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2012年08月01日

OverSeas / Tommy Flanagan

 
 
OverSeas / Tommy Flanagan

OverSeas / Tommy Flanagan

トミー・フラナガンの『オーバーシーズ』

幾多の名盤のサイドメンを務めたトミー・フラナガンの最初のリーダー作です。
久しぶりに聴いたけど、トミー・フラナガンのピアノはやっぱええですな。
程よく乾いた音で、ほんの少し色気があって、クドい所が全く無くて、曲によっては物足りないくらい控えめで(あれ?これってドラムスのエルビン・ジョーンズのリーダー作だっけ?と思ってしまうくらいに控えめ(笑))でも要所要所は引き締める、みたいな大人のピアノって感じ。
ピアノのタッチで分類するなら、リストを使ってパッションのままに叩きまくるリズムが勝りがちのホレス・シルバーと、クラシックを基礎にした指で抑えるタッチで音の強弱を大事に表現するビル・エバンスの中間くらいの感じでしょうか。
どっちかというとタッチ自体はビル・エバンスの方に近いかな。

以前のCD紹介記事で、ビル・エバンスの音を、マッチする聴き手の心理状態の幅が狭い、と書いたけども、このトミー・フラナガンはその正反対で、聴き手の心理状態がどんな時にもすんなりマッチしてしまうような気がします。
てか、ワタシの知っているピアノトリオではその幅が最大かも。


ジャンル:ジャズ(ピアノ)
トミー・フラナガン(p), エルビン・ジョーンズ(ds), ウィルバー・リトル(b)

1957年 Prestige



万人にオススメ度
 ★★★★☆
カッコイイ度
 ★★★★☆
飽きない度
 ★★★★★
ソウルを感じる度
 ★★★☆☆
ハズレ曲が無い度
 ★★★★★
個人的思い入れ度
 ★★★☆☆


独断と偏見のベスト3トラック
08 Delarna
02 Chelsea Bridge
04 Beat's Up


youtube試聴はこちら
Delarna(Take 2)
Chelsea Bridge
Beat's Up




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