ穴がだいぶ怪しくなってきて、現在ネジパテで穴の補修中です(笑)
Posted by ROYROY at 2013年07月14日 16:06
散歩犬さん

ワタシがいつも貸しボートで釣りに行っている海域も由良半島の近くです。
ボート屋に魚拓が並んでるんですが、チヌの最高記録が61.5cmだったと思います。
チヌ釣りでは結構有名な所みたいで、いつ行っても駐車場には関西や中国地方のナンバーの車がズラッと並んでますよ。
散歩犬さんも機会があったら来てみてください。
ボート免許がなくても店主が引っ張っていってカセ釣りできますんで。
Posted by ROYROY at 2013年07月14日 16:11
やはり、ダブルバスレフの箱にはFF85WKの方が合うようですね。
上手くマッチするユニットがあって良かったです。

BW-800の相方はなかなか選択が難しい・・・。FF85WKだと、100~150Hzの音圧レベルが上がりますので低音の量感で勝り、75~90Hzを含めたフラットな特性と高域ではFE83Enに軍配が上がる、という感じですね。こうなると、あとは好みの問題になりそうです。

私は元々FEシリーズの音が好みということもあり、BW-800にはFE83Enでいこうと思います。以前もFF125Nのダブルバスレフを使っていましたので、FF85WKにはうまくマッチするダブルバスレフの箱を作ってみたいですね。作っても使う場所がありませんが(笑)。
Posted by D100 at 2013年07月15日 08:20
同じ箱のTANGBAN W3-582SC版を購入。

やはり、ユニット本体とダクトから出てくる音が、なんともチグハグ。
ベースなんてボンボン言っているだけで音程が全く分からないし。
こりゃー駄目だ。

なんで8cmのユニットに、こんなでかい箱?。

ってことで、やけくそで失敗しても良いやと、安い12cmユニットFE-127KOを買ってきて、ジグソーで穴を大きく開け直し、ぶちこんだら「あれ、これいけるじゃん。」て感じになりました。
箱だけのやつ買って、spedで計算して第1気室の容量調整やダクトの長さを調整してあげたら、意外とコストパフォーマンスの良い12cmユニット用エンクロジャーになりそうです。

小口径のユニットで無理やり(それも必要以上に)低域を膨らませるのに無理があるのではと。
Posted by 鎌倉 at 2013年12月12日 16:57
鎌倉さんはじめまして

コメントありがとうございました。
やはりこの箱ってどう考えても設計おかしいですよね。
低音を出す事だけ考えて音質を全く考えてないというか・・・
明らかな失敗作だと思います。
同時期に作ったバックロードホーン箱(BW-800)の方はなかなか良かったですよ。
Posted by ROYROY at 2013年12月13日 15:43
こんにちは。鎌倉です。

ググっていて、「あれ偶然。私とは順番が逆だけど同じことやっている人が居る」と。
実は私は今BW800エージング中です。
まだ側板は旗金で止めているだけで、ユニットはP800Kとチープなやつですが、きちんと低域も出ておりベースの音程も分かります。
ただ、低域出てるのですが量感がもう少し欲しいですね。
たぶん、こいつ単独で比較するもの無く聞いたら「これで良いか。」と言うレベルだと思います。

実は、このダブルバスレフの音を聞いて、「こいつは音楽にならん。聞いてて苦痛。」と頭に来て、12/8に「こんだけ箱がでかいなら、少し口径の大きいユニットいれたら、もう少しまともな音出るんじゃないか~。」とコイズミ無線に出かけました。
そこでBW800が目にとまり確か\4,800と安かったので、外した582Cをこいつに入れようかと衝動買いしてしまいました。
ところが、箱の開口径が小さいんですね。
「それなら、まずはP800K入れて見よ。」とポチッとした次第です。

ダブルバスレフの方の問題はユニットと箱のバランスだと思います。
ま、8cm用としては完全失敗作ですね。
私のメインは、あるエンクロージャー工房のダブルバスレフのエンクロージャーにFOSTEXのSI-1UN入れたもので、これが結構低域伸びているのですが、FE-127KOを入れたら、低域の伸びに僅かに差はあるものの、ダンピングの効いた気持良い低域が出てきています(あれ、あの鈍重な
もやもやなんだったの、ハイスピードで締ってるじゃんって感じです)。

それにしてもググってると、このダブルバスレフを称賛している人が結構いるので何故だろうと不思議な感じです。
先にどなたが書かれてましたが、本当にビックリ箱の様な音でした。
Posted by 鎌倉 at 2013年12月13日 17:37
鎌倉さん

あれ、BW-800も作ってたんですか、
ワタシと逆パターンですね。
現在ハタガネで止めているだけなら、多少は音道の空気漏れがあるでしょうから、完全に接着してみれば音は変わると思いますよ。
BW-800のf特は小型スピーカーそのものですが、結構ソースに忠実な音が出てきますので、グライコで十分補正できますよ。
ダブルバスレフの方は低域の音波の波形が既にダメダメな感じなので、補正しようにもそれ以前の問題ですけど。

このダブルバスレフ箱ですが、ワタシも購入前にネット上にある購入者の評価を見たのですよね。
で、賞賛しているヒト多いですよね。
ワタシも不思議です。
もしかしたらあれ書いてるヒトって、購入した一般人じゃなくて販売元の店員?なんて思ってしまいます。
Posted by ROYROY at 2013年12月16日 13:40
こんにちはROYさん。
鎌倉です。

ちょっと面白い実験君をやってみました。

今年の3月に知人からエレキットの未組み立てTU-870を貰い幼少時の趣味が再燃。
11月までに1~5Wのミニワッター真空管アンプを7台組み上げました。
11月からは、アンプはこの辺で良いだろうと興味の対象はスピーカーに。

小口径のユニットってどうなんだろうとDB1000D(P1000Kのメーカー例箱)にFE103Enを。
「うん、音楽を聴くには十分だが、音を聴くには若干寂しいな」と。

口径8cmはどうなんだろうとWP-710db-t2を。
「うわー何だこの音。ベースの音程が全く分からん。鈍重でもやもや」
で、穴を広げFE127KOを取り付け。
「これ良いじゃん。メインと遜色ないな~。」

その次がWB800+P800K
「まとまった音だが、やはり8cm。これが限界か?」
と。

でROYさんの「イコライザで低域持ち上げるといける。」との、このコメントを見て考えました。
が、しか~し使っている機器は前述の如くトーンコントロール無しの真空管メインアンプとCDプレイヤーのみ。

「そうだPCでやって見よう。」と。
「ん、PCでやるならフリーのシグナルジェネレータソフト位あるだろ。」
「これまで作った物の物理的特性なんて気にせず、自分の耳だけを頼りに、これ好き、今一物足りないな、なんてやってきてるが、何も基準はないもんな~」と。

で、早速フリーのSGソフトをダウンロードして低域はどの辺りから再生できるのか、やって見ました。

その結果は

①SI-1UN+ダブルバスレフ 20Hz以下~
②FF-127KO+WP-710db箱  30Hz弱~
③FE-103En+DB1000D    40Hz弱~
④P800K+WB800      65Hz~

でした。

音として認識できるのは28Hz位までで、それ以下は体に振動を感じ、コーンが振動しているのが見えるのみです。
実験に使ったアンプは、14GW8シングルアンプだがシングルでも10Hz以下でもきちんと出力出来ていること確認でき大きな収穫。、
(このアンプはアンプ回路自体は春日無線の長島先生のスーパーKNF方式で、春日無線がスポンサーなのでチョークトランスを多用している。
でもチョークトランスは音質には関係ないだろうと、電源はペルケ師匠のFETリプルフィルター方式でコストダウンし、部品代しめて\12,500で組んだもの。出力トランスは春日無線と東栄変成器を比較したが、東栄変成器のほうが低域が伸びるので、こちらのT1200を選択)

でイコライザの方は①,②は小音量でも十分な低域が出ているので良いやと、まず③から

31Hzと62Hzをちょっと持ち上げると
「ん~低域足らず、少し寂しいと思っていたが、かなりいけるこれ。嬉しい。」

次に④で

31Hzと62Hzを持ち上げて見る。
「変わんないな~。65Hz以下再生出来てないのだから当たりまえか。」
と62Hzと125Hzを持ち上げて見る。
「どんどん、持ち上げて行くと中域が引っ込んで行くな~。ボーカルが後ろに後退して行く感じ」
さらに62Hzと125HzをMAXにしたら
「ん、これはWP-710db-t2の音だ。」
と言う結論になりました。

残念ながら、P800K+WB800+イコライザーは失敗でした。
しかし、この結果からWB-710db-t2のあの異様な音は100Hz辺りが盛大に膨らんでいたんだなと容易に想像が付きます。

それから、分かったのは
「私はレベルが低くても40Hz位から出力があるスピーカでないと満足がいかない。」
「レベルが低くても40Hz位が出ていれば、イコライザーで満足のいく音に調整できる。」
ですかね。

ローエンドオーディオ楽しです。
Posted by 鎌倉 at 2013年12月18日 09:50
鎌倉さん

スゴイ耳をお持ちですね~
ワタシは50Hz以下の範囲は全く気にもなりません(笑)

ミニバックロードWB800に関してですが、
この箱はなかなか傑作なのではないかと思います。
っても、フルサイズのトールボーイと比べると低音の厚みが全然違いますが、
机の両端に置ける位のミニサイズでこの音が出てくれば全く文句なしです。
あと、ワタシもユニットはP800Kを付けていたんですが、
これをFF85WKに換装する事で大分良くなりましたよ。


色々な試行実験結果を教えて頂きありがとうございました。
スピーカーって安い金額で色々遊べて面白いですよね。
自分にもう少し木工の腕があれば自分で板材の切り出しからやってみたいトコロです。
Posted by ROYROY at 2013年12月19日 12:58
ROYさん
こんにちは。鎌倉です。

このバックロッド、基本的には良い音なんでなんとかしたいなと。

今朝、P800Kの周波数特性見てて、40Hz~60H辺りに凄いディップがあることに気づきました。

昨年FF-165WKでダブルバスレフを組んだ(これは夏に田舎のお袋にTU-870超3改と共にあげた)ので、これの取説が有りFF-85WKを確認したのですが、こちらの方が同じようなディップがかなり小さいみたいです。

この辺りが聴感に影響しているのでしょうね。

私は、どうしても、この大きさでもう少し低い方が欲しいので、低域が強いと言われているユニットを探して入れて見たいと考えてます。
今、食指が動いているのはDIY AUDIO SA/F80AMGと AURA SOUND  NS3-193-8A辺りです。

良い結果が出たらお知らせします。
Posted by 鎌倉 at 2013年12月20日 10:06
鎌倉さん

かなりの亀レスになってしまいましたが(汗)ユニット交換の結果よかったら教えて下さいね。
ところで、最近気になる出来合いのエンクロージャを見つけてしまいました。
BW-800と同じ吉本キャビネットが出しているBW-1155という箱です。
BW-800はホーン長が980mmですが、BW-1155は1400mmあるので、より低音が期待できるのではないかと・・・
ただ価格が2本セットで18900円でBW-800の約3倍なんで、どこかにレビューが出てから検討しようかと思ってます。
人柱に・・・なってみませんか?(笑)
Posted by ROYROY at 2014年01月29日 22:44
ROYさん

こんにちは。
鎌倉です。

AURA AUDIOのNS3-193-8AとDIY AUDIOのSA/F80AMGは入手しましたが時間が無く、BW800にはまだ入れてません。
裸の状態で鳴らしてみたのですがNS3-193-8Aはずいぶん低域が伸びている気がします。

裸の状態で低域の伸びは
 NS3-193-8A>SA/F80AMG≒W3-582SC
というとこでしょうか。

ただ、ウィンターシーズンに入り毎週末雪の上に居る為、BW800にこれらのユニットを入れるのは6月以降になると思います。

しかし、ROYさんと私は思考が似てるのでしょうかね~?。

6月以降に何かもっと面白いことないかな~。BW-1155って面白そう、どなたかインプレッションしてないかなと思いグーグっていたら、偶然またここに辿り着いてしまいました。
Posted by 鎌倉 at 2014年02月05日 12:00
鎌倉さん

BW-1155が目に留まったとは奇遇ですね~
もしかしてワタシと赤い糸で結ばれているのかも・
・・ってオヤジと結ばれたって嬉しくないですよね(笑)

個人的に興味があるのはNS3-193-8Aですね~。
これには興味津々です。
SA/F80AMGの方はBW-800に入れるにはマグネットが大きすぎて
必要な空気室容量が確保できるのかちょいと心配です。
また、よろしければユニット交換後の感想を教えて下さい。
Posted by ROYROY at 2014年02月06日 12:53
ROYさん

ご無沙汰です。

鎌倉です。

今週、BW-800の穴を紙やすりで広げNS3-193-8Aを入れて見ました。

最初は音圧レベルがP800Kの84.5dBより4.5dBも低い80dBであること忘れていて「何じゃこりゃ?。さっぱりダメじゃん。」と思いましたが、「おー能率低いんだった。」と、ボリュームを上げたら良い感じになりました。

①BW-800+P800Kより低域が豊かなのは当たり前として、②DB1000D+FE103En-sや③FE103用バスレス箱(約6ℓ)+CHR-70V3よりも良い様です。

SII-1UNやFF-127KOで感じたベースの「音?それとも振動?」と言う領域ですが、①では全く感じられず、②,③では「ん~有る様な無い様な。」と言う感じだったのですが「うん、雰囲気は出てる。SI-1UNやFF-127KOの様に部屋を揺らすまではいかないが、これで十分じゃん。」
ってことで目論見は当たった様です。

ただ、良く聞いているとバックロード特有のホーホー感と言うか、音道に依る遅れのようなものが少し感じらるような。
明らかにバスレス箱と違う鳴り方です。

ところで、ROYさん。
私も50代半ばに差しかかろうとしている立派なオヤジです
Posted by 鎌倉 at 2014年05月16日 13:46
鎌倉さん

NS3-193-8Aも良さそうですね~
このユニットはマグネットが小さいので空気室容量が相対的に大きく取れるのがいい方に作用したりしたんでしょうか。
ホーホー音ですが、BW-800は9mm厚のMDFとはいえ、そんなに箱鳴りする印象ではなかったのですが・・
まぁ、これはワタシの耳がオヤジ化しているだけかもしれません(笑)
ホーンから出てくる中音部の干渉の可能性もありますので、吸音材の量と質を考えてみる余地はあるかもしれませんね。

レポありがとうございました。
Posted by ROYROY at 2014年05月21日 13:00
ROYさん

鎌倉です。

ちょっと驚きです。

例のSGソフトで試しました。
BW-800+NS3-193-8Aですが30Hz辺りからレスポンスが有り35Hzでは完全に音として成立してます。
35Hz辺りからホーンから勢いよく風が出て来ます。

「うん、雰囲気は出ている。」じゃなくて「きちんと出ている。」だったみたいです。

「DB-1000D+FE-103Enよりも良いかな。」と感じたのは気のせいでなく、妥当な評価だったと言う事になります。

「8cmで、そんな低いところからは出て来ないだろ。」と考えなめてました。
恐るべしNS3-193-8A。

たかだか\2,000/本のドライバ゙で、これ非常にCPが高いです。
Posted by 鎌倉 at 2014年05月23日 08:48
鎌倉さん

NS3-193-8A良さそうですね~
BW-800をもう一個買って組んでみようかと思いました。
バッフルの穴を広げるのが若干苦労しそうですが、
苦労するだけの価値はありそうですね。

DB-1000Dは知人が作ったのを聴かせて貰いましたが、
なんというか・・やっぱり低域の不自然さをモロに感じてしまってダメでした(笑)
ダブルバスレフはどうもワタシの好みには激しく合わないようです。
Posted by ROYROY at 2014年05月26日 14:41
ROYさん

鎌倉です。

確かにDB1000D+FE-103Enは、BW-800+NS3-193-8Aと聞き比べると低域が伸びているのではなくて、膨らましているのが分かりますね。
ダブルバスレフなのでダブダブ?バフバフ?していると言うか。
でも、ダブルバスレフも設計の問題なのだと思います。
SI-1UN+ダブルバスレフでは、その様な印象は全くありません。
確かDB1000DってFOSTEXのP1000の箱例のパクリだったと。
FE-83のダブルバスレフと通じるところがあるのかも知れません。

ところで、バッフルの穴拡大は穴の周囲に2mm位のマジックで縁取りして、塩ビパイプに紙やすりを巻いて、縁取りが無くなるところまで削ったのですが、30分/本の作業でした。

ただ、新たにBW-800を調達するとしたら、ユニットはバッフル裏付けとした方が良さそうです。
NS3-193-8Aは裏付け推奨なので。
それと低域が勝ち過ぎてツイーターが欲しくなってしまうかも知れません。

でも、この大きさでこの低域はビックリです。
それも上記2例の、ただのビックリ箱とは全く違います。
Posted by 鎌倉 at 2014年05月27日 17:09
ROYさん 古い記事へのコメ失礼します。
BW-800の記事検索し 辿りつきました
ユニットは Tangband W3-316にて製作中です のんびりなので完成は10月でしょうか(笑)

吸音材の記事は大変参考になります しかし当方塗装がまだです 早く試したい&下地処理のジレンマです。
Posted by ノブオ at 2014年09月02日 20:49
ノブオさん はじめまして

訪問&コメントありがとうございます。
塗装ですけど、焦らずじっくりやったほうがいいですよ。
ワタシはせっかちなのでサンディングもそこそこにスプレーでざっと塗ってしまったんですが、
やはり手を抜くとそれなりにしか仕上がらないもので、塗装後も板の合わせ目がうっすらとわかる状態です。
もう少しキッチリとサンディングをやっとけばよかったと思いました(笑)

Tangband W3-316での仕上がり、楽しみですね~
Posted by ROYROY at 2014年09月03日 16:52
ROYさんレス有難うございます

MDF塗装は2回目なのでしっかり仕上げようかと思います
と言ってもスプレーお手軽ですが

下記は 前回作ったバスレフです 同じ様艶消し黒が楽ちんかと思って//
ttp://jisaku.155cm.com/src/1409865593_0051b8c1d3eed1d6da858a05bd30ddb5c4fea184.jpg
Posted by ノブオ at 2014年09月04日 21:26
ノブオさん

画像見ました。
めちゃキレイに仕上がってるじゃないですか。
つや消し黒もいいですね。
ワタシはツヤありの水性塗料だったんで、なんかテカテカして安っぽいです(笑)
Posted by ROYROY at 2014年09月09日 17:09
最近のスプレー塗料の賜物です、下地がいかに大切か 学びました。
ウッドパテ サフェーサーと駆使して 仕上げは”高耐久ラッカー”です

単純に指紋が目立たぬ様 艶消しで(笑)
先日新たな電子基板関連 入手して 益々完成が遠のきそうです・・

PS:イカ食べたい・
Posted by ノブオ at 2014年09月09日 21:24
 
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