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2012年07月26日

夏の川

昨日、仕事を休んで実家方面に行った。
実家へ行く用事があったのと、ついでに車検の上がった車を受け取りに行くために。

代車のマニュアルミッションの軽自動車に乗って車屋さんまで行き、車検の上がったクルマを受け取り、その後同級生の仕事場に寄った。
話を聞いたのか、もう一人の同級生も来た。
30分くらい、バカ話をして切り上げる。
ここ1年ほど、同僚と言える人が一人もいない環境で暗く仕事をしているので、対等な立場の人間と喋るのはなかなかのリフレッシュになった。

その後鯉の餌やりに行く。
近くの川の禁漁区の一角にいつも鯉が沢山群れている浅場があって、そこでちょくちょく餌をあげている。
まるで飼っている鯉のようにバクバクと食べるので可愛くなってしまって、実家方面に行く時にはそこで餌をあげるのが半ば習慣になってしまった。
食パン一斤をコンビニで買い、その場所に行き、水面を覗きこんでみると・・今日もいるいる、心なしか前回より数が増えているような(笑)
パンをちぎっては投げると、池の鯉のようにバシャバシャと争って食べた。
野生の鯉にしてはありえない光景だ(笑)
短時間で1斤全部をペロッと食べてしまった。
平均50cm位の鯉が30~50匹はいるので、食べるのもあっという間だ。
食べるだけあげれば5斤くらいは平気で食べてしまうだろう。

それから下流の人工の堰になっている所に行ってみた。
堰の少し上流の水面にはオイカワが群れていたが、人の気配に気づき、サッと潜ってしまった。
水際まで行き、水面下のコンクリートの壁を見るとカジカ(ゴリ)が数十匹ピタっと張り付いている。
そのすぐ下流側では、堰の上から流れ落ちる小規模の滝のような水柱に向かって、水面から何やら小魚がピョンピョンと跳ねていた。
小鮎の遡上だろうか?
2mくらいの落差があるので、この流れを遡るのは不可能だ。
ここの反対側の川岸にはとりあえずの魚道はあるのだけれど、予備知識がなければそれと気づかないようなお粗末な作りで、魚道本来の役目を果たしているとは言い難い。
大半の鮎はこの堰までしか来れないだろうな。

堰の下の淀みには小魚が群れていた。
じっと見ていると婚姻色の出た大きなオスのオイカワもいる。
何年ぶりかに見る鮮やかな虹色の魚体。
コンクリートの壁に沿ってカマツカが泳いでいるのも見えた。
カマツカを見るのも何年ぶりだろう・・・。
小学生の頃はこの川が遊び場で、学校が終わると釣竿を持って川に行くのが日課だったもんだ。
遠い昔に慣れ親しんだ魚たちを見て、少しだけ癒された。



タグ :日常

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この記事へのコメント
ROYさんも、川育ちなんですね(笑)

私も高知との県境なので
面河川や仁淀川でアユやアマゴを追いかけて
夏は過ごしました。

今でも年に数回、渓流釣りでアマゴ、友釣りでアユを狙いに
実家に戻っています。
Posted by 海月(とし)海月(とし) at 2012年07月27日 19:18
アマゴいいですね。
実家近くの川には鮎はいるけどアマゴはいません。
今、フライに興味があるので、近々アマゴのいる川に行くかも・・・
といいつつ、フライタックルがなかなか高価なので二の足を踏んでますが。
Posted by ROYROY at 2012年07月27日 21:14
 
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