2013年05月03日
甥っ子接待釣行 (2013/05/02 in三机)
5/1から姉がコドモを連れて愛媛の実家に戻ってきている。
この甥っ子、最近学業面でブロークンハートを抱えており(笑)気晴らしになろうかと思って釣りに誘うと二つ返事で 『行く』 とのこと。
また小アジでも釣りに行くかと連休前の昨日、シゴトを休んで三机漁港に行ってみた。
夕方数時間釣ればいいやって感じで午後に松山を出発。
実家に寄ってから三机についたのが午後4時くらい。
いやー、いい天気ですな。

空と海の色に、少しだけ夏の気配を感じるようになってきた。
大波止の方は駐車場から歩いて行かないといけないので、手前の小波止でお茶を濁すことにする。
甥っ子にはサビキを持たせ、おじさんはのんびりとエギング。

甥っ子は漁港内の小魚に真剣勝負を挑む

でもパンツが見えているぞ甥っ子よ・・・
釣果はおじさんが完全ホゲ、
甥っ子が小アジ20匹ほどだった。
5/4にも一緒に釣りに行く予定にしているので、今度はもう少し気合を入れて準備しなくては(汗)
今の時期、小アジがサビキでバカスカ釣れる所、誰か知りませんか?
この甥っ子、最近学業面でブロークンハートを抱えており(笑)気晴らしになろうかと思って釣りに誘うと二つ返事で 『行く』 とのこと。
また小アジでも釣りに行くかと連休前の昨日、シゴトを休んで三机漁港に行ってみた。
夕方数時間釣ればいいやって感じで午後に松山を出発。
実家に寄ってから三机についたのが午後4時くらい。
いやー、いい天気ですな。
空と海の色に、少しだけ夏の気配を感じるようになってきた。
大波止の方は駐車場から歩いて行かないといけないので、手前の小波止でお茶を濁すことにする。
甥っ子にはサビキを持たせ、おじさんはのんびりとエギング。
甥っ子は漁港内の小魚に真剣勝負を挑む
でもパンツが見えているぞ甥っ子よ・・・
釣果はおじさんが完全ホゲ、
甥っ子が小アジ20匹ほどだった。
5/4にも一緒に釣りに行く予定にしているので、今度はもう少し気合を入れて準備しなくては(汗)
今の時期、小アジがサビキでバカスカ釣れる所、誰か知りませんか?
タグ :釣行記録
2013年04月14日
宇和海エギング&タイラバ(2013/4/13 in北灘)
今日は写真メインで
昨日北灘に釣り行ってきました。
同行者IIさん(やっちゃん)
出船は漁港内のこんなトコロから

朝イチはタイラバ
漁師の人も黒球を上げてなにやら釣っている場所にお邪魔する

ファーストヒットはチャリコ・・

ちょいと場所を移動して、エソを2~3匹やっつけた後、いいサイズのイトヨリが

潮止まり近くなってきたので移動してエギングをすることにした。
しかし・・絶不調(笑)
一時間くらい音沙汰なし。
やっとIIさんがアオリイカヒット

続いて俺にもキター

次に来たのはコウイカ
これ結構デカい

エギングでの釣果は各自アオリイカとコウイカを一杯ずつ。
渋い・・渋すぎる。
下げ潮になったのでタイラバ復帰。
鯛は好調だった。

この日のヒットカラー。
この日は赤・オレンジ・黄色・緑の4種のカラーを試したが、抜群に反応の良かったのが黄色だった。

お持ち帰り全体の図
シンクに横に並ばないので魚を立ててます。

マダイ×6
イトヨリ×1
アオリイカ×1
コウイカ×1
大きいマダイをやっつけて、残るは小物だけになった状態(もうかなりヘバってます(笑))

昨日北灘に釣り行ってきました。
同行者IIさん(やっちゃん)
出船は漁港内のこんなトコロから
朝イチはタイラバ
漁師の人も黒球を上げてなにやら釣っている場所にお邪魔する
ファーストヒットはチャリコ・・
ちょいと場所を移動して、エソを2~3匹やっつけた後、いいサイズのイトヨリが
潮止まり近くなってきたので移動してエギングをすることにした。
しかし・・絶不調(笑)
一時間くらい音沙汰なし。
やっとIIさんがアオリイカヒット
続いて俺にもキター
次に来たのはコウイカ
これ結構デカい
エギングでの釣果は各自アオリイカとコウイカを一杯ずつ。
渋い・・渋すぎる。
下げ潮になったのでタイラバ復帰。
鯛は好調だった。
この日のヒットカラー。
この日は赤・オレンジ・黄色・緑の4種のカラーを試したが、抜群に反応の良かったのが黄色だった。
お持ち帰り全体の図
シンクに横に並ばないので魚を立ててます。
マダイ×6
イトヨリ×1
アオリイカ×1
コウイカ×1
大きいマダイをやっつけて、残るは小物だけになった状態(もうかなりヘバってます(笑))
2013年03月16日
宇和海エギング&タイラバ(2013/3/15 in北灘)
先週水曜日にIIさんからメールが着弾した。
IIさんには前回釣った獲物をおすそわけしたのだけど、そのお礼らしき文章があり、最後に
「・・ところで、今週の金曜日とかは(釣りに)行きませんよね?」
と締めくくられていた。
ききき金曜日でっか?・・
IIさんは表面上は人当たりもよく面倒見もよく穏やかなヒトなのだが、一皮めくれば裏表の激しいヒトで(笑)10のキモチを伝えるのに1しか表現しないヒトなので、これは明らかに半強制の釣りへのお誘いである。
ちなみに、上のメールの文章を一般人にも解りやすい言葉に翻訳すると
金曜日、平日だけど釣りに行くからな、オマエも来いや。
どうせロクな仕事してないんだから休んでも大丈夫だろ、
仕事休んで来いわかったな!
という内容になる。
公私共にお世話になっているIIさんに命令されては仕方がない。
泣く泣く仕事を休んで釣りに行くことにした。
当日、朝5時半頃現地に着くとIIさんのデカいクルマは駐車場の一番奥に既に停まっていた。
あの場所にクルマがあるということは、一番乗りだったのだろう。
気合入ってるなー、と挨拶をしに近寄った。
「おはようご・・・」
IIさんは死んだように寝ていた。
しばらくして荷物を積み込み出船。
IIさんは免許取って間がないので、ボートに慣れてもらうため発着時の操船はおまかせ。

今日は干満の時間を勘案し、タイラバ→エギング→タイラバの予定。
まず、鯛の上げ潮ポイントに行き、二人してポチャーンとタイラバを落とした。
前回の上げ潮で鯛5連発だった場所である。
ふふふ、今日も釣ったるでぇ・・・
だがしかし、そんな気合も虚しく、何事も無く時間が過ぎていく。
前日まで大荒れの天気だったしなー、と思って海の中を覗きこむと結構浮遊物が漂っていた。
岩海苔の破片や細かい水苔の破片がかなりある。
この様子じゃ50m下は真っ暗だろうな・・
この時俺は前回のヒットカラーの塗装なし鉛ヘッド白スカート緑ネクタイでやっていたのだけど、アピール重視のオール黄色のタイラバに変えてみた。
すると次回の流しでヒット。
40cmくらいの食べごろサイズゲット

その後少しサイズアップ

なかなか好調だなー、今日も5枚くらい釣れるかな~と思っていたのだけど、その後ヒット無し。
時折アタリはあるのだけど食い込むまでには至らない。
前回に比べてちょいと渋いか。
脱走兵の釣れるポイントに行こうかとも思ったのだけど、家の冷蔵庫はやや満タン状態なので思いとどまり、天然物ポイントで続行。
9時前になったのでエギングに移行。
大浜漁港沖の生簀の際に行った。
途中、大浜の堤防にいる釣り人を眺めながら行ったのだけど、7割くらいがイカ釣りの模様。
残る3割がカゴ釣りで、エギングやってるヒトは皆無。
まぁそうだろうなぁ、こんな時期にエギングやったって餌釣りのヒトがこんだけ湧いてたらほぼ無理だよなぁ・・・
とか思いつつ自分たちはエギングに向かう。
ポイントにつき、IIさんは中オモリを使ったディープエギング、俺は重いエギを使ったティップランでイカ釣り開始。
この場所は前々回の釣行でアオリイカを一杯だけゲットした場所だ。
IIさんコウイカゲット

結局エギングでは各自2~3杯の貧果に終わってしまった。
11時になり潮が引き始めたのでエギングを切り上げて再度タイラバに。
今度は下げ潮ポイントに行ってマキマキするが、時折弱っちいアタリがあるだけで二人とも全く釣れなかった。
その周辺をちょこまかと移動してみるが、どうも今日は何かの原因で渋い日なんだろう。
次のヒットはIIさんが釣り上げたエソ。
前回、俺は脳天に針の刺さったエソをリリースできずに持ち帰ったのだけど、そのエソの小骨を料理用毛抜きで丁寧に抜いてすり身を作って揚げてみたら揚げたカマボコみたいで結構ウマかった、という話をしたら、エソはIIさんのクーラーに収まった。
しかし中型エソ(50cmくらい)なので、IIさんちの家族分のカマボコを作るにはちと少ない。
家族思いのIIさんは、「よし、エソを釣ろう」と言い放ち、タイラバをやめて胴付3本針仕掛けにキビナゴをつけて降ろし始めた。
しかし狙うと釣れないもので、次のエソはIIさんではなく俺のタイラバにヒットした。
これは自動的にエソ狙いのIIさんに進呈。
昼を回って北風が吹いてきて海面に白波が立ち始め、釣りにくいので湾内を探りながら帰ることにした。
今回は湾内で釣る気はなかったので湾内仕様の太いタックルは持ってきていないが、まぁロープから離れればどうにかなるでしょ・・・
例によって北側の養殖生簀の際を探りつつ横移動していった。
しばらくするとまた俺にエソが釣れ、IIさんのクーラーへ。
これでエソが三匹になり家族分のカマボコは作れるはずだ。
その少し後、生簀のカタマリの角でどでかい何かがヒットした。
ラインがえらいイキオイで出始める。
前々回の失敗があるので今度はドラグをすぐに締め、浮かせにかかるが重い・・重すぎる。
ちっとも上がらない。
このタックルじゃ無理だ・・・
10秒くらいモタモタしているうちにフッと軽くなった。
上げてみるとPEから切れている。
おそらく、カキ殻の着いたロープで切れたのだろう。
その後、イトヨリを一匹追加した所でタイムアップ。
後悔を残しつつこの日の釣りは終了。
お持ち帰り全体の図

マダイ×2
イトヨリ×1
アオリイカ×1
コウイカ×1
<業務連絡>
IIさん、ここ見てるでしょ?
エソカマボコ、ウマかったでしょ。
感想をコメントして下さいよ。
下の Comments をクリックするとコメント欄が開きます。
IIさんには前回釣った獲物をおすそわけしたのだけど、そのお礼らしき文章があり、最後に
「・・ところで、今週の金曜日とかは(釣りに)行きませんよね?」
と締めくくられていた。
ききき金曜日でっか?・・
IIさんは表面上は人当たりもよく面倒見もよく穏やかなヒトなのだが、一皮めくれば裏表の激しいヒトで(笑)10のキモチを伝えるのに1しか表現しないヒトなので、これは明らかに半強制の釣りへのお誘いである。
ちなみに、上のメールの文章を一般人にも解りやすい言葉に翻訳すると
金曜日、平日だけど釣りに行くからな、オマエも来いや。
どうせロクな仕事してないんだから休んでも大丈夫だろ、
仕事休んで来いわかったな!
という内容になる。
公私共にお世話になっているIIさんに命令されては仕方がない。
泣く泣く仕事を休んで釣りに行くことにした。
当日、朝5時半頃現地に着くとIIさんのデカいクルマは駐車場の一番奥に既に停まっていた。
あの場所にクルマがあるということは、一番乗りだったのだろう。
気合入ってるなー、と挨拶をしに近寄った。
「おはようご・・・」
IIさんは死んだように寝ていた。
しばらくして荷物を積み込み出船。
IIさんは免許取って間がないので、ボートに慣れてもらうため発着時の操船はおまかせ。
今日は干満の時間を勘案し、タイラバ→エギング→タイラバの予定。
まず、鯛の上げ潮ポイントに行き、二人してポチャーンとタイラバを落とした。
前回の上げ潮で鯛5連発だった場所である。
ふふふ、今日も釣ったるでぇ・・・
だがしかし、そんな気合も虚しく、何事も無く時間が過ぎていく。
前日まで大荒れの天気だったしなー、と思って海の中を覗きこむと結構浮遊物が漂っていた。
岩海苔の破片や細かい水苔の破片がかなりある。
この様子じゃ50m下は真っ暗だろうな・・
この時俺は前回のヒットカラーの塗装なし鉛ヘッド白スカート緑ネクタイでやっていたのだけど、アピール重視のオール黄色のタイラバに変えてみた。
すると次回の流しでヒット。
40cmくらいの食べごろサイズゲット
その後少しサイズアップ
なかなか好調だなー、今日も5枚くらい釣れるかな~と思っていたのだけど、その後ヒット無し。
時折アタリはあるのだけど食い込むまでには至らない。
前回に比べてちょいと渋いか。
脱走兵の釣れるポイントに行こうかとも思ったのだけど、家の冷蔵庫はやや満タン状態なので思いとどまり、天然物ポイントで続行。
9時前になったのでエギングに移行。
大浜漁港沖の生簀の際に行った。
途中、大浜の堤防にいる釣り人を眺めながら行ったのだけど、7割くらいがイカ釣りの模様。
残る3割がカゴ釣りで、エギングやってるヒトは皆無。
まぁそうだろうなぁ、こんな時期にエギングやったって餌釣りのヒトがこんだけ湧いてたらほぼ無理だよなぁ・・・
とか思いつつ自分たちはエギングに向かう。
ポイントにつき、IIさんは中オモリを使ったディープエギング、俺は重いエギを使ったティップランでイカ釣り開始。
この場所は前々回の釣行でアオリイカを一杯だけゲットした場所だ。
IIさんコウイカゲット
結局エギングでは各自2~3杯の貧果に終わってしまった。
11時になり潮が引き始めたのでエギングを切り上げて再度タイラバに。
今度は下げ潮ポイントに行ってマキマキするが、時折弱っちいアタリがあるだけで二人とも全く釣れなかった。
その周辺をちょこまかと移動してみるが、どうも今日は何かの原因で渋い日なんだろう。
次のヒットはIIさんが釣り上げたエソ。
前回、俺は脳天に針の刺さったエソをリリースできずに持ち帰ったのだけど、そのエソの小骨を料理用毛抜きで丁寧に抜いてすり身を作って揚げてみたら揚げたカマボコみたいで結構ウマかった、という話をしたら、エソはIIさんのクーラーに収まった。
しかし中型エソ(50cmくらい)なので、IIさんちの家族分のカマボコを作るにはちと少ない。
家族思いのIIさんは、「よし、エソを釣ろう」と言い放ち、タイラバをやめて胴付3本針仕掛けにキビナゴをつけて降ろし始めた。
しかし狙うと釣れないもので、次のエソはIIさんではなく俺のタイラバにヒットした。
これは自動的にエソ狙いのIIさんに進呈。
昼を回って北風が吹いてきて海面に白波が立ち始め、釣りにくいので湾内を探りながら帰ることにした。
今回は湾内で釣る気はなかったので湾内仕様の太いタックルは持ってきていないが、まぁロープから離れればどうにかなるでしょ・・・
例によって北側の養殖生簀の際を探りつつ横移動していった。
しばらくするとまた俺にエソが釣れ、IIさんのクーラーへ。
これでエソが三匹になり家族分のカマボコは作れるはずだ。
その少し後、生簀のカタマリの角でどでかい何かがヒットした。
ラインがえらいイキオイで出始める。
前々回の失敗があるので今度はドラグをすぐに締め、浮かせにかかるが重い・・重すぎる。
ちっとも上がらない。
このタックルじゃ無理だ・・・
10秒くらいモタモタしているうちにフッと軽くなった。
上げてみるとPEから切れている。
おそらく、カキ殻の着いたロープで切れたのだろう。
その後、イトヨリを一匹追加した所でタイムアップ。
後悔を残しつつこの日の釣りは終了。
お持ち帰り全体の図
マダイ×2
イトヨリ×1
アオリイカ×1
コウイカ×1
<業務連絡>
IIさん、ここ見てるでしょ?
エソカマボコ、ウマかったでしょ。
感想をコメントして下さいよ。
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2013年03月11日
宇和海タイラバ (2013/03/09 in北灘)
そろそろ宇和海の鯛のノッコミが本格化してくる3月上旬、北灘にタイラバ出漁した。
今回の同行者はYN君とそのおじさん(以下OGさん)と俺の三人。
YN君は保育園から高校までずっと同じ学校に通った同級生で、元々釣りはしない奴だったのだけど、10年くらい前に俺が太刀魚のオカッパリ夜釣りに誘ってから釣りにハマってしまい、今では近所のおじさんのフネでビシマ釣り(ビシ付きラインでの手釣り)専門にやっているという変態的な釣り経歴の持ち主だ。
北灘での釣りはずっと前に一緒にボートエギングを数回やった以来の久しぶりの登場で、タイラバは初体験。
もう一人のYN君の叔父さんであるOGさんは誰でも知っている上場企業を定年退職して1年前に愛媛に戻ってきたヒトだそうで、釣り自体が一年前から初めたほやほやのビギナー。今は堤防サビキが命という状態らしい。
このOGさんもタイラバ初体験。
二人のタイラバ初体験のヒトになんとか釣ってもらおうというのが今回のミッションである。
当日朝4時、YN君がうちに来て俺の車に乗り換え、釣具屋に寄ってからOGさんを拾いに向かった。
OGさんちに着くと朝食を食っていけとのこと。
折角なので初対面のOGさんちに上がり込み、朝メシを遠慮無くバクバクと頂いた後に松山を出発。
6時過ぎにレンタルボート清家に到着し、荷物を積み込んでそそくさと出船した。
左が同級生YN君、右がその叔父さんのOGさん。

湾の外に出てみると、この時期にしてはありえないほどのベタ凪で絶好の釣り日和だった。
まず最初は無難なポイントである海底の岬先端付近に行き、タイラバの簡単なレクチャーをした後、釣り開始。
イキナリ一投目にYN君がヒット。
ぬぅ、ファーストヒットは持って行かれたか・・
上がってきたのは35cmくらいの小物だったが一投目から釣れて三人のテンションが上がる。
こりゃ今日はクーラー満タンで早上がりか?
・・・しかし、その後2時間ほどは何も釣れなかった。
海底の岬の先端付近を重点的に攻めていたのだけど、どうもこの場所はこの日は魚が寄りついていないみたいだ。
次は岬の中間辺りの50m-20m-40mと変化するラインを選んで流してみると、数流し目に今度はOGさんにヒット。

数分後、上がってきたのは40cmちょい切れくらいのサイズだったが、今まで小アジしか釣ってなかったというOGさんはコドモのように喜んでくれた。

さて、ゲストの2人に釣っていただいた所で肩の荷も降りたことだし、そろそろ俺も本腰入れて釣らねば・・、と思うのだけど、なぜか俺だけ釣れない(笑)
次は少し北側の駆け上がり付近に移動。
この辺はタイラバでも釣れるけどアオリイカも狙えるポイントなので、俺だけ中オモリをつかったディープエギングにチェンジした。
姑息に一人だけイカを釣ってやろうという魂胆である(笑)
海底までエギを下ろしてしばらくピッコンピッコンやっていると、じわっと抑えこむようなアタリがあり、合わせるとズッシリとした重さが伝わってきた。
「おっしゃぁぁ!」
狙い通りの展開に一瞬ニンマリしたもののアオリイカみたくぐいんぐいんと引かない。
ありゃー、これはコウイカかな・・まぁいいか、と思いつつ雑に巻き上げているとそのコウイカすらバラシてしまった。
その直後、YN君にヒット。ヤズを釣り上げる。
その少し後にOGさんにもアタリがあり、しばらくやり取りしていたが惜しくもバラし。
欲こいて一人だけイカを釣ってやろうとエギを下ろしている場合ではなかったのだ。
「YN君好調やなぁ、今日俺さっぱりやわ。」と言うと、
「師匠、花を持たせてくれなくていいですから自分も釣って下さいよ(笑)」などとニヤニヤして言われる始末。
優柔不断はやはりよくない。やっぱ俺もタイラバに復帰しようと、ロッドを持ち帰ると、それからアタリが遠のいた。
ま、ツイてない時ってこんなもんよね・・・
その場所でしばらくやってが反応がないので、次は起死回生の一発狙いで大型青物の回遊ポイントに移動。
だがこの日は漁師の船がちょうどのラインにアンカリングしていたので釣りにくかった。
50mほど離れた所を通るラインを流してしばらく粘るが、漁師の船も釣れている様子はない。
青物の気配もないので結局諦めた。
潮が満ち込みに入ったので、次は上げ潮ポイントに移動した。
そこでしばらくやっていると、イキナリYN君とOGさんが同時ヒット。
二人並んでロッドを曲げているのに、俺だけナニゴトもなくタイラバをマキマキ・・
しばらくのファイトの後YN君はヤズを釣り上げたが、OGさんはまた途中でバラシてしまった。
マズイ、これは実にマズイ・・・冗談じゃなく今日は俺だけホゲかもしれん。
ここまでの釣果は、YN君が鯛一枚にヤズ二匹、OGさんが鯛一枚にエソ一匹、俺はスーパーエクセレントにボーズ(笑)
タイラバを教えたほうがホゲてタイラバ初体験の二人が釣るなんて、師匠としての立場がないではないか・・
日頃の行いが悪いのだろうか?
もしかしてアレかな?そ、それともアレが神様にバレちゃったのだろうか(汗)
・・などと、ここ最近のオノレのイケナイ行動を思い浮かべてみたりした。
しかーし、神は見放さなかった。
それからやっと俺にツキが回ってきて、怒涛の連チャンが始まった。
一枚目

二枚目

三枚目

お約束のエソ、エグい刺さり方をしていたので仕方なくキープ

その後イトヨリと鯛二枚を追加したが写真は撮り忘れ。
午後2時になったので納竿とした。
今回はずっと俺だけ釣れなくてヤバかったけど、ラスト3時間の追い上げでなんとか師匠のメンツは保たれた(笑)
納竿前のラストスパートをするOGさんとYN君

お持ち帰り全体の図

マダイ×5
イトヨリ×1
エソ×1
今回の同行者はYN君とそのおじさん(以下OGさん)と俺の三人。
YN君は保育園から高校までずっと同じ学校に通った同級生で、元々釣りはしない奴だったのだけど、10年くらい前に俺が太刀魚のオカッパリ夜釣りに誘ってから釣りにハマってしまい、今では近所のおじさんのフネでビシマ釣り(ビシ付きラインでの手釣り)専門にやっているという変態的な釣り経歴の持ち主だ。
北灘での釣りはずっと前に一緒にボートエギングを数回やった以来の久しぶりの登場で、タイラバは初体験。
もう一人のYN君の叔父さんであるOGさんは誰でも知っている上場企業を定年退職して1年前に愛媛に戻ってきたヒトだそうで、釣り自体が一年前から初めたほやほやのビギナー。今は堤防サビキが命という状態らしい。
このOGさんもタイラバ初体験。
二人のタイラバ初体験のヒトになんとか釣ってもらおうというのが今回のミッションである。
当日朝4時、YN君がうちに来て俺の車に乗り換え、釣具屋に寄ってからOGさんを拾いに向かった。
OGさんちに着くと朝食を食っていけとのこと。
折角なので初対面のOGさんちに上がり込み、朝メシを遠慮無くバクバクと頂いた後に松山を出発。
6時過ぎにレンタルボート清家に到着し、荷物を積み込んでそそくさと出船した。
左が同級生YN君、右がその叔父さんのOGさん。
湾の外に出てみると、この時期にしてはありえないほどのベタ凪で絶好の釣り日和だった。
まず最初は無難なポイントである海底の岬先端付近に行き、タイラバの簡単なレクチャーをした後、釣り開始。
イキナリ一投目にYN君がヒット。
ぬぅ、ファーストヒットは持って行かれたか・・
上がってきたのは35cmくらいの小物だったが一投目から釣れて三人のテンションが上がる。
こりゃ今日はクーラー満タンで早上がりか?
・・・しかし、その後2時間ほどは何も釣れなかった。
海底の岬の先端付近を重点的に攻めていたのだけど、どうもこの場所はこの日は魚が寄りついていないみたいだ。
次は岬の中間辺りの50m-20m-40mと変化するラインを選んで流してみると、数流し目に今度はOGさんにヒット。
数分後、上がってきたのは40cmちょい切れくらいのサイズだったが、今まで小アジしか釣ってなかったというOGさんはコドモのように喜んでくれた。
さて、ゲストの2人に釣っていただいた所で肩の荷も降りたことだし、そろそろ俺も本腰入れて釣らねば・・、と思うのだけど、なぜか俺だけ釣れない(笑)
次は少し北側の駆け上がり付近に移動。
この辺はタイラバでも釣れるけどアオリイカも狙えるポイントなので、俺だけ中オモリをつかったディープエギングにチェンジした。
姑息に一人だけイカを釣ってやろうという魂胆である(笑)
海底までエギを下ろしてしばらくピッコンピッコンやっていると、じわっと抑えこむようなアタリがあり、合わせるとズッシリとした重さが伝わってきた。
「おっしゃぁぁ!」
狙い通りの展開に一瞬ニンマリしたもののアオリイカみたくぐいんぐいんと引かない。
ありゃー、これはコウイカかな・・まぁいいか、と思いつつ雑に巻き上げているとそのコウイカすらバラシてしまった。
その直後、YN君にヒット。ヤズを釣り上げる。
その少し後にOGさんにもアタリがあり、しばらくやり取りしていたが惜しくもバラし。
欲こいて一人だけイカを釣ってやろうとエギを下ろしている場合ではなかったのだ。
「YN君好調やなぁ、今日俺さっぱりやわ。」と言うと、
「師匠、花を持たせてくれなくていいですから自分も釣って下さいよ(笑)」などとニヤニヤして言われる始末。
優柔不断はやはりよくない。やっぱ俺もタイラバに復帰しようと、ロッドを持ち帰ると、それからアタリが遠のいた。
ま、ツイてない時ってこんなもんよね・・・
その場所でしばらくやってが反応がないので、次は起死回生の一発狙いで大型青物の回遊ポイントに移動。
だがこの日は漁師の船がちょうどのラインにアンカリングしていたので釣りにくかった。
50mほど離れた所を通るラインを流してしばらく粘るが、漁師の船も釣れている様子はない。
青物の気配もないので結局諦めた。
潮が満ち込みに入ったので、次は上げ潮ポイントに移動した。
そこでしばらくやっていると、イキナリYN君とOGさんが同時ヒット。
二人並んでロッドを曲げているのに、俺だけナニゴトもなくタイラバをマキマキ・・
しばらくのファイトの後YN君はヤズを釣り上げたが、OGさんはまた途中でバラシてしまった。
マズイ、これは実にマズイ・・・冗談じゃなく今日は俺だけホゲかもしれん。
ここまでの釣果は、YN君が鯛一枚にヤズ二匹、OGさんが鯛一枚にエソ一匹、俺はスーパーエクセレントにボーズ(笑)
タイラバを教えたほうがホゲてタイラバ初体験の二人が釣るなんて、師匠としての立場がないではないか・・
日頃の行いが悪いのだろうか?
もしかしてアレかな?そ、それともアレが神様にバレちゃったのだろうか(汗)
・・などと、ここ最近のオノレのイケナイ行動を思い浮かべてみたりした。
しかーし、神は見放さなかった。
それからやっと俺にツキが回ってきて、怒涛の連チャンが始まった。
一枚目
二枚目
三枚目
お約束のエソ、エグい刺さり方をしていたので仕方なくキープ
その後イトヨリと鯛二枚を追加したが写真は撮り忘れ。
午後2時になったので納竿とした。
今回はずっと俺だけ釣れなくてヤバかったけど、ラスト3時間の追い上げでなんとか師匠のメンツは保たれた(笑)
納竿前のラストスパートをするOGさんとYN君
お持ち帰り全体の図
マダイ×5
イトヨリ×1
エソ×1
2013年02月26日
宇和海ボートエギング&タイラバ (2013/02/25 in北灘)
先週、釣り仲間のIIさんからメールが来た。
なんでも、GDさんの娘さんが出産のため帰省していて予定日が2/26らしい。
それでお祝いの鯛を釣って来いとの事。
メールの文面では「もし沢山釣れればGDさんの所に・・・」なんていう表現だったが、
行間には有無をいわさない「とにかく釣ってこいや!」という厳しいフンイキが満ち溢れていた。
こここれは頑張らねば・・・と思いつつ天気予報を見ていたのだけど、週末は悪天候でムリ。
それで天気の良かった平日の月曜に仕事もしないで出漁することにした。
GDさんちに持って行くにしてもマダイだけだとちょっと寂しいので、アオリイカとコウイカを入れて3点セットにしようと思い、ティップランとコウイカ釣りとタイラバの三種のタックルを準備して月曜の未明に家を出た。
朝6時半にボート屋についてみると、平日ということもあり俺の車の他には一台のみ。
もう一台の車は一文字への渡し客だったらしく、ボートで出るのは俺一人だけだ。
こんなんで経営状態は大丈夫なのだろうかとフト心配になるが、よく考えれば今日は月曜日なのだった、世間の皆様はまじめに働いているのだ。
ボートに荷物を運び込み、ちんたらとタックルの準備をした。
一人なので時間を気にすることもなく三本のロッドをセットしてから出船

湾内は例によって鏡のような水面。

でも連日の荒れ模様が影響しているのか、湾内は少々濁りが入っている。
この濁りが湾の外にも出ているようならちと厳しいかなぁ・・・と思いつつポイントにつくと、やっぱり少し濁りがある。
ま、気落ちしても仕方がないので、まず最初はアオリイカ狙いのティップラン。

前回は初流しで同行者とダブルヒットだったのだが、この日は全くアオリイカの反応がなかった。
1時間ほど経過した後にやっとアタリがあり、上げてみたらこんなやつ。

濁っていてアオリイカがエギを見つけられないのか、イカが居ないのか、はたまたワタシが下手すぎるのか真相は定かではないが、なんとなくこのままやっててもダメダメな感じが濃厚に漂う。
いつもならテキトーにその時の気分で決めるのだけど、今回はGDさんにオミヤゲを持って帰るという使命があるので何かは釣って帰らねばならない。
アオリイカボーズのままエギングを10時前に切り上げてタイラバポイントに移動した。
移動してタイラバを放り込むと一投目からアタリ。
一瞬喜んだのだけど、プルプルと頭を振る小物の感覚・・・ああ、こりゃ例のやつですな。
予想通りの小さいエソ

丁寧に海にお帰りいただき、潮上に戻ってタイラバ続行。
次は上から抑えこむようなアタリがあったけど乗らず。
この抑えこむようなモゾッとしたアタリは巻きが遅い時によくあるパターンなので、巻くスピードを若干早めてみた。
すると、次回の流しで「ガツガツガツ、ズズー」と思惑通りのヒット。
上げてみるとそこそこサイズのマダイだった。

これでGDさんに渡す魚が出来たので一安心だ。
それから少し後で2枚めゲッツ。

今度のはなかなかのサイズだったのでスケールを出して計測してみた。

その後、鯛二枚釣ったのでもう鯛はいいやってことで、アオリイカ狙いに復帰。
岸近くに戻り有望ポイントを回ってみるが、気配もなし。
もう岸近くでもポツポツ釣れているのだけど、やっぱ活きアジでないと見向きもしないのだろうかねぇ。
1時前までティップランで粘るが結局一杯も釣れず(笑)
しばらくするとやや風が出始めたので、湾内に入ってタイラバで探りながら帰ることにした。
湾内のタイラバはロープに絡んで捕れなかった前回の失敗を踏まえ、湾内用に準備したタックルに持ち替える。
ラインはPE2号にリーダー6号、ドラグフルロックの男巻き仕様だ。
これで掛かったら一切ラインを出すことなく親のカタキのようにゴリゴリと釣り上げるのだ。
・・・というつもりだったのが、何も釣れないうちにタイラバ単体でロープに引っ掛けてしまった(笑)
こうなると下手に頑丈なラインがアダとなり、なかなか切れない。
また引っ掛けたのが海底の岩とかなら切りやすいのだけど相手は微妙な弾力のあるロープでこれがマジでなかなか切れない。
切ろうとして引っ張ると、今度はボートが動いてしまう。
6号リーダーってこんなに強かったっけ???
結局船外機をバックに入れてフネで引っ張って切った。
それから1時間ほど湾内で粘るが全くアタリがないまま終了。
本日の釣果

マダイ×2
コウイカ×2
松山に帰り、オミヤゲをGDさんに渡した時の写真。
初孫誕生に思わずピースサインのGDさん。
なんでも、GDさんの娘さんが出産のため帰省していて予定日が2/26らしい。
それでお祝いの鯛を釣って来いとの事。
メールの文面では「もし沢山釣れればGDさんの所に・・・」なんていう表現だったが、
行間には有無をいわさない「とにかく釣ってこいや!」という厳しいフンイキが満ち溢れていた。
こここれは頑張らねば・・・と思いつつ天気予報を見ていたのだけど、週末は悪天候でムリ。
それで天気の良かった平日の月曜に仕事もしないで出漁することにした。
GDさんちに持って行くにしてもマダイだけだとちょっと寂しいので、アオリイカとコウイカを入れて3点セットにしようと思い、ティップランとコウイカ釣りとタイラバの三種のタックルを準備して月曜の未明に家を出た。
朝6時半にボート屋についてみると、平日ということもあり俺の車の他には一台のみ。
もう一台の車は一文字への渡し客だったらしく、ボートで出るのは俺一人だけだ。
こんなんで経営状態は大丈夫なのだろうかとフト心配になるが、よく考えれば今日は月曜日なのだった、世間の皆様はまじめに働いているのだ。
ボートに荷物を運び込み、ちんたらとタックルの準備をした。
一人なので時間を気にすることもなく三本のロッドをセットしてから出船
湾内は例によって鏡のような水面。
でも連日の荒れ模様が影響しているのか、湾内は少々濁りが入っている。
この濁りが湾の外にも出ているようならちと厳しいかなぁ・・・と思いつつポイントにつくと、やっぱり少し濁りがある。
ま、気落ちしても仕方がないので、まず最初はアオリイカ狙いのティップラン。
前回は初流しで同行者とダブルヒットだったのだが、この日は全くアオリイカの反応がなかった。
1時間ほど経過した後にやっとアタリがあり、上げてみたらこんなやつ。
濁っていてアオリイカがエギを見つけられないのか、イカが居ないのか、はたまたワタシが下手すぎるのか真相は定かではないが、なんとなくこのままやっててもダメダメな感じが濃厚に漂う。
いつもならテキトーにその時の気分で決めるのだけど、今回はGDさんにオミヤゲを持って帰るという使命があるので何かは釣って帰らねばならない。
アオリイカボーズのままエギングを10時前に切り上げてタイラバポイントに移動した。
移動してタイラバを放り込むと一投目からアタリ。
一瞬喜んだのだけど、プルプルと頭を振る小物の感覚・・・ああ、こりゃ例のやつですな。
予想通りの小さいエソ
丁寧に海にお帰りいただき、潮上に戻ってタイラバ続行。
次は上から抑えこむようなアタリがあったけど乗らず。
この抑えこむようなモゾッとしたアタリは巻きが遅い時によくあるパターンなので、巻くスピードを若干早めてみた。
すると、次回の流しで「ガツガツガツ、ズズー」と思惑通りのヒット。
上げてみるとそこそこサイズのマダイだった。
これでGDさんに渡す魚が出来たので一安心だ。
それから少し後で2枚めゲッツ。
今度のはなかなかのサイズだったのでスケールを出して計測してみた。
その後、鯛二枚釣ったのでもう鯛はいいやってことで、アオリイカ狙いに復帰。
岸近くに戻り有望ポイントを回ってみるが、気配もなし。
もう岸近くでもポツポツ釣れているのだけど、やっぱ活きアジでないと見向きもしないのだろうかねぇ。
1時前までティップランで粘るが結局一杯も釣れず(笑)
しばらくするとやや風が出始めたので、湾内に入ってタイラバで探りながら帰ることにした。
湾内のタイラバはロープに絡んで捕れなかった前回の失敗を踏まえ、湾内用に準備したタックルに持ち替える。
ラインはPE2号にリーダー6号、ドラグフルロックの男巻き仕様だ。
これで掛かったら一切ラインを出すことなく親のカタキのようにゴリゴリと釣り上げるのだ。
・・・というつもりだったのが、何も釣れないうちにタイラバ単体でロープに引っ掛けてしまった(笑)
こうなると下手に頑丈なラインがアダとなり、なかなか切れない。
また引っ掛けたのが海底の岩とかなら切りやすいのだけど相手は微妙な弾力のあるロープでこれがマジでなかなか切れない。
切ろうとして引っ張ると、今度はボートが動いてしまう。
6号リーダーってこんなに強かったっけ???
結局船外機をバックに入れてフネで引っ張って切った。
それから1時間ほど湾内で粘るが全くアタリがないまま終了。
本日の釣果
マダイ×2
コウイカ×2
松山に帰り、オミヤゲをGDさんに渡した時の写真。
初孫誕生に思わずピースサインのGDさん。
2013年02月18日
宇和海ボートエギング&タイラバ (2013/02/17 in北灘)
今回の釣行はホントなら土曜日(2/16)に行こうと思っていた。
IIさんとNOさんを誘って前日まで天気予報を見ていたのだけど、8m以上の風が常に吹いている状態で北灘湾の外には出れそうもない。
こりゃやっぱダメだねって事で、金曜日の昼に中止を決定。
中止を決めた後、未練たらしく天気予報を見ていると、翌日の日曜日(2/17)は風がピタリと収まりいい天気っぽいではないか!
今の時期、こんな天気の日は珍しい。
これは行かねばなるまい、ということで、急遽日曜日に行くことに決定。
急な変更だったため、IIさんは参加できずNOさんと俺の二人で出船する事になった。
今回はエギング&タイラバ。
北灘一帯ではそろそろアオリイカが接岸し始める頃で、今の時期主要な波止はどこもアジの泳がせ釣りのヒトが湧いている。
泳がせのおじさんに混じってエギングをやってる兄ちゃんもちらほらいるのだけど、大抵は活きアジをつかった泳がせ釣りにアタリで大差を付けられて嫌気が差して帰っていく(笑)
エギングのDVDなんかでは春イカもエギでポツポツ釣れているシーンが登場するけど、あんなのは餌釣りが隣に居ない場合だけ(笑)
エギに見向きもせずに秋イカシーズンを生き延びたアオリイカは、春になるとさらにエギに対する反応は悪くなっているのだけど、少し沖に出れば餌釣りのヒトもいないしイカもスレていないので、エギでも釣れる可能性は高くなる。
今回はそういう状況を期待して、少し沖の養殖生簀の近くにエギを落としてバーチカルに誘ってみようと思った。
海はベタ凪で絶好の釣り日和

朝7時に出船し、15分ほどでポイント到着。
NOさんは重いエギを使ったティップランエギング、俺は中オモリを使ったディープエギングで勝負。
最初の流しからNOさんにヒット。
ロッドが曲がっているのを羨ましそうに横目で見ていると、俺にもヒットした。
上げてみると二人共そこそこサイズのアオリイカ。
最初の流しからダブルヒット

おぉすげぇ!
活性バリ高じゃん。
このペースで釣って行ったら今日は一体どんだけ釣れるんだろう。
えーと、このサイズが3杯以上釣れたらIIさんとこにおすそ分けに行って、5杯以上釣れたら隣の魚好きのお婆ちゃんとこに持って行ってあげよう・・・等と皮算用をしていたが、結局アオリイカはそれっきり。
NOさんが釣ったのがメスで俺に掛かったのがオスだったので、ペアリングしている個体がたまたまいたのだと思われる。
釣り上げられ、別々のタライに入れられたイカたち、キミたちはさぞかし仲のいい夫婦だったのだろう。
前日にはこんな会話がされていたかもしれない。
「ねぇアナタ、明日の朝食は養殖生簀の下に行かない?今アジの食べ放題をやってるみたいよ。」
「そうか、お前もそろそろ出産だからなあ、栄養をつけとかないとな。」
「じゃきまりね、うふふ。」
おれたちはおそらく、こんな新婚夫婦を釣り上げてしまったのだ。
朝食のヒトトキを邪魔してすまんかった。
おいしくいただくからどうか成仏してほしい、と思いつつ、グッサリとシメ。
それからスジを変えてしつこく流すがちっともアオリイカは釣れない。
釣れるのはコウイカのみで、小物をリリース&コウイカ好きのNOさんのクーラーにぶちこみつつアオリイカ狙いをやった。
10時になったので、次はオミヤゲ確保のコウイカ釣り。
コウイカポイントで流し始めると、前回ほどの活性ではないものの、退屈しない程度にコウイカが釣れてきた。
しかし前回みたいなデカコウイカは釣れず、中型~小型のものがほとんどだ。
コウイカ好きのNOさんに釣ってもらおうとこの場所に来たのだけど、NOさんはあまり釣果があがらない。
11時になって、鯛が釣れる潮になってきたのでコウイカ狙いをやめてタイラバに移行した。
ポイントにつくと、プレジャーボートが2隻。
1隻はゴンク釣りっぽい感じだが、もう1隻が瀬にアンカリングしてフネからウキを使ったカゴ釣りをやっていた。
そのカゴ釣りの方だけど、ラインを横切らないようにしなきゃならないのでウキを探すと、フネから50mくらい先にウキがあった。
うわ、流す場所がねぇぇぇ・・・
仕方がないので近くの実績場を流してみるもサッパリアタリがない。
このポイント、今日は混んでいる上に潮の流れもかなり変だ。
いつもならラインがすぐに斜めになるほどの急流域なのに、今日はちっとも潮が動いていない。
潮汐表ではこの時間帯は流れているハズなんだけど・・・沖の本流が妙な方向に入り込んで影響を及ぼしているのかもしれない。
この場所で13時前まで粘るが、二人共ホゲてしまった。
上がり予定にしていた14時まであと1時間になったので、このポイントを諦めて湾内をタイラバで探りながら帰ることにした。
湾口でちょろっとエギング
船首が沈んでいる気がするのはきっとNOさんの体重のせい。

湾口の岩に止まっているウミウ
白くなっているのは積雪ではなくてウミウのウンコが堆積したもの。

湾内に入り、養殖生簀から30mほどの位置をずっと探っていく。
時折弱っちいアタリあるのだが、フッキングしない、それにどう考えても小物のアタリだ。
小さいエソかイトヨリなのだろう。
養殖生簀をじわじわと横移動しているうち、やっとアタリがあった。
「ゴンゴンゴン、ズズズー(ドラグの滑る音)」
マダイなら50cmくらいの手応えだったろうか。
久々のアタリにニンマリしたものの、これは捕れず。
すぐにドラグを締めて上げればいいものを、少し泳がせてしまったのがよくなかったらしい。
ロープに巻き込んでしまってビクとも動かなくなってしまった。
遊ばずにゴリ巻きするべきだった・・・
しばらくすると今度はNOさんヒット。
ロッドの曲がりからして俺が掛けたのと同サイズくらいだろうか。
やっと船中一枚目か?と思ったのも束の間、NOさんもロープに引っ掛けてしまって取り込めず。
ボートを潮上に移動して無理やり引っ張ると魚のエラだけが釣れてきた。
それから少しして上がり時間になったのでこの日の釣りは終了。
今回は珍しくタイラバが二人共ホゲてしまった。
近いうちにリベンジを約束して解散。
お持ち帰り全体の図

モンゴウイカ×4
ハリイカ×1
アオリイカ×1
IIさんとNOさんを誘って前日まで天気予報を見ていたのだけど、8m以上の風が常に吹いている状態で北灘湾の外には出れそうもない。
こりゃやっぱダメだねって事で、金曜日の昼に中止を決定。
中止を決めた後、未練たらしく天気予報を見ていると、翌日の日曜日(2/17)は風がピタリと収まりいい天気っぽいではないか!
今の時期、こんな天気の日は珍しい。
これは行かねばなるまい、ということで、急遽日曜日に行くことに決定。
急な変更だったため、IIさんは参加できずNOさんと俺の二人で出船する事になった。
今回はエギング&タイラバ。
北灘一帯ではそろそろアオリイカが接岸し始める頃で、今の時期主要な波止はどこもアジの泳がせ釣りのヒトが湧いている。
泳がせのおじさんに混じってエギングをやってる兄ちゃんもちらほらいるのだけど、大抵は活きアジをつかった泳がせ釣りにアタリで大差を付けられて嫌気が差して帰っていく(笑)
エギングのDVDなんかでは春イカもエギでポツポツ釣れているシーンが登場するけど、あんなのは餌釣りが隣に居ない場合だけ(笑)
エギに見向きもせずに秋イカシーズンを生き延びたアオリイカは、春になるとさらにエギに対する反応は悪くなっているのだけど、少し沖に出れば餌釣りのヒトもいないしイカもスレていないので、エギでも釣れる可能性は高くなる。
今回はそういう状況を期待して、少し沖の養殖生簀の近くにエギを落としてバーチカルに誘ってみようと思った。
海はベタ凪で絶好の釣り日和
朝7時に出船し、15分ほどでポイント到着。
NOさんは重いエギを使ったティップランエギング、俺は中オモリを使ったディープエギングで勝負。
最初の流しからNOさんにヒット。
ロッドが曲がっているのを羨ましそうに横目で見ていると、俺にもヒットした。
上げてみると二人共そこそこサイズのアオリイカ。
最初の流しからダブルヒット
おぉすげぇ!
活性バリ高じゃん。
このペースで釣って行ったら今日は一体どんだけ釣れるんだろう。
えーと、このサイズが3杯以上釣れたらIIさんとこにおすそ分けに行って、5杯以上釣れたら隣の魚好きのお婆ちゃんとこに持って行ってあげよう・・・等と皮算用をしていたが、結局アオリイカはそれっきり。
NOさんが釣ったのがメスで俺に掛かったのがオスだったので、ペアリングしている個体がたまたまいたのだと思われる。
釣り上げられ、別々のタライに入れられたイカたち、キミたちはさぞかし仲のいい夫婦だったのだろう。
前日にはこんな会話がされていたかもしれない。
「ねぇアナタ、明日の朝食は養殖生簀の下に行かない?今アジの食べ放題をやってるみたいよ。」
「そうか、お前もそろそろ出産だからなあ、栄養をつけとかないとな。」
「じゃきまりね、うふふ。」
おれたちはおそらく、こんな新婚夫婦を釣り上げてしまったのだ。
朝食のヒトトキを邪魔してすまんかった。
おいしくいただくからどうか成仏してほしい、と思いつつ、グッサリとシメ。
それからスジを変えてしつこく流すがちっともアオリイカは釣れない。
釣れるのはコウイカのみで、小物をリリース&コウイカ好きのNOさんのクーラーにぶちこみつつアオリイカ狙いをやった。
10時になったので、次はオミヤゲ確保のコウイカ釣り。
コウイカポイントで流し始めると、前回ほどの活性ではないものの、退屈しない程度にコウイカが釣れてきた。
しかし前回みたいなデカコウイカは釣れず、中型~小型のものがほとんどだ。
コウイカ好きのNOさんに釣ってもらおうとこの場所に来たのだけど、NOさんはあまり釣果があがらない。
11時になって、鯛が釣れる潮になってきたのでコウイカ狙いをやめてタイラバに移行した。
ポイントにつくと、プレジャーボートが2隻。
1隻はゴンク釣りっぽい感じだが、もう1隻が瀬にアンカリングしてフネからウキを使ったカゴ釣りをやっていた。
そのカゴ釣りの方だけど、ラインを横切らないようにしなきゃならないのでウキを探すと、フネから50mくらい先にウキがあった。
うわ、流す場所がねぇぇぇ・・・
仕方がないので近くの実績場を流してみるもサッパリアタリがない。
このポイント、今日は混んでいる上に潮の流れもかなり変だ。
いつもならラインがすぐに斜めになるほどの急流域なのに、今日はちっとも潮が動いていない。
潮汐表ではこの時間帯は流れているハズなんだけど・・・沖の本流が妙な方向に入り込んで影響を及ぼしているのかもしれない。
この場所で13時前まで粘るが、二人共ホゲてしまった。
上がり予定にしていた14時まであと1時間になったので、このポイントを諦めて湾内をタイラバで探りながら帰ることにした。
湾口でちょろっとエギング
船首が沈んでいる気がするのはきっとNOさんの体重のせい。
湾口の岩に止まっているウミウ
白くなっているのは積雪ではなくてウミウのウンコが堆積したもの。
湾内に入り、養殖生簀から30mほどの位置をずっと探っていく。
時折弱っちいアタリあるのだが、フッキングしない、それにどう考えても小物のアタリだ。
小さいエソかイトヨリなのだろう。
養殖生簀をじわじわと横移動しているうち、やっとアタリがあった。
「ゴンゴンゴン、ズズズー(ドラグの滑る音)」
マダイなら50cmくらいの手応えだったろうか。
久々のアタリにニンマリしたものの、これは捕れず。
すぐにドラグを締めて上げればいいものを、少し泳がせてしまったのがよくなかったらしい。
ロープに巻き込んでしまってビクとも動かなくなってしまった。
遊ばずにゴリ巻きするべきだった・・・
しばらくすると今度はNOさんヒット。
ロッドの曲がりからして俺が掛けたのと同サイズくらいだろうか。
やっと船中一枚目か?と思ったのも束の間、NOさんもロープに引っ掛けてしまって取り込めず。
ボートを潮上に移動して無理やり引っ張ると魚のエラだけが釣れてきた。
それから少しして上がり時間になったのでこの日の釣りは終了。
今回は珍しくタイラバが二人共ホゲてしまった。
近いうちにリベンジを約束して解散。
お持ち帰り全体の図
モンゴウイカ×4
ハリイカ×1
アオリイカ×1
2013年02月10日
宇和海ディープエギング&タイラバ(2013/02/09 in北灘)
土曜日、レンタルボート清家に行ってきました。
メインはアオリイカの調査で、ついでにタイラバのつもりで準備。
同行者はIIさん。
午前7時に出船し、まず最初は深場でのアオリイカ調査。
目ぼしをつけていた中深度エリアまで行き、中オモリを使ったディープエギングで探る。
この近辺は半夜の活きアジを使った餌釣りでは既に釣果の上がっている場所なので、アオリイカが居ないわけが無いのだけど、ふたりとも全くかすりもせず。
しばらくやって、ホゲそうなフンイキが濃厚に漂ってきたので、コウイカを釣ってお茶を濁すことにした。コウイカポイントまで行ってエギを沈めると、すぐにヒット。
あまり引かないがゴミを引っ掛けたようなズッシリとした手応え。
姿を見るまでもなく、こりゃコウイカですな(笑)
この場所では、IIさんが良型のアオリイカを1杯ゲットした。
コウイカは小物をリリースしながら各自5杯ほど。
あんまり釣っても今度は捌くのが面倒なので「もうコウイカはいいよね」って事でタイラバへ移行。
移動途中に島を撮影
磯釣りの聖地、御五神

日振島

大物ポイントに到着~

この場所ではかなりしつこくやったのだけど、IIさんがマダイ1枚、俺はホゲてしまった。
粘っているうちに西風が吹き始め、沖の海面がギザギザになり白波が立ち始めた。
釣りができない波ではないのだけど、湾口まで少し距離があるので移動に苦労するので早めに湾内に避難してタイラバを続行することにした。
湾内でのタイラバポイントは主に養殖生簀の際になるのだけど、この養殖生簀を海底に固定するためのロープが海底に向かって斜めに張られており、よく注意しないと根がかりの連続で釣りにならない。
海中に入っているロープがどの向きに伸びているかを確認しながら釣っていった。
しばらくしてやっとマダイがヒット。

それから一時間ほど粘るが追加はナシ。
3時くらいに清家に帰ってきた。
レンタルボート清家の発着筏

お持ち帰り全体の図

コウイカ×6
マダイ×1
手抜き料理シリーズ コウイカのゴロ焼き(もどき)
コウイカって食べる所が少なくてヌルヌルがキツくて墨の量がハンパなくてあまり積極的に釣る気がしないイカですが、これは久々にウマイと思ったので書いときます。
イカのゴロ焼きという料理がありますよね。
沖にいるケンサキやスルメをぶつ切りにして肝と合わせて焼いてしまうというなかなかワイルドで簡単な料理なんですが、これ結構好きなんですよね。
以前これをアオリイカでやってみたことがあるんですが、アオリイカのキモって旨味が乏しくて妙な苦味があって、ウマくない、てか率直に言うとマズかった。
では、コウイカのキモはどうなのか?
今回コウイカのゲソが大量に余ったので肝と合わせて焼いてみたら、これがなかなかウマかったんです。
まずコウイカのキモを破らないように綺麗に剥がします。
コウイカの端っこやゲソと剥がしたキモをぶつ切りにして、テフロンのフライパンで焼く。
焼けてきたかな、と思った頃に醤油を垂らして少し焼いて出来上がり。
キモはすぐに焦げ付こうとするので、テフロンのフライパンを使って下さい。
なかなかにスルドイ酒の肴に変身します。
メインはアオリイカの調査で、ついでにタイラバのつもりで準備。
同行者はIIさん。
午前7時に出船し、まず最初は深場でのアオリイカ調査。
目ぼしをつけていた中深度エリアまで行き、中オモリを使ったディープエギングで探る。
この近辺は半夜の活きアジを使った餌釣りでは既に釣果の上がっている場所なので、アオリイカが居ないわけが無いのだけど、ふたりとも全くかすりもせず。
しばらくやって、ホゲそうなフンイキが濃厚に漂ってきたので、コウイカを釣ってお茶を濁すことにした。コウイカポイントまで行ってエギを沈めると、すぐにヒット。
あまり引かないがゴミを引っ掛けたようなズッシリとした手応え。
姿を見るまでもなく、こりゃコウイカですな(笑)
この場所では、IIさんが良型のアオリイカを1杯ゲットした。
コウイカは小物をリリースしながら各自5杯ほど。
あんまり釣っても今度は捌くのが面倒なので「もうコウイカはいいよね」って事でタイラバへ移行。
移動途中に島を撮影
磯釣りの聖地、御五神
日振島
大物ポイントに到着~
この場所ではかなりしつこくやったのだけど、IIさんがマダイ1枚、俺はホゲてしまった。
粘っているうちに西風が吹き始め、沖の海面がギザギザになり白波が立ち始めた。
釣りができない波ではないのだけど、湾口まで少し距離があるので移動に苦労するので早めに湾内に避難してタイラバを続行することにした。
湾内でのタイラバポイントは主に養殖生簀の際になるのだけど、この養殖生簀を海底に固定するためのロープが海底に向かって斜めに張られており、よく注意しないと根がかりの連続で釣りにならない。
海中に入っているロープがどの向きに伸びているかを確認しながら釣っていった。
しばらくしてやっとマダイがヒット。
それから一時間ほど粘るが追加はナシ。
3時くらいに清家に帰ってきた。
レンタルボート清家の発着筏
お持ち帰り全体の図
コウイカ×6
マダイ×1
手抜き料理シリーズ コウイカのゴロ焼き(もどき)
コウイカって食べる所が少なくてヌルヌルがキツくて墨の量がハンパなくてあまり積極的に釣る気がしないイカですが、これは久々にウマイと思ったので書いときます。
イカのゴロ焼きという料理がありますよね。
沖にいるケンサキやスルメをぶつ切りにして肝と合わせて焼いてしまうというなかなかワイルドで簡単な料理なんですが、これ結構好きなんですよね。
以前これをアオリイカでやってみたことがあるんですが、アオリイカのキモって旨味が乏しくて妙な苦味があって、ウマくない、てか率直に言うとマズかった。
では、コウイカのキモはどうなのか?
今回コウイカのゲソが大量に余ったので肝と合わせて焼いてみたら、これがなかなかウマかったんです。
まずコウイカのキモを破らないように綺麗に剥がします。
コウイカの端っこやゲソと剥がしたキモをぶつ切りにして、テフロンのフライパンで焼く。
焼けてきたかな、と思った頃に醤油を垂らして少し焼いて出来上がり。
キモはすぐに焦げ付こうとするので、テフロンのフライパンを使って下さい。
なかなかにスルドイ酒の肴に変身します。
2013年02月01日
宇和海ディープエギング&タイラバ(2013/01/31 in北灘)
いやー、最近海が荒れてばかりでなかなか釣りに行けないっすね。
今週の初めからGPV天気予報(http://weather-gpv.info/)を見ていたのだけど、また週末は荒れそうで、がっくしきていました。
一週間の風予報を順繰りに表示させていると、木曜日(1/31)がベタ凪の模様。
あぁ、こんな日が土日だったらいいのにな・・・
あれこれ考えているうちに、ふとイケナイ考えが頭に浮かんでしまいました。
今の時期こんな凪の日はなかなかないんだよなぁ、ここんとこ仕事もヒマだし、もう休んで行っちゃおうか(笑)
ってコトで、平日の木曜日にレンタルボート清家に行ってきました。
今回は平日と言うこともあり、ソロ釣行。
なので同行者に釣ってもらわなきゃというプレッシャーもないので、前回できなかったポイント新規開拓をメインにすることにした。
一人でフネを借りるのはなんだかゼイタクなような気もするが、まぁたまにはいいよね。
釣り方は、中オモリを使ったディープエギングとタイラバ。
北灘一帯のアオリイカの釣期は、新子に関しては10月初めから11月いっぱいまで、産卵に接岸する親イカは2月半ばから4月いっぱいまでで、それ以外の時期はずれにもチョボチョボ釣れるけど、メインになるのはこの2つの期間だ。
釣期の間にあたる12月~2月上旬にかけては、沖のどこかの深場に集結しているはずで、その場所を探り当てたいと思って数年前から何度も挑戦しているんだけど、いまだポイントを見つけられていない。
海図を見ながら怪しい場所数カ所をピックアップして当日に臨んだ。
出船直後。湾内は鏡のような水面。

少し走ると、水面から湯気が立っているのが見えた。
宇和海は黒潮の影響もあって気温より海水温の方がだいぶ高く、早朝にはこんな景色が見える。
写真ではわかりづらいけど、温泉のような湯気が立っている。

湾の外に出てまず最初はディープエギング。
仕掛けは、20号のオモリの下に3号フロロカーボンを3mつなぎ、その先に3.5号のエギを結ぶ。
アクションは、オモリを着底させた後3~5m巻き上げ、大きく一回ジャークして10秒くらい待つ、アタリがなければもう一回ジャーク。
フネがどんどん移動するので5回くらいこの動作をしたら再度底取りをして水深に合わせる。
こんな感じで目ぼしをつけていたT島周囲の50mラインのエリアを探っていった。
3回くらい場所をを変えた後に本日初のアタリがあった。
チョン、という前アタリの次にわずかにもたれかかるような感触、「きたきたきたきたー!」
50cmくらいラインを送り込んで一拍おいてバシッとアワセ。
おぉこの重量感、久しぶりですな。
これはなかなかいいんでないかい?
・・あれ、でもグイーングイーンと引くアオリイカの感じじゃないなぁ、もしかするとアレか?アレなのか??
海面に上がってきたのは予想通りのアレ
コウイカでした・・

気を取り直してやっていると、今度はガガガッという手応えとともにフッと軽くなった。
エソにオモリを食われてオモリとエギをロスト。
うーむ、もう少し砂地じゃない所を攻めないとダメか・・・
目ぼしをつけていた場所の中で岩礁帯に行ってみるが、今度は底が荒すぎて根がかりしてエギロスト(笑)
そんな感じで11時頃までかけてT島をぐるっと一周して探ってみた結果、コウイカ6杯とアオリイカ1杯に終わってしまった。
次はタイラバ。
潮流のある駆け上がり付近のいつもの場所に移動した。
30分ほど経った頃、やっとアタリがあり、アベレージサイズのマダイをゲット。

さらに30分ほど経った頃、いきなりガツーンと来て、ものすごいイキオイでラインが出始めた。
ユルユルにしていたドラグを少しずつ締めていくが、今度はロッドが折れそうに曲がってきた。
それでも走りは止まらない。
ラインが延々出て行きスプールが段々細くなってきた。
ヤバイなぁ・・・これどうしよう、イチかバチかでロッドを寝かせてドラグを締めるか・・・と思い始めた時にふっと重さがなくなった(笑)
くー、久々の大物っぽかったのに。
でもまぁ、ラインがPE1.5号にリーダー4号だったので、バレなかったとしても釣り上げるのは多分無理だったかも。
それでミソが付いてしまったのか、それ以後1時間ほどアタリ無し。
時間もそろそろだし、帰る前に生簀に掛けてカワハギを釣って帰ることにした。
アオリイカが一杯だけ釣れたので、カワハギの肝醤油でアオリイカの刺身を食おうと思ったのだけど、今回はカワハギ用の餌を買ってきてないので道具箱に入れていたワーム、パワーイソメで勝負。
まぁ5枚も釣れれば十分だからね、パワーイソメでもなんとかなるでしょ。
・・・と思っていたのだけど、このパワーイソメ、予想以上にダメだった。
生簀につけて1時間ほどやってたのだけど、釣れたのはカサゴ一匹とカワハギ一匹だけ。
ありえないほど釣れません。
カサゴはかなりデカい刺身サイズで一瞬喜んだのだけど、お腹がパンパンの出産間際の妊婦さんだったのでリリース。
結局掛かり釣りの成果はカワハギ一匹だけだった。
お腹がパンパンのデカカサゴ

お持ち帰り全体の図

アオリイカ×1
コウイカ×6
マダイ×1
カワハギ×1
今週の初めからGPV天気予報(http://weather-gpv.info/)を見ていたのだけど、また週末は荒れそうで、がっくしきていました。
一週間の風予報を順繰りに表示させていると、木曜日(1/31)がベタ凪の模様。
あぁ、こんな日が土日だったらいいのにな・・・
あれこれ考えているうちに、ふとイケナイ考えが頭に浮かんでしまいました。
今の時期こんな凪の日はなかなかないんだよなぁ、ここんとこ仕事もヒマだし、もう休んで行っちゃおうか(笑)
ってコトで、平日の木曜日にレンタルボート清家に行ってきました。
今回は平日と言うこともあり、ソロ釣行。
なので同行者に釣ってもらわなきゃというプレッシャーもないので、前回できなかったポイント新規開拓をメインにすることにした。
一人でフネを借りるのはなんだかゼイタクなような気もするが、まぁたまにはいいよね。
釣り方は、中オモリを使ったディープエギングとタイラバ。
北灘一帯のアオリイカの釣期は、新子に関しては10月初めから11月いっぱいまで、産卵に接岸する親イカは2月半ばから4月いっぱいまでで、それ以外の時期はずれにもチョボチョボ釣れるけど、メインになるのはこの2つの期間だ。
釣期の間にあたる12月~2月上旬にかけては、沖のどこかの深場に集結しているはずで、その場所を探り当てたいと思って数年前から何度も挑戦しているんだけど、いまだポイントを見つけられていない。
海図を見ながら怪しい場所数カ所をピックアップして当日に臨んだ。
出船直後。湾内は鏡のような水面。
少し走ると、水面から湯気が立っているのが見えた。
宇和海は黒潮の影響もあって気温より海水温の方がだいぶ高く、早朝にはこんな景色が見える。
写真ではわかりづらいけど、温泉のような湯気が立っている。
湾の外に出てまず最初はディープエギング。
仕掛けは、20号のオモリの下に3号フロロカーボンを3mつなぎ、その先に3.5号のエギを結ぶ。
アクションは、オモリを着底させた後3~5m巻き上げ、大きく一回ジャークして10秒くらい待つ、アタリがなければもう一回ジャーク。
フネがどんどん移動するので5回くらいこの動作をしたら再度底取りをして水深に合わせる。
こんな感じで目ぼしをつけていたT島周囲の50mラインのエリアを探っていった。
3回くらい場所をを変えた後に本日初のアタリがあった。
チョン、という前アタリの次にわずかにもたれかかるような感触、「きたきたきたきたー!」
50cmくらいラインを送り込んで一拍おいてバシッとアワセ。
おぉこの重量感、久しぶりですな。
これはなかなかいいんでないかい?
・・あれ、でもグイーングイーンと引くアオリイカの感じじゃないなぁ、もしかするとアレか?アレなのか??
海面に上がってきたのは予想通りのアレ
コウイカでした・・
気を取り直してやっていると、今度はガガガッという手応えとともにフッと軽くなった。
エソにオモリを食われてオモリとエギをロスト。
うーむ、もう少し砂地じゃない所を攻めないとダメか・・・
目ぼしをつけていた場所の中で岩礁帯に行ってみるが、今度は底が荒すぎて根がかりしてエギロスト(笑)
そんな感じで11時頃までかけてT島をぐるっと一周して探ってみた結果、コウイカ6杯とアオリイカ1杯に終わってしまった。
次はタイラバ。
潮流のある駆け上がり付近のいつもの場所に移動した。
30分ほど経った頃、やっとアタリがあり、アベレージサイズのマダイをゲット。
さらに30分ほど経った頃、いきなりガツーンと来て、ものすごいイキオイでラインが出始めた。
ユルユルにしていたドラグを少しずつ締めていくが、今度はロッドが折れそうに曲がってきた。
それでも走りは止まらない。
ラインが延々出て行きスプールが段々細くなってきた。
ヤバイなぁ・・・これどうしよう、イチかバチかでロッドを寝かせてドラグを締めるか・・・と思い始めた時にふっと重さがなくなった(笑)
くー、久々の大物っぽかったのに。
でもまぁ、ラインがPE1.5号にリーダー4号だったので、バレなかったとしても釣り上げるのは多分無理だったかも。
それでミソが付いてしまったのか、それ以後1時間ほどアタリ無し。
時間もそろそろだし、帰る前に生簀に掛けてカワハギを釣って帰ることにした。
アオリイカが一杯だけ釣れたので、カワハギの肝醤油でアオリイカの刺身を食おうと思ったのだけど、今回はカワハギ用の餌を買ってきてないので道具箱に入れていたワーム、パワーイソメで勝負。
まぁ5枚も釣れれば十分だからね、パワーイソメでもなんとかなるでしょ。
・・・と思っていたのだけど、このパワーイソメ、予想以上にダメだった。
生簀につけて1時間ほどやってたのだけど、釣れたのはカサゴ一匹とカワハギ一匹だけ。
ありえないほど釣れません。
カサゴはかなりデカい刺身サイズで一瞬喜んだのだけど、お腹がパンパンの出産間際の妊婦さんだったのでリリース。
結局掛かり釣りの成果はカワハギ一匹だけだった。
お腹がパンパンのデカカサゴ
お持ち帰り全体の図
アオリイカ×1
コウイカ×6
マダイ×1
カワハギ×1
2013年01月21日
宇和海タイラバ (2013/1/19 in北灘)
1/19(土)、北灘で釣り。
前日の金曜日、NOさんからのメールで
「波が結構高そうだけどどうする?」
みたいなメールが入ってきたけど、またどうせ沖のほうの数値だし大丈夫だろうとタカをくくって
「まー大丈夫でしょ、予定通りでよろしく」
みたいな返事をしておいた。
当日の7時前、ボート屋の駐車場につくと、風も波も全くなくて
「天気予報もいい加減なもんだねー」と同行者のNOさんと言いあっていたのだけど、ところがドッコイ、いざ湾口まで出てみると強烈な波が立っていた。
1mほどの波にプラスして沖からのうねりが入ってきている。
うねりは波長10mで高さが1.5mくらい、風による波とプラスすると海面の高低差は2mくらいあっただろうか、湾内と全然違う光景にビックリしてしまった。
それでも湾口から数百メートル出てタイラバを下ろしてはみたのだけど、揺れが結構あってボートの上でとても立っていられない。
T島の風裏まで行けば状況はまた違うんだろうけど、T島まで行って波がこれ以上大きくなると今度は帰ってこれるかどうかわからない。
NOさんと相談した結果、今日はもう湾内でチビチビ釣ろうと言う事になった。
今回は北灘の新ポイントを開拓しようという予定で、タイラバとディープエギングの用意しか持ってきてない。
しまったなぁ・・・こんな事なら掛かり釣りの道具も持ってきてカワハギでも釣ればよかった。
でもまぁ無いものは仕方がない、今日はもう湾内をウロウロしながらタイラバ一本勝負に決定。
湾内は北側が魚の養殖生簀、南側には真珠養殖筏がずらっと並んでいるのだけど、これってやっぱ水深や潮流の関係でこういう配置になっているんだろうなぁ・・深さがあるのは養殖生簀の方か。
そう思い、湾の中央部付近の生簀の風下から流していく。
アタリがなければ20mほど位置をずらしてまた流す、という風に移動していった。
ファーストヒットは俺に来た。
前アタリはなくいきなりパックンと咥える感じのアタリで、巻き始めるとなかなかズッシリ感のある手応えだが、鯛のようにゴンゴンと頭を振るような感覚はない。
ん?これは何???と思いつつ上げてみるとグッドサイズのアマダイだった。
アマダイにしてはちょっと大きいのでスケールを出して計ってみると、50cmちょいのサイズ。

同じ所を数回流すがアマダイはそれっきりだった。
また順次移動していく。
次も俺に来た。
今度は鯛っぽい引きで、上げてみると予想通りの鯛。

でもなんかマダイとはフンイキが違う。
よーく見ると尾鰭の端が黒くないのでこりゃチダイですな。
マダイにしては小さいけどチダイにしてはデカい。
このサイズのチダイを釣ったのは初めてかもしれない。
チダイってこのサイズになるんだ・・・
次にヒットしたのはイトヨリ。
小さいのでリリースしようか少し迷ったが、今日は貧果なのでお持ち帰りすることに。

その他エソとカサゴをリリースしながら午前の部終了。
湾内も風で結構寒いので、一旦ボート屋の発着筏に戻って昼メシを食うことにした。
筏の上に建っている小屋の中に入り、メシタイム。
30分ほどちんたらとメシを食い、午後の部に突入。
今度は湾の奥の方を探ってみることにした。
2時までやったがアタリはあるもののフッキングせず。
午後は二人共追加はならず。
※今回釣りをした養殖筏と真珠筏の間は地元のフネの航路になっている所です。
釣ってる間も周囲に注意して、向かってくるフネを見つけたら即座に邪魔にならない所に移動しないとたぶん怒られます。
良い子はマネしないでね。
お持ち帰り全体の図。

チダイ
アマダイ
イトヨリ
前日の金曜日、NOさんからのメールで
「波が結構高そうだけどどうする?」
みたいなメールが入ってきたけど、またどうせ沖のほうの数値だし大丈夫だろうとタカをくくって
「まー大丈夫でしょ、予定通りでよろしく」
みたいな返事をしておいた。
当日の7時前、ボート屋の駐車場につくと、風も波も全くなくて
「天気予報もいい加減なもんだねー」と同行者のNOさんと言いあっていたのだけど、ところがドッコイ、いざ湾口まで出てみると強烈な波が立っていた。
1mほどの波にプラスして沖からのうねりが入ってきている。
うねりは波長10mで高さが1.5mくらい、風による波とプラスすると海面の高低差は2mくらいあっただろうか、湾内と全然違う光景にビックリしてしまった。
それでも湾口から数百メートル出てタイラバを下ろしてはみたのだけど、揺れが結構あってボートの上でとても立っていられない。
T島の風裏まで行けば状況はまた違うんだろうけど、T島まで行って波がこれ以上大きくなると今度は帰ってこれるかどうかわからない。
NOさんと相談した結果、今日はもう湾内でチビチビ釣ろうと言う事になった。
今回は北灘の新ポイントを開拓しようという予定で、タイラバとディープエギングの用意しか持ってきてない。
しまったなぁ・・・こんな事なら掛かり釣りの道具も持ってきてカワハギでも釣ればよかった。
でもまぁ無いものは仕方がない、今日はもう湾内をウロウロしながらタイラバ一本勝負に決定。
湾内は北側が魚の養殖生簀、南側には真珠養殖筏がずらっと並んでいるのだけど、これってやっぱ水深や潮流の関係でこういう配置になっているんだろうなぁ・・深さがあるのは養殖生簀の方か。
そう思い、湾の中央部付近の生簀の風下から流していく。
アタリがなければ20mほど位置をずらしてまた流す、という風に移動していった。
ファーストヒットは俺に来た。
前アタリはなくいきなりパックンと咥える感じのアタリで、巻き始めるとなかなかズッシリ感のある手応えだが、鯛のようにゴンゴンと頭を振るような感覚はない。
ん?これは何???と思いつつ上げてみるとグッドサイズのアマダイだった。
アマダイにしてはちょっと大きいのでスケールを出して計ってみると、50cmちょいのサイズ。
同じ所を数回流すがアマダイはそれっきりだった。
また順次移動していく。
次も俺に来た。
今度は鯛っぽい引きで、上げてみると予想通りの鯛。
でもなんかマダイとはフンイキが違う。
よーく見ると尾鰭の端が黒くないのでこりゃチダイですな。
マダイにしては小さいけどチダイにしてはデカい。
このサイズのチダイを釣ったのは初めてかもしれない。
チダイってこのサイズになるんだ・・・
次にヒットしたのはイトヨリ。
小さいのでリリースしようか少し迷ったが、今日は貧果なのでお持ち帰りすることに。
その他エソとカサゴをリリースしながら午前の部終了。
湾内も風で結構寒いので、一旦ボート屋の発着筏に戻って昼メシを食うことにした。
筏の上に建っている小屋の中に入り、メシタイム。
30分ほどちんたらとメシを食い、午後の部に突入。
今度は湾の奥の方を探ってみることにした。
2時までやったがアタリはあるもののフッキングせず。
午後は二人共追加はならず。
※今回釣りをした養殖筏と真珠筏の間は地元のフネの航路になっている所です。
釣ってる間も周囲に注意して、向かってくるフネを見つけたら即座に邪魔にならない所に移動しないとたぶん怒られます。
良い子はマネしないでね。
お持ち帰り全体の図。
チダイ
アマダイ
イトヨリ
2013年01月15日
宇和海タイラバ&カワハギ釣り(2013/01/12 in北灘)
やっと初釣りに行ってまいりました。
天候も良さそうな三連休の初日、レンタルボート清家で25馬力のボートを予約して北灘へ。
今回のメンツはIIさんとYMさんと俺の三人。
久しぶりに参加のYMさんはIIさんの元部下で、もともと松山のヒトなんだけど今現在は奥さんとコドモを松山に置き去りにして高知に単身赴任していており、毎週金曜日に高知で仕事が終わるとその日のうちに松山に帰ってきて家族と過ごし、次の月曜の未明に高知の職場に向けて出発するというハードな通勤をしているヒトだ。
釣りに関しては、数年前から釣りを始めたという乗船者の中では一番のビギナー。
夫婦仲もよく(子供が三人もいる(笑))子煩悩なYMさんの週末のひと時を釣りに誘うのは少しばかりココロが痛んだが、まぁ変に気を使う人でもないのでお誘いメールを発射した。
釣り物は例によってマダイとカワハギ。
YMさんはカワハギ釣りは何度か一緒に行ったことがあるのだけどタイラバは初体験で、なんとかタイラバで釣れるようにアシストするのが今回最大の行動目標だ。
当日AM5;00にYMさんちに迎えに行き、釣具屋でカワハギのエサを買いR56を南下する。
伊予ICから高速に乗り、西予道路を走りぬけ、宇和島道路に入った頃、YMさんの携帯にIIさんからメールが着弾した。
YMさんがメールの内容を読み上げると、なんともう清家の駐車場に着いたとのこと(笑)
「え?7時じゃなかったっけ???」
今回の出船は7:00にしていたのだけど、1時間も早く着いてしまったらしい。
この時刻を決めたのはIIさんのはずなんだけどなぁ・・・
多分前回の絶好調が尾を引いて、遠足前の小学生のように目が覚めてしまったのだろう。
清家の駐車場についたのは6:50頃だった。
荷物をボートに積み込んで、まず最初はT島のタイラバポイントに向かう。
操船は今回もIIさんにお任せで、俺はバウに座り、YMさんはゲストなので中央に座ってもらって楽な釣りをしてもらうことにした。
ポイントにつき、YMさんに簡単なタイラバのレクチャーをした後、タックルを準備して手渡した。
どんな内容を説明したかというと・・・
1.まず底まで落とす。
2.底についたらすぐに巻き始める。
3.ロッドが絞り込まれるまでドラグはズルズルで。
4.底から巻き上げる長さはハンドルを15~30回程度。
5.巻くスピードは1回転/2秒~2回転/1秒の間で色々変えてみる。
6.アタリがあっても決して手を止めたり合わせを入れてはいけない。そのまま巻く。
7.5回くらい底取りしたら一旦回収して入れなおす。
こんだけ(笑)
まぁタイラバは単純な釣りなので大丈夫だろう。
見ていると、落としてはマキマキ、落としてはマキマキ・・
YMさんは根が素直で真面目なヒトなので、言ったとおりに動作を繰り返している。
よしよし、あれなら釣れるだろ。
あとはビギナーズラックがYMさんに訪れるのを待つだけだ。
俺は自分のタックルの準備をして自分の釣りに専念することにした。
ファーストヒットはYMさんに来た。
ロッドの曲がりを見ると魚はあまり大きくはない模様、それにティップがビンビンと震えている。
あぁ、これは例のやつですな(笑)
浮かんできたのは予想通りのエソ。
「これ何ですか?食えるんですか?」と聞くYMさんに、俺とIIさんがエソがどんなにウマイかを力説する。
前回エソのすり身を作るのにものすごく苦労したIIさんは、なんとかYMさんにエソを持って帰らそうと必死の模様(笑)
二人してエソの調理法をYMさんに説明していると、俺にもエソがきた。
善良なYMさんにエソを持って帰らそうとしていたのでバチがあたったのだろう。
「これもどうぞ」
俺は釣ったエソを差し出し、素直なYMさんは二匹のエソをクーラーボックスに入れた。
その時、IIさんの口元がわずかに緩んだように見えたのは気のせいか(笑)
それから延々と流すが、鯛らしいアタリがサッパリ無い。
時折何かがタイラバにじゃれついてくるような感触はあるのだけど、口を使ってネクタイを噛んで引っ張るような感触ではない。
7時から釣り始めて9時頃までエソを除き全員ホゲ状態だった。
・・・マズいなぁ、実にマズい。
これではYMさんに鯛を釣らせるという当初の目的が達成できないじゃないか、
今日はサカナの活性が低いんかいな?・・・
とか思っていると、船中1匹目の鯛は俺に来た。
35cmほどの小物だったが、何とか釣れる事が証明できてボート上の三人のテンションも少しだけアップする。
その直後にIIさんにチャリコがヒット。
お、やっと時合がきたのか?と思ったけれど、全く後が続かずに10時になってしまった。
ここでIIさんの提案でT島のポイントを諦め、今度は沖の根回りに移動することに。
根の周辺にはボートが3つほど浮かんでいる。
釣り方を見ていると、どの船もズボ釣りの模様。
アンカリングして撒き餌を撒かれているとちょっとキビシーなぁ・・・と思っていた矢先、ヒット。
上げてみると40cmくらいの脱走マダイだった。
数流しした後、またヒット。
今度も脱走マダイ。
相変わらずこの根回りは養殖生簀からの脱走兵が9割だけど、まぁ釣れないよりはいいよね。
最初からここらへんでやるべきだったのかもしれない。
1時間で2枚だから、あさからずっとやっていたT島のポイントよりよほどマシだった。
昼近くになってきたのでカワハギ釣りに移行。
鯛が不調だったのでお土産でも釣って帰らないとね、というキモチだったのだけど、この日はカワハギも絶不調だった。
活性が低すぎて全くお話にならないレベル。
餌も取られない。
あまりに釣れないのでボート屋のおっちゃんに電話してどこか釣れてる場所はないか聞いたのだけど、どのボートも釣れてないらしい。この日の北灘一帯は総じて駄目との事。
魚も居なさそうだし眠くなってきたので、椅子に座りつつ1時間ほど眠る。
・・目が覚めるとIIさんとYMさんはまだ真面目に釣っていた。
30分ほど釣りに復帰したが、結局一枚も追加は出ず、納竿。
ハズレ無しに釣れると思っていたカワハギが各自3~5枚という貧果に終わってしまった。
せめてボートに魚探があればもう少し効率的な釣りができるんだろうなぁ・・
ポイント移動中、寒さに耐えるYMさん

お持ち帰り全体の図

マダイ×3(1枚はYMさんに進呈)
カワハギ×3
ビールを飲みながらちんたら捌いて・・・

無理矢理作ったカワハギの刺身で一杯

天候も良さそうな三連休の初日、レンタルボート清家で25馬力のボートを予約して北灘へ。
今回のメンツはIIさんとYMさんと俺の三人。
久しぶりに参加のYMさんはIIさんの元部下で、もともと松山のヒトなんだけど今現在は奥さんとコドモを松山に置き去りにして高知に単身赴任していており、毎週金曜日に高知で仕事が終わるとその日のうちに松山に帰ってきて家族と過ごし、次の月曜の未明に高知の職場に向けて出発するというハードな通勤をしているヒトだ。
釣りに関しては、数年前から釣りを始めたという乗船者の中では一番のビギナー。
夫婦仲もよく(子供が三人もいる(笑))子煩悩なYMさんの週末のひと時を釣りに誘うのは少しばかりココロが痛んだが、まぁ変に気を使う人でもないのでお誘いメールを発射した。
釣り物は例によってマダイとカワハギ。
YMさんはカワハギ釣りは何度か一緒に行ったことがあるのだけどタイラバは初体験で、なんとかタイラバで釣れるようにアシストするのが今回最大の行動目標だ。
当日AM5;00にYMさんちに迎えに行き、釣具屋でカワハギのエサを買いR56を南下する。
伊予ICから高速に乗り、西予道路を走りぬけ、宇和島道路に入った頃、YMさんの携帯にIIさんからメールが着弾した。
YMさんがメールの内容を読み上げると、なんともう清家の駐車場に着いたとのこと(笑)
「え?7時じゃなかったっけ???」
今回の出船は7:00にしていたのだけど、1時間も早く着いてしまったらしい。
この時刻を決めたのはIIさんのはずなんだけどなぁ・・・
多分前回の絶好調が尾を引いて、遠足前の小学生のように目が覚めてしまったのだろう。
清家の駐車場についたのは6:50頃だった。
荷物をボートに積み込んで、まず最初はT島のタイラバポイントに向かう。
操船は今回もIIさんにお任せで、俺はバウに座り、YMさんはゲストなので中央に座ってもらって楽な釣りをしてもらうことにした。
ポイントにつき、YMさんに簡単なタイラバのレクチャーをした後、タックルを準備して手渡した。
どんな内容を説明したかというと・・・
1.まず底まで落とす。
2.底についたらすぐに巻き始める。
3.ロッドが絞り込まれるまでドラグはズルズルで。
4.底から巻き上げる長さはハンドルを15~30回程度。
5.巻くスピードは1回転/2秒~2回転/1秒の間で色々変えてみる。
6.アタリがあっても決して手を止めたり合わせを入れてはいけない。そのまま巻く。
7.5回くらい底取りしたら一旦回収して入れなおす。
こんだけ(笑)
まぁタイラバは単純な釣りなので大丈夫だろう。
見ていると、落としてはマキマキ、落としてはマキマキ・・
YMさんは根が素直で真面目なヒトなので、言ったとおりに動作を繰り返している。
よしよし、あれなら釣れるだろ。
あとはビギナーズラックがYMさんに訪れるのを待つだけだ。
俺は自分のタックルの準備をして自分の釣りに専念することにした。
ファーストヒットはYMさんに来た。
ロッドの曲がりを見ると魚はあまり大きくはない模様、それにティップがビンビンと震えている。
あぁ、これは例のやつですな(笑)
浮かんできたのは予想通りのエソ。
「これ何ですか?食えるんですか?」と聞くYMさんに、俺とIIさんがエソがどんなにウマイかを力説する。
前回エソのすり身を作るのにものすごく苦労したIIさんは、なんとかYMさんにエソを持って帰らそうと必死の模様(笑)
二人してエソの調理法をYMさんに説明していると、俺にもエソがきた。
善良なYMさんにエソを持って帰らそうとしていたのでバチがあたったのだろう。
「これもどうぞ」
俺は釣ったエソを差し出し、素直なYMさんは二匹のエソをクーラーボックスに入れた。
その時、IIさんの口元がわずかに緩んだように見えたのは気のせいか(笑)
それから延々と流すが、鯛らしいアタリがサッパリ無い。
時折何かがタイラバにじゃれついてくるような感触はあるのだけど、口を使ってネクタイを噛んで引っ張るような感触ではない。
7時から釣り始めて9時頃までエソを除き全員ホゲ状態だった。
・・・マズいなぁ、実にマズい。
これではYMさんに鯛を釣らせるという当初の目的が達成できないじゃないか、
今日はサカナの活性が低いんかいな?・・・
とか思っていると、船中1匹目の鯛は俺に来た。
35cmほどの小物だったが、何とか釣れる事が証明できてボート上の三人のテンションも少しだけアップする。
その直後にIIさんにチャリコがヒット。
お、やっと時合がきたのか?と思ったけれど、全く後が続かずに10時になってしまった。
ここでIIさんの提案でT島のポイントを諦め、今度は沖の根回りに移動することに。
根の周辺にはボートが3つほど浮かんでいる。
釣り方を見ていると、どの船もズボ釣りの模様。
アンカリングして撒き餌を撒かれているとちょっとキビシーなぁ・・・と思っていた矢先、ヒット。
上げてみると40cmくらいの脱走マダイだった。
数流しした後、またヒット。
今度も脱走マダイ。
相変わらずこの根回りは養殖生簀からの脱走兵が9割だけど、まぁ釣れないよりはいいよね。
最初からここらへんでやるべきだったのかもしれない。
1時間で2枚だから、あさからずっとやっていたT島のポイントよりよほどマシだった。
昼近くになってきたのでカワハギ釣りに移行。
鯛が不調だったのでお土産でも釣って帰らないとね、というキモチだったのだけど、この日はカワハギも絶不調だった。
活性が低すぎて全くお話にならないレベル。
餌も取られない。
あまりに釣れないのでボート屋のおっちゃんに電話してどこか釣れてる場所はないか聞いたのだけど、どのボートも釣れてないらしい。この日の北灘一帯は総じて駄目との事。
魚も居なさそうだし眠くなってきたので、椅子に座りつつ1時間ほど眠る。
・・目が覚めるとIIさんとYMさんはまだ真面目に釣っていた。
30分ほど釣りに復帰したが、結局一枚も追加は出ず、納竿。
ハズレ無しに釣れると思っていたカワハギが各自3~5枚という貧果に終わってしまった。
せめてボートに魚探があればもう少し効率的な釣りができるんだろうなぁ・・
ポイント移動中、寒さに耐えるYMさん
お持ち帰り全体の図
マダイ×3(1枚はYMさんに進呈)
カワハギ×3
ビールを飲みながらちんたら捌いて・・・
無理矢理作ったカワハギの刺身で一杯
2012年12月17日
宇和海ボートエギング&タイラバ&カワハギ(2012/12/15 in北灘)
悪天候の間隙を縫って12/15(土)に北灘にてボート釣り。
前回の釣行が11/10だったので1ヶ月以上も釣りに行っておらず、超久しぶり。
今回は釣りの他にも目的があった。
釣り仲間のIIさんが10月末にボート免許を取ったので、船外機ボートの初体験を済ませるという重要な儀式。
初体験というとアッチ方面のアレを思い浮かべるヒトがいるかもしれないが、そのアレに限らず何にせよ初体験というのはまことに重要である。
幸福な初体験が済ませられればその後の人生に大きな影響を及ぼすであろうし、不幸な初体験を迎えればそれがトラウマとなってアレが嫌になってしまうかもしれない。
「なんとかIIさんに幸福な初体験を迎えてもらいたい!」
その一心で、ワタシは暗闇で男を手招きする遣り手ババアのような心境でその日を迎えたのであります。
IIさんが言うには、教習艇は船内機の丸ハンドルなので平船で船外機のボートに乗るのが初めてで、ちょいと不安だという。
「いやーそんなことないっすよ、教習艇よりむしろ単純で簡単っすよ」とは言ったのだけど、IIさんは石橋を叩いて叩いて、安全を確認してもう一度叩いて、石橋を結局叩き壊して引き返すような慎重派なので、このままペーパードライバー(あ、フネの場合はなんて言うんだろう、ペーパークルー?)になられても困る。
なぜ困るかというと、IIさんに操船してもらってワタシが前の方で椅子に座って楽な釣りをする、という目的が達成できなくなるからだ。
もちろんそんな野望はおくびにも出さず、いつもの釣りに行きましょうメールを発射して、最後にさり気なく「免許も忘れずに持ってきてくださいね」と付け加えておいた。
さて当日、土砂降りの土曜日未明、ちょいと早い時刻に家を出た。
世間はボーナスがどうしたこうしたと景気のいい話が飛び交っている中、しがない零細自営業であるワタシは高速代をケチろうと思ったのと、早く着いて大浜で夜エギングをやってみようと思ったからだ。
松山の自宅から一般道で西予まで走り、西予ICから無料区間の高速に乗り、宇和島道路終点まで走る。
大浜についたのは5時頃だった。
夜は一般道も空いているから思ったより早く着けた。
この調子なら、次の釣行から行きだけは一般道で行ってもいいかな。帰りは高速乗らないと大変なことになるので無理だけど。
大浜につくと雨も風もなく、波止根本には他の釣り客のクルマも一台もない模様。
くふふふ、誰もいないでやんの、こんないい天気の夜なのにねぇ・・
ほくそ笑みながら急いで準備して波止に上がり、第1投。
おりゃぁぁぁ。
地平線まで届けとばかりにフルキャストすると、いきなりノットがガイドに絡んで「パチーン」といういい音とともにエギが暗闇の中に飛んでいった。
くぅ・・・
ヘッドランプの明かりでちまちまとリーダーを結び直し、第2投。
「パチーン」
ぐはぁ・・・
またもやエギが飛んでいった。
なんだなんだ?一体何なんだ?呪いか?
ロッドをよーく見ると、ガイドの一つにラインが通ってなくて、ガイドの足にラインが通っていた・・・
気を取り直してラインを通し直し、再度ちまちまとリーダーを結び、第3投。
よしよし、今度はちゃんと飛んだ。
着底後、HPSJで表層まで上げてきて、テンションフォール。
次の着底後、ジクジクとスラックジャークで海底のエギをピクピクと動かしてみるが反応なし。
おかしいなぁ、この時期にイカがいるとしたら目の前の隠れ岩のあたりなんだけどなぁ・・
沈むのが早すぎるんだろうかと思い、スローシンキングに調整したエギに交換してみるが、やっぱり反応なし。
やっぱ深場かな?
そう思って波止先端まで歩き、重いエギに交換して30m位の水深の船道に投げ込んでみた。
先端で5投くらいするが、反応なし。
もう少し波止根元の方でやってみようと思い、戻って軽いエギに付け替えて表層~底付近までまんべんなく探ってみるが、やっぱり反応なし。
ちっとも釣れねー。おまけにイカの気配も全く感じられない。
合計20投くらいして心が折れて諦めた。
あー、そういえば前回も嵐が収まった直後に夜エギングをやってボーズだったっけ。
その時に荒れた後はしばらくしないと釣れるレンジには出てこないのだろうと思っていたんだった。
己の学習能力の無さがつくづくナサケナイ。
大浜を出てボート屋の駐車場に行くと、IIさんは既に来ていた。
荷物を運び込んで出船。
今回はエギングとタイラバとカワハギ釣りの予定で三種類のタックルを積んでいる。
まず最初はタイラバをやりましょうと言う事でT島付近のポイントへ行った。
タイラバを下ろしてみると表層付近の潮がやたらと速く、フネがどんどん流される。
でも底付近の潮はあまり動いてないようで、80gのタイラバを下ろして3度ほど上げ下げすると、潮下に向かって水平から30度くらいの角度になってしまう。
でもこれくらいの潮の流れのほうが経験則的に釣果はいいので期待を込めて打ち返す。
ファーストヒットはIIさんだった。
タモを持って隣に行き、「ロッドの曲がりがしょぼいっすねー、エソですかね?」なんて言いつつ見ていると、浮かんできたのは30cmくらいのマダイだった。
次は俺にアタリ。
底付近でゴンゴンと引くが、そのうちフッと重さがなくなった。
上げてみると、リーダーがザラザラになって切れている。
エソが来たのはIIさんではなく俺の方だった。
ヒトの獲物をエソだなんていうからバチが当たったのだ。
しばらくすると俺が35cmくらいのマダイをゲット。
背中の黒ずんだ養殖生簀からの脱走兵だったが、これで二人共ホゲ回避できてとりあえず一安心。
次はIIさんに来た。
ロッドの曲がりはなかなかいい感じで、タモを持って待ち構えていると45cmほどのマダイが浮いてきた。
45cmのマダイと遊んでいるIIさん

その次もIIさんに来た。
「くー、なんで俺には釣れんとや!」意味もなく九州弁でつぶやく。
IIさんは市販のちゃんとしたタイラバを使い、俺は自作のいい加減なタイラバを使っていたのが敗因だったのかもしれない。
3対1の完敗だった。
IIさんは3匹釣って満足したのか、ここでタイラバを辞めてエギングに行く事になった。
いつものエギングポイントに行くが、うねりがあって岸付近はかなり濁っている様子だ。
あの濁りが海底にも舞っていたら多分釣れないだろうな、と思いつつエギを投げる。
2箇所で合計2時間ほど粘ったが、予想通りエギングは二人共ホゲてしまった。
次はカワハギ釣りのため、掛かり釣りの養殖生簀まで移動。
前回の釣行ではカワハギがやたらと高活性で下ろせばほとんどハズレなしに釣れていたのだが、今回はかなり活性が低く、針先につけたオキアミを齧り取る食い方をするので仕掛け投入3回に1匹が釣れる程度だった。
ここでもIIさんが好調。
俺は20cmくらいのカワハギとかトラギスとかクサフグをポツポツ釣っていたのだが、IIさんは30cm位のデカカワハギを筆頭に、塩焼きサイズのチャリコやホウボウをどんどん釣り上げる。
見れば、エサは冷凍アサリを付けている模様。
そうかアサリか・・・
今までゴカイやアサリやイカ切り身やいろんなエサを試したけど、ここのカワハギ釣りではほとんどエサによる釣果の差はなかったのでここ数年は便利なオキアミボイル一辺倒だったけど、アサリがいい時もあるんだな。
針にアサリのむき身を巻くと、養殖用のペレットによく似た感じになるのでそれがいいのかもしれんなぁ・・・
などと思っていると、なにやら竿先に石のような感触が。
引かないけど重い。
重いけど僅かな生命反応はある。
なんじゃこら?と思いつつ上げてみると、大きなハコフグだった。
珍客ハコフグ

ハコフグにしてはデカい。25cm以上はあっただろうか。
本日、ハコフグの自己記録を更新した(ちっともうれしくねぇ・・・)
これは毒もなく内蔵を取り出した所にミソを入れて丸焼きにすれば食えるらしいのだが、ラブリーな顔をしていたので食うには忍びなくリリース。
そのうちエサも取られなくなって時間もいつもの上がり時刻になり、IIさんから「そろそろ上がりに・・・」と言われるが、貧果だった俺は泣きの延長を申し入れ、タイラバポイントに行って1時間ほど粘るが結局釣れなくて納竿。
釣果全体では、IIさんの1/3くらいだった。
大きな目的だったIIさんの船外機初体験については、発着筏から出発~帰還までずっと操船してもらい、どこかに激突することもなくスムーズに済ませることができた。
これで大分慣れてもらえたのではなかろうか。
【お持ち帰り全体の図】

マダイ×1
ウマズラハギ×4
カワハギ×10
前回ビミョーだった肝吸いリベンジ

今回はカワハギのアラで出汁をとってみた。
その後肝を投入。
塩をスプーン一杯、醤油をスプーン一杯で味付けすると、やっと「らしい」味になった。
成功のヨロコビに我を忘れて完成品の写真は撮り忘れ。
前回の釣行が11/10だったので1ヶ月以上も釣りに行っておらず、超久しぶり。
今回は釣りの他にも目的があった。
釣り仲間のIIさんが10月末にボート免許を取ったので、船外機ボートの初体験を済ませるという重要な儀式。
初体験というとアッチ方面のアレを思い浮かべるヒトがいるかもしれないが、そのアレに限らず何にせよ初体験というのはまことに重要である。
幸福な初体験が済ませられればその後の人生に大きな影響を及ぼすであろうし、不幸な初体験を迎えればそれがトラウマとなってアレが嫌になってしまうかもしれない。
「なんとかIIさんに幸福な初体験を迎えてもらいたい!」
その一心で、ワタシは暗闇で男を手招きする遣り手ババアのような心境でその日を迎えたのであります。
IIさんが言うには、教習艇は船内機の丸ハンドルなので平船で船外機のボートに乗るのが初めてで、ちょいと不安だという。
「いやーそんなことないっすよ、教習艇よりむしろ単純で簡単っすよ」とは言ったのだけど、IIさんは石橋を叩いて叩いて、安全を確認してもう一度叩いて、石橋を結局叩き壊して引き返すような慎重派なので、このままペーパードライバー(あ、フネの場合はなんて言うんだろう、ペーパークルー?)になられても困る。
なぜ困るかというと、IIさんに操船してもらってワタシが前の方で椅子に座って楽な釣りをする、という目的が達成できなくなるからだ。
もちろんそんな野望はおくびにも出さず、いつもの釣りに行きましょうメールを発射して、最後にさり気なく「免許も忘れずに持ってきてくださいね」と付け加えておいた。
さて当日、土砂降りの土曜日未明、ちょいと早い時刻に家を出た。
世間はボーナスがどうしたこうしたと景気のいい話が飛び交っている中、しがない零細自営業であるワタシは高速代をケチろうと思ったのと、早く着いて大浜で夜エギングをやってみようと思ったからだ。
松山の自宅から一般道で西予まで走り、西予ICから無料区間の高速に乗り、宇和島道路終点まで走る。
大浜についたのは5時頃だった。
夜は一般道も空いているから思ったより早く着けた。
この調子なら、次の釣行から行きだけは一般道で行ってもいいかな。帰りは高速乗らないと大変なことになるので無理だけど。
大浜につくと雨も風もなく、波止根本には他の釣り客のクルマも一台もない模様。
くふふふ、誰もいないでやんの、こんないい天気の夜なのにねぇ・・
ほくそ笑みながら急いで準備して波止に上がり、第1投。
おりゃぁぁぁ。
地平線まで届けとばかりにフルキャストすると、いきなりノットがガイドに絡んで「パチーン」といういい音とともにエギが暗闇の中に飛んでいった。
くぅ・・・
ヘッドランプの明かりでちまちまとリーダーを結び直し、第2投。
「パチーン」
ぐはぁ・・・
またもやエギが飛んでいった。
なんだなんだ?一体何なんだ?呪いか?
ロッドをよーく見ると、ガイドの一つにラインが通ってなくて、ガイドの足にラインが通っていた・・・
気を取り直してラインを通し直し、再度ちまちまとリーダーを結び、第3投。
よしよし、今度はちゃんと飛んだ。
着底後、HPSJで表層まで上げてきて、テンションフォール。
次の着底後、ジクジクとスラックジャークで海底のエギをピクピクと動かしてみるが反応なし。
おかしいなぁ、この時期にイカがいるとしたら目の前の隠れ岩のあたりなんだけどなぁ・・
沈むのが早すぎるんだろうかと思い、スローシンキングに調整したエギに交換してみるが、やっぱり反応なし。
やっぱ深場かな?
そう思って波止先端まで歩き、重いエギに交換して30m位の水深の船道に投げ込んでみた。
先端で5投くらいするが、反応なし。
もう少し波止根元の方でやってみようと思い、戻って軽いエギに付け替えて表層~底付近までまんべんなく探ってみるが、やっぱり反応なし。
ちっとも釣れねー。おまけにイカの気配も全く感じられない。
合計20投くらいして心が折れて諦めた。
あー、そういえば前回も嵐が収まった直後に夜エギングをやってボーズだったっけ。
その時に荒れた後はしばらくしないと釣れるレンジには出てこないのだろうと思っていたんだった。
己の学習能力の無さがつくづくナサケナイ。
大浜を出てボート屋の駐車場に行くと、IIさんは既に来ていた。
荷物を運び込んで出船。
今回はエギングとタイラバとカワハギ釣りの予定で三種類のタックルを積んでいる。
まず最初はタイラバをやりましょうと言う事でT島付近のポイントへ行った。
タイラバを下ろしてみると表層付近の潮がやたらと速く、フネがどんどん流される。
でも底付近の潮はあまり動いてないようで、80gのタイラバを下ろして3度ほど上げ下げすると、潮下に向かって水平から30度くらいの角度になってしまう。
でもこれくらいの潮の流れのほうが経験則的に釣果はいいので期待を込めて打ち返す。
ファーストヒットはIIさんだった。
タモを持って隣に行き、「ロッドの曲がりがしょぼいっすねー、エソですかね?」なんて言いつつ見ていると、浮かんできたのは30cmくらいのマダイだった。
次は俺にアタリ。
底付近でゴンゴンと引くが、そのうちフッと重さがなくなった。
上げてみると、リーダーがザラザラになって切れている。
エソが来たのはIIさんではなく俺の方だった。
ヒトの獲物をエソだなんていうからバチが当たったのだ。
しばらくすると俺が35cmくらいのマダイをゲット。
背中の黒ずんだ養殖生簀からの脱走兵だったが、これで二人共ホゲ回避できてとりあえず一安心。
次はIIさんに来た。
ロッドの曲がりはなかなかいい感じで、タモを持って待ち構えていると45cmほどのマダイが浮いてきた。
45cmのマダイと遊んでいるIIさん
その次もIIさんに来た。
「くー、なんで俺には釣れんとや!」意味もなく九州弁でつぶやく。
IIさんは市販のちゃんとしたタイラバを使い、俺は自作のいい加減なタイラバを使っていたのが敗因だったのかもしれない。
3対1の完敗だった。
IIさんは3匹釣って満足したのか、ここでタイラバを辞めてエギングに行く事になった。
いつものエギングポイントに行くが、うねりがあって岸付近はかなり濁っている様子だ。
あの濁りが海底にも舞っていたら多分釣れないだろうな、と思いつつエギを投げる。
2箇所で合計2時間ほど粘ったが、予想通りエギングは二人共ホゲてしまった。
次はカワハギ釣りのため、掛かり釣りの養殖生簀まで移動。
前回の釣行ではカワハギがやたらと高活性で下ろせばほとんどハズレなしに釣れていたのだが、今回はかなり活性が低く、針先につけたオキアミを齧り取る食い方をするので仕掛け投入3回に1匹が釣れる程度だった。
ここでもIIさんが好調。
俺は20cmくらいのカワハギとかトラギスとかクサフグをポツポツ釣っていたのだが、IIさんは30cm位のデカカワハギを筆頭に、塩焼きサイズのチャリコやホウボウをどんどん釣り上げる。
見れば、エサは冷凍アサリを付けている模様。
そうかアサリか・・・
今までゴカイやアサリやイカ切り身やいろんなエサを試したけど、ここのカワハギ釣りではほとんどエサによる釣果の差はなかったのでここ数年は便利なオキアミボイル一辺倒だったけど、アサリがいい時もあるんだな。
針にアサリのむき身を巻くと、養殖用のペレットによく似た感じになるのでそれがいいのかもしれんなぁ・・・
などと思っていると、なにやら竿先に石のような感触が。
引かないけど重い。
重いけど僅かな生命反応はある。
なんじゃこら?と思いつつ上げてみると、大きなハコフグだった。
珍客ハコフグ
ハコフグにしてはデカい。25cm以上はあっただろうか。
本日、ハコフグの自己記録を更新した(ちっともうれしくねぇ・・・)
これは毒もなく内蔵を取り出した所にミソを入れて丸焼きにすれば食えるらしいのだが、ラブリーな顔をしていたので食うには忍びなくリリース。
そのうちエサも取られなくなって時間もいつもの上がり時刻になり、IIさんから「そろそろ上がりに・・・」と言われるが、貧果だった俺は泣きの延長を申し入れ、タイラバポイントに行って1時間ほど粘るが結局釣れなくて納竿。
釣果全体では、IIさんの1/3くらいだった。
大きな目的だったIIさんの船外機初体験については、発着筏から出発~帰還までずっと操船してもらい、どこかに激突することもなくスムーズに済ませることができた。
これで大分慣れてもらえたのではなかろうか。
【お持ち帰り全体の図】
マダイ×1
ウマズラハギ×4
カワハギ×10
前回ビミョーだった肝吸いリベンジ
今回はカワハギのアラで出汁をとってみた。
その後肝を投入。
塩をスプーン一杯、醤油をスプーン一杯で味付けすると、やっと「らしい」味になった。
成功のヨロコビに我を忘れて完成品の写真は撮り忘れ。
2012年11月12日
宇和海ボートエギング&タイラバ&カワハギ(2012/11/10 in北灘)
先の土曜日、北灘に釣りに行ってまいりました。
今回はエギング&タイラバ&カワハギという豪華三本立て。
・・と、こう書くと、何でも釣れるぞ的で桃源郷的な状況を思い浮かべてしまうけど、実際の所はイカと鯛が調子悪ければハズレなしに釣れるカワハギに逃げようか、という後ろ向きの判断です(笑)
同行者は長老ODさん。
今回は最初に電話した『レンタルボート清家』が予約いっぱいとの事だったので、『フィッシング中村』さんで予約してみた。
ここでボートを借りるのは初めてで、どんなボートか興味津々。
フィッシング中村の発着筏(北灘小学校前)

ここから出船するには、まず北灘小学校前の細い道に無理矢理クルマを停め、海沿いのガードレールを乗り越えてボートに荷物を運び、その後クルマを50mほど離れた駐車場まで移動した後に歩いて戻って出船となる。
なかなかメンド臭い(笑)
ホームページには貸しボートはホンダ4スト30馬力の船外機との事だったが、実際行ってみるとヤマハの2スト30馬力のやつで、結構な年代物。
(写真右手前に見えるボート)
しかしキッカリと整備されているようで、セル一発でかかった。
ボートが軽くてエンジンが2ストなので、全開にするとかなりのスピードが出て、北朝鮮の不審船のようなスピードでポイントからポイントに移動できる。
このフィッシング中村さんは他のボート屋さんに比べてかなりの放任主義なので(笑)この海域で初めてボートを借りる人には少々辛いかもしれないけど、この海域の貸しボートにある程度慣れた人ならいいかも。
あ、ボートの話じゃなくて釣りの話を書いてるんだった・・
ボートに乗り込み、発着場の筏を後にした。
まず最初はエギング。
湾内のすぐ近くの岬付近でエギを投げてみる・・・がスカ。
まぁ、こんな潮の淀んだ浅場に今のイカがいるわけないよね(笑)
数流ししても気配を全く感じないのでとっとと北灘湾の外に出ることにする。
今回は三種類の釣りをするつもりなので遠方のポイントには行かず、湾口を出てすぐのとこら辺でエギを投げてみるつもりだった。
・・が、湾口を出て岸沿いに曲がりポイント周辺に行ってみると、漁船が並んでノロノロと進んでいるのに出くわす。
おいおいおい、曳網やってるよ・・・・
養殖生簀のカタマリのすぐ近くで漁船が曳網をやっている。
どうしてこんな所で・・・沖のほうでやりゃあいいものを、岸から50mくらいの範囲まで網を曳いている模様。
大きくなってやや深みに出たイカが、あれでゴッソリと獲られるんでしょうな。
仕方がないので岸から20mほど離れた所にボートを止めてエギングを開始した。
もう11月も半ばだ、この海域の数釣れる時期はほぼ終了しているはずで、渋いのは承知の上だったが今回は予想以上に渋かった。
4~5回場所を変えつつ釣ったけど、俺が3杯、長老が1杯のみでエギング終了。
もううイカは沖の深みに移動してるんかいな?
7時~10時まででエギングを切り上げ、次はタイラバをやりに、やや沖にある根周りに移動。
そこにはプレジャーボートが3隻ほどアンカリングしている。
いずれもズボ釣りで、デカいカゴで撒き餌をまき散らしている模様。タイラバにはちょっと厳しい条件か。
プレジャーボートの間を流れるラインを選んでドテラ流しをするが、タイラバも不調。
10~12時過ぎまでやってみたが、長老が50cmくらいのを一枚釣ったのみで、俺はホゲてしまった(笑)
マダイのアタリは1度だけあったんだけどフッキングせず。
タイラバロッドを持ってこずにタチジグロッドでやってたので、アタリを弾いてしまったのも敗因だったかもしれない。
まぁでも2時間やってアタリか一回というのもダメすぎる話だよなぁ。
この辺のマダイは、まだ沖の根回りには戻ってないのだろうか?
この海域でタイラバをやり始めたのが今年の1月だったので、タイラバに関する季節的な釣果の波がまだよく良く解ってないのよね。
12:30頃、釣れないタイラバも諦めて、お土産にハゲ釣って帰ろうと言う事になった。
この辺の養殖生簀で「掛かり釣りをしても怒られない筏」を選んでカワハギ釣りを開始。
※この辺の掛かり釣りは色々と暗黙の了解があって、掛かってはいけない養殖筏があるし、掛けていい筏でも掛けちゃいけない方向があったりして、間違えると漁師から怒鳴られたりします。
初めて行く人は貸しボート屋によーく聞いて、どこの筏にどういう風に掛ければいいのかを確認して下さい。
この日のカワハギは活性がやたらと高く、落とすと必ず釣れてきた。
叩いて焦らして、食うタイミングを少し多めにとってやるとダブルになったりもする。
素バリを引かずに何回連続で釣れるか数えていたのだけど、21匹連続した(笑)
この日は2時間半ほどカワハギ釣りをやって、トータルでは41匹、素バリを引いたのは3回のみ。
一匹あたりの所要時間は150分/41匹で3分半ほどだけど、ほとんどの時間が餌をつける時間と仕掛けの上げ下ろしの時間で、底付近で誘っている時間は平均10秒くらいしかなかった。
この活性の高さはここのカワハギ釣りで過去最高だったかもしれない。
「イカにも鯛にもソッポを向かれたボクだけど、キミ(カワハギ)だけはいつも裏切らなかったね。」
「やっぱりボクの親友はキミだけだよ、ありがとうカワハギ君!」
とか思いつつ、その親友をリミットの3時まで鬼のように釣りまくり、納竿。
お持ち帰り全体の図

アオリイカ(胴長20cm~)×3
カワハギ(20cm~)×26
(帰る途中で知り合いの所に15枚置いてきたので、トータルで釣った数は41枚)
肝吸いを作ってみた

スマホで撮った写真が激しくピンぼけですが、まぁそれは置いといて・・・
肝吸いの正しい作り方はカワハギのアラで出汁を取って肝を入れ、塩と醤油で味付けをするらしいのだけど、今回はカワハギの刺身は作らなかったのでアラがなく、代わりに粉末のだしの素を少し入れてみた。
そんで、塩と醤油を入れるなら、最初からしょっぱい薄口醤油を入れても同じだろうと思って塩を入れずに薄口醤油だけにしてみた。
食ってみて思ったのだけど、これは明らかな失敗で手を抜き過ぎだった(笑)
だしの素に入っていたと思われる煮干の風味がカワハギの肝と激しく調和せず、また醤油の風味が強くてなんか変な感じ。
出汁をちゃんと取ることはもちろんだけど、これはあくまで塩ベースであっさりと仕上げ、醤油は香り付け程度にして、肝の風味をもっと前面に出さないとダメっぽい。
アク取りももう少し丁寧にやるべきだった。
やはり先人のレシピは尊重し、勝手な解釈や手抜きはするもんじゃないと反省。
それから、今回はもうひとつアオリイカで新メニューを作ってみました。
YDKさんのブログに書かれていたこれ
新しい食べ方発見!
イカ刺しに隠し包丁を入れ、柔らかくしたものを、塩を溶いたゴマ油でいただくという一品。
目をつぶって食べるとあーら不思議、イカ刺しがレバ刺になってしまうというレシピなんですが、ワタシは実のところレバ刺を食ったことないんで、これがソックリなのかどうかはわかりませんでした(笑)
「なるほど、レバ刺ってこういう感じなんだ・・・」
と、偽物を食べてホンモノの味を知った次第。
オリーブオイルじゃなくてゴマ油なので和製カルパッチョみたいな感じですかね。
なかなかウマかったです。
塩の代わりに『ゆかり』(赤紫蘇のアレ)を入れてもイケそう。
【追記 某月某日】
この時利用したフィッシング中村さんですが、後日また予約しようとすると断られました(笑)
どうやらこの釣行の際に燃料を使いすぎていたようで、ワタシが名前を言うと一瞬不穏な空気が流れ、今度はどんな釣り方をするのかを聞かれました。
「また流し釣りをする」 と言ったら 「ガソリンを使いすぎるから貸せない」 との事。
は???
んー、意味不明です。
レンタルボートの料金はガソリン込みのハズです。
話しているうちに「今ガソリン高いし2ストの混合燃料を流し釣りで沢山使われたら儲けにならない」とか、段々呪詛に満ちた言葉が出始めました。
内心
知らんがな・・・
と思いつつも、なんかメンド臭いので、
わかりました、すみませんでした!
と言って電話を切り、即座に他の貸しボートを予約しました。
どうやらここのフィッシング中村さんは近場の生け簀に掛かってのチヌのダンゴ釣りしか想定していないんじゃないでしょうか。
そんなに客が使うガソリンが惜しいなら、ホムペにその旨書いといて欲しいトコロです。
てか、ホムペの記載通りにホンダの4スト船外機にしとけば、中村さんの大事な大事なガソリンも減らないと思うんですけどねぇ。
ホムペの内容とは違う古ーい2スト船外機をつけてるから燃費悪いんだろよ、と思いました(笑)
ぶっちゃけ、駐車場から乗船場所まで遠いし客が使える水道やトイレの設備もないし、ここはもう二度と利用する事はないと思います。
今回はエギング&タイラバ&カワハギという豪華三本立て。
・・と、こう書くと、何でも釣れるぞ的で桃源郷的な状況を思い浮かべてしまうけど、実際の所はイカと鯛が調子悪ければハズレなしに釣れるカワハギに逃げようか、という後ろ向きの判断です(笑)
同行者は長老ODさん。
今回は最初に電話した『レンタルボート清家』が予約いっぱいとの事だったので、『フィッシング中村』さんで予約してみた。
ここでボートを借りるのは初めてで、どんなボートか興味津々。
フィッシング中村の発着筏(北灘小学校前)
ここから出船するには、まず北灘小学校前の細い道に無理矢理クルマを停め、海沿いのガードレールを乗り越えてボートに荷物を運び、その後クルマを50mほど離れた駐車場まで移動した後に歩いて戻って出船となる。
なかなかメンド臭い(笑)
ホームページには貸しボートはホンダ4スト30馬力の船外機との事だったが、実際行ってみるとヤマハの2スト30馬力のやつで、結構な年代物。
(写真右手前に見えるボート)
しかしキッカリと整備されているようで、セル一発でかかった。
ボートが軽くてエンジンが2ストなので、全開にするとかなりのスピードが出て、北朝鮮の不審船のようなスピードでポイントからポイントに移動できる。
このフィッシング中村さんは他のボート屋さんに比べてかなりの放任主義なので(笑)この海域で初めてボートを借りる人には少々辛いかもしれないけど、この海域の貸しボートにある程度慣れた人ならいいかも。
あ、ボートの話じゃなくて釣りの話を書いてるんだった・・
ボートに乗り込み、発着場の筏を後にした。
まず最初はエギング。
湾内のすぐ近くの岬付近でエギを投げてみる・・・がスカ。
まぁ、こんな潮の淀んだ浅場に今のイカがいるわけないよね(笑)
数流ししても気配を全く感じないのでとっとと北灘湾の外に出ることにする。
今回は三種類の釣りをするつもりなので遠方のポイントには行かず、湾口を出てすぐのとこら辺でエギを投げてみるつもりだった。
・・が、湾口を出て岸沿いに曲がりポイント周辺に行ってみると、漁船が並んでノロノロと進んでいるのに出くわす。
おいおいおい、曳網やってるよ・・・・
養殖生簀のカタマリのすぐ近くで漁船が曳網をやっている。
どうしてこんな所で・・・沖のほうでやりゃあいいものを、岸から50mくらいの範囲まで網を曳いている模様。
大きくなってやや深みに出たイカが、あれでゴッソリと獲られるんでしょうな。
仕方がないので岸から20mほど離れた所にボートを止めてエギングを開始した。
もう11月も半ばだ、この海域の数釣れる時期はほぼ終了しているはずで、渋いのは承知の上だったが今回は予想以上に渋かった。
4~5回場所を変えつつ釣ったけど、俺が3杯、長老が1杯のみでエギング終了。
もううイカは沖の深みに移動してるんかいな?
7時~10時まででエギングを切り上げ、次はタイラバをやりに、やや沖にある根周りに移動。
そこにはプレジャーボートが3隻ほどアンカリングしている。
いずれもズボ釣りで、デカいカゴで撒き餌をまき散らしている模様。タイラバにはちょっと厳しい条件か。
プレジャーボートの間を流れるラインを選んでドテラ流しをするが、タイラバも不調。
10~12時過ぎまでやってみたが、長老が50cmくらいのを一枚釣ったのみで、俺はホゲてしまった(笑)
マダイのアタリは1度だけあったんだけどフッキングせず。
タイラバロッドを持ってこずにタチジグロッドでやってたので、アタリを弾いてしまったのも敗因だったかもしれない。
まぁでも2時間やってアタリか一回というのもダメすぎる話だよなぁ。
この辺のマダイは、まだ沖の根回りには戻ってないのだろうか?
この海域でタイラバをやり始めたのが今年の1月だったので、タイラバに関する季節的な釣果の波がまだよく良く解ってないのよね。
12:30頃、釣れないタイラバも諦めて、お土産にハゲ釣って帰ろうと言う事になった。
この辺の養殖生簀で「掛かり釣りをしても怒られない筏」を選んでカワハギ釣りを開始。
※この辺の掛かり釣りは色々と暗黙の了解があって、掛かってはいけない養殖筏があるし、掛けていい筏でも掛けちゃいけない方向があったりして、間違えると漁師から怒鳴られたりします。
初めて行く人は貸しボート屋によーく聞いて、どこの筏にどういう風に掛ければいいのかを確認して下さい。
この日のカワハギは活性がやたらと高く、落とすと必ず釣れてきた。
叩いて焦らして、食うタイミングを少し多めにとってやるとダブルになったりもする。
素バリを引かずに何回連続で釣れるか数えていたのだけど、21匹連続した(笑)
この日は2時間半ほどカワハギ釣りをやって、トータルでは41匹、素バリを引いたのは3回のみ。
一匹あたりの所要時間は150分/41匹で3分半ほどだけど、ほとんどの時間が餌をつける時間と仕掛けの上げ下ろしの時間で、底付近で誘っている時間は平均10秒くらいしかなかった。
この活性の高さはここのカワハギ釣りで過去最高だったかもしれない。
「イカにも鯛にもソッポを向かれたボクだけど、キミ(カワハギ)だけはいつも裏切らなかったね。」
「やっぱりボクの親友はキミだけだよ、ありがとうカワハギ君!」
とか思いつつ、その親友をリミットの3時まで鬼のように釣りまくり、納竿。
お持ち帰り全体の図
アオリイカ(胴長20cm~)×3
カワハギ(20cm~)×26
(帰る途中で知り合いの所に15枚置いてきたので、トータルで釣った数は41枚)
肝吸いを作ってみた
スマホで撮った写真が激しくピンぼけですが、まぁそれは置いといて・・・
肝吸いの正しい作り方はカワハギのアラで出汁を取って肝を入れ、塩と醤油で味付けをするらしいのだけど、今回はカワハギの刺身は作らなかったのでアラがなく、代わりに粉末のだしの素を少し入れてみた。
そんで、塩と醤油を入れるなら、最初からしょっぱい薄口醤油を入れても同じだろうと思って塩を入れずに薄口醤油だけにしてみた。
食ってみて思ったのだけど、これは明らかな失敗で手を抜き過ぎだった(笑)
だしの素に入っていたと思われる煮干の風味がカワハギの肝と激しく調和せず、また醤油の風味が強くてなんか変な感じ。
出汁をちゃんと取ることはもちろんだけど、これはあくまで塩ベースであっさりと仕上げ、醤油は香り付け程度にして、肝の風味をもっと前面に出さないとダメっぽい。
アク取りももう少し丁寧にやるべきだった。
やはり先人のレシピは尊重し、勝手な解釈や手抜きはするもんじゃないと反省。
それから、今回はもうひとつアオリイカで新メニューを作ってみました。
YDKさんのブログに書かれていたこれ
新しい食べ方発見!
イカ刺しに隠し包丁を入れ、柔らかくしたものを、塩を溶いたゴマ油でいただくという一品。
目をつぶって食べるとあーら不思議、イカ刺しがレバ刺になってしまうというレシピなんですが、ワタシは実のところレバ刺を食ったことないんで、これがソックリなのかどうかはわかりませんでした(笑)
「なるほど、レバ刺ってこういう感じなんだ・・・」
と、偽物を食べてホンモノの味を知った次第。
オリーブオイルじゃなくてゴマ油なので和製カルパッチョみたいな感じですかね。
なかなかウマかったです。
塩の代わりに『ゆかり』(赤紫蘇のアレ)を入れてもイケそう。
【追記 某月某日】
この時利用したフィッシング中村さんですが、後日また予約しようとすると断られました(笑)
どうやらこの釣行の際に燃料を使いすぎていたようで、ワタシが名前を言うと一瞬不穏な空気が流れ、今度はどんな釣り方をするのかを聞かれました。
「また流し釣りをする」 と言ったら 「ガソリンを使いすぎるから貸せない」 との事。
は???
んー、意味不明です。
レンタルボートの料金はガソリン込みのハズです。
話しているうちに「今ガソリン高いし2ストの混合燃料を流し釣りで沢山使われたら儲けにならない」とか、段々呪詛に満ちた言葉が出始めました。
内心
知らんがな・・・
と思いつつも、なんかメンド臭いので、
わかりました、すみませんでした!
と言って電話を切り、即座に他の貸しボートを予約しました。
どうやらここのフィッシング中村さんは近場の生け簀に掛かってのチヌのダンゴ釣りしか想定していないんじゃないでしょうか。
そんなに客が使うガソリンが惜しいなら、ホムペにその旨書いといて欲しいトコロです。
てか、ホムペの記載通りにホンダの4スト船外機にしとけば、中村さんの大事な大事なガソリンも減らないと思うんですけどねぇ。
ホムペの内容とは違う古ーい2スト船外機をつけてるから燃費悪いんだろよ、と思いました(笑)
ぶっちゃけ、駐車場から乗船場所まで遠いし客が使える水道やトイレの設備もないし、ここはもう二度と利用する事はないと思います。
2012年11月01日
タチウオ釣り(ボーズ)
夜明け前、大可賀にタチウオ釣りに行ってまいりました。
結果はタイトル通りボーズ(笑)
クルマを横付けできる埠頭で、ウキ釣り仕掛けの竿を二本出し、クルマの中からウキを見るといういい加減な釣りだったのが悪かったのかもしれない。
ちっともウキが沈まねぇ。
夜明けまでの約二時間の間にアタリが一回だけあり、タイミングを見計らってアワセを入れると一瞬重さを感じた後『スカッ』という感触が。
上げてみるとワイヤーハリスが綺麗に切れていた。
長さ的に針のチモトのかしめ金具の所から切れていたので、どうやら市販のワイヤーハリス仕掛けが不良品だった模様。
それ以後アタリはなかった。
しかし、二時間粘ってアタリが一回って・・・
近所のおじさんに聞いてた通り、松山にはもうほとんどタチウオがいない感じ。
次回はメンド臭がらずもう少し遠方まで行ってみるかぁぁぁぁぁ。
結果はタイトル通りボーズ(笑)
クルマを横付けできる埠頭で、ウキ釣り仕掛けの竿を二本出し、クルマの中からウキを見るといういい加減な釣りだったのが悪かったのかもしれない。
ちっともウキが沈まねぇ。
夜明けまでの約二時間の間にアタリが一回だけあり、タイミングを見計らってアワセを入れると一瞬重さを感じた後『スカッ』という感触が。
上げてみるとワイヤーハリスが綺麗に切れていた。
長さ的に針のチモトのかしめ金具の所から切れていたので、どうやら市販のワイヤーハリス仕掛けが不良品だった模様。
それ以後アタリはなかった。
しかし、二時間粘ってアタリが一回って・・・
近所のおじさんに聞いてた通り、松山にはもうほとんどタチウオがいない感じ。
次回はメンド臭がらずもう少し遠方まで行ってみるかぁぁぁぁぁ。
2012年10月21日
宇和海ボートエギング&カワハギ(2012/10/20 in北灘)
台風一過の10/20(土)、レンタルボート清家でエギング&カワハギ釣り。
今回は、前回できなかったボートに乗る前のオカッパリでの夜エギングをやろうと思って早くに家を出た。
ガソリンを満タンにし、フレンドでカワハギのエサを買い、伊予ICから高速に乗って現地に向かう。
この日は伊予ICから宇和島道路の終点になるまでほとんど他の車に引っかからなかった。
こんな事は珍しい、出た時刻と現着時刻を書くと平均時速がバレるので書かないけど(笑)エラく早く着いてしまった。
よーしよし、これなら2時間くらいはオカッパリエギングできるな、と思いつつ、南レクから三浦半島の先端に向かうクネクネ道を走り、ボート屋の駐車場を横目で見ながら通り過ぎ、その先の大浜漁港に行く。
右の波止の駐車スペースには車が一台いた。
しかしエンジンがかかっていて車の中で寝ていて波止には出ていない模様。
俺は起こさないように、そーっと(笑)しかもそそくさと準備をして波止に上がる。
波止に登ってまずエギを海面に落としてみて夜光虫の度合いを確認すると、もう夜光虫もだいぶ少なくなっていて、また大粒にもなってきている様子。
海中でランダムに強い光を発するのみで、前回みたいにラインやエギの形がクッキリわかるほどには光らない。
よしよし、これなら釣れるだろ・・・
足元をライトで確認すると、結構な数の墨跡がついていて、全部乾いた状態だ。
天気予報によると、午前2時くらいまでエギングをするには無理な風が吹いていたので、金曜から今日にかけては誰もやってないと思われる。
くふふふ・・・今日はここのイカ独り占めやー
・・・
一時間後、俺はブロークンハートを抱えて清家の駐車場にいた。
大浜はスカだった。
ちっとも釣れやしねー
道理で人がいないわけだ。
ただ、救いは例によって星空だけは超キレイだった事かな。
ここで見る夜空はホント綺麗だ。
この日は雲ひとつ無い晴天で、オリオン大星雲が肉眼でも認識できそうなほど空気が澄んでいた。
こんな事なら釣りなどせず、カメラと三脚と赤道儀を持ってくればよかった(笑)
ちょっと後悔しながら清家の駐車場でウィスキーを飲みつつ、スマホに入れていた映画を見ながら時間を潰す。
夜が明け、ボートに荷物を積み込んで出船。
今日のメンツはIIさんと長老ODさんと俺の三人だ。
もうだいぶ濁りも収まっている頃だと思い今回は沖の島には行かず、まず最初は湾を出て養殖生簀の並びと磯場の中間地点にアンカーを下ろした。
第一投目で俺にそこそこサイズのイカが釣れ、「お、今日は爆釣か?」と思ったものの、それ以後全く誰にも釣れず、湾外の北側陸地沿いを総ナメにするも、その後全く釣れなかった。
仕方がないので意を決して島に向かう。
秋イカシーズン真っ盛りのこの時期の休日、9時以降に他のポイントに行ったって、もうほとんど他のエギングボートに叩かれた後なので釣果はあまり期待できないのだけど、陸地側が全くダメなので仕方がない。
10分くらいボートを走らせて島に行った。
が、悪い予感は的中し、島でも全く釣れず、船上にもだらけたフンイキが漂いはじめた。
既に釣られているのか嵐の後でイカの付き場が変わっているのかわからないけど、とにかく絶不調。
もうこうなったらダメモトで、他の釣り人も漁師も無視するような場所に行ってみようと思い、いつもは行かない場所、釣りのポイントとしては普通思い浮かばないような場所というのを念頭に置いて場所を変えてみた。
この判断は正解だったようで、その場所でほとんどのイカを釣った。
この日のイカは、いるべき所にいず、意外な場所(漁師や釣り人に狙われそうに無い所)にいるのがポツポツ釣れるという感じ。
土曜日は台風の直後だったので、イカはまだ深みに避難していたのかもしれない。
そういえば前回のボートエギングの時も海のうねりが収まってから釣れまくったらしいし(その時刻にはわたくしハゲ釣りやってました(笑))イカは好天が一定時間以上続かないと釣れるレンジには出てこないのかもしれないね。
気を取り直してカワハギ釣りに移行。
養殖生簀につないで仕掛けを準備していると、アジが泳ぎまわっているのが見えた。
生簀の周囲に豆アジが湧いている。
そういえば今年はまだ豆アジの唐揚げを食ってなかったな、と思い出し、とりあえずサビキで豆アジを確保してからカワハギを釣ることにした。
アジは入れ食いでどんどん釣れるのだが、唐揚げにするにはビミョーなサイズ(15~20cm)も混じってくる。
この大きさのアジは唐揚げで丸ごと食うには骨が邪魔だし塩焼きには小さいしで一番始末に困るサイズなんだよな。
ま、唐揚げにできない大きさのは干物にすればいいかと思いつつ、どんどんクーラーに放り込む。
30匹ほどアジを釣ってからカワハギ釣り開始。
今回のカワハギはちょい渋かった。
前回は何もしなくても針ごと丸呑みにする食い方だったのに、この日は餌を齧り取る食い方が多いようで、聞き合わせ釣りだとあっという間にエサが全部なくなってしまう。
カワハギの活性は相変わらず高いけど、前回より少し賢くなっているような・・・
色々誘いのパターンを変えてみた結果、着底後10秒ほど叩きを入れて焦らしてからワルツ釣法に切り替えるというやり方でやっと普通に釣れ始めた。
あ、ワルツ釣法とはなんぞや?と思われる方に説明しますと、これは要するにワルツのリズム、三拍子で誘う釣り方です。
カワハギ釣りの誘いの基本パターンは、叩き釣り・たるませ釣り・聞き合わせ釣り、この三種ですが、このカワハギ釣りの基本釣法三つの楽なトコロだけを組み合わせたワタシ独自の釣り方で(笑)カワハギの魚影の濃い所でしかおそらく通用しない釣法。
これだとどんなタックルでもコドモのゲストでも、ボーっと決まった動作だけを繰り返していればそこそこ釣れるので、数年前から採用しとります。
動作は
1オモリを底から20cmほど上げる
2底までストンと落とす
3落としたまま待つ
↑1に戻る
これだけ。
ワルツのワン・ツー・スリー・ワン・ツー・スリーに合わせて竿先を↑↓→↑↓→と動かすんですね(→はオモリを着底させた状態でのステイ)。
渋い時にはリズムを少し遅目にしたり、ステイをもう1カウント取って4ビートにしたりします(あ、これだとワルツじゃなくてジャズですが(笑))。
ポツポツと3時半までカワハギを釣って納竿。
発着場に戻るボート上で
哀愁漂うIIさんと長老の背中
あんまし釣れなくてすんません

お持ち帰り全体の図

アオリイカ×7
カワハギ×19
豆アジ多数
キモはこんな感じでした

カワハギの肝は白く硬くカッテージチーズのような手触りのが最上なんですが、今回はそういうのが2つありました。
これから寒くなってどんどんそういうのが増えてくると思われます。
作ったカワハギと小アジの干物を焼いてみた

うまうま。
いやー魚ってどうして干物にするとウマくなるんでしょう。
今回は、前回できなかったボートに乗る前のオカッパリでの夜エギングをやろうと思って早くに家を出た。
ガソリンを満タンにし、フレンドでカワハギのエサを買い、伊予ICから高速に乗って現地に向かう。
この日は伊予ICから宇和島道路の終点になるまでほとんど他の車に引っかからなかった。
こんな事は珍しい、出た時刻と現着時刻を書くと平均時速がバレるので書かないけど(笑)エラく早く着いてしまった。
よーしよし、これなら2時間くらいはオカッパリエギングできるな、と思いつつ、南レクから三浦半島の先端に向かうクネクネ道を走り、ボート屋の駐車場を横目で見ながら通り過ぎ、その先の大浜漁港に行く。
右の波止の駐車スペースには車が一台いた。
しかしエンジンがかかっていて車の中で寝ていて波止には出ていない模様。
俺は起こさないように、そーっと(笑)しかもそそくさと準備をして波止に上がる。
波止に登ってまずエギを海面に落としてみて夜光虫の度合いを確認すると、もう夜光虫もだいぶ少なくなっていて、また大粒にもなってきている様子。
海中でランダムに強い光を発するのみで、前回みたいにラインやエギの形がクッキリわかるほどには光らない。
よしよし、これなら釣れるだろ・・・
足元をライトで確認すると、結構な数の墨跡がついていて、全部乾いた状態だ。
天気予報によると、午前2時くらいまでエギングをするには無理な風が吹いていたので、金曜から今日にかけては誰もやってないと思われる。
くふふふ・・・今日はここのイカ独り占めやー
・・・
一時間後、俺はブロークンハートを抱えて清家の駐車場にいた。
大浜はスカだった。
ちっとも釣れやしねー
道理で人がいないわけだ。
ただ、救いは例によって星空だけは超キレイだった事かな。
ここで見る夜空はホント綺麗だ。
この日は雲ひとつ無い晴天で、オリオン大星雲が肉眼でも認識できそうなほど空気が澄んでいた。
こんな事なら釣りなどせず、カメラと三脚と赤道儀を持ってくればよかった(笑)
ちょっと後悔しながら清家の駐車場でウィスキーを飲みつつ、スマホに入れていた映画を見ながら時間を潰す。
夜が明け、ボートに荷物を積み込んで出船。
今日のメンツはIIさんと長老ODさんと俺の三人だ。
もうだいぶ濁りも収まっている頃だと思い今回は沖の島には行かず、まず最初は湾を出て養殖生簀の並びと磯場の中間地点にアンカーを下ろした。
第一投目で俺にそこそこサイズのイカが釣れ、「お、今日は爆釣か?」と思ったものの、それ以後全く誰にも釣れず、湾外の北側陸地沿いを総ナメにするも、その後全く釣れなかった。
仕方がないので意を決して島に向かう。
秋イカシーズン真っ盛りのこの時期の休日、9時以降に他のポイントに行ったって、もうほとんど他のエギングボートに叩かれた後なので釣果はあまり期待できないのだけど、陸地側が全くダメなので仕方がない。
10分くらいボートを走らせて島に行った。
が、悪い予感は的中し、島でも全く釣れず、船上にもだらけたフンイキが漂いはじめた。
既に釣られているのか嵐の後でイカの付き場が変わっているのかわからないけど、とにかく絶不調。
もうこうなったらダメモトで、他の釣り人も漁師も無視するような場所に行ってみようと思い、いつもは行かない場所、釣りのポイントとしては普通思い浮かばないような場所というのを念頭に置いて場所を変えてみた。
この判断は正解だったようで、その場所でほとんどのイカを釣った。
この日のイカは、いるべき所にいず、意外な場所(漁師や釣り人に狙われそうに無い所)にいるのがポツポツ釣れるという感じ。
土曜日は台風の直後だったので、イカはまだ深みに避難していたのかもしれない。
そういえば前回のボートエギングの時も海のうねりが収まってから釣れまくったらしいし(その時刻にはわたくしハゲ釣りやってました(笑))イカは好天が一定時間以上続かないと釣れるレンジには出てこないのかもしれないね。
気を取り直してカワハギ釣りに移行。
養殖生簀につないで仕掛けを準備していると、アジが泳ぎまわっているのが見えた。
生簀の周囲に豆アジが湧いている。
そういえば今年はまだ豆アジの唐揚げを食ってなかったな、と思い出し、とりあえずサビキで豆アジを確保してからカワハギを釣ることにした。
アジは入れ食いでどんどん釣れるのだが、唐揚げにするにはビミョーなサイズ(15~20cm)も混じってくる。
この大きさのアジは唐揚げで丸ごと食うには骨が邪魔だし塩焼きには小さいしで一番始末に困るサイズなんだよな。
ま、唐揚げにできない大きさのは干物にすればいいかと思いつつ、どんどんクーラーに放り込む。
30匹ほどアジを釣ってからカワハギ釣り開始。
今回のカワハギはちょい渋かった。
前回は何もしなくても針ごと丸呑みにする食い方だったのに、この日は餌を齧り取る食い方が多いようで、聞き合わせ釣りだとあっという間にエサが全部なくなってしまう。
カワハギの活性は相変わらず高いけど、前回より少し賢くなっているような・・・
色々誘いのパターンを変えてみた結果、着底後10秒ほど叩きを入れて焦らしてからワルツ釣法に切り替えるというやり方でやっと普通に釣れ始めた。
あ、ワルツ釣法とはなんぞや?と思われる方に説明しますと、これは要するにワルツのリズム、三拍子で誘う釣り方です。
カワハギ釣りの誘いの基本パターンは、叩き釣り・たるませ釣り・聞き合わせ釣り、この三種ですが、このカワハギ釣りの基本釣法三つの楽なトコロだけを組み合わせたワタシ独自の釣り方で(笑)カワハギの魚影の濃い所でしかおそらく通用しない釣法。
これだとどんなタックルでもコドモのゲストでも、ボーっと決まった動作だけを繰り返していればそこそこ釣れるので、数年前から採用しとります。
動作は
1オモリを底から20cmほど上げる
2底までストンと落とす
3落としたまま待つ
↑1に戻る
これだけ。
ワルツのワン・ツー・スリー・ワン・ツー・スリーに合わせて竿先を↑↓→↑↓→と動かすんですね(→はオモリを着底させた状態でのステイ)。
渋い時にはリズムを少し遅目にしたり、ステイをもう1カウント取って4ビートにしたりします(あ、これだとワルツじゃなくてジャズですが(笑))。
ポツポツと3時半までカワハギを釣って納竿。
発着場に戻るボート上で
哀愁漂うIIさんと長老の背中
あんまし釣れなくてすんません
お持ち帰り全体の図
アオリイカ×7
カワハギ×19
豆アジ多数
キモはこんな感じでした
カワハギの肝は白く硬くカッテージチーズのような手触りのが最上なんですが、今回はそういうのが2つありました。
これから寒くなってどんどんそういうのが増えてくると思われます。
作ったカワハギと小アジの干物を焼いてみた
うまうま。
いやー魚ってどうして干物にするとウマくなるんでしょう。
2012年10月14日
宇和海ボートエギング&カワハギ釣り(10/13 in北灘)
ケチのつき始めはボートの予約時からだった。
今の時期、まぁ5日くらい前に予約すりゃ大丈夫だろうと思いつつ貸しボート屋に電話をしたのだけど、25馬力のボートも50馬力のボートも既に予約完売で、唯一空いていたのが15馬力のボートだけ。
仕方がないのでそれを予約し、釣行までにちまちまとリーダーの交換やらエギのチューニングをしていた。
釣行当日、今回は少し早く行って、ボート屋の近所の波止から久しぶりの夜エギングをやろうと思って家を出たのだけど、伊予ICから内子ICまでの高速でやたらと遅いトラックに捕まってしまって、70km/hくらいで延々と走る。
カーブ区間では50km/hまで落ちて(笑)これなら下道の方がよほど速かっただろうと思う速度で内子まで走り、追い越し区間でやっとの思いでそのトラックをパスしたものの、今度は大洲~西予の区間で中間にある料金所を過ぎると軽の箱バンにつかまった。
そのまま延々と走り、三間の追い越し区間でその箱バンを追い越し、宇和島道路に入ってすぐに、今度は50km/hくらいで走る軽トラに追いつく(笑)
あぁぁ、もう夜エギングは無理だ・・・
ボート屋についてみると5時過ぎになっていた。
出船予定を6:00にしていたので、どこかにエギングに行くにはもう時間が足りない。
仕方がないのでそのまま駐車場で夜明けを待つことにする。
夜が明けて荷物を積み込み、出船。
今回の同行者はNOさん。
前回NOさんとエギングに行った時は俺が20数杯でNOさんが10杯ほど。
リベンジに燃えるNOさんはなかなか気合の入ったご様子。
しかもNOさんは釣行の数日前にアキレス腱を切ってしまって、医者からは安静にしろと言われているらしい(笑)そんなんで揺れるボートに乗って大丈夫なんかいな?と思うのだけれど、まぁ、本人がいいというのに断るのもアレなのでそのまま予定通りの釣行になった。
さて、発着場からボートを出すと、なんか走りが遅い。
やっぱ15馬力だ。いつもの25馬力に比べて一段と遅く感じる。
今回乗ったのは25馬力ボートとほとんど同じ船体に15馬力の船外機がついたやつで、エンジンが非力な上に体重110キロほどの巨漢のNOさんがバウにどっかと腰を下ろしているというのもあるのかもしれない。
スピードが全く出ない(笑)
トロトロと湾の外にでてやっとの思いで目指すポイントについてみると、ひと足遅かった。
土曜日でエギングのボートはさぞかし多かろうと思っていたのだが、その予想を越えていた。
3つのポイントが密集した場所にそれぞれ3艘のボートが既に入っているではないか。
あちゃー
ボートが遅いばっかりに・・・
仕方がないのでそのポイントの近所の三流ポイントでやることにした。
ロッドにリールをセットし、ガイドにラインを通し、さてエギエギエギ・・・あれ?エギがないぞ???
あろうことか、クルマにボートエギング用のエギケースを忘れてきている。
ボートに積んでいるのはオカッパリで使うエギバッグに入っていたやつだけで、しかもそれは秋イカ最初の頃に合わせた小さくて軽いやつばかりであまり役に立つとも思えない。
うーん、どうしようか、取りに戻ろうかと一瞬思ったが、機嫌良さそうに釣っているNOさんを見ると言い出しかねて、今日はそのまま釣ることにした。
ここんとこイカ釣りが続いて、ヨメさんから「イカはもういらない」宣告が出ているし、そんなに釣っても仕方がないしな・・・
まず最初の三流ポイントでNOさんがレギュラーサイズを3杯ほど釣りあげる。
俺は普通にやってると全く底が取れないので、岸に向かって遠投して小物を1杯。
反応がなくなったので次へ。
次は磯場の大物ポイントへ行くが、沖からのうねりがあって釣りにくい。
うねりのせいでアンカーが効かず、油断すると岸に向かって一気に持っていかれそうで危険を感じて切り上げ。ここでは二人共スカ。
次はうねりの入らない島の湾内中深度エリア。
ここでNOさんが5杯ほど。
俺はスカ(笑)
エギが全然沈まねぇ・・・
次はサーフ沖の根回り。
ここは潮の流れが緩やかで水深も5~8mなのでなんとか耐えていれば底はとれるのだが、やっぱ釣りにくい。
NOさんが4~5杯、俺が1杯とコウイカ1杯
次は小さい岬の潮下になっている駆け上がり付近。
この場所はなかなかよかった。
NOさんが7~8杯、俺が2杯。
ここで午前中のイカ釣りを終了してカワハギ釣りをすることに。
目指す養殖生簀まで行き、ブイに船首の固定具を掛ける、バックしながら今度は船尾部分の固定具をかけて・・かけ?
ありゃ?船尾の固定具がないぞ(笑)
これではちょっとヤバイ。
潮と風の向きが逆なので、ボートが安定せず、向きが変わってボートが養殖筏に激突してしまうとヤバイことになりかねない。
生簀をぶっ壊したり網を破ってしまったりすると、中のサカナの代金数十万円分を賠償しなければならなくなるかもしれない。
ま、頑丈な鉄パイプ枠の生簀なので実際には壊れたりはしないだろうが、ぶつかっているのを近所の漁師に見られたらエライ事になるのは間違いない。
仕方がないので一旦発着場までえっちらおっちら戻り、掛け具を持ってきた。
45分ほどのロスタイムがあったものの、やっとカワハギ釣り開始
今日の餌はオキアミボイルのみで、撒き餌はなし。
仕掛けを投入すると、前回と同様に小物が湧いているらしく着底と同時にアタリがあるが、スゲー小さい。
どうやったらこの口にハゲ針6号が掛かるのだろうと不思議になるようなワッペンサイズが釣れる。
こんなのは狙ってもなかなか針がかりしないサイズなので、カワハギの活性自体は高いのだろう。
しかしいかんせん小さすぎる(笑)
1/3くらいリリースしながらカワハギを釣り、納竿。
帰投後話を聞くと、今日のイカはうねりの収まった午後が良かったらしい。
別のボートで出ていた近畿のグループの船は船中70杯なんだと(笑)
はぁ、そうですか・・・
その頃、自分たちはカワハギばっか釣ってたしなぁ。
・・とまあ、運の悪いコトの集大成みたいな日でありました。
お持ち帰り全体の図

アオリイカ×4
モンゴウイカ×1
カワハギ×22
今の時期、まぁ5日くらい前に予約すりゃ大丈夫だろうと思いつつ貸しボート屋に電話をしたのだけど、25馬力のボートも50馬力のボートも既に予約完売で、唯一空いていたのが15馬力のボートだけ。
仕方がないのでそれを予約し、釣行までにちまちまとリーダーの交換やらエギのチューニングをしていた。
釣行当日、今回は少し早く行って、ボート屋の近所の波止から久しぶりの夜エギングをやろうと思って家を出たのだけど、伊予ICから内子ICまでの高速でやたらと遅いトラックに捕まってしまって、70km/hくらいで延々と走る。
カーブ区間では50km/hまで落ちて(笑)これなら下道の方がよほど速かっただろうと思う速度で内子まで走り、追い越し区間でやっとの思いでそのトラックをパスしたものの、今度は大洲~西予の区間で中間にある料金所を過ぎると軽の箱バンにつかまった。
そのまま延々と走り、三間の追い越し区間でその箱バンを追い越し、宇和島道路に入ってすぐに、今度は50km/hくらいで走る軽トラに追いつく(笑)
あぁぁ、もう夜エギングは無理だ・・・
ボート屋についてみると5時過ぎになっていた。
出船予定を6:00にしていたので、どこかにエギングに行くにはもう時間が足りない。
仕方がないのでそのまま駐車場で夜明けを待つことにする。
夜が明けて荷物を積み込み、出船。
今回の同行者はNOさん。
前回NOさんとエギングに行った時は俺が20数杯でNOさんが10杯ほど。
リベンジに燃えるNOさんはなかなか気合の入ったご様子。
しかもNOさんは釣行の数日前にアキレス腱を切ってしまって、医者からは安静にしろと言われているらしい(笑)そんなんで揺れるボートに乗って大丈夫なんかいな?と思うのだけれど、まぁ、本人がいいというのに断るのもアレなのでそのまま予定通りの釣行になった。
さて、発着場からボートを出すと、なんか走りが遅い。
やっぱ15馬力だ。いつもの25馬力に比べて一段と遅く感じる。
今回乗ったのは25馬力ボートとほとんど同じ船体に15馬力の船外機がついたやつで、エンジンが非力な上に体重110キロほどの巨漢のNOさんがバウにどっかと腰を下ろしているというのもあるのかもしれない。
スピードが全く出ない(笑)
トロトロと湾の外にでてやっとの思いで目指すポイントについてみると、ひと足遅かった。
土曜日でエギングのボートはさぞかし多かろうと思っていたのだが、その予想を越えていた。
3つのポイントが密集した場所にそれぞれ3艘のボートが既に入っているではないか。
あちゃー
ボートが遅いばっかりに・・・
仕方がないのでそのポイントの近所の三流ポイントでやることにした。
ロッドにリールをセットし、ガイドにラインを通し、さてエギエギエギ・・・あれ?エギがないぞ???
あろうことか、クルマにボートエギング用のエギケースを忘れてきている。
ボートに積んでいるのはオカッパリで使うエギバッグに入っていたやつだけで、しかもそれは秋イカ最初の頃に合わせた小さくて軽いやつばかりであまり役に立つとも思えない。
うーん、どうしようか、取りに戻ろうかと一瞬思ったが、機嫌良さそうに釣っているNOさんを見ると言い出しかねて、今日はそのまま釣ることにした。
ここんとこイカ釣りが続いて、ヨメさんから「イカはもういらない」宣告が出ているし、そんなに釣っても仕方がないしな・・・
まず最初の三流ポイントでNOさんがレギュラーサイズを3杯ほど釣りあげる。
俺は普通にやってると全く底が取れないので、岸に向かって遠投して小物を1杯。
反応がなくなったので次へ。
次は磯場の大物ポイントへ行くが、沖からのうねりがあって釣りにくい。
うねりのせいでアンカーが効かず、油断すると岸に向かって一気に持っていかれそうで危険を感じて切り上げ。ここでは二人共スカ。
次はうねりの入らない島の湾内中深度エリア。
ここでNOさんが5杯ほど。
俺はスカ(笑)
エギが全然沈まねぇ・・・
次はサーフ沖の根回り。
ここは潮の流れが緩やかで水深も5~8mなのでなんとか耐えていれば底はとれるのだが、やっぱ釣りにくい。
NOさんが4~5杯、俺が1杯とコウイカ1杯
次は小さい岬の潮下になっている駆け上がり付近。
この場所はなかなかよかった。
NOさんが7~8杯、俺が2杯。
ここで午前中のイカ釣りを終了してカワハギ釣りをすることに。
目指す養殖生簀まで行き、ブイに船首の固定具を掛ける、バックしながら今度は船尾部分の固定具をかけて・・かけ?
ありゃ?船尾の固定具がないぞ(笑)
これではちょっとヤバイ。
潮と風の向きが逆なので、ボートが安定せず、向きが変わってボートが養殖筏に激突してしまうとヤバイことになりかねない。
生簀をぶっ壊したり網を破ってしまったりすると、中のサカナの代金数十万円分を賠償しなければならなくなるかもしれない。
ま、頑丈な鉄パイプ枠の生簀なので実際には壊れたりはしないだろうが、ぶつかっているのを近所の漁師に見られたらエライ事になるのは間違いない。
仕方がないので一旦発着場までえっちらおっちら戻り、掛け具を持ってきた。
45分ほどのロスタイムがあったものの、やっとカワハギ釣り開始
今日の餌はオキアミボイルのみで、撒き餌はなし。
仕掛けを投入すると、前回と同様に小物が湧いているらしく着底と同時にアタリがあるが、スゲー小さい。
どうやったらこの口にハゲ針6号が掛かるのだろうと不思議になるようなワッペンサイズが釣れる。
こんなのは狙ってもなかなか針がかりしないサイズなので、カワハギの活性自体は高いのだろう。
しかしいかんせん小さすぎる(笑)
1/3くらいリリースしながらカワハギを釣り、納竿。
帰投後話を聞くと、今日のイカはうねりの収まった午後が良かったらしい。
別のボートで出ていた近畿のグループの船は船中70杯なんだと(笑)
はぁ、そうですか・・・
その頃、自分たちはカワハギばっか釣ってたしなぁ。
・・とまあ、運の悪いコトの集大成みたいな日でありました。
お持ち帰り全体の図
アオリイカ×4
モンゴウイカ×1
カワハギ×22
2012年10月07日
宇和海ボートエギング&カワハギ(2012/10/6 in北灘)
10/6(土)、またまたボートエギングに行ってきました。
なんとなく週末皆勤賞っぽくなってきている今季のボートエギングですが、去年も一昨年もこの時期は忙しくてあまり釣りに行けてなかったので、今年はタガが外れたように通いつめてます(笑)
今回の同行者はIIさん。
メールで相談した結果、10月に入ってもうそろそろカワハギも肝が入ってくる時期なので、今回は午前中はエギングで午後からカワハギ釣りの二本仕立てでやろうということになった。
エギングロッド2本とタチウオジギングロッド1本(カワハギ用)をボートに持込み、午前6時に出船。
最初はS島サイドの中深度エリア。
ここはスカ、かすりもしなかった。
前々回の絶好調は一体何だったんだろう?たまたま群れがいたんだろうか?
次は北灘湾口から南側に500mほど行ったポール付近。
ここも前回の好調が嘘のようにアベレージサイズがポツポツあがるのみ。
M島中央
前回、ティップランで良型が連発した場所なのだが、この日は不発。
かすりもしない。
岸近くの瀬で小物を数杯釣ってとっとと次へ。
T島北
サーフ~磯場へと探っていくが、アベレージサイズ以下のがポツポツ。
T島は満潮時には海面下に没してしまう瀬で2つに分かれているのだけど、その瀬の北側のサーフが最も数が上がった。
T島南
そろそろ磯場にも中~大型が来る頃だろうと思って大きな岩がゴロゴロ沈んでいる中深度の場所でやってみるがスカ。
H島北
ここはイカがつくにはあまりいい場所ではないように思えるが、エギングボートが滅多に入らず、たまに良型の群れがいる場合があるので油断できない場所だ。
磯場の潮が縒れるポイントにつけてやってみると予想は的中し、大きいのが連発。
イカを寄せてくる時、海面に浮き上がったイカのエンペラが空中に出てヒラヒラと動くのが見えると大体500gオーバーなのだけど、このポイントではそれが3回見えた。
この時期にこのサイズが釣れれば御の字でしょう。
満足満足(笑)
H島南
ここは概してダメな場所なのだが、予想通りダメだった(笑)
北灘湾港まで戻り岸沿いを北側にずっと探っていくが、一文字より南側は全くダメ。
一文字から大浜漁港までの浅場でアベレージサイズを数杯釣って、12時を回っていたのでこの日のエギングは終了。
帰る前に養殖生簀につないでカワハギ釣りをすることにした。
ところで、エギングのメインラインとリーダーはどんなのを使ってますか?
俺は大体以下の3通りです。
PE0.6号、リーダー1.75号か1.7号
PE0.8号、リーダー2.0号
PE1.0号、リーダー2.5号
PE0.6号とリーダー1.7号の組み合わせは、主に秋イカシーズンでライトなロッドとリールを使う時、激流エリアや深場をバーチカルっぽく攻める際に潮切れ最優先にしたい時、オカッパリで飛距離最優先にしたい時、等です。
PE0.8号とリーダー2.0号の組み合わせは、これはまぁオールマイティーに使える組み合わせですね。
一年を通して最も使用頻度が高いのがこの組み合わせです。
PE1.0号とリーダー2.5号の組み合わせは、磯エギングなど障害物が多すぎてライン強度とエギ回収率を最優先にしたい場合。
この太さになると、カンナだけが根掛かりした状況であれば、強引に引っ張ればカンナが伸びて、エギを回収できる確率が大幅に上がります。
んで、上記3パターンすべて、リーダーの長さは3ヒロ(4.5m)くらい取ってます。
これ、リーダー細いし長すぎるんでねぇの?と思う人は多いと思うけど、これには理由があります。
まずリーダーの太さについて。
PEラインは同じ太さのモノフィラメントラインの大体三倍の強度がある訳ですが、根掛かりして強引に切ってもリーダー全体を失わず、エギとリーダーの結束部分から切れるバランスがこの太さです。
このため、エギとリーダーの結束方法は意図的に少し弱いクリンチノット(このページの改良型クリンチノットhttp://www.otomiya.com/fishing/gear/09-musubi.html)にしておきます。
こうすると綺麗にエギの結束部分から切れてリーダーは丸ごと残ります。
最初の頃は色々なノットを試したのですが、ダブルクリンチノットやパロマーノットだと強すぎて、PEとリーダーの結束部分から切れることが多かったので、今ではこの方法に落ち着きました。
次にリーダーの長さ。
これもポイントや釣り方によって色々やり方があると思いますが、俺は結構長めにする派です。
主にエギングに行く海域は宇和海なのですが、ここは海底に鋭利なストラクチャーが満載です。
急峻な崖から落ちて年月の経っていないエッジの鋭利な岩石、カキ殻のついたロープ、海底に散在するテーブルサンゴ等。
これらの障害物が至る所にあり、根がかりを運よく外せたとしても50cmくらいリーダーがザラザラになって帰ってくることはしょっちゅうで、そういう時にはザラザラの部分をカットして結び直すことになります。
当然リーダーはどんどん短くなります。
1日やって納竿時に最低限必要な長さのリーダー(50cmくらいか)が残っていればOKという考えで最初の長さを決めると3ヒロくらいは必要です。
リーダーは矢引(1ヒロの半分)で十分、なんてことを書いている某メーカーのテスターのホムペもあったりしますが、そういうヒトは一体どんなポイントで釣りしてるんでしょうね?
俺がよく行く海域でリーダーを矢引きにしてたら、1日5回はリーダーを結び直すハメになると思います(笑)
・・・話が逸れてしまった
ここでのカワハギ釣りは、北灘湾口から北側の陸地沿いには養殖生簀がズラッと並んでいるのだけど、その生簀のブイにボートを係留して40m下の海底を狙う。
関東の方ではカワハギは一定の人気があるらしく専用タックルや専門の乗合船もあるみたいだけど、ここら辺では誰もカワハギを専門で狙う人はいず、タックルも餌もテキトーな奴で普通に釣れる(笑)
ま、針だけはハゲ針にしないとダメだけどね。
この日は餌としてオキアミボイルのLLとアミエビブロックの、それぞれ一番小さいやつを買ってきていた。
オキアミは付け餌、アミエビは撒き餌だ。
撒き餌はなくてもいいのだけど、群れが散ってしまうと空白の時間ができるので、ボートの下に群れを呼び戻すために定期的に下のオモリをアンドンビシに付け替えて使う。
餌は何でもいい、というか、何を使ってもほとんど釣果は変わらないので、手軽に使えるオキアミボイルの尻尾付近を小豆程度に切ったものをハゲ針の先っちょにつける。
俺が当日使ったタックルは、ロッドは無名メーカーの安物タチウオジギングロッド、リールはシマノ小舟800、PE1.5号を150m巻き。
仕掛けは上から、集奇、市販のカワハギ針6号のついた三本針仕掛け、20号オモリという至ってシンプルかつベーシックなもの。
渋い時にはオモリの代わりに30号アンドンビシをつけて海底付近でコマセを撒いたりもするけど、釣れている間は使わない。
仕掛けを海底まで下ろし、聞き合わせ釣りをしていると、平均2回の仕掛け投下で1匹は釣れる。
・・・が、この日はボートを掛けた場所が悪かったのか、超小物だけしか釣れなかった(笑)
ボートを付け直すのも面倒なので、1時間半ほどそのままカワハギを釣って納竿。
お持ち帰り全体の図

アオリイカ×19
カワハギ×21
ウマズラハギ×1
チャリコ×1
小サバ×1
今回はカワハギの干物も作るつもりだったので小物もお持ち帰り。
しかし一体何なんでしょうか、このカワハギの小ささは(笑)
ここでは過去に30cmオーバーのカワハギを何度も釣っているのに、今回はボートを掛けた生簀が悪かったのか、超小物しか釣れませんでした。
小さいなりに肝は入っていて肝醤油+イカ刺しを堪能しましたが。

イカ全体の重さは5.0kg
平均サイズは 5000g / 19杯 = 263g

イカとカワハギが同時に釣れる10月11月限定メニュー、カワハギの肝醤油で和えたイカ刺しです。
いやー、これがたまらんのよねー。
釣った当日のキモは湯通しは不要です。
水で軽く洗って包丁で叩くだけ。全然生臭くなくてクリーミーでマジうまいっす。
なんとなく週末皆勤賞っぽくなってきている今季のボートエギングですが、去年も一昨年もこの時期は忙しくてあまり釣りに行けてなかったので、今年はタガが外れたように通いつめてます(笑)
今回の同行者はIIさん。
メールで相談した結果、10月に入ってもうそろそろカワハギも肝が入ってくる時期なので、今回は午前中はエギングで午後からカワハギ釣りの二本仕立てでやろうということになった。
エギングロッド2本とタチウオジギングロッド1本(カワハギ用)をボートに持込み、午前6時に出船。
最初はS島サイドの中深度エリア。
ここはスカ、かすりもしなかった。
前々回の絶好調は一体何だったんだろう?たまたま群れがいたんだろうか?
次は北灘湾口から南側に500mほど行ったポール付近。
ここも前回の好調が嘘のようにアベレージサイズがポツポツあがるのみ。
M島中央
前回、ティップランで良型が連発した場所なのだが、この日は不発。
かすりもしない。
岸近くの瀬で小物を数杯釣ってとっとと次へ。
T島北
サーフ~磯場へと探っていくが、アベレージサイズ以下のがポツポツ。
T島は満潮時には海面下に没してしまう瀬で2つに分かれているのだけど、その瀬の北側のサーフが最も数が上がった。
T島南
そろそろ磯場にも中~大型が来る頃だろうと思って大きな岩がゴロゴロ沈んでいる中深度の場所でやってみるがスカ。
H島北
ここはイカがつくにはあまりいい場所ではないように思えるが、エギングボートが滅多に入らず、たまに良型の群れがいる場合があるので油断できない場所だ。
磯場の潮が縒れるポイントにつけてやってみると予想は的中し、大きいのが連発。
イカを寄せてくる時、海面に浮き上がったイカのエンペラが空中に出てヒラヒラと動くのが見えると大体500gオーバーなのだけど、このポイントではそれが3回見えた。
この時期にこのサイズが釣れれば御の字でしょう。
満足満足(笑)
H島南
ここは概してダメな場所なのだが、予想通りダメだった(笑)
北灘湾港まで戻り岸沿いを北側にずっと探っていくが、一文字より南側は全くダメ。
一文字から大浜漁港までの浅場でアベレージサイズを数杯釣って、12時を回っていたのでこの日のエギングは終了。
帰る前に養殖生簀につないでカワハギ釣りをすることにした。
ところで、エギングのメインラインとリーダーはどんなのを使ってますか?
俺は大体以下の3通りです。
PE0.6号、リーダー1.75号か1.7号
PE0.8号、リーダー2.0号
PE1.0号、リーダー2.5号
PE0.6号とリーダー1.7号の組み合わせは、主に秋イカシーズンでライトなロッドとリールを使う時、激流エリアや深場をバーチカルっぽく攻める際に潮切れ最優先にしたい時、オカッパリで飛距離最優先にしたい時、等です。
PE0.8号とリーダー2.0号の組み合わせは、これはまぁオールマイティーに使える組み合わせですね。
一年を通して最も使用頻度が高いのがこの組み合わせです。
PE1.0号とリーダー2.5号の組み合わせは、磯エギングなど障害物が多すぎてライン強度とエギ回収率を最優先にしたい場合。
この太さになると、カンナだけが根掛かりした状況であれば、強引に引っ張ればカンナが伸びて、エギを回収できる確率が大幅に上がります。
んで、上記3パターンすべて、リーダーの長さは3ヒロ(4.5m)くらい取ってます。
これ、リーダー細いし長すぎるんでねぇの?と思う人は多いと思うけど、これには理由があります。
まずリーダーの太さについて。
PEラインは同じ太さのモノフィラメントラインの大体三倍の強度がある訳ですが、根掛かりして強引に切ってもリーダー全体を失わず、エギとリーダーの結束部分から切れるバランスがこの太さです。
このため、エギとリーダーの結束方法は意図的に少し弱いクリンチノット(このページの改良型クリンチノットhttp://www.otomiya.com/fishing/gear/09-musubi.html)にしておきます。
こうすると綺麗にエギの結束部分から切れてリーダーは丸ごと残ります。
最初の頃は色々なノットを試したのですが、ダブルクリンチノットやパロマーノットだと強すぎて、PEとリーダーの結束部分から切れることが多かったので、今ではこの方法に落ち着きました。
次にリーダーの長さ。
これもポイントや釣り方によって色々やり方があると思いますが、俺は結構長めにする派です。
主にエギングに行く海域は宇和海なのですが、ここは海底に鋭利なストラクチャーが満載です。
急峻な崖から落ちて年月の経っていないエッジの鋭利な岩石、カキ殻のついたロープ、海底に散在するテーブルサンゴ等。
これらの障害物が至る所にあり、根がかりを運よく外せたとしても50cmくらいリーダーがザラザラになって帰ってくることはしょっちゅうで、そういう時にはザラザラの部分をカットして結び直すことになります。
当然リーダーはどんどん短くなります。
1日やって納竿時に最低限必要な長さのリーダー(50cmくらいか)が残っていればOKという考えで最初の長さを決めると3ヒロくらいは必要です。
リーダーは矢引(1ヒロの半分)で十分、なんてことを書いている某メーカーのテスターのホムペもあったりしますが、そういうヒトは一体どんなポイントで釣りしてるんでしょうね?
俺がよく行く海域でリーダーを矢引きにしてたら、1日5回はリーダーを結び直すハメになると思います(笑)
・・・話が逸れてしまった
ここでのカワハギ釣りは、北灘湾口から北側の陸地沿いには養殖生簀がズラッと並んでいるのだけど、その生簀のブイにボートを係留して40m下の海底を狙う。
関東の方ではカワハギは一定の人気があるらしく専用タックルや専門の乗合船もあるみたいだけど、ここら辺では誰もカワハギを専門で狙う人はいず、タックルも餌もテキトーな奴で普通に釣れる(笑)
ま、針だけはハゲ針にしないとダメだけどね。
この日は餌としてオキアミボイルのLLとアミエビブロックの、それぞれ一番小さいやつを買ってきていた。
オキアミは付け餌、アミエビは撒き餌だ。
撒き餌はなくてもいいのだけど、群れが散ってしまうと空白の時間ができるので、ボートの下に群れを呼び戻すために定期的に下のオモリをアンドンビシに付け替えて使う。
餌は何でもいい、というか、何を使ってもほとんど釣果は変わらないので、手軽に使えるオキアミボイルの尻尾付近を小豆程度に切ったものをハゲ針の先っちょにつける。
俺が当日使ったタックルは、ロッドは無名メーカーの安物タチウオジギングロッド、リールはシマノ小舟800、PE1.5号を150m巻き。
仕掛けは上から、集奇、市販のカワハギ針6号のついた三本針仕掛け、20号オモリという至ってシンプルかつベーシックなもの。
渋い時にはオモリの代わりに30号アンドンビシをつけて海底付近でコマセを撒いたりもするけど、釣れている間は使わない。
仕掛けを海底まで下ろし、聞き合わせ釣りをしていると、平均2回の仕掛け投下で1匹は釣れる。
・・・が、この日はボートを掛けた場所が悪かったのか、超小物だけしか釣れなかった(笑)
ボートを付け直すのも面倒なので、1時間半ほどそのままカワハギを釣って納竿。
お持ち帰り全体の図
アオリイカ×19
カワハギ×21
ウマズラハギ×1
チャリコ×1
小サバ×1
今回はカワハギの干物も作るつもりだったので小物もお持ち帰り。
しかし一体何なんでしょうか、このカワハギの小ささは(笑)
ここでは過去に30cmオーバーのカワハギを何度も釣っているのに、今回はボートを掛けた生簀が悪かったのか、超小物しか釣れませんでした。
小さいなりに肝は入っていて肝醤油+イカ刺しを堪能しましたが。
イカ全体の重さは5.0kg
平均サイズは 5000g / 19杯 = 263g
イカとカワハギが同時に釣れる10月11月限定メニュー、カワハギの肝醤油で和えたイカ刺しです。
いやー、これがたまらんのよねー。
釣った当日のキモは湯通しは不要です。
水で軽く洗って包丁で叩くだけ。全然生臭くなくてクリーミーでマジうまいっす。
2012年09月30日
宇和海ボートエギング(2012/9/29 in北灘)
台風接近前の9/29、またまた北灘にボートエギングに行ってきました。
3;30AM頃に松山を出る時は道沿いの樹の枝が多少揺れていて、もしかすると風が強いのか?とビビリながら出発したけど、5:30頃に現地につくと風は殆ど無かった。
どうやら宇和海側は安泰らしい。
「おっしゃぁぁ、今日は1日エギングやぁぁ!」
風が強くてエギングできない時のために掛かり釣りの準備も持ってきていたのだけど、それは車に残してエギングタックルだけをボートに積み込んだ。
今回の同行者は長老ODさん。
長老もエギングロッド一本だけを持ち込んでいて、やる気十分。
S島サイド。
ここは前回絶好調だった場所なのだが、不発。
前回とは潮も天候も違うのでイカの付き場が変わっているのだろうか?
小物を2杯ほど釣って切り上げ。
M島。
M島は3つの島にわかれていてその中央部が台形の浅場(20m位)になっているのだけど、ここでプチティップランをすると胴長20cmオーバーのまあまあサイズが5杯ほど釣れた。
成長の早い個体はもう深場(っても20mラインだけど)に移動しているのかもしれない。
しばらく釣った後、反応がなくなったので島近くの浅場に移動して軽いエギを投げてみるが、そこでは不発。
今日はいろんなところを回るつもりだったので、早々にM島を切り上げる。
T島北。
湾になって潮が巻き込んでいる場所につける。
ここは小物メインだけど数釣れる場所で、期待をしていたのだが全くダメだった。
やっと3杯ほど釣ってヤメ。
きっともう誰かが散々叩いているんだろうなあ。
T島北側は10月の始めくらいから漁師が夜のエギ引きをやるので途端にダメな場所になるのだけど、今年はもしかするともう始めているのかもしれない。
T島南。
10mラインでレギュラーサイズを3杯ほど、浜近くの浅場で小物がチェイスしてくるものの抱かず。
北灘港南側の岸辺。
ずっと岸沿いを探っていく。
基本ダメだったが、ポール付近の瀬が良かった。
ここでレギュラーサイズを10杯ほど。
この近辺は隠れ根が結構あるので注意しないと座礁する(笑)
ビクビクしながらの釣りだった。
北灘湾北側の岸辺。
ここもダメだった。
苦労して小物を2杯ほど釣って、午後二時に雨脚が強くなってきたので納竿。
【お持ち帰り全体の図】

アオリイカ×25(最大胴長24cm550g~)
全体では・・

体重計で測ってみると、総重量は5.5kgでした。
平均サイズは 5500g / 25杯 = 220g
去年より半月くらい成長が早いみたいで今後が楽しみです。
3;30AM頃に松山を出る時は道沿いの樹の枝が多少揺れていて、もしかすると風が強いのか?とビビリながら出発したけど、5:30頃に現地につくと風は殆ど無かった。
どうやら宇和海側は安泰らしい。
「おっしゃぁぁ、今日は1日エギングやぁぁ!」
風が強くてエギングできない時のために掛かり釣りの準備も持ってきていたのだけど、それは車に残してエギングタックルだけをボートに積み込んだ。
今回の同行者は長老ODさん。
長老もエギングロッド一本だけを持ち込んでいて、やる気十分。
S島サイド。
ここは前回絶好調だった場所なのだが、不発。
前回とは潮も天候も違うのでイカの付き場が変わっているのだろうか?
小物を2杯ほど釣って切り上げ。
M島。
M島は3つの島にわかれていてその中央部が台形の浅場(20m位)になっているのだけど、ここでプチティップランをすると胴長20cmオーバーのまあまあサイズが5杯ほど釣れた。
成長の早い個体はもう深場(っても20mラインだけど)に移動しているのかもしれない。
しばらく釣った後、反応がなくなったので島近くの浅場に移動して軽いエギを投げてみるが、そこでは不発。
今日はいろんなところを回るつもりだったので、早々にM島を切り上げる。
T島北。
湾になって潮が巻き込んでいる場所につける。
ここは小物メインだけど数釣れる場所で、期待をしていたのだが全くダメだった。
やっと3杯ほど釣ってヤメ。
きっともう誰かが散々叩いているんだろうなあ。
T島北側は10月の始めくらいから漁師が夜のエギ引きをやるので途端にダメな場所になるのだけど、今年はもしかするともう始めているのかもしれない。
T島南。
10mラインでレギュラーサイズを3杯ほど、浜近くの浅場で小物がチェイスしてくるものの抱かず。
北灘港南側の岸辺。
ずっと岸沿いを探っていく。
基本ダメだったが、ポール付近の瀬が良かった。
ここでレギュラーサイズを10杯ほど。
この近辺は隠れ根が結構あるので注意しないと座礁する(笑)
ビクビクしながらの釣りだった。
北灘湾北側の岸辺。
ここもダメだった。
苦労して小物を2杯ほど釣って、午後二時に雨脚が強くなってきたので納竿。
【お持ち帰り全体の図】
アオリイカ×25(最大胴長24cm550g~)
全体では・・
体重計で測ってみると、総重量は5.5kgでした。
平均サイズは 5500g / 25杯 = 220g
去年より半月くらい成長が早いみたいで今後が楽しみです。
2012年09月28日
新作ルアーその後
行ってまいりました。
松山からR378に入り、海岸線を三崎目指して走る。
途中でトイレに行きたくなったので長浜新港に寄り道をした。
ここは今の時期青物がちらほら回って来る場所だ。

おじさんは遠投マウスで弓角を投げ

若者はメタルジグを投げている

下を見ると血抜きをした跡がちらほらあった。
今の時期何が釣れているのかと聞くと、30cmに満たないくらいのヤズ(モジャコ?)らしい。
そんなん釣ってどうするんスか?という言葉を飲み込んで長浜を後にした。
次は伊方港に寄り道

小さい墨跡が一つだけあった。
どうやらまだイカは不調らしい。

車に戻ろうとすると、妙な視線を感じ、横を振り向くと野良犬がじぃーっとこっちを見ていた。
ポインターとシュナウザーのミックスみたいな犬で、座って手招きをしても寄ってこないのだけど、何か訴えかけてくるような目でじーっと見つめてくる。
腹が減ってるのかと思って、昼メシに買っておいたコンビニおにぎりをあげると近寄ってきてペロッと食べた。
買っていたオニギリのうち犬が食べてもよさそうなのはシャケだけで、それは2個しかなかった。
もう1個をあげて、食べ終わるのを見届けてから出発。
三机港到着。
青物祭りと話に聞いていたのはもっと先の漁港だけど、まぁどこでも似たようなもんだろうとタカをくくって三机にした。
波止先端は人がいたので、波止の曲がり角付近でやることにする。
タコベイトルアーを結んで投げる投げる投げる・・・
結果から言うと、青物はスカでした(笑)
アタリは3回あった。
1回めは『ゴン』ときてそれっきり、2度目は『ゴン、ジジジー・・』2秒くらいドラグが出されたあとバレた。
3度目は『ゴンゴンゴン・・シーン』
それ以後アタリはなかった。
思うに、どうも針が小さすぎたのではなかろうか。
真鯛針の13号を縛っていたのだけど、タコベイトに埋もれている針にフッキングさせるには、もう少し大きいヒラマサ針15号とかにしないとダメっぽい。
今日の三机はナブラは結構頻繁に発生していた。
でも遠い(笑)
200mとか500mくらい先においしそうなナブラとバシャバシャというライズがあるのだけど、あそこまではどうやっても届かない。
タコベイトルアーは諦め、針を交換して再度チャレンジすることにして、イカの調査をすることにした。
堤防根本の方は結構イカスミがついている。
本日の初物
ミニミニモンゴウ

アオリイカ1杯目。
2号エギ(笑)

2杯目。
エギは2号。

3杯目。
くどいようですが、エギは2号です(笑)

4杯目。
こんなのしか釣れません(笑)

墨跡は結構あるけど、よく見るとやっぱり小さい。
アベレージサイズがコロッケ未満とみた。

納得して納竿。
波止先端方向はカゴ釣りの人が4~5人いたが、釣れた所は見なかった。

お持ち帰り
なし
オールリリース
松山からR378に入り、海岸線を三崎目指して走る。
途中でトイレに行きたくなったので長浜新港に寄り道をした。
ここは今の時期青物がちらほら回って来る場所だ。
おじさんは遠投マウスで弓角を投げ
若者はメタルジグを投げている
下を見ると血抜きをした跡がちらほらあった。
今の時期何が釣れているのかと聞くと、30cmに満たないくらいのヤズ(モジャコ?)らしい。
そんなん釣ってどうするんスか?という言葉を飲み込んで長浜を後にした。
次は伊方港に寄り道
小さい墨跡が一つだけあった。
どうやらまだイカは不調らしい。
車に戻ろうとすると、妙な視線を感じ、横を振り向くと野良犬がじぃーっとこっちを見ていた。
ポインターとシュナウザーのミックスみたいな犬で、座って手招きをしても寄ってこないのだけど、何か訴えかけてくるような目でじーっと見つめてくる。
腹が減ってるのかと思って、昼メシに買っておいたコンビニおにぎりをあげると近寄ってきてペロッと食べた。
買っていたオニギリのうち犬が食べてもよさそうなのはシャケだけで、それは2個しかなかった。
もう1個をあげて、食べ終わるのを見届けてから出発。
三机港到着。
青物祭りと話に聞いていたのはもっと先の漁港だけど、まぁどこでも似たようなもんだろうとタカをくくって三机にした。
波止先端は人がいたので、波止の曲がり角付近でやることにする。
タコベイトルアーを結んで投げる投げる投げる・・・
結果から言うと、青物はスカでした(笑)
アタリは3回あった。
1回めは『ゴン』ときてそれっきり、2度目は『ゴン、ジジジー・・』2秒くらいドラグが出されたあとバレた。
3度目は『ゴンゴンゴン・・シーン』
それ以後アタリはなかった。
思うに、どうも針が小さすぎたのではなかろうか。
真鯛針の13号を縛っていたのだけど、タコベイトに埋もれている針にフッキングさせるには、もう少し大きいヒラマサ針15号とかにしないとダメっぽい。
今日の三机はナブラは結構頻繁に発生していた。
でも遠い(笑)
200mとか500mくらい先においしそうなナブラとバシャバシャというライズがあるのだけど、あそこまではどうやっても届かない。
タコベイトルアーは諦め、針を交換して再度チャレンジすることにして、イカの調査をすることにした。
堤防根本の方は結構イカスミがついている。
本日の初物
ミニミニモンゴウ
アオリイカ1杯目。
2号エギ(笑)
2杯目。
エギは2号。
3杯目。
くどいようですが、エギは2号です(笑)
4杯目。
こんなのしか釣れません(笑)
墨跡は結構あるけど、よく見るとやっぱり小さい。
アベレージサイズがコロッケ未満とみた。
納得して納竿。
波止先端方向はカゴ釣りの人が4~5人いたが、釣れた所は見なかった。
お持ち帰り
なし
オールリリース
2012年09月22日
宇和海ボートエギング(2012/9/21 in北灘)
金曜日、超久しぶりのソロ釣行。
北灘でのボートエギングに行ってきた。
北灘湾内には少し前の大雨の時にダム放流した際の濁りが残っていて、それが徐々に湾外に流れ出しているみたいで陸地に近い所の透明度は低かった。
特に湾口の北側(大浜漁港方面)に流れているようで、そっち方面の透明度は5mほどだろうか、今の時期にイカが居ないわけないんだけどなかなかイカにエギを見つけて貰えないらしく、ここぞという場所にピンポイントでキャストした時のみ僅かに反応があるという状態。
湾口南側(由良半島方面)とS島・H島・T島・M島の周囲でほとんどのイカを釣った。
今の時期のイカはまだ回遊しておらず居付きの時期だと思うのだけど、前回よかったポイントが全くダメだったり、いつもほとんど釣れない場所で連続ヒットしたりで、スレている所とそれ以外の場所の差が結構激しい。
おそらくもう他のエギングボートが入っているんじゃなかろうか。
この秋の手付かずの場所は、もうほとんどなくなっている印象を受けた。
朝6時から8時までの2時間で15杯ほど釣れて、「おっしゃー今日は爆釣やぁー」とニンマリしたものの、他のポイントがダメすぎてその後の4時間かかって昼までに追加が5杯のみ。
昼から突然強風になり波が出て、アンカーがあまり効かなくなって、2時間かけて苦労して追加が2杯。
午後2時に合計22杯で納竿。
今回は秋イカ専用に買ったソルパラ782EXLも持っていったんだけど、これはなかなか面白いロッドだった。
普通のエギングロッドとメバリングロッドの中間くらいのロッドパワーで、胴長20cmくらいのイカでもぐいーんと曲がって大物を釣った気分(笑)
ま、安いだけあってガイドが大昔のバスロッドみたいなやつがついてて、キャスト時にラインが絡んだりもするんだけど、6000円ちょいのロッドにしては普通に使えるし、小イカでも十分楽しめる。
このソルパラ、メジャークラフトのエギングロッドでは最廉価シリーズなので、持ち重りを警戒して短い方の782にしたんだけど、実際フィールドで使ってみるとやたらと軽く、また少し短くも感じた。
長い方(832EXL)にすれば良かったかも。

ボート上に墨を吐かれると厄介なので、取り込む時はこんな風にプラスチックのタライにそーっと置く。

エギと同じくらいのサイズも(笑)
お持ち帰り全体の図

アオリイカ×22
北灘でのボートエギングに行ってきた。
北灘湾内には少し前の大雨の時にダム放流した際の濁りが残っていて、それが徐々に湾外に流れ出しているみたいで陸地に近い所の透明度は低かった。
特に湾口の北側(大浜漁港方面)に流れているようで、そっち方面の透明度は5mほどだろうか、今の時期にイカが居ないわけないんだけどなかなかイカにエギを見つけて貰えないらしく、ここぞという場所にピンポイントでキャストした時のみ僅かに反応があるという状態。
湾口南側(由良半島方面)とS島・H島・T島・M島の周囲でほとんどのイカを釣った。
今の時期のイカはまだ回遊しておらず居付きの時期だと思うのだけど、前回よかったポイントが全くダメだったり、いつもほとんど釣れない場所で連続ヒットしたりで、スレている所とそれ以外の場所の差が結構激しい。
おそらくもう他のエギングボートが入っているんじゃなかろうか。
この秋の手付かずの場所は、もうほとんどなくなっている印象を受けた。
朝6時から8時までの2時間で15杯ほど釣れて、「おっしゃー今日は爆釣やぁー」とニンマリしたものの、他のポイントがダメすぎてその後の4時間かかって昼までに追加が5杯のみ。
昼から突然強風になり波が出て、アンカーがあまり効かなくなって、2時間かけて苦労して追加が2杯。
午後2時に合計22杯で納竿。
今回は秋イカ専用に買ったソルパラ782EXLも持っていったんだけど、これはなかなか面白いロッドだった。
普通のエギングロッドとメバリングロッドの中間くらいのロッドパワーで、胴長20cmくらいのイカでもぐいーんと曲がって大物を釣った気分(笑)
ま、安いだけあってガイドが大昔のバスロッドみたいなやつがついてて、キャスト時にラインが絡んだりもするんだけど、6000円ちょいのロッドにしては普通に使えるし、小イカでも十分楽しめる。
このソルパラ、メジャークラフトのエギングロッドでは最廉価シリーズなので、持ち重りを警戒して短い方の782にしたんだけど、実際フィールドで使ってみるとやたらと軽く、また少し短くも感じた。
長い方(832EXL)にすれば良かったかも。
ボート上に墨を吐かれると厄介なので、取り込む時はこんな風にプラスチックのタライにそーっと置く。
エギと同じくらいのサイズも(笑)
お持ち帰り全体の図
アオリイカ×22
2012年09月15日
宇和海ボートエギング(2012/9/15 in北灘)
眠いので結果だけ。
9/15(土)、北灘湾のボートエギング。
同行者NOさん。
北灘湾内には強い濁りがあり、そのせいか陸地付近では反応がかなり悪かった。
ほとんどT島、M島での釣果。
前回(9/7)よりもアベレージサイズが上がっており、コロッケとトンカツが半々くらい。
もう秋イカシーズン開幕と言っていいでしょう。
釣行時間06:00~15:00。
ラインPE0.6号、リーダー1.7号、エギ3号~3.5号使用。
【お持ち帰り全体の図】

アオリイカ×23
9/15(土)、北灘湾のボートエギング。
同行者NOさん。
北灘湾内には強い濁りがあり、そのせいか陸地付近では反応がかなり悪かった。
ほとんどT島、M島での釣果。
前回(9/7)よりもアベレージサイズが上がっており、コロッケとトンカツが半々くらい。
もう秋イカシーズン開幕と言っていいでしょう。
釣行時間06:00~15:00。
ラインPE0.6号、リーダー1.7号、エギ3号~3.5号使用。
【お持ち帰り全体の図】
アオリイカ×23
2012年09月12日
宇和海ボートエギング(2012/9/7 in内海)
先週の9/7、真っ当な社会人は汗水たらして働いているはずの平日の金曜日、内海にボートエギングに行ってきた。
まだ少々時期が早かろうということで、今回はエギング一本に絞らず、エギング2/3にタイラバ1/3のペース配分の予定。
メンツは長老ODさん、IIさん、俺の3人で、秋イカボートエギングにしては人数が多すぎるかもだけど、まあ、みんなで初物を味わいましょうという感じでお誘いメールを発射した。
金曜日にしたのは、この時期のイカは臆病でボートエギングと言えどもすぐに場荒れして釣果に大きく影響するので、他のエギングボートが多く出ている土日は避けて、また、土日に荒らされたポイントが最大限に回復するのが金曜日だろうという判断で金曜にした。
まあ、時期がまだ早いので他のエギングボートが出てるかどうかはわからないけど、どうせ行くなら好条件で釣りたいしね。
今回は平日なのにメールを入れると二人とも二つ返事で行くとのこと(笑)
長老は公務員を定年退職して今は自営業の身、そんで俺も自営業なので、休日はかなり好き勝手に設定できるのだけど、IIさんは結構大きな病院の要職に就いているというのにこんなにいつもホイホイと有給を取って大丈夫なんだろうか?
これ、いつも疑問に思う(笑)
当日朝は遅刻寸前の時間に目が覚めた。
前日にしこたま飲んだのが祟ったのか、まだ頭の芯にずっしりとサケが残っている感じだ。
こりゃもしかすると検査されたら危ないかもなー、とビクビクしながら高速に乗って南予方面に向かう。
現地につくと5:20くらいで、予定していた出船時刻の10分前だった。
でもまだ空が暗くて、ボートを出すのを少し待つ。
段々夜明けが遅くなってきている今の時期なら6:00出船で良かったかもしれない。
荷物をボートに運び込むと、長老が真っ白い業務用ゴム長を履いていた。
前回の釣りで真っ黒のゴム長を履いていた長老は、日差しにゴム長が炙られて熱くなり、暑い暑いと言いながら辛抱たまらず水につけて冷やしていた。
それを見つつ俺は長老に「夏はですねぇ、こんな白いゴム長が熱くなくていいんですよ。」と自分の履いていた白い業務用ゴム長を見せたのだが、今回長老が同じ物を早速履いてきてちょっとおかしかった(笑)
このクソ暑い時期に何故ゴム長なのか疑問に感じる人もいると思うけど、貸しボートで釣る際にはゴム長は必需品だ。
遊漁船やオカッパリなら夏はクリックスでも履いてりゃ涼しくていいのだけど、小さい自動排水の貸しボートだと、波の高い状況だったりすると排水口からドバドバと海水が入ってきたりする。
それにデッキで血抜きしてはドバーっと水を流し、イカの取り込みに失敗してブシューと墨を吐かれてデッキが真っ黒の阿鼻叫喚の世界になったりすると、これもバケツでドバーっと水を流す事になる。
だからゴム長は必須なのだ。
俺も最初の頃は釣り用のダークカラーのゴム長を履いていたのだけど、夏は暑くて不愉快この上なかった。
太陽熱を吸収しすぎてアチアチ状態になり、前回の長老のように水で冷やしたりたまに脱いで一息ついたりしていたのだが、今の白い業務用ゴム長に換えてからはそういう思いをする事もなく、やたらと快適で、それ以後夏は白いゴム長に限ると思っている。
実用一点張りのこの野暮ったいゴム長、一見すると本職の漁師みたいで実にカッコイイではないか(んなわけない(笑))
ボート屋のおっちゃんと雑談をしながら空が明るくなるのを待って、出船。
今季初のボートエギングだ。
少しボートを走らせ、最初はあまり遠くない岸辺の潮流の巻き込みがあるワンドにアンカーを下ろす。
右は養殖棚、左は岩礁帯、正面は小岩混じりの浜という場所。
ここはいつ来ても平均的に釣れる場所なんだけど、この日は不調だった。
てかまだ時期が早すぎるのかもしれない。
今の時期の小イカはシャローに付いているだろうと思って3mほどの浅場を攻めるもスカ。
養殖棚の固定ロープ付近を攻めるもスカ。
アンカリングした周辺の水深7~8mのベタ底をネチネチやってポツポツ釣れるという感じだった。
それにこの日は偏光グラスをクルマに忘れてきてしまったので、海中がよく見えず、サイトで掛けることもままならない。
苦労した結果、全員小物を3杯くらい釣ってこのポイントを切り上げ。
やはりまだ時期が早いのだろうか?
それに濁りもあって、アンカリングした場所は水深7~8mのはずなのだが海底が全く見えなかった。
岸付近は結構濁りがキツいようなので、次は少し遠方の島(1)まで行くことしてアンカーを上げる。
途中、40mラインでタイラバを下ろすが、5流しくらいしても誰にも全くアタリなし。
海図を見た限りではタイラバには良さそうな場所なんだけどなー、やっぱり行き当たりばったりではダメか(笑)
諦めて、とっとと島(1)に向かう。
島のどこにするか少し迷ったが、今の時期の小イカは岩礁帯にはあまりいないので、岩混じり砂ベースの場所につけた。
このポイントも潮が巻き込んでいてベイトの豊富な場所だ、
みんなポツポツと釣るが、平均サイズは胴長12cmほどで、いかにも今の時期らしいサイズの小イカ。
まあサイズ的にはこんなもんだろうなーと思いつつエギを投げていると、IIさんのロッドがやたらと曲がっていた。
今の時期の小イカではありえない曲がりだ。
またダツかエソでも釣れたんかいなと思っていると、そのうち浮いてきたのは今日一サイズのイカだった。
胴長25~30cmの秋イカとは思えない立派なサイズで、季節はずれに生まれた個体なのだろう。
こういうのが秋イカの走りの時期、まだエギングボートの入っていない時期には残っているので油断ができない。
そのうち、チェイスはあるもののスレてきて当たりがなくなり、少しポイントを休ませようと提案してアンカーを上げた。
ここでは各自5ハイほど釣った。
次は近くの漁港の防波堤付近へ。
防波堤のやや沖にアンカリングしてしばらく釣っていると、ネコが海面に立っていた。
あ、いや、防波堤側面の海面スレスレに幅5cmくらいの段差があり、そこにネコが立ったまま固まっていた(笑)
降りてはみたものの、おそらく段差の幅が足りなくて方向転換ができないのだろう。
一度海中に落ちたのか毛並みも濡れているみたいで、このままでは衰弱していくばかりのようで、気になりつつ釣った。
このポイントはチビイカがやたらと多く、見えるのはギョウザサイズがほとんどでまだロクに釣れないサイズだった。
あと一潮、二週間後にはいいポイントになるだろう。
ここではアンカーを入れなおしながら1時間ほど粘り、各自3ハイほど釣って終了。
切り上げる際にネコを見ると、1時間前のままの状態でまだ固まっているので(笑)やっぱあれは方向転換できないんだろうなーと思い、「あのネコ助けに行きましょう」と提案して防波堤の先の方から回りこんでネコを救出するべく近寄って行ったのだけど、ボートが1mくらいに近づくと、困っていたかに見えたネコはザバッと海中に飛び込んで、自分で方向転換し、スタスタと帰っていった。
「なんだよ、やればできるじゃん・・・」
心配したのが少しアホくさくなったけど、まぁあのネコもきっかけがないと海に飛び込んで方向転換出来なかったのかもしれないし、まぁいいか・・・
次は島の浜付近に移動したが、なんだかロープも沈んでいて釣りにくそうだったのでとっとと諦め、休ませていたポイントに戻ってみた。
・・・が、まだイカの警戒は解けていなかったみたいで全く釣れず。
3人で散々叩き回ったポイントを1時間ちょっと休ませたくらいじゃダメか(笑)
1つのポイントでできるだけ多くのイカを掛けるには、ポイントの潮下から釣っていってイカの吐いた墨がポイントに舞わないようにするのがコツなのだけれど、ボートに三人乗っているとそうも言っていられず、同時に三方向に投げることになるのでポイントが潰れるのが結構早い。
1時間前にこのポイントに来た時、潮の流れを見て潮下から釣って行こうとしたのだが、長老がいきなり潮上にド遠投してイカを掛けてしまったので、ついそれを口に出した。
そうすると長老が気を使い始めてしまった。
見てると、今回は潮上には全く投げてない。
思えば小さいボートで3人で釣ってるんだから、潮下ばかりに3人がキャストするのは無理があるよなー。
そんなのは一人で釣ってる時に考えればいい事だった・・・
長老ゴメンナサイ。
アタリもないのでここを諦め、今度は島(2)に行く事にする。
途中の瀬でまたちょこっとタイラバ。
ここでは長老がタコとオオモンハタを釣り上げた。
マダイはどっか他の所に集結しているのだろうか?今日は全くそれらしいアタリもない。
IIさんと俺はスカのまま3流しくらいでここを切り上げた。
島(2)につき、ガレ場とサーフの中間くらいの所にアンカリングしてエギング再開。
ここは秋イカにはかなりの好条件の場所に思えたんだけど、全員振るわず、各自3杯ほど。
その後、近くの岩礁帯に行き、お約束のカサゴ釣り。
ここで底物仕掛けを下ろしていたIIさんにいい感じのアタリがあった。
タイラバロッドがかなりいい感じに曲がっている。
マダイなら45~50cmくらいの曲がり。
・・・だけど、あの仕掛けで釣れるのはマダイではないだろうし、いったい何だろうと長老と話をしながら上がってくるのを待った。
タモを持って横で待ち構えて海中をのぞき込んでいると、何やら白っぽいのが浮いてきた。
あれ、なんか長いぞ(笑)
上がってきたのは60cm位の大エソだった。
これまでIIさんはエソが釣れてもリリースしていたのだが、今回は俺と長老がエソが如何に旨いかを力説すると、大エソはIIさんのクーラーボックスに収まった(笑)
実際、すり身にするのに手間はかかるがエソは旨い。
ただ、その手間が超面倒なだけで(笑)
その他には長老とIIさんが20~30cmのカサゴを2~3匹ずつ釣ってただろうか。
お土産を確保してもらった所で切り上げることにする。
この場所では、俺は例によってタイラバを下ろしていたのでボーズだった(笑)
今度は岸寄りの防波堤付近に行く事に。
防波堤付近に行ってみると、底が岩礁帯の浅場だった。
この時期の小イカは岩礁帯に住むカサゴ達の格好の餌になるのでこういう所にはあまりいないハズだ。
あまり期待できんなーと思いつつアンカリングしてやってみたが、やっぱりダメ。
最後は発着場に戻る途中の40mラインでタイラバをやってみるが、ここでは全員アタリすら無かった。
あんまり釣れなかったけど、いつもより長い時間粘ったので気持ち的には納得して納竿。
これならオカッパリでランガンしたほうが釣果が伸びていたかもしれない。
【お持ち帰り全体の図】

アオリイカ×15
【IIさんが送ってきたエソのすり身】

包丁とフードプロセッサとすり鉢を駆使し、かなり苦労したとのこと(笑)
でも旨かったでしょ?
まだ少々時期が早かろうということで、今回はエギング一本に絞らず、エギング2/3にタイラバ1/3のペース配分の予定。
メンツは長老ODさん、IIさん、俺の3人で、秋イカボートエギングにしては人数が多すぎるかもだけど、まあ、みんなで初物を味わいましょうという感じでお誘いメールを発射した。
金曜日にしたのは、この時期のイカは臆病でボートエギングと言えどもすぐに場荒れして釣果に大きく影響するので、他のエギングボートが多く出ている土日は避けて、また、土日に荒らされたポイントが最大限に回復するのが金曜日だろうという判断で金曜にした。
まあ、時期がまだ早いので他のエギングボートが出てるかどうかはわからないけど、どうせ行くなら好条件で釣りたいしね。
今回は平日なのにメールを入れると二人とも二つ返事で行くとのこと(笑)
長老は公務員を定年退職して今は自営業の身、そんで俺も自営業なので、休日はかなり好き勝手に設定できるのだけど、IIさんは結構大きな病院の要職に就いているというのにこんなにいつもホイホイと有給を取って大丈夫なんだろうか?
これ、いつも疑問に思う(笑)
当日朝は遅刻寸前の時間に目が覚めた。
前日にしこたま飲んだのが祟ったのか、まだ頭の芯にずっしりとサケが残っている感じだ。
こりゃもしかすると検査されたら危ないかもなー、とビクビクしながら高速に乗って南予方面に向かう。
現地につくと5:20くらいで、予定していた出船時刻の10分前だった。
でもまだ空が暗くて、ボートを出すのを少し待つ。
段々夜明けが遅くなってきている今の時期なら6:00出船で良かったかもしれない。
荷物をボートに運び込むと、長老が真っ白い業務用ゴム長を履いていた。
前回の釣りで真っ黒のゴム長を履いていた長老は、日差しにゴム長が炙られて熱くなり、暑い暑いと言いながら辛抱たまらず水につけて冷やしていた。
それを見つつ俺は長老に「夏はですねぇ、こんな白いゴム長が熱くなくていいんですよ。」と自分の履いていた白い業務用ゴム長を見せたのだが、今回長老が同じ物を早速履いてきてちょっとおかしかった(笑)
このクソ暑い時期に何故ゴム長なのか疑問に感じる人もいると思うけど、貸しボートで釣る際にはゴム長は必需品だ。
遊漁船やオカッパリなら夏はクリックスでも履いてりゃ涼しくていいのだけど、小さい自動排水の貸しボートだと、波の高い状況だったりすると排水口からドバドバと海水が入ってきたりする。
それにデッキで血抜きしてはドバーっと水を流し、イカの取り込みに失敗してブシューと墨を吐かれてデッキが真っ黒の阿鼻叫喚の世界になったりすると、これもバケツでドバーっと水を流す事になる。
だからゴム長は必須なのだ。
俺も最初の頃は釣り用のダークカラーのゴム長を履いていたのだけど、夏は暑くて不愉快この上なかった。
太陽熱を吸収しすぎてアチアチ状態になり、前回の長老のように水で冷やしたりたまに脱いで一息ついたりしていたのだが、今の白い業務用ゴム長に換えてからはそういう思いをする事もなく、やたらと快適で、それ以後夏は白いゴム長に限ると思っている。
実用一点張りのこの野暮ったいゴム長、一見すると本職の漁師みたいで実にカッコイイではないか(んなわけない(笑))
ボート屋のおっちゃんと雑談をしながら空が明るくなるのを待って、出船。
今季初のボートエギングだ。
少しボートを走らせ、最初はあまり遠くない岸辺の潮流の巻き込みがあるワンドにアンカーを下ろす。
右は養殖棚、左は岩礁帯、正面は小岩混じりの浜という場所。
ここはいつ来ても平均的に釣れる場所なんだけど、この日は不調だった。
てかまだ時期が早すぎるのかもしれない。
今の時期の小イカはシャローに付いているだろうと思って3mほどの浅場を攻めるもスカ。
養殖棚の固定ロープ付近を攻めるもスカ。
アンカリングした周辺の水深7~8mのベタ底をネチネチやってポツポツ釣れるという感じだった。
それにこの日は偏光グラスをクルマに忘れてきてしまったので、海中がよく見えず、サイトで掛けることもままならない。
苦労した結果、全員小物を3杯くらい釣ってこのポイントを切り上げ。
やはりまだ時期が早いのだろうか?
それに濁りもあって、アンカリングした場所は水深7~8mのはずなのだが海底が全く見えなかった。
岸付近は結構濁りがキツいようなので、次は少し遠方の島(1)まで行くことしてアンカーを上げる。
途中、40mラインでタイラバを下ろすが、5流しくらいしても誰にも全くアタリなし。
海図を見た限りではタイラバには良さそうな場所なんだけどなー、やっぱり行き当たりばったりではダメか(笑)
諦めて、とっとと島(1)に向かう。
島のどこにするか少し迷ったが、今の時期の小イカは岩礁帯にはあまりいないので、岩混じり砂ベースの場所につけた。
このポイントも潮が巻き込んでいてベイトの豊富な場所だ、
みんなポツポツと釣るが、平均サイズは胴長12cmほどで、いかにも今の時期らしいサイズの小イカ。
まあサイズ的にはこんなもんだろうなーと思いつつエギを投げていると、IIさんのロッドがやたらと曲がっていた。
今の時期の小イカではありえない曲がりだ。
またダツかエソでも釣れたんかいなと思っていると、そのうち浮いてきたのは今日一サイズのイカだった。
胴長25~30cmの秋イカとは思えない立派なサイズで、季節はずれに生まれた個体なのだろう。
こういうのが秋イカの走りの時期、まだエギングボートの入っていない時期には残っているので油断ができない。
そのうち、チェイスはあるもののスレてきて当たりがなくなり、少しポイントを休ませようと提案してアンカーを上げた。
ここでは各自5ハイほど釣った。
次は近くの漁港の防波堤付近へ。
防波堤のやや沖にアンカリングしてしばらく釣っていると、ネコが海面に立っていた。
あ、いや、防波堤側面の海面スレスレに幅5cmくらいの段差があり、そこにネコが立ったまま固まっていた(笑)
降りてはみたものの、おそらく段差の幅が足りなくて方向転換ができないのだろう。
一度海中に落ちたのか毛並みも濡れているみたいで、このままでは衰弱していくばかりのようで、気になりつつ釣った。
このポイントはチビイカがやたらと多く、見えるのはギョウザサイズがほとんどでまだロクに釣れないサイズだった。
あと一潮、二週間後にはいいポイントになるだろう。
ここではアンカーを入れなおしながら1時間ほど粘り、各自3ハイほど釣って終了。
切り上げる際にネコを見ると、1時間前のままの状態でまだ固まっているので(笑)やっぱあれは方向転換できないんだろうなーと思い、「あのネコ助けに行きましょう」と提案して防波堤の先の方から回りこんでネコを救出するべく近寄って行ったのだけど、ボートが1mくらいに近づくと、困っていたかに見えたネコはザバッと海中に飛び込んで、自分で方向転換し、スタスタと帰っていった。
「なんだよ、やればできるじゃん・・・」
心配したのが少しアホくさくなったけど、まぁあのネコもきっかけがないと海に飛び込んで方向転換出来なかったのかもしれないし、まぁいいか・・・
次は島の浜付近に移動したが、なんだかロープも沈んでいて釣りにくそうだったのでとっとと諦め、休ませていたポイントに戻ってみた。
・・・が、まだイカの警戒は解けていなかったみたいで全く釣れず。
3人で散々叩き回ったポイントを1時間ちょっと休ませたくらいじゃダメか(笑)
1つのポイントでできるだけ多くのイカを掛けるには、ポイントの潮下から釣っていってイカの吐いた墨がポイントに舞わないようにするのがコツなのだけれど、ボートに三人乗っているとそうも言っていられず、同時に三方向に投げることになるのでポイントが潰れるのが結構早い。
1時間前にこのポイントに来た時、潮の流れを見て潮下から釣って行こうとしたのだが、長老がいきなり潮上にド遠投してイカを掛けてしまったので、ついそれを口に出した。
そうすると長老が気を使い始めてしまった。
見てると、今回は潮上には全く投げてない。
思えば小さいボートで3人で釣ってるんだから、潮下ばかりに3人がキャストするのは無理があるよなー。
そんなのは一人で釣ってる時に考えればいい事だった・・・
長老ゴメンナサイ。
アタリもないのでここを諦め、今度は島(2)に行く事にする。
途中の瀬でまたちょこっとタイラバ。
ここでは長老がタコとオオモンハタを釣り上げた。
マダイはどっか他の所に集結しているのだろうか?今日は全くそれらしいアタリもない。
IIさんと俺はスカのまま3流しくらいでここを切り上げた。
島(2)につき、ガレ場とサーフの中間くらいの所にアンカリングしてエギング再開。
ここは秋イカにはかなりの好条件の場所に思えたんだけど、全員振るわず、各自3杯ほど。
その後、近くの岩礁帯に行き、お約束のカサゴ釣り。
ここで底物仕掛けを下ろしていたIIさんにいい感じのアタリがあった。
タイラバロッドがかなりいい感じに曲がっている。
マダイなら45~50cmくらいの曲がり。
・・・だけど、あの仕掛けで釣れるのはマダイではないだろうし、いったい何だろうと長老と話をしながら上がってくるのを待った。
タモを持って横で待ち構えて海中をのぞき込んでいると、何やら白っぽいのが浮いてきた。
あれ、なんか長いぞ(笑)
上がってきたのは60cm位の大エソだった。
これまでIIさんはエソが釣れてもリリースしていたのだが、今回は俺と長老がエソが如何に旨いかを力説すると、大エソはIIさんのクーラーボックスに収まった(笑)
実際、すり身にするのに手間はかかるがエソは旨い。
ただ、その手間が超面倒なだけで(笑)
その他には長老とIIさんが20~30cmのカサゴを2~3匹ずつ釣ってただろうか。
お土産を確保してもらった所で切り上げることにする。
この場所では、俺は例によってタイラバを下ろしていたのでボーズだった(笑)
今度は岸寄りの防波堤付近に行く事に。
防波堤付近に行ってみると、底が岩礁帯の浅場だった。
この時期の小イカは岩礁帯に住むカサゴ達の格好の餌になるのでこういう所にはあまりいないハズだ。
あまり期待できんなーと思いつつアンカリングしてやってみたが、やっぱりダメ。
最後は発着場に戻る途中の40mラインでタイラバをやってみるが、ここでは全員アタリすら無かった。
あんまり釣れなかったけど、いつもより長い時間粘ったので気持ち的には納得して納竿。
これならオカッパリでランガンしたほうが釣果が伸びていたかもしれない。
【お持ち帰り全体の図】
アオリイカ×15
【IIさんが送ってきたエソのすり身】

包丁とフードプロセッサとすり鉢を駆使し、かなり苦労したとのこと(笑)
でも旨かったでしょ?
2012年08月30日
三浦半島~由良半島の秋イカ調査(エギング)
8/23(木)~8/24(金)にかけて三浦半島~由良半島の秋イカ調査に行ってきた。
まだ8月、どう考えても秋イカには時期が早いんだけど、新子の大きさを確認したくて、木曜日の仕事が終わってメシと風呂を済ませ、出撃。
いやー、ヒトが働いている時に遊ぶのは気分がいいですな。
まぁこれも自営業の特権つーことで(笑)
三浦半島先端の大島~蒋渕は地元漁協が9月末までイカ釣りを禁止にしているので、まずは神埼へ。
●神崎 (0杯)
一番先端の工事現場みたいな所にクルマを停め、一番端っこの短い波止へ。
30分くらいエギを投げるもスカ。
●大浜漁港 (0杯)
左の波止は波返しが細くて夜はちと危険なので右の波止へ行く。
夜光虫がやたらと多く、シャクると海中のラインがピカっと光る。
経験則でこういう状態だとほとんど釣れないので、根がかりの少ない場所でじわじわとズル引きをしてみるがやっぱ釣れない。
スーパーエクセレントにボーズ。
釣れないのでエギを投げてからずっと空を見上げながら釣ってたんだけど、この辺は空気も綺麗で地表の光源も少ないのだろう。星がやたらと沢山見えた。
松山で見える星の数の5倍くらいだろうか。
流星を2つくらい見て、プレアデス星団が空に登ってきた頃に撤収。
釣れなかったけど、久しぶりの綺麗な星空を見てちと満足。
夜のエギングで釣れるようになるのは胴長10cmくらいからなので、まだそこまで成長している個体が居ないということなのかもしれない。
どこかで仮眠して、朝になったら由良半島に行く事にした。
国道まで戻り、コンビニでビールとおつまみセットを買い込み、由良半島手前のポケットパーク風園という公園(?)の駐車場にクルマを停めた。
駐車場には誰もいず、貸切状態だ。
クルマの中で映画を見ながらビールを飲み、一人宴会をしつつじわじわと寝る体制に入る。
・・・
目が覚めたらもうすっかり明るくなっていた。
急いで由良半島に向かう。
●嵐 (0杯)
由良半島に入る前、嵐のGS前のクルマを横付けできる場所で3投くらいしたが、釣れそうな気配が全くなかったのでとっとと次へ。
●後(うしろ)漁港 (1杯)
とりあえず由良半島先端の後ろ漁港まで行った。
到着すると、先客が・・
波止の曲がり角に親子連れがいたので先端まで行き、30mほど先にある隠れ岩の左右に投げてみる。
ここでコロッケを一杯。

(結構大きく見えるかもしれないけど、エギが極小なので実際はコロッケサイズです(笑))
波止の内側には墨跡がポツポツあったので内向きにも投げてみるが、コロッケが2~3杯ついてくるもののスレている。
どんなアクションをしてもエギに触らなかった。
この後漁港に行くには須下から由良半島先端に向かって行くのだけど、途中から道路がクルマ一台がやっとの道幅になり、それが500mくらい続く。
途中には離合できるような場所もなく、対向車に出くわしてしまうと延々とバックで細い山道を戻らないといけない。運転に自信のないヒトはドツボに入るかもしれないので注意。
●須下の浮桟橋 (1杯)
ここはエギングファイルⅠに出てくる場所だが秋イカはあまり釣れない。
先端付近はやたらと水深があって春イカの夜釣りにはいい場所だけどね。
浮き桟橋根本の浅場を攻めるがスカ。
少し戻ってバス停前の小さな浮き桟橋でギョウザサイズを一杯。
●魚神山(ながみやま)漁港 (0杯 見ただけ)
短波止に上がってみただけ。
ここは5年ほど前までは爆釣ポイントだったのだが、地元の漁師が波止から釣りができないよう波止周囲にロープを張ってしまった。
もしかすると、そのロープがなくなっているかもしれないと思って行ってみたが、去年のまんまロープはあった。
このロープ、資源保護の意味かと思ったら、そうでもないんだよね。
昨年、地元漁師がロープのブイに小舟を掛けてイカ釣りをしているのを見たので、どう考えてもヨソ者排除のためのロープ(笑)
由良半島南側はこうした釣り禁ロープがやたらと多く、釣り場がほとんど無くなってしまった。
由良の北側はこうしたイヤミな釣り禁ロープはないんだけど、この差は一体何だろう?
漁協が違うのか?
ケチな漁協と鷹揚な漁協の差なのだろうか???
目の前にある真珠養殖筏を見ながら
「おまえらが作ってる真珠なんか嫁や娘に泣かれたって絶対買わねーよ」
と呟きつつ魚神山を後にした。
●漁家 (0杯)
ここは春先にヤエンをするにはいいのだが、秋は条件が悪い場所だ。
予想通りスカ。
防波堤奥のシャローに行けばよかったかも。
●平井 (1杯)
漁港の短波止は釣り人が一人いたのでスルーして、長波止から内向き&外向きに5投くらいするもスカ。
次に漁港の西側にある公園の外側に出て投げるがここもスカ。
そのまま長波止手前まで歩き、ちょうど緩いカーブになっているあたりにベイト(キビナゴ?)が群れていたので、その向こう側にキャストして引っ張ってくる。
ここでコロッケサイズが一杯釣れた。
長波止根本の海面には餃子サイズ~ソラマメサイズの新子がワラワラと沢山浮いていた。もしかするとあれが今のアベレージサイズなのか?
●柏崎 (2杯)
由良半島を脱出し、さらに南に移動して柏崎漁港へ。
波止根本のテトラの切れ目あたりにはギョウザが10個くらいポカーンと浮いていた。
その場所は家族連れがいたので波止先端付近の角まで行って投げてみた。
波止根本までエギを寄せてくるとワラワラと新子がついてくるが、見えるのはどれもギョウザサイズだった。
ここでコロッケを2杯。
ロクに釣れなかったけどこの日の目的はサイズ確認だったので納得して撤収。
今年は成長が少し遅いのかもしれないなー。
今の時期にあんなサイズだと、まともな新子が釣れ始めるのはもう少し先かも。
まだ8月、どう考えても秋イカには時期が早いんだけど、新子の大きさを確認したくて、木曜日の仕事が終わってメシと風呂を済ませ、出撃。
いやー、ヒトが働いている時に遊ぶのは気分がいいですな。
まぁこれも自営業の特権つーことで(笑)
三浦半島先端の大島~蒋渕は地元漁協が9月末までイカ釣りを禁止にしているので、まずは神埼へ。
●神崎 (0杯)
一番先端の工事現場みたいな所にクルマを停め、一番端っこの短い波止へ。
30分くらいエギを投げるもスカ。
●大浜漁港 (0杯)
左の波止は波返しが細くて夜はちと危険なので右の波止へ行く。
夜光虫がやたらと多く、シャクると海中のラインがピカっと光る。
経験則でこういう状態だとほとんど釣れないので、根がかりの少ない場所でじわじわとズル引きをしてみるがやっぱ釣れない。
スーパーエクセレントにボーズ。
釣れないのでエギを投げてからずっと空を見上げながら釣ってたんだけど、この辺は空気も綺麗で地表の光源も少ないのだろう。星がやたらと沢山見えた。
松山で見える星の数の5倍くらいだろうか。
流星を2つくらい見て、プレアデス星団が空に登ってきた頃に撤収。
釣れなかったけど、久しぶりの綺麗な星空を見てちと満足。
夜のエギングで釣れるようになるのは胴長10cmくらいからなので、まだそこまで成長している個体が居ないということなのかもしれない。
どこかで仮眠して、朝になったら由良半島に行く事にした。
国道まで戻り、コンビニでビールとおつまみセットを買い込み、由良半島手前のポケットパーク風園という公園(?)の駐車場にクルマを停めた。
駐車場には誰もいず、貸切状態だ。
クルマの中で映画を見ながらビールを飲み、一人宴会をしつつじわじわと寝る体制に入る。
・・・
目が覚めたらもうすっかり明るくなっていた。
急いで由良半島に向かう。
●嵐 (0杯)
由良半島に入る前、嵐のGS前のクルマを横付けできる場所で3投くらいしたが、釣れそうな気配が全くなかったのでとっとと次へ。
●後(うしろ)漁港 (1杯)
とりあえず由良半島先端の後ろ漁港まで行った。
到着すると、先客が・・
波止の曲がり角に親子連れがいたので先端まで行き、30mほど先にある隠れ岩の左右に投げてみる。
ここでコロッケを一杯。
(結構大きく見えるかもしれないけど、エギが極小なので実際はコロッケサイズです(笑))
波止の内側には墨跡がポツポツあったので内向きにも投げてみるが、コロッケが2~3杯ついてくるもののスレている。
どんなアクションをしてもエギに触らなかった。
この後漁港に行くには須下から由良半島先端に向かって行くのだけど、途中から道路がクルマ一台がやっとの道幅になり、それが500mくらい続く。
途中には離合できるような場所もなく、対向車に出くわしてしまうと延々とバックで細い山道を戻らないといけない。運転に自信のないヒトはドツボに入るかもしれないので注意。
●須下の浮桟橋 (1杯)
ここはエギングファイルⅠに出てくる場所だが秋イカはあまり釣れない。
先端付近はやたらと水深があって春イカの夜釣りにはいい場所だけどね。
浮き桟橋根本の浅場を攻めるがスカ。
少し戻ってバス停前の小さな浮き桟橋でギョウザサイズを一杯。
●魚神山(ながみやま)漁港 (0杯 見ただけ)
短波止に上がってみただけ。
ここは5年ほど前までは爆釣ポイントだったのだが、地元の漁師が波止から釣りができないよう波止周囲にロープを張ってしまった。
もしかすると、そのロープがなくなっているかもしれないと思って行ってみたが、去年のまんまロープはあった。
このロープ、資源保護の意味かと思ったら、そうでもないんだよね。
昨年、地元漁師がロープのブイに小舟を掛けてイカ釣りをしているのを見たので、どう考えてもヨソ者排除のためのロープ(笑)
由良半島南側はこうした釣り禁ロープがやたらと多く、釣り場がほとんど無くなってしまった。
由良の北側はこうしたイヤミな釣り禁ロープはないんだけど、この差は一体何だろう?
漁協が違うのか?
ケチな漁協と鷹揚な漁協の差なのだろうか???
目の前にある真珠養殖筏を見ながら
「おまえらが作ってる真珠なんか嫁や娘に泣かれたって絶対買わねーよ」
と呟きつつ魚神山を後にした。
●漁家 (0杯)
ここは春先にヤエンをするにはいいのだが、秋は条件が悪い場所だ。
予想通りスカ。
防波堤奥のシャローに行けばよかったかも。
●平井 (1杯)
漁港の短波止は釣り人が一人いたのでスルーして、長波止から内向き&外向きに5投くらいするもスカ。
次に漁港の西側にある公園の外側に出て投げるがここもスカ。
そのまま長波止手前まで歩き、ちょうど緩いカーブになっているあたりにベイト(キビナゴ?)が群れていたので、その向こう側にキャストして引っ張ってくる。
ここでコロッケサイズが一杯釣れた。
長波止根本の海面には餃子サイズ~ソラマメサイズの新子がワラワラと沢山浮いていた。もしかするとあれが今のアベレージサイズなのか?
●柏崎 (2杯)
由良半島を脱出し、さらに南に移動して柏崎漁港へ。
波止根本のテトラの切れ目あたりにはギョウザが10個くらいポカーンと浮いていた。
その場所は家族連れがいたので波止先端付近の角まで行って投げてみた。
波止根本までエギを寄せてくるとワラワラと新子がついてくるが、見えるのはどれもギョウザサイズだった。
ここでコロッケを2杯。
ロクに釣れなかったけどこの日の目的はサイズ確認だったので納得して撤収。
今年は成長が少し遅いのかもしれないなー。
今の時期にあんなサイズだと、まともな新子が釣れ始めるのはもう少し先かも。
2012年08月16日
三机漁港で投げサビキ&ショアラバ
昨日、甥っ子と釣りに行った。
お盆休みで姉が甥っ子を連れて実家に帰省しているのだけど、この甥っ子が釣りがやたらと好きで、愛媛に来ると必ずせがまれて釣りに行っている。
船に乗せると酔ってしまう軟弱者なのでいつもオカッパリだけど、どんな小物でも釣れれば喜ぶので接待する側としてはヒジョーに楽だ。
GWに来た時には三机漁港で小アジ釣りをしたんだけど、今回も同じパターンでいいか、という安易な考えで準備。
アジに飽きた時のために念のためショアラバタックルもクルマに積んで実家に向かう。
実家で甥っ子と姉を拾い、長浜経由で三机に向かった。
三机に行くにはおそらく八幡浜経由で行ったほうが早いのだが、やつらは海のない県に住んでいるので、サービスも兼ねてR378の海岸線を行くことにした。
佐田岬半島に入り、伊方発電所を通り過ぎ、しばらく先の道の駅から左折して三机漁港に降りていく。
着く直前、高台から大波止の方を見ると、何が釣れているのかすごい人だかりだった。
時期的にハマチの回遊でもあるのだろうか、あれではゆっくり釣る場所もないだろうと判断して大波止方面に行くのを諦め、漁港の一番奥に車を停めて釣ることにした。
ここも投げサビキの人が等間隔に並んでいたが、桟橋の左側が空いていたので、これ幸いとそこにクルマを停める。
海に向かって桟橋の右方面には短い波止があるのだが、そこにも投げサビキの人がずらっと並んでいた。
よーしよし、こんだけサビキの人口密度が高いんだからきっとバカスカ釣れているに違いない、と思いつつ2人並んで釣り開始。
甥っ子は足元のサビキ、俺はウキをつけた投げサビキだ。
足元の海面には、真っ黒にツバクロが群れていて、アジの姿は見えない。
まぁしばらく撒き餌を撒いていれば集まってくるだろうと思ってどんどん蒔く・・・のだが、何時まで経ってもアジサバ系統は全く寄ってこなかった。
周囲を観察してみると、人は多いんだけど誰も釣れているような気配はない。
しまった、釣りを開始する前に少し様子を見れば良かった・・・
この人の多さは釣れているからではなく、おそらくお盆休みで帰省した人が「釣りにでも行くかぁ」と暇つぶしに出ているケースなんだろうと推測。
1時間ほどやって、ツバクロ(スズメダイ)やサンバソウ(石鯛のコドモ)やコッパグレしか釣れないので、おじさんはクルマの中で休憩することにした。
甥っ子はそれでもめげずに一心不乱に小魚相手に格闘している。
あー、別の場所にすればよかったな、でももう吸い込みバケツにアミエビブロックを溶かしちゃったから移動はできないしなー。
でもまてよ、アジはいないみたいだけど、こんだけのヒトが投げサビキをやってるんだから、目の前一帯は結構撒き餌が効いているよな、もしかするとヤズかマダイが寄っているのではないか?
そもそもこの時期のこの場所でアジがいないのも、何かのフィッシュイーターがウロウロしているからではないだろうか・・・
こんな考えが浮かび、ショアラバタックルを取り出し、自作ショアラバ(240円で作るショアラバ自作方法 参照)をセットして投げてみた。
すると、3投目くらいにガガガっとアタリ。
おお、やっぱりいるじゃん。
ドラグを出しながら久しぶりの引きだ。
50m以上沖で掛けているので寄せるにもなかなか時間がかかる。
バレるなよ・・と念じつつ、丁寧に寄せた。
結構走るのでヤズかなと思ったが、足元まで来た魚体はマダイだった。
甥っ子にタモを持ってこさせて取り込み。
上げてからフッキング状態を見ると皮一枚だった、あぶねー(笑)

こんな所にもマダイが一応いるんだね。
スケールがなかったので正確にはわからないけど、45~50cmくらいのサイズだったろうか。
それから10投くらいするが、リーダーの結び目がガイドに絡んでパチーンとショアラバが遥か彼方に飛んでいったのを機に納竿。
甥っ子には釣らせてやれなかったけど、おじさんは狙い通りのパターンで釣れたのでそこそこ満足であった。
すまん甥っ子よ(笑)
実家に帰ってから捌いて、皿一杯の刺身、アラと皮の潮汁、カマと頭の塩焼きを作り、ちょっと味見してから松山に帰ってきた。
姉よ、魚を捌けとは言わないけど、せめて料理くらいしろ。
お盆休みで姉が甥っ子を連れて実家に帰省しているのだけど、この甥っ子が釣りがやたらと好きで、愛媛に来ると必ずせがまれて釣りに行っている。
船に乗せると酔ってしまう軟弱者なのでいつもオカッパリだけど、どんな小物でも釣れれば喜ぶので接待する側としてはヒジョーに楽だ。
GWに来た時には三机漁港で小アジ釣りをしたんだけど、今回も同じパターンでいいか、という安易な考えで準備。
アジに飽きた時のために念のためショアラバタックルもクルマに積んで実家に向かう。
実家で甥っ子と姉を拾い、長浜経由で三机に向かった。
三机に行くにはおそらく八幡浜経由で行ったほうが早いのだが、やつらは海のない県に住んでいるので、サービスも兼ねてR378の海岸線を行くことにした。
佐田岬半島に入り、伊方発電所を通り過ぎ、しばらく先の道の駅から左折して三机漁港に降りていく。
着く直前、高台から大波止の方を見ると、何が釣れているのかすごい人だかりだった。
時期的にハマチの回遊でもあるのだろうか、あれではゆっくり釣る場所もないだろうと判断して大波止方面に行くのを諦め、漁港の一番奥に車を停めて釣ることにした。
ここも投げサビキの人が等間隔に並んでいたが、桟橋の左側が空いていたので、これ幸いとそこにクルマを停める。
海に向かって桟橋の右方面には短い波止があるのだが、そこにも投げサビキの人がずらっと並んでいた。
よーしよし、こんだけサビキの人口密度が高いんだからきっとバカスカ釣れているに違いない、と思いつつ2人並んで釣り開始。
甥っ子は足元のサビキ、俺はウキをつけた投げサビキだ。
足元の海面には、真っ黒にツバクロが群れていて、アジの姿は見えない。
まぁしばらく撒き餌を撒いていれば集まってくるだろうと思ってどんどん蒔く・・・のだが、何時まで経ってもアジサバ系統は全く寄ってこなかった。
周囲を観察してみると、人は多いんだけど誰も釣れているような気配はない。
しまった、釣りを開始する前に少し様子を見れば良かった・・・
この人の多さは釣れているからではなく、おそらくお盆休みで帰省した人が「釣りにでも行くかぁ」と暇つぶしに出ているケースなんだろうと推測。
1時間ほどやって、ツバクロ(スズメダイ)やサンバソウ(石鯛のコドモ)やコッパグレしか釣れないので、おじさんはクルマの中で休憩することにした。
甥っ子はそれでもめげずに一心不乱に小魚相手に格闘している。
あー、別の場所にすればよかったな、でももう吸い込みバケツにアミエビブロックを溶かしちゃったから移動はできないしなー。
でもまてよ、アジはいないみたいだけど、こんだけのヒトが投げサビキをやってるんだから、目の前一帯は結構撒き餌が効いているよな、もしかするとヤズかマダイが寄っているのではないか?
そもそもこの時期のこの場所でアジがいないのも、何かのフィッシュイーターがウロウロしているからではないだろうか・・・
こんな考えが浮かび、ショアラバタックルを取り出し、自作ショアラバ(240円で作るショアラバ自作方法 参照)をセットして投げてみた。
すると、3投目くらいにガガガっとアタリ。
おお、やっぱりいるじゃん。
ドラグを出しながら久しぶりの引きだ。
50m以上沖で掛けているので寄せるにもなかなか時間がかかる。
バレるなよ・・と念じつつ、丁寧に寄せた。
結構走るのでヤズかなと思ったが、足元まで来た魚体はマダイだった。
甥っ子にタモを持ってこさせて取り込み。
上げてからフッキング状態を見ると皮一枚だった、あぶねー(笑)
こんな所にもマダイが一応いるんだね。
スケールがなかったので正確にはわからないけど、45~50cmくらいのサイズだったろうか。
それから10投くらいするが、リーダーの結び目がガイドに絡んでパチーンとショアラバが遥か彼方に飛んでいったのを機に納竿。
甥っ子には釣らせてやれなかったけど、おじさんは狙い通りのパターンで釣れたのでそこそこ満足であった。
すまん甥っ子よ(笑)
実家に帰ってから捌いて、皿一杯の刺身、アラと皮の潮汁、カマと頭の塩焼きを作り、ちょっと味見してから松山に帰ってきた。
姉よ、魚を捌けとは言わないけど、せめて料理くらいしろ。
2012年07月19日
北灘湾タイラバ釣行
7/15(日)三連休の中日、貸しボートで釣り。
2~3日前からじわじわと天気予報を見ていると、太平洋高気圧が梅雨前線を押し上げている影響なのか風が強そうだったけど、まあどうにかなるだろという楽観的予測のもとに釣りに行く事にした。
今回のメンツは前回と同じで、長老ODさん、副院長のIIさん、IIさんの一番弟子GDさん、俺の4人。
当日の朝、なかなか起きれず寝坊寸前の時刻に目が覚めた。
慌てて用意して車に飛び乗り、高速を人には言えない速度で南予に向かう。
今回は5:30出船の予定にしていたんだけど、現地着が5:20だった。
あぶねーあぶねー、すんでのところで言い出しっぺが遅刻する所だった(笑)
ボート発着場の浮き桟橋に荷物をえっちらおっちら運んでいくと、海がすんごく濁っている。
まるで雨の後の川みたいだ。
ここ数日荒れ模様の天気だったのでその影響が出ているのだろうか、こんな濁りが湾の外にも出ているならあまり釣果は期待できないなーと、やや暗い気持ちになりながらも出船。
海の濁りはボート後方の船外機が跳ね上げる泡混じりの海水の色を見ているとよく判るのだけど、この日はそれが湾の外に出ても澄んだ青色にならなかった。
思い起こせば大体この近辺の海域では荒れた天候の後はあまりいい思いをしたことがない。
海が荒れた後の荒食いというのは釣りでよく聞く慣用表現だけど、それをここで経験したことは今まで一度もないような・・・
この付近の海底は、もしかすると荒れてからしばらくは海底付近をシルトが舞っているのかもしれない。
湾の外は風が結構あった。
幸いにして、この海域でヤバい西風ではなくて南風だから、由良半島に遮られてうねりはないけど、高さ1mほどの波頭が白くなった波が立っていた。
その波を船首で切りながらザッパンザッパンと進んでいると、飛沫が風に流されてシャワーのように降り注ぎ、しばらくするとジーンズがパンツもろともビチョビチョになってしまった。
この時の服装は、雨は降らなさそうだったのでポロシャツにジーンズ。
朝の冷気避けにカッパの上だけを着ていたんだけど、こんな事ならカッパの下も履いておけばよかった・・・
M島のポイントについて、パンツぐっしょりのまま釣り開始。
結構風があってドテラ流しがキツい。
船外機のギアをバックに入れ、アイドリング状態で微速後退しながら風に逆らってみるが、みるみる流される。
こんな事なら自作のシーアンカーモドキを持ってくるんだった・・・
あ、自作のシーアンカーモドキとはなんぞや?と思われる方にとりあえず説明しますとですね、
「てみ」がありますよね「てみ」。
あの、土木作業や屋外での掃除に使うやつですね。
その辺のブログから勝手に画像取って来ましたが(笑)これです。

このプラスチックでできた大型の「てみ」がホームセンターで売ってるのを見た時、ワタシはピピーンと閃いたんですね。
おおこれだ!
これでシーアンカーっぽいのが作れるじゃないか、と。
それまで、スパンカーもなく、長いアンカーロープもなく、アンカーウィンチなども当然ない貸しボートで、ボートが回らないよう操船をしながら流し釣りをするのが少々面倒で、それを解消するべく自作のシーアンカーの作り方を色々ネットで調べていた。
いろんなヒトが同じ思いをしているようで、本格的な大型パラシュート型のものから棒二本を上下に使った凧みたいな奴まで色々制作方法が見つかったけど、全て何かの布地(主に農業用ブルーシート)を使用するものばかりだった。
それらは、ブルーシートを切ったり貼ったり縫ったりする手間すらメンド臭いワタシには少々敷居が高く、もう少し簡単に作る方法はないだろうかと常々考えておったのです。
アンカー効果はそこそこでいいから、とにかくスパンカー代わりに風に立てばいい・・・
この条件で考えると、「てみ」はいかにも好都合に思えました。
これなら穴あけてロープを張るだけでいいじゃあないか。
ものぐさのワタシにはピッタリです。
ホームセンターで「てみ」を発見したワタシはフツフツと創作意欲が湧いてきて、即座にそれとロープを購入し、制作に入りました。
方法は以下のとおりです。
【超簡単 自作シーアンカーの作り方(笑)】
1.「てみ」の四隅に熱したドライバーで穴を開け、メインロープを凧のようにつなぐ。
2.上の穴に2Lのペットボトルをロープでつなぐ。
3.下に穴を開けて80号のオモリをつなぐ。
4.引っ張れば傾くようにメインロープに回収用ロープをつなぐ。
以上です、いやー簡単ですね(笑)
文章だけではワケわからないと思うので、絵を描くとこんなかんじ。

実際に使ってみると、これが意外に効くのでビックリしました。
貸しボートの何百kgもある船体でも風に立つので、カートップボートやゴムボの小さい船体だったらこれで十分アンカー効果も出るのではないでしょうか。
ちなみに特許は申請していないので、このアイディアは自由に使っていただいて結構です(笑)
・・・話が逸れてしまった。
えーと、どこまで書いたっけか。
あ、パンツぐっしょりの所までか。
ともあれ、パンツぐっしょりで強風の中を釣り開始したワケですが、朝に感じたいやーな予感は的中し、一向にアタリがありません。
底のほうで何か小さな魚が小突くような弱々しいアタリはあるんだけど、マダイのアタリは皆無状態。
釣りを開始してから3時間以上過ぎても誰も何も釣れてない(笑)
やっと船中一匹目が上がったのは10時頃だっただろうか。
マダイではなくてハマチ(ヤズサイズだったかも)をIIさんがやっと釣り上げた。
そのすぐ後に俺に一枚マダイ、その少し後に長老にマダイ。
それからしばらく経って、潮止まりの時間にはまだ少しあるけどH島のカサゴポイントに行く事にした。
GDさんは例によってホゲのままだし確実に釣れる(と思っていた)カサゴポイントに行ってお土産を確保してもらいたかった。
カサゴポイントについてみると、風による波と、潮流が瀬に当たった波が合体して、ちょっとヤバイくらいの波になっていた。
風を受けてボートもぐいぐい流される。
四苦八苦していると、なにやら灰色の背の高いフネがゆっくり近づいてきた。
ウザい船だなぁ、あっちいけよあっち、・・・と思っていると、それは海上保安庁のフネで、免許の提示を求められた。
こっちに向けて長いタモ網を差し出してくる。
どうやらこの網の中に免許を入れろという事らしい。
一瞬免許持ってきてたっけ?とうろたえたが、ちゃんと持ってきていた。
渡した免許をしげしげと眺めた後、海上保安官は「波があるので気をつけてくださいね」と言いつつ去っていった。
折角怪しいボートを見つけたのにケチを付ける所が見当たらなくてさぞかし悔しかった事であろう(笑)
船舶免許を取って9年ちょいになるんだけど、今回初めて臨検を受けた。
今までは海保のフネが何か言いたげに近づいてくることはあっても免許の提示を求められたことは一度もなく、あんなもんは堂々としていれば怪しまれないのだ、とタカをくくっていたが、やはりたまにはチェックをすることもあるらしい。
それとも、今回はよほど不審者に思われたのだろうか。
全く釣りにもならず、臨検でケチがついてしまったのでカサゴポイントを撤退して、タイラバポイントに戻ることにした。
移動の途中に思い出したが、そういえばGDさんがまだホゲだった・・・
忘れてた。
ヤバイ、これはヤバイ。
IIさんとODさんは鷹揚なヒトで「釣れないのも釣りのうち」みたいな哲学を持っているのでいいんだけど、GDさんはこういうのはあまり好きじゃないんだよなぁ。
秋のカワハギ釣りみたいな小物でも数釣れる方が好きだからヘソ曲げてないといいんだけど・・・
でもこの荒れた海では仕方がないよねーと思いつつタイラバポイントに戻った。
戻ってみると、アンカリングしたプレジャーボートが2艘いた。
ちょうど釣れるラインが流せない。
でも仕方がないのでぶつからない程度に近寄るラインを選んでドテラ流し開始。
しばらくするとGDさんに待望のヒット。
・・・でもロッドの曲がりがなんかショボイ・・・
と思っていたら、上がってきたのはカワハギだった。何故にタイラバでカワハギが???
そういえばGDさんは前回もタイラバでカワハギを釣っていたなー、不思議だなー、あんな大雑把な針におちょぼ口のカワハギが何故掛かるんだろう?と思いつつ、GDさんのその後の行動をチラ見していると、謎が解けた。
やはりGDさんは針にエビをつけていた(笑)
精一杯カドの立たない言い方をすれば、この辺の伝統的釣法であるゴンク釣りとタイラバの融合みたいな感じであった。
今の時期、この辺の海底にはカワハギも結構いるのかもしれないなー。
この海域のカワハギは10月中旬くらいから産卵のために岸辺の養殖生簀の下に集結し始め、1月末くらいまで数釣りが楽しめる。
ハマチやマダイの養殖生簀のブイにボートを固定して釣るんだけど、5年ほど前のカワハギが湧いていた時期に専門で狙ってみたら、一人あたり70匹くらい釣れた事もあった。
カワハギ70匹というのは、20リットルクーラーにちょうど満タン位の量で、そんだけの数と密度のカワハギが普段はその辺に散らばっている訳だから、どこにでもいるんだろうなあ。
10月になればカワハギもキモが大きく白くパンパンになってきて、同時にアオリイカの新子シーズンにもなる。
この時期になると、午前中にはチビイカを乱獲し、午後にはササッとカワハギを釣って帰って、カワハギの肝醤油でアオリイカの刺身をバクバク食いながらビールをぐいぐい飲む、というのがおじさんの至福のヨロコビだ。
あれをまた今年もやらなければ・・・
・・・などと、釣れないための現実逃避をアタマん中で巡らせていると、ODさんにアタリがあり、マダイらしき引きだったが数十秒後にバレてしまった。
そのすぐ後、GDさんに待望のマダイらしき魚がヒットした。
おお、ついに全員安打なるか?
やっときたー、という表情のGDさんが、みんなに応援されてリールを巻く。
IIさんは一番弟子の活躍を目を細めて見ている。
ODさんはタモを持って待ち構え、俺は絡まないようにタイラバを上げて見守った。
GDさんは昨日奥さんに「晩ゴハンのオカズは買うんじゃないぞ俺に任せろ」的なカッコイイ事を言い放ってこの釣行に望んだらしい。
俺はココロの中でつぶやいた。
よかったねGDさん。我慢の甲斐があったね。
今日はホゲそうで危なかったけど、これでやっと面目が立ったね・・・。
ぐいぐいと力強くリールを巻くGDさん。
数分後、船縁まで上がってきた魚体はピンク色のマダイで、なかなかのサイズだった。
おお、これは今日一番のサイズじゃないか?
ODさんがタモを構え、GDさんのヨロコビが最高潮に達したその時、あろうことかマダイはタモ網が届く1mくらい前でバレて海底に帰っていってしまった。
それからしばらくして納竿。
ボートから荷物を上げ、次はいつにする?みたいな会話をしていると、GDさんは次回は止めとくと言う。
夏は暑いしねー、みたいな理由だったが、嫌気が差していたのは誰の目にも明らかだった(笑)
釣らせてあげられなくてゴメンナサイ、GDさん。
お持ち帰り全体の図

マダイ49cm 1匹
2~3日前からじわじわと天気予報を見ていると、太平洋高気圧が梅雨前線を押し上げている影響なのか風が強そうだったけど、まあどうにかなるだろという楽観的予測のもとに釣りに行く事にした。
今回のメンツは前回と同じで、長老ODさん、副院長のIIさん、IIさんの一番弟子GDさん、俺の4人。
当日の朝、なかなか起きれず寝坊寸前の時刻に目が覚めた。
慌てて用意して車に飛び乗り、高速を人には言えない速度で南予に向かう。
今回は5:30出船の予定にしていたんだけど、現地着が5:20だった。
あぶねーあぶねー、すんでのところで言い出しっぺが遅刻する所だった(笑)
ボート発着場の浮き桟橋に荷物をえっちらおっちら運んでいくと、海がすんごく濁っている。
まるで雨の後の川みたいだ。
ここ数日荒れ模様の天気だったのでその影響が出ているのだろうか、こんな濁りが湾の外にも出ているならあまり釣果は期待できないなーと、やや暗い気持ちになりながらも出船。
海の濁りはボート後方の船外機が跳ね上げる泡混じりの海水の色を見ているとよく判るのだけど、この日はそれが湾の外に出ても澄んだ青色にならなかった。
思い起こせば大体この近辺の海域では荒れた天候の後はあまりいい思いをしたことがない。
海が荒れた後の荒食いというのは釣りでよく聞く慣用表現だけど、それをここで経験したことは今まで一度もないような・・・
この付近の海底は、もしかすると荒れてからしばらくは海底付近をシルトが舞っているのかもしれない。
湾の外は風が結構あった。
幸いにして、この海域でヤバい西風ではなくて南風だから、由良半島に遮られてうねりはないけど、高さ1mほどの波頭が白くなった波が立っていた。
その波を船首で切りながらザッパンザッパンと進んでいると、飛沫が風に流されてシャワーのように降り注ぎ、しばらくするとジーンズがパンツもろともビチョビチョになってしまった。
この時の服装は、雨は降らなさそうだったのでポロシャツにジーンズ。
朝の冷気避けにカッパの上だけを着ていたんだけど、こんな事ならカッパの下も履いておけばよかった・・・
M島のポイントについて、パンツぐっしょりのまま釣り開始。
結構風があってドテラ流しがキツい。
船外機のギアをバックに入れ、アイドリング状態で微速後退しながら風に逆らってみるが、みるみる流される。
こんな事なら自作のシーアンカーモドキを持ってくるんだった・・・
あ、自作のシーアンカーモドキとはなんぞや?と思われる方にとりあえず説明しますとですね、
「てみ」がありますよね「てみ」。
あの、土木作業や屋外での掃除に使うやつですね。
その辺のブログから勝手に画像取って来ましたが(笑)これです。

このプラスチックでできた大型の「てみ」がホームセンターで売ってるのを見た時、ワタシはピピーンと閃いたんですね。
おおこれだ!
これでシーアンカーっぽいのが作れるじゃないか、と。
それまで、スパンカーもなく、長いアンカーロープもなく、アンカーウィンチなども当然ない貸しボートで、ボートが回らないよう操船をしながら流し釣りをするのが少々面倒で、それを解消するべく自作のシーアンカーの作り方を色々ネットで調べていた。
いろんなヒトが同じ思いをしているようで、本格的な大型パラシュート型のものから棒二本を上下に使った凧みたいな奴まで色々制作方法が見つかったけど、全て何かの布地(主に農業用ブルーシート)を使用するものばかりだった。
それらは、ブルーシートを切ったり貼ったり縫ったりする手間すらメンド臭いワタシには少々敷居が高く、もう少し簡単に作る方法はないだろうかと常々考えておったのです。
アンカー効果はそこそこでいいから、とにかくスパンカー代わりに風に立てばいい・・・
この条件で考えると、「てみ」はいかにも好都合に思えました。
これなら穴あけてロープを張るだけでいいじゃあないか。
ものぐさのワタシにはピッタリです。
ホームセンターで「てみ」を発見したワタシはフツフツと創作意欲が湧いてきて、即座にそれとロープを購入し、制作に入りました。
方法は以下のとおりです。
【超簡単 自作シーアンカーの作り方(笑)】
1.「てみ」の四隅に熱したドライバーで穴を開け、メインロープを凧のようにつなぐ。
2.上の穴に2Lのペットボトルをロープでつなぐ。
3.下に穴を開けて80号のオモリをつなぐ。
4.引っ張れば傾くようにメインロープに回収用ロープをつなぐ。
以上です、いやー簡単ですね(笑)
文章だけではワケわからないと思うので、絵を描くとこんなかんじ。
実際に使ってみると、これが意外に効くのでビックリしました。
貸しボートの何百kgもある船体でも風に立つので、カートップボートやゴムボの小さい船体だったらこれで十分アンカー効果も出るのではないでしょうか。
ちなみに特許は申請していないので、このアイディアは自由に使っていただいて結構です(笑)
・・・話が逸れてしまった。
えーと、どこまで書いたっけか。
あ、パンツぐっしょりの所までか。
ともあれ、パンツぐっしょりで強風の中を釣り開始したワケですが、朝に感じたいやーな予感は的中し、一向にアタリがありません。
底のほうで何か小さな魚が小突くような弱々しいアタリはあるんだけど、マダイのアタリは皆無状態。
釣りを開始してから3時間以上過ぎても誰も何も釣れてない(笑)
やっと船中一匹目が上がったのは10時頃だっただろうか。
マダイではなくてハマチ(ヤズサイズだったかも)をIIさんがやっと釣り上げた。
そのすぐ後に俺に一枚マダイ、その少し後に長老にマダイ。
それからしばらく経って、潮止まりの時間にはまだ少しあるけどH島のカサゴポイントに行く事にした。
GDさんは例によってホゲのままだし確実に釣れる(と思っていた)カサゴポイントに行ってお土産を確保してもらいたかった。
カサゴポイントについてみると、風による波と、潮流が瀬に当たった波が合体して、ちょっとヤバイくらいの波になっていた。
風を受けてボートもぐいぐい流される。
四苦八苦していると、なにやら灰色の背の高いフネがゆっくり近づいてきた。
ウザい船だなぁ、あっちいけよあっち、・・・と思っていると、それは海上保安庁のフネで、免許の提示を求められた。
こっちに向けて長いタモ網を差し出してくる。
どうやらこの網の中に免許を入れろという事らしい。
一瞬免許持ってきてたっけ?とうろたえたが、ちゃんと持ってきていた。
渡した免許をしげしげと眺めた後、海上保安官は「波があるので気をつけてくださいね」と言いつつ去っていった。
折角怪しいボートを見つけたのにケチを付ける所が見当たらなくてさぞかし悔しかった事であろう(笑)
船舶免許を取って9年ちょいになるんだけど、今回初めて臨検を受けた。
今までは海保のフネが何か言いたげに近づいてくることはあっても免許の提示を求められたことは一度もなく、あんなもんは堂々としていれば怪しまれないのだ、とタカをくくっていたが、やはりたまにはチェックをすることもあるらしい。
それとも、今回はよほど不審者に思われたのだろうか。
全く釣りにもならず、臨検でケチがついてしまったのでカサゴポイントを撤退して、タイラバポイントに戻ることにした。
移動の途中に思い出したが、そういえばGDさんがまだホゲだった・・・
忘れてた。
ヤバイ、これはヤバイ。
IIさんとODさんは鷹揚なヒトで「釣れないのも釣りのうち」みたいな哲学を持っているのでいいんだけど、GDさんはこういうのはあまり好きじゃないんだよなぁ。
秋のカワハギ釣りみたいな小物でも数釣れる方が好きだからヘソ曲げてないといいんだけど・・・
でもこの荒れた海では仕方がないよねーと思いつつタイラバポイントに戻った。
戻ってみると、アンカリングしたプレジャーボートが2艘いた。
ちょうど釣れるラインが流せない。
でも仕方がないのでぶつからない程度に近寄るラインを選んでドテラ流し開始。
しばらくするとGDさんに待望のヒット。
・・・でもロッドの曲がりがなんかショボイ・・・
と思っていたら、上がってきたのはカワハギだった。何故にタイラバでカワハギが???
そういえばGDさんは前回もタイラバでカワハギを釣っていたなー、不思議だなー、あんな大雑把な針におちょぼ口のカワハギが何故掛かるんだろう?と思いつつ、GDさんのその後の行動をチラ見していると、謎が解けた。
やはりGDさんは針にエビをつけていた(笑)
精一杯カドの立たない言い方をすれば、この辺の伝統的釣法であるゴンク釣りとタイラバの融合みたいな感じであった。
今の時期、この辺の海底にはカワハギも結構いるのかもしれないなー。
この海域のカワハギは10月中旬くらいから産卵のために岸辺の養殖生簀の下に集結し始め、1月末くらいまで数釣りが楽しめる。
ハマチやマダイの養殖生簀のブイにボートを固定して釣るんだけど、5年ほど前のカワハギが湧いていた時期に専門で狙ってみたら、一人あたり70匹くらい釣れた事もあった。
カワハギ70匹というのは、20リットルクーラーにちょうど満タン位の量で、そんだけの数と密度のカワハギが普段はその辺に散らばっている訳だから、どこにでもいるんだろうなあ。
10月になればカワハギもキモが大きく白くパンパンになってきて、同時にアオリイカの新子シーズンにもなる。
この時期になると、午前中にはチビイカを乱獲し、午後にはササッとカワハギを釣って帰って、カワハギの肝醤油でアオリイカの刺身をバクバク食いながらビールをぐいぐい飲む、というのがおじさんの至福のヨロコビだ。
あれをまた今年もやらなければ・・・
・・・などと、釣れないための現実逃避をアタマん中で巡らせていると、ODさんにアタリがあり、マダイらしき引きだったが数十秒後にバレてしまった。
そのすぐ後、GDさんに待望のマダイらしき魚がヒットした。
おお、ついに全員安打なるか?
やっときたー、という表情のGDさんが、みんなに応援されてリールを巻く。
IIさんは一番弟子の活躍を目を細めて見ている。
ODさんはタモを持って待ち構え、俺は絡まないようにタイラバを上げて見守った。
GDさんは昨日奥さんに「晩ゴハンのオカズは買うんじゃないぞ俺に任せろ」的なカッコイイ事を言い放ってこの釣行に望んだらしい。
俺はココロの中でつぶやいた。
よかったねGDさん。我慢の甲斐があったね。
今日はホゲそうで危なかったけど、これでやっと面目が立ったね・・・。
ぐいぐいと力強くリールを巻くGDさん。
数分後、船縁まで上がってきた魚体はピンク色のマダイで、なかなかのサイズだった。
おお、これは今日一番のサイズじゃないか?
ODさんがタモを構え、GDさんのヨロコビが最高潮に達したその時、あろうことかマダイはタモ網が届く1mくらい前でバレて海底に帰っていってしまった。
それからしばらくして納竿。
ボートから荷物を上げ、次はいつにする?みたいな会話をしていると、GDさんは次回は止めとくと言う。
夏は暑いしねー、みたいな理由だったが、嫌気が差していたのは誰の目にも明らかだった(笑)
釣らせてあげられなくてゴメンナサイ、GDさん。
お持ち帰り全体の図
マダイ49cm 1匹
2012年06月28日
レンタルボート清家でマダイ&カサゴ狙い
台風一過の週末、レンタルボート清家でボートを借りて釣りに行った。
今回の釣行は元々6/22(金)に予定していたんだけど、金曜日は台風5号の影響がまだ色濃く残っているだろうとの判断で週末に急遽予定変更。
終日小雨の予報ではあったけど、風は収まっている模様。
風があって波が立つと7~8mほどの小さなボートではどうしようもないけど、雨はカッパ着れば済む話だからね。
メンツは長老ODさん、IIさん、GDさん、そんで俺の4人。
久しぶりに参加のGDさんはIIさんの同級生で、数年前から釣りを始めたという、同船者の中では一番のビギナーだ。
いつも貧果に嘆くGDさんには今回は是非とも釣ってもらいたいところだ。
急に釣行日を変更したし天気予報も終日弱雨だったので集まりもさぞかし悪かろうと思っていたんだけど、何のこたーない、ほぼフルメンバーに近い参加であった。
みんなどんだけ釣り好きやねん(って俺もだけど(笑))
午前3時過ぎに松山の自宅を出て、午前5時過ぎに清家の駐車場に到着。
他の車に邪魔にならないようにクルマを停め、作業小屋の屋根の下でカッパをキッチリ着込んで雨に備え、荷物を積み込んで出船。
まず最初はM島のタイラバポイントに行った。
雨模様で空が暗く、また時間も早い、こういう時は黄色ネクタイだったっけ・・・
以前悔しい思いをした黄色ネクタイを選び、第一投・・スカ・・第二投・・スカ・・第三投・・・スカ・・・・・・。
4人がタイラバを下ろしてるのに誰にもアタリがない。
一向にない。
4人がそれぞれいろんな色のスカートを使っているので、黄色が不正解というわけでもなさそうなんだけどなぁ、今日はダメな日なんだろうか・・。
アタリは30分に一回ほど、コンコンという弱っちいアタリがあるだけで、全く食い込まないし追ってもこない。
厳しい状況の中、午前10時まで粘ったが潮止まりになって移動する事にした。
ここまでの釣果はIIさんが40cm台を一枚、ODさんが同サイズを一枚。
GDさんと俺はまだホゲったままの状態。
船中二枚の貧果である(笑)
あ、いや、GDさんはそういえばタイラバでいいカワハギを1枚釣っていた。
何故にタイラバでカワハギが釣れるのか理解に苦しむが、GDさんは既成概念に囚われないヒトなので、もしかすると針に何かオキアミのようなモノがついていたかもしれない(笑)
次は養殖生簀横の根に行く。
が、岸が近いためか、台風の影響と思われる強い濁りが入っていて、こりゃーダメだろうということで、2流ししたくらいでとっとと諦めて移動。
次はH島のカサゴポイントに向かう。
長老ODさんがカサゴフリークなのでカサゴポイントは外すわけにはいかない。
それにGDさんも俺もホゲったままでは帰れないので、せめて刺身サイズのカサゴでもお土産に釣らないとね。
カサゴは狙ってもなかなか刺身サイズが釣れないのが難点なのだが、ここは結構大型が出る。そして、タイラバでカサゴが釣れれば、それはほぼ刺身サイズ確定だ。
以前の記事で、俺はカサゴは食うのがメンド臭いから要らないと書いたけど、それはレギュラーサイズのカサゴの話であって、大型カサゴの刺身は大好きだ。
あれはヒジョーに旨い。
カサゴは煮付けが旨いという人は多いし、俺もカサゴの煮付けは旨いっちゃー旨いと思うんだけど、背ビレの所の小骨が口に入りがちなのが嫌なのよね。
単に魚の食べ方がヘタクソなだけなのかもしれないけど。
以前、30cmくらいのドンコを数匹「これブツ切りにして鍋にしたらうまいから」と言われ、その通りブツ切りを鍋に入れてみたのだが、非常に食いにくく、その上喉に小骨が突き刺さって苦労したというのがトラウマになっているのかもしれない。
カサゴ大好きの長老は移動中のボートの上でいそいそと根魚仕掛けをセットしていた。
カサゴポイントにつき、GDさんと俺はタイラバのまんま、IIさんとODさんは根魚の胴突き仕掛けで釣りを開始した。
順調に数を伸ばしていくODさんとIIさん。
やはり専用の根魚仕掛けだとどんどん釣れる。
しかし俺とGDさんは全く釣れず、二人の周囲だけのどかな雰囲気だ。
でも俺は小さいのはいらないし、刺身にできるサイズが釣れればいいので、これでいいのだ。
・・・とか思いつつ、しばらく座ったまんまのだらけた格好でタイラバを底のほうでトントンやってると、不意にロッドが引き込まれた。
ここで鯛や青物は釣れないので、こりゃ目的の刺身サイズのカサゴだな。
しかもこの引きはまあまあのサイズじゃあないか、よーしよしよし、やっと来たか、遅いんだよもう・・・と思いつつ、船縁まで上げてくると、それはカサゴではなかった。
なんかデコッパチの魚で、この形はアマダイか?と一瞬喜んだが、よーく見るとそれはイラだった。
なんだイラかよ・・・
ODさんがタモを用意してくれていたが、イラだしまあいっかと強引に抜き上げようとしたら空中でバレ、イラ君はそそくさと海中に逃げていった。
ODさんに「それは抜き上げちゃいかんわー」と言われたけれど、「まあイラだし、あれはイラんでしょう。わははははー」とオヤジギャグをかましたが、3人には何もなかったかのように無視されてしまった。
寂しい・・
この場所ではODさんが好調だった。
カサゴに的を絞り、順調に釣果を伸ばしている。
IIさんもカサゴやフエフキダイやなんか訳の解らない妙な魚を次々に釣り上げ、五目釣りの様相を呈しながら数を伸ばしている。
GDさんは底物胴突き仕掛けを持って来ていないのか、俺と同じタイラバだったのでもちろん不調だ(笑)
それでも大きなカサゴを1~2匹釣っていたろうか。
俺は刺身サイズのカサゴとアヤメカサゴを1匹ずつキープした。
しばらくして各自お土産も確保した所で、頃合いを見てM島へ戻る事に。
M島のポイント着。
もう今日はここで最後まで粘ろうと思った。
フネを走らせる度に雨が顔に当たって痛いし顔にあたった水滴がカッパの首筋から入ってきて冷たいしで、少しばかり嫌気が差していた。
この場所で3時までやって今日は終わりにしよう・・・
そう思いつつ各自タイラバでの釣りを再開。
マダイのアタリの数は朝より少し多いかな?と言う程度であまり代わり映えはしなかった。
しばらくして俺に小物が掛かった。
伝わってくる動きから言ってこれは小型のエソだ。
またかよ・・・と思いつつゴリゴリ巻いてもう少しで船縁・・・という時、エソの横になにやら茶色の物体がくっついているのが見えた。
ゴミか?ゴミにしてはデカいし泳いでるような・・・と思って更に巻いてくると、その茶色い物体は目測80cmくらいある大きなヒラメだった。
40mの海底から釣れたエソを追ってヒラメが海面まで上がってきていた。
もちろんそんなのがエソに食いつく訳もなく、海面下数メートルの所でサッと身を翻して海底に戻っていったんだけど、あんなのがここにいるのかー、とちょっとビックリした。
そういえば今年の1月だったか、俺はこの場所で大きな何かを掛けて、底を切れないまま「ザッ、ザッ・・」とラインを出され、全く抵抗できずに4号リーダーを切られた事があったんだけど、あれももしかすると大きなヒラメだったのではなかろうか。
あの感覚は明らかにマダイではなかったしなぁ・・
その後小さい地合いが訪れ、俺が40cmクラスの養殖脱走兵を1枚、GDさんが1枚と連続して釣った。
GDさんはタイラバ初マダイだったようで、まるでコドモのように喜んでいた。
いやー良かった良かった。
押しなべていつも不調、というかいつもホゲに近いGDさんに釣れたのは俺もちょっとうれしかった。
でもこの2枚で小地合終了。
その後しばらく反応のない時間が過ぎていき、船上にもだらけたフンイキが漂いはじめたので、ちょっと早いけどもう上がろうかと思っていたその時だった、
IIさんのロッドが突然海面に突き刺さった。
問答無用でラインが出て行く。
何か巨大な物体に引っ張られ、全くラインが巻けず、なすがままだ。
この状況をもし古舘伊知郎が実況中継していたなら、こんな風に言うだろう。
「おおっとIIさん、海底の未確認巨大生物に引きずられ為す術がありません!」
「まさに、なすがママ、きゅうりがパパ状態だぁぁ」
延々ラインが出ていくので少しドラグを締めたようだが、今度はロッドがヘシ折れそうにバットから急角度に曲がっている。
かなり曲がっても平気なタイラバ専用ロッドが今にも折れそうだ(笑)
これはかなりの大物にちがいないが、一体何だろう?
青物の走りではない。
メーター級のマダイか?俺がさっき見たヒラメか?ハタか?
マダイにしては走り方が鈍重な気もする。
船上の3人から「ガンバレ」などという応援と「いいなー」という妬みと「バレてしまえ」といった暴言を受けながらも必死でやり取りをするIIさん。
全く底が切れず、1m巻くと2mをザッと出される感じの一進一退(いや一進二退か)の攻防が続き、数分後にやっと走りが止まって膠着状態・・・と言う時いきなりプッツンとラインブレイクしてしまった。
「あぁぁぁ・・・」
船上に落胆ムードが漂う
結局魚の顔を見ることはできなかったが、逃げた魚は大きいという釣り師の常套句を思い浮かべた一件だった。
それから小一時間ほど粘るが何も反応がなく、撤収
いやー今回も渋かった。
こいつは刺身に

お持ち帰り全体の図

マダイ 43cm 1匹
カサゴ 31cm 1匹
アヤメカサゴ 32cm 1匹
今回の釣行は元々6/22(金)に予定していたんだけど、金曜日は台風5号の影響がまだ色濃く残っているだろうとの判断で週末に急遽予定変更。
終日小雨の予報ではあったけど、風は収まっている模様。
風があって波が立つと7~8mほどの小さなボートではどうしようもないけど、雨はカッパ着れば済む話だからね。
メンツは長老ODさん、IIさん、GDさん、そんで俺の4人。
久しぶりに参加のGDさんはIIさんの同級生で、数年前から釣りを始めたという、同船者の中では一番のビギナーだ。
いつも貧果に嘆くGDさんには今回は是非とも釣ってもらいたいところだ。
急に釣行日を変更したし天気予報も終日弱雨だったので集まりもさぞかし悪かろうと思っていたんだけど、何のこたーない、ほぼフルメンバーに近い参加であった。
みんなどんだけ釣り好きやねん(って俺もだけど(笑))
午前3時過ぎに松山の自宅を出て、午前5時過ぎに清家の駐車場に到着。
他の車に邪魔にならないようにクルマを停め、作業小屋の屋根の下でカッパをキッチリ着込んで雨に備え、荷物を積み込んで出船。
まず最初はM島のタイラバポイントに行った。
雨模様で空が暗く、また時間も早い、こういう時は黄色ネクタイだったっけ・・・
以前悔しい思いをした黄色ネクタイを選び、第一投・・スカ・・第二投・・スカ・・第三投・・・スカ・・・・・・。
4人がタイラバを下ろしてるのに誰にもアタリがない。
一向にない。
4人がそれぞれいろんな色のスカートを使っているので、黄色が不正解というわけでもなさそうなんだけどなぁ、今日はダメな日なんだろうか・・。
アタリは30分に一回ほど、コンコンという弱っちいアタリがあるだけで、全く食い込まないし追ってもこない。
厳しい状況の中、午前10時まで粘ったが潮止まりになって移動する事にした。
ここまでの釣果はIIさんが40cm台を一枚、ODさんが同サイズを一枚。
GDさんと俺はまだホゲったままの状態。
船中二枚の貧果である(笑)
あ、いや、GDさんはそういえばタイラバでいいカワハギを1枚釣っていた。
何故にタイラバでカワハギが釣れるのか理解に苦しむが、GDさんは既成概念に囚われないヒトなので、もしかすると針に何かオキアミのようなモノがついていたかもしれない(笑)
次は養殖生簀横の根に行く。
が、岸が近いためか、台風の影響と思われる強い濁りが入っていて、こりゃーダメだろうということで、2流ししたくらいでとっとと諦めて移動。
次はH島のカサゴポイントに向かう。
長老ODさんがカサゴフリークなのでカサゴポイントは外すわけにはいかない。
それにGDさんも俺もホゲったままでは帰れないので、せめて刺身サイズのカサゴでもお土産に釣らないとね。
カサゴは狙ってもなかなか刺身サイズが釣れないのが難点なのだが、ここは結構大型が出る。そして、タイラバでカサゴが釣れれば、それはほぼ刺身サイズ確定だ。
以前の記事で、俺はカサゴは食うのがメンド臭いから要らないと書いたけど、それはレギュラーサイズのカサゴの話であって、大型カサゴの刺身は大好きだ。
あれはヒジョーに旨い。
カサゴは煮付けが旨いという人は多いし、俺もカサゴの煮付けは旨いっちゃー旨いと思うんだけど、背ビレの所の小骨が口に入りがちなのが嫌なのよね。
単に魚の食べ方がヘタクソなだけなのかもしれないけど。
以前、30cmくらいのドンコを数匹「これブツ切りにして鍋にしたらうまいから」と言われ、その通りブツ切りを鍋に入れてみたのだが、非常に食いにくく、その上喉に小骨が突き刺さって苦労したというのがトラウマになっているのかもしれない。
カサゴ大好きの長老は移動中のボートの上でいそいそと根魚仕掛けをセットしていた。
カサゴポイントにつき、GDさんと俺はタイラバのまんま、IIさんとODさんは根魚の胴突き仕掛けで釣りを開始した。
順調に数を伸ばしていくODさんとIIさん。
やはり専用の根魚仕掛けだとどんどん釣れる。
しかし俺とGDさんは全く釣れず、二人の周囲だけのどかな雰囲気だ。
でも俺は小さいのはいらないし、刺身にできるサイズが釣れればいいので、これでいいのだ。
・・・とか思いつつ、しばらく座ったまんまのだらけた格好でタイラバを底のほうでトントンやってると、不意にロッドが引き込まれた。
ここで鯛や青物は釣れないので、こりゃ目的の刺身サイズのカサゴだな。
しかもこの引きはまあまあのサイズじゃあないか、よーしよしよし、やっと来たか、遅いんだよもう・・・と思いつつ、船縁まで上げてくると、それはカサゴではなかった。
なんかデコッパチの魚で、この形はアマダイか?と一瞬喜んだが、よーく見るとそれはイラだった。
なんだイラかよ・・・
ODさんがタモを用意してくれていたが、イラだしまあいっかと強引に抜き上げようとしたら空中でバレ、イラ君はそそくさと海中に逃げていった。
ODさんに「それは抜き上げちゃいかんわー」と言われたけれど、「まあイラだし、あれはイラんでしょう。わははははー」とオヤジギャグをかましたが、3人には何もなかったかのように無視されてしまった。
寂しい・・
この場所ではODさんが好調だった。
カサゴに的を絞り、順調に釣果を伸ばしている。
IIさんもカサゴやフエフキダイやなんか訳の解らない妙な魚を次々に釣り上げ、五目釣りの様相を呈しながら数を伸ばしている。
GDさんは底物胴突き仕掛けを持って来ていないのか、俺と同じタイラバだったのでもちろん不調だ(笑)
それでも大きなカサゴを1~2匹釣っていたろうか。
俺は刺身サイズのカサゴとアヤメカサゴを1匹ずつキープした。
しばらくして各自お土産も確保した所で、頃合いを見てM島へ戻る事に。
M島のポイント着。
もう今日はここで最後まで粘ろうと思った。
フネを走らせる度に雨が顔に当たって痛いし顔にあたった水滴がカッパの首筋から入ってきて冷たいしで、少しばかり嫌気が差していた。
この場所で3時までやって今日は終わりにしよう・・・
そう思いつつ各自タイラバでの釣りを再開。
マダイのアタリの数は朝より少し多いかな?と言う程度であまり代わり映えはしなかった。
しばらくして俺に小物が掛かった。
伝わってくる動きから言ってこれは小型のエソだ。
またかよ・・・と思いつつゴリゴリ巻いてもう少しで船縁・・・という時、エソの横になにやら茶色の物体がくっついているのが見えた。
ゴミか?ゴミにしてはデカいし泳いでるような・・・と思って更に巻いてくると、その茶色い物体は目測80cmくらいある大きなヒラメだった。
40mの海底から釣れたエソを追ってヒラメが海面まで上がってきていた。
もちろんそんなのがエソに食いつく訳もなく、海面下数メートルの所でサッと身を翻して海底に戻っていったんだけど、あんなのがここにいるのかー、とちょっとビックリした。
そういえば今年の1月だったか、俺はこの場所で大きな何かを掛けて、底を切れないまま「ザッ、ザッ・・」とラインを出され、全く抵抗できずに4号リーダーを切られた事があったんだけど、あれももしかすると大きなヒラメだったのではなかろうか。
あの感覚は明らかにマダイではなかったしなぁ・・
その後小さい地合いが訪れ、俺が40cmクラスの養殖脱走兵を1枚、GDさんが1枚と連続して釣った。
GDさんはタイラバ初マダイだったようで、まるでコドモのように喜んでいた。
いやー良かった良かった。
押しなべていつも不調、というかいつもホゲに近いGDさんに釣れたのは俺もちょっとうれしかった。
でもこの2枚で小地合終了。
その後しばらく反応のない時間が過ぎていき、船上にもだらけたフンイキが漂いはじめたので、ちょっと早いけどもう上がろうかと思っていたその時だった、
IIさんのロッドが突然海面に突き刺さった。
問答無用でラインが出て行く。
何か巨大な物体に引っ張られ、全くラインが巻けず、なすがままだ。
この状況をもし古舘伊知郎が実況中継していたなら、こんな風に言うだろう。
「おおっとIIさん、海底の未確認巨大生物に引きずられ為す術がありません!」
「まさに、なすがママ、きゅうりがパパ状態だぁぁ」
延々ラインが出ていくので少しドラグを締めたようだが、今度はロッドがヘシ折れそうにバットから急角度に曲がっている。
かなり曲がっても平気なタイラバ専用ロッドが今にも折れそうだ(笑)
これはかなりの大物にちがいないが、一体何だろう?
青物の走りではない。
メーター級のマダイか?俺がさっき見たヒラメか?ハタか?
マダイにしては走り方が鈍重な気もする。
船上の3人から「ガンバレ」などという応援と「いいなー」という妬みと「バレてしまえ」といった暴言を受けながらも必死でやり取りをするIIさん。
全く底が切れず、1m巻くと2mをザッと出される感じの一進一退(いや一進二退か)の攻防が続き、数分後にやっと走りが止まって膠着状態・・・と言う時いきなりプッツンとラインブレイクしてしまった。
「あぁぁぁ・・・」
船上に落胆ムードが漂う
結局魚の顔を見ることはできなかったが、逃げた魚は大きいという釣り師の常套句を思い浮かべた一件だった。
それから小一時間ほど粘るが何も反応がなく、撤収
いやー今回も渋かった。
こいつは刺身に
お持ち帰り全体の図
マダイ 43cm 1匹
カサゴ 31cm 1匹
アヤメカサゴ 32cm 1匹
2012年06月03日
貧果のタイラバ
土曜日、いつもの貸しボート屋で釣り。
先週も釣りだったので、そろそろヨメさんの白い目が気になるところだが、まあ仕方がない、男の付き合いは大切なのだ(嘘)
今回のメンツは長老ODさん、タイラバ師匠のNOさん、そんで俺の3人。
IIさんは何か所用があって来れないらしく、恨めしそうな携帯メールが入っていた(笑)
前々回はODさんが寝坊してNOさんと二人で出たのだが、今回はODさんも寝坊することもなく、順調にボート屋の駐車場に集合。
よしよし、今日は順調だな・・・
しかしなんかフンイキがおかしい・・・と思ったら、ボート発着場の海に浮かんだ小屋の扉が開いていないのに気がついた。
夜もあけて大分経つのになぜかボート屋のおっちゃんが来ていないのだ。
土曜日だというのに他の客も全く居ない。
おかしいなー、と思いつつボート屋に電話をすると、おっちゃんは家でまだ寝ていた(笑)
「これから行きます(汗)」とのことで、しばらく待ってるとおっちゃん登場。
どうも俺の予約を日曜日と勘違いしていたらしい。
そんで他の客もいなかったので、これ幸いと家で寝ていたそうな。
しっかりしてくれおっちゃん・・・
ボート屋のおっちゃんの寝坊によりロスタイムが30分ほどあったろうか。
そそくさと荷物を積み込んで出船。
朝一はお決まりのM島沖を流す。
ポイント到着後、「今日は新色を持ってきたんですよ」と言いつつ、タイラバの師匠NOさんの取り出したのは黄色ネクタイがついたタイラバだった。
どぎつい黄色、しかも目が痛くなるような蛍光色だ。
「え?そんなんで釣れるの?」と言いたくなるような、自然界には決して存在しない色。
なんでも、春は黄色ネクタイがいいケースがあるんだそうな。
「へー、そうなんすかー」と相槌を打ったものの、ホンマかいなと思わざるをえない。
しかし、黄色ネクタイの話は本当だった。
見ていると、一投目からアタリがあり、お約束のバラシ(笑)
数回目のアタリの時にNOさんが言った。
「来ましたよ」
NOさんが満面の笑みをたたえてこちらを見る。
いい具合にロッドが曲がっている。
しばらくして上がってきたのは、ここのアベレージサイズの40センチ台のマダイだった。
この時、NOさんとODさんは黄色ネクタイで俺が赤ネクタイ。
ODさんはNOさんに黄色ネクタイを借りてやっていたのだが、二人にはガンガンアタリがあるが、暗めの赤ネクタイの俺にはほとんどアタリがなかった。
比率で言うとNOさんやODさんのアタリと俺のアタリは5:1くらいだろうか。
うーむ、ハデカラーでないとダメなのか・・・
それからオレンジネクタイやら白ネクタイやらに付け替えてみるが、どうやら黄色の日だったらしく、完敗だった。
午前9時までにNOさんはそこそこサイズを4枚、ODさんも3枚上げたが、俺はチャリコサイズを1枚だけ(笑)
潮が緩みアタリが遠のいてきた所で、次は養殖生簀横の根に行ってみる。
だけど、釣れる潮とは逆だったので、数流しして思い切りよくここを諦めた。
次はT島へ。
この島へはエギングに来た事はあったけれど、タイラバをやりに来るのは初めてだ。
海図を見ていて良さそうな瀬があったので、今回はどうしても行ってみたかった。
近づいてみると、各岬の岩肌には磯釣りの人が5ー6人ずつへばりついていた。
いやースゴイっすね、磯釣りのヒトは。
トイレに行きたくなったらどうするのだろう。
ボートの場合は最悪の場合発着場に戻ればいいが、磯に上がっているヒトたちは迎えのフネの時刻が決まっているはずだ。
あの岩肌の上で『大』がしたくなったら一体どうするのだろう、オシリを海につきだして撒き餌にするのだろうか・・・と無益な事を考えながら、T島の西側をちょいちょいと探りつつ北上する。
そうしてやっと目的の北側の瀬に到着すると・・・そこには先客がいた。
漁師のフネが一艘いて、どうもやってる事からして青物か鯛狙いのご様子。
まー、気落ちしても仕方がない、漁師に遠慮しつつ、50mほどラインを外してドテラ流しをスタートした。
西から東に向かって流れる潮流なので、トゲトゲの海面から西に50m程に瀬があると見て、それからさらに50mほど西側から流してみる。
底を取りつつラインで見た水深の変化は、40mから頂上が15mの瀬にさしかかり、それから30mまで落ち込む、といった感じであった。
なかなか良さそうに思えるのだが、いかんせんアタリがない。
ヒマなので漁師のフネをチラ見していると、何かをタモで頻繁に取り込んでいた。
爆釣のようだ。
くそー、釣れるラインはそこだけかよ・・
即座に漁師の流しているラインを頭にインプットしたのは言うまでもない。
次回来た時に他のフネがいなかったらそのコースを流すのだ(笑)
マダイらしいアタリもなくカサゴが散発的に釣れる中、流し直すのがダルくなって瀬を過ぎてもダラダラと流し続けていた時、沈黙を破ったのはまたもやNOさんだった。
「来ましたよ」
NOさんが満面の笑みをたたえてこちらを見る。
ロッドの曲がりは今までのカサゴではない、これは久しぶりのマダイか?
と思ったのも束の間、上がってきたのは大きなカサゴだった(笑)
しかもカサゴにしてはやたらとデカい、40cm以上はありそうだ。
外道とはいえ、これはこれで嬉しかったらしく、NOさんは丁寧にシメていた。
俺にもアタリがきた。
着底して巻き始めた直後、プルプルプル・・・とアタリがあって上げてみたら
25cmくらいのカサゴだった。
どうやらフネを流しているうちにカサゴの巣に突入してしまったらしい。
落として、底付近でコチョコチョやってると大抵カサゴが食ってくる。
俺は正直どうでもいいのだが、二人があまりに嬉しそうだったので、何度も同じ所を流した。
いやー、同船者に喜んでもらえるとこっちも嬉しいもんですな。
俺はカサゴは食うのがメンド臭いのでホントどうでもいいのだが、カサゴ大好きODさんは順調にカサゴの釣果を伸ばしていた。
よく見るとODさんの仕掛けはもはやタイラバではなく(笑)二本針の胴突き仕掛けだ、それにキビナゴとワームを刺している。
よほどカサゴが好きなのだろう。
ここのカサゴはスレてない、しかもアベレージサイズがデカい。
惰性でタイラバをやり続けている俺には小物がポツポツとしか釣れないのだが、NOさんとODさんはカサゴに狙いを定めて30cmオーバーを連発していた。
この場所、よほど釣る人がいないんだろうね。
成長の遅いカサゴがこのサイズになるのには10年くらいはかかっているはずだ。
・・ひとしきり遊んでT島を切り上げた。
朝一でやったM島のポイントに戻ってみると、潮は緩いが一応動いているようだ。
よしよし、さーて仕切り直しだ・・と思ったその時、一艘のプレジャーボートが近づいてきた。
「釣れますかー」と声をかけられる。
あちゃー
こういう場合、これは釣れるかどうかを本当に聞きたいのではなく、同じポイントでやりたい時に先客との間合いを詰めるための常套句だ。
「いやーダメっすね」と答えるものの、プレジャーボートの主は魚探を覗きこみ、「反応はあるみたいですけどねー」と言ってアンカリングをはじめた。
終わった・・・
このポイントで撒き餌を使われたらオシマイだ。
どよーんとした空気が3人の間に流れ、それでももう他の場所に行く時間もないので惰性でここで釣る事にした。
プレジャーボートの主を見ると、やっぱりでかいシャトルカゴで撒き餌を撒き散らしている。
あーあ、この辺の魚はみんなあそこに行くんだろうな・・・
数流しの後、沈黙を破ったのはまたまたNOさんだった。
「来ましたよ」
NOさんが満面の笑みをたたえてこちらを見る。
結構ロッドが曲がっているのでそこそこのサイズか?
久しぶりのヒットにニコニコ顔でリールを巻くNOさん。
・・・しかし、上がってきたのはエソだった(笑)
しかもやたらデカい。60cmくらいある大物エソ(笑)
途端に苦虫を噛み潰したような表情になったNOさんが捨てようとすると、ODさんが持って帰るという。
そうだった、ODさんはカサゴも好きだけどエソも大好きなのだった。
エソが旨いのは釣り人なら誰でも知っていると思うけど、なんせあの小骨だから、刺身にしたり普通に焼き魚にするワケにもいかず、食うためには手間暇かけてすり身にせねばならない。
イチイチそんなメンド臭い事はやってられないのでみんなエソは捨てているのだ。
だけどODさんはその辺の手間が気にならない人らしく、オコゼは背割りして頭に隠し包丁を入れて二度上揚げしておいしく食ってしまうし、エソはすり身にしてつみれ汁にしておいしく頂いてしまう。
魚を捌いたり料理したりは奥さんがやっているのであろうか?だとしたら羨ましい話である。
うちみたいに釣ってきた獲物はすべて釣った本人(俺)が捌かねばならないという厳しいオキテがある家庭は釣りの当日の夜は大変だ。
大漁の日は晩メシも食わずに午後9時位まで泣きながら捌いていることもある。
NOさんが大エソを釣り上げた後、小さいアタリは散発的にあるものの釣れないという時間が過ぎていき、俺が最後に40クラスを一枚釣ったのを最後に納竿とした。
このポイント、朝は黄色ネクタイにガンガン反応があったのだが、午後には全くなかった。
最後にやっと俺が釣った時のタイラバは白スカートに白ネクタイ。
いやータイラバも奥が深いですな。
お持ち帰り全体の図(キビシー)

【釣行データ】
2012/6/2 月齢12.1 中潮
マダイ 41-27cm 3匹
カサゴ 28-23cm 4匹
先週も釣りだったので、そろそろヨメさんの白い目が気になるところだが、まあ仕方がない、男の付き合いは大切なのだ(嘘)
今回のメンツは長老ODさん、タイラバ師匠のNOさん、そんで俺の3人。
IIさんは何か所用があって来れないらしく、恨めしそうな携帯メールが入っていた(笑)
前々回はODさんが寝坊してNOさんと二人で出たのだが、今回はODさんも寝坊することもなく、順調にボート屋の駐車場に集合。
よしよし、今日は順調だな・・・
しかしなんかフンイキがおかしい・・・と思ったら、ボート発着場の海に浮かんだ小屋の扉が開いていないのに気がついた。
夜もあけて大分経つのになぜかボート屋のおっちゃんが来ていないのだ。
土曜日だというのに他の客も全く居ない。
おかしいなー、と思いつつボート屋に電話をすると、おっちゃんは家でまだ寝ていた(笑)
「これから行きます(汗)」とのことで、しばらく待ってるとおっちゃん登場。
どうも俺の予約を日曜日と勘違いしていたらしい。
そんで他の客もいなかったので、これ幸いと家で寝ていたそうな。
しっかりしてくれおっちゃん・・・
ボート屋のおっちゃんの寝坊によりロスタイムが30分ほどあったろうか。
そそくさと荷物を積み込んで出船。
朝一はお決まりのM島沖を流す。
ポイント到着後、「今日は新色を持ってきたんですよ」と言いつつ、タイラバの師匠NOさんの取り出したのは黄色ネクタイがついたタイラバだった。
どぎつい黄色、しかも目が痛くなるような蛍光色だ。
「え?そんなんで釣れるの?」と言いたくなるような、自然界には決して存在しない色。
なんでも、春は黄色ネクタイがいいケースがあるんだそうな。
「へー、そうなんすかー」と相槌を打ったものの、ホンマかいなと思わざるをえない。
しかし、黄色ネクタイの話は本当だった。
見ていると、一投目からアタリがあり、お約束のバラシ(笑)
数回目のアタリの時にNOさんが言った。
「来ましたよ」
NOさんが満面の笑みをたたえてこちらを見る。
いい具合にロッドが曲がっている。
しばらくして上がってきたのは、ここのアベレージサイズの40センチ台のマダイだった。
この時、NOさんとODさんは黄色ネクタイで俺が赤ネクタイ。
ODさんはNOさんに黄色ネクタイを借りてやっていたのだが、二人にはガンガンアタリがあるが、暗めの赤ネクタイの俺にはほとんどアタリがなかった。
比率で言うとNOさんやODさんのアタリと俺のアタリは5:1くらいだろうか。
うーむ、ハデカラーでないとダメなのか・・・
それからオレンジネクタイやら白ネクタイやらに付け替えてみるが、どうやら黄色の日だったらしく、完敗だった。
午前9時までにNOさんはそこそこサイズを4枚、ODさんも3枚上げたが、俺はチャリコサイズを1枚だけ(笑)
潮が緩みアタリが遠のいてきた所で、次は養殖生簀横の根に行ってみる。
だけど、釣れる潮とは逆だったので、数流しして思い切りよくここを諦めた。
次はT島へ。
この島へはエギングに来た事はあったけれど、タイラバをやりに来るのは初めてだ。
海図を見ていて良さそうな瀬があったので、今回はどうしても行ってみたかった。
近づいてみると、各岬の岩肌には磯釣りの人が5ー6人ずつへばりついていた。
いやースゴイっすね、磯釣りのヒトは。
トイレに行きたくなったらどうするのだろう。
ボートの場合は最悪の場合発着場に戻ればいいが、磯に上がっているヒトたちは迎えのフネの時刻が決まっているはずだ。
あの岩肌の上で『大』がしたくなったら一体どうするのだろう、オシリを海につきだして撒き餌にするのだろうか・・・と無益な事を考えながら、T島の西側をちょいちょいと探りつつ北上する。
そうしてやっと目的の北側の瀬に到着すると・・・そこには先客がいた。
漁師のフネが一艘いて、どうもやってる事からして青物か鯛狙いのご様子。
まー、気落ちしても仕方がない、漁師に遠慮しつつ、50mほどラインを外してドテラ流しをスタートした。
西から東に向かって流れる潮流なので、トゲトゲの海面から西に50m程に瀬があると見て、それからさらに50mほど西側から流してみる。
底を取りつつラインで見た水深の変化は、40mから頂上が15mの瀬にさしかかり、それから30mまで落ち込む、といった感じであった。
なかなか良さそうに思えるのだが、いかんせんアタリがない。
ヒマなので漁師のフネをチラ見していると、何かをタモで頻繁に取り込んでいた。
爆釣のようだ。
くそー、釣れるラインはそこだけかよ・・
即座に漁師の流しているラインを頭にインプットしたのは言うまでもない。
次回来た時に他のフネがいなかったらそのコースを流すのだ(笑)
マダイらしいアタリもなくカサゴが散発的に釣れる中、流し直すのがダルくなって瀬を過ぎてもダラダラと流し続けていた時、沈黙を破ったのはまたもやNOさんだった。
「来ましたよ」
NOさんが満面の笑みをたたえてこちらを見る。
ロッドの曲がりは今までのカサゴではない、これは久しぶりのマダイか?
と思ったのも束の間、上がってきたのは大きなカサゴだった(笑)
しかもカサゴにしてはやたらとデカい、40cm以上はありそうだ。
外道とはいえ、これはこれで嬉しかったらしく、NOさんは丁寧にシメていた。
俺にもアタリがきた。
着底して巻き始めた直後、プルプルプル・・・とアタリがあって上げてみたら
25cmくらいのカサゴだった。
どうやらフネを流しているうちにカサゴの巣に突入してしまったらしい。
落として、底付近でコチョコチョやってると大抵カサゴが食ってくる。
俺は正直どうでもいいのだが、二人があまりに嬉しそうだったので、何度も同じ所を流した。
いやー、同船者に喜んでもらえるとこっちも嬉しいもんですな。
俺はカサゴは食うのがメンド臭いのでホントどうでもいいのだが、カサゴ大好きODさんは順調にカサゴの釣果を伸ばしていた。
よく見るとODさんの仕掛けはもはやタイラバではなく(笑)二本針の胴突き仕掛けだ、それにキビナゴとワームを刺している。
よほどカサゴが好きなのだろう。
ここのカサゴはスレてない、しかもアベレージサイズがデカい。
惰性でタイラバをやり続けている俺には小物がポツポツとしか釣れないのだが、NOさんとODさんはカサゴに狙いを定めて30cmオーバーを連発していた。
この場所、よほど釣る人がいないんだろうね。
成長の遅いカサゴがこのサイズになるのには10年くらいはかかっているはずだ。
・・ひとしきり遊んでT島を切り上げた。
朝一でやったM島のポイントに戻ってみると、潮は緩いが一応動いているようだ。
よしよし、さーて仕切り直しだ・・と思ったその時、一艘のプレジャーボートが近づいてきた。
「釣れますかー」と声をかけられる。
あちゃー
こういう場合、これは釣れるかどうかを本当に聞きたいのではなく、同じポイントでやりたい時に先客との間合いを詰めるための常套句だ。
「いやーダメっすね」と答えるものの、プレジャーボートの主は魚探を覗きこみ、「反応はあるみたいですけどねー」と言ってアンカリングをはじめた。
終わった・・・
このポイントで撒き餌を使われたらオシマイだ。
どよーんとした空気が3人の間に流れ、それでももう他の場所に行く時間もないので惰性でここで釣る事にした。
プレジャーボートの主を見ると、やっぱりでかいシャトルカゴで撒き餌を撒き散らしている。
あーあ、この辺の魚はみんなあそこに行くんだろうな・・・
数流しの後、沈黙を破ったのはまたまたNOさんだった。
「来ましたよ」
NOさんが満面の笑みをたたえてこちらを見る。
結構ロッドが曲がっているのでそこそこのサイズか?
久しぶりのヒットにニコニコ顔でリールを巻くNOさん。
・・・しかし、上がってきたのはエソだった(笑)
しかもやたらデカい。60cmくらいある大物エソ(笑)
途端に苦虫を噛み潰したような表情になったNOさんが捨てようとすると、ODさんが持って帰るという。
そうだった、ODさんはカサゴも好きだけどエソも大好きなのだった。
エソが旨いのは釣り人なら誰でも知っていると思うけど、なんせあの小骨だから、刺身にしたり普通に焼き魚にするワケにもいかず、食うためには手間暇かけてすり身にせねばならない。
イチイチそんなメンド臭い事はやってられないのでみんなエソは捨てているのだ。
だけどODさんはその辺の手間が気にならない人らしく、オコゼは背割りして頭に隠し包丁を入れて二度上揚げしておいしく食ってしまうし、エソはすり身にしてつみれ汁にしておいしく頂いてしまう。
魚を捌いたり料理したりは奥さんがやっているのであろうか?だとしたら羨ましい話である。
うちみたいに釣ってきた獲物はすべて釣った本人(俺)が捌かねばならないという厳しいオキテがある家庭は釣りの当日の夜は大変だ。
大漁の日は晩メシも食わずに午後9時位まで泣きながら捌いていることもある。
NOさんが大エソを釣り上げた後、小さいアタリは散発的にあるものの釣れないという時間が過ぎていき、俺が最後に40クラスを一枚釣ったのを最後に納竿とした。
このポイント、朝は黄色ネクタイにガンガン反応があったのだが、午後には全くなかった。
最後にやっと俺が釣った時のタイラバは白スカートに白ネクタイ。
いやータイラバも奥が深いですな。
お持ち帰り全体の図(キビシー)
【釣行データ】
2012/6/2 月齢12.1 中潮
マダイ 41-27cm 3匹
カサゴ 28-23cm 4匹
2012年05月29日
ボートでタイラバ
土曜日、貸しボートで釣りに行った。
メンツはODさん、IIさん、俺の三人で、25馬力のボートを借りて、狙いはタイラバでのマダイ。
今の時期、5時には明るくなってボートを出せるんだけど、年配のODさんがあまり早いのはシンドイらしく(笑)今回は6時出港とした。

朝一は前回ハタを釣ったポイントに行く。
ODさんが前回の俺の釣果の写真を見て「これええなぁ、次はこれ釣ろこれ」と言ったからだ。
俺も前回のヒットルアーをセットして盤石の構えで備えていたのだが、この日は潮が全然流れていなかった。
前回は長潮で今日は大潮に近い中潮。
干満の差は今日のほうがだいぶ大きいはずなんだけど、下げ3分の時間帯でもラインがほぼ垂直に入っていく始末。
これでは釣れない。
この辺はリアス式海岸で、沖を通る本流が複雑に曲がりくねって沿岸部に影響するためか、潮流が全く読めないんだよなぁ。
単に満引きがこうだから海流がこう流れるという方向が決まってなくて、上げ潮や引き潮の最中にも海流の向きがいきなり逆方向になったりする。
経験を積めばわかるんだろうけど、たまに遊びに来るレベルの釣り人には全くわかりませぬ(笑)
この月齢のこの時間帯はこう流れるというのはなんとなくの傾向としてはあるんだけど、時期によっては黒潮の分流が妙な方向に流れ込んでいたりして、それも絶対ではない。
いやー奥が深いね、この海域は。
ハタポイントを早々に諦め、少し沖の、海面にトゲトゲの波が立っている所に移動した。
ところで、海図も魚探もないボートで行き当たりばったりにポイントを探す時にはどんな方法を採っていますか?
オイラは以下のようなやり方で探しています。
1番目は、他の釣り船が固まっている所を探すというコバンザメ作戦(笑)
これは簡単だけど、他の船の後をついていったりするとウザがられたりするので最近はあまりやらない。
船の集まっている所を通り過ぎる時にちらっと山立てをして場所を記憶しておく程度。
だけど、次回に船が居なければ、これ幸いとそのポイントに入るのは言うまでもない(笑)
2番目は、陸地の地形から海底を想像する方法。
例えば、岬の先端から先の海底には、岬の延長みたいな瀬が大抵あるもんだし、陸地の傾斜が急な所では、その先の海底も急な傾斜になっている場合が多い。
陸地の地形でそれに続く海底の地形を類推するというもの。
3番目は、海面の波の形状で海底の根やカケアガリを見つける方法。
潮が流れている時は、海底の根にぶつかった水が海面に影響を及ぼして、トゲトゲの波が立つんだけど、大抵はその少し上流に根がある。
水深と海流の速度にもよるけど、だいたいそこの水深と同じくらいの距離の潮上に根がある場合が多い。
4番目は潮目を見つけてその上で釣る方法。
ただしこれは水深が深いとハズす場合が結構あったりする。
潮目が垂直に海底まで降りていることなど稀だからね。
海水の流れの境目を潮目というのだけれど、二つの流れの温度差やその他の要因によって、海面に現れる潮目と海底付近の潮目は水深の2倍程度の開きがあったりする。
なので、潮目をジグザグに横切りつつ海底の潮目を探す。
岸から遠く離れた水深の深い場所ではこれに頼ることが多い。
とまあ、今までやってきた方法は以上4つだけど、これに加えて最近気づいた事がある。
それはgoogle earthの衛星写真を見ること。
google earthの衛星写真はなかなかに高解像で、拡大すれば海面に浮かぶ小さな船もハッキリとわかるんだけど、そのフネの集まっている所がどうも何かのポイントじゃないかと思うのよね。
写真を撮られた時に航行中のフネであれば後方に白い軌跡が見えるんだけど、その軌跡のないフネが寄り集まっている所は何かのポイントである確率が高いのではなかろうか。
2~3艘も集まっていれば確実っぽいように思える。
これはこれからぼちぼち検証してみようと思っている。
・・・いかんいかん、大きく話が逸れてしまった(笑)。
そんで、海面がトゲトゲになっている上流30mくらいを数回流してみたが反応がなく、チビカサゴがポツポツ、まあまあサイズのカサゴが一匹釣れただけ。
こりゃー今日はここで釣れそうにないねって事で、ここを諦め、南の本命ポイントに移動する事にした。
ポイントにつき、普通に数流しした後、島に少し近づいて浅場でスピニングタックルを使って60gのタイラバを投げて斜めに引いてみる。
流行りのボートでのキャスティングタイラバというやつですな。
が、あっさり根掛かりしてロスト(笑)
どうも斜めに引くには60gは重すぎたみたいだ。
そこで、今度はショアからのキャスティング用に作ったやつ(8号オモリ、約30g)を投げてみた。
すると、水深が浅い(20mくらい)というのもあるのだろうが、リトリーブ・フォールがなかなかいい感じだ。
60gだとグリグリグリ・・ストン・・グリグリグリ・・ストン、という感じだったんだけど、30gだとグリグリグリ・・・・フワ~・・・ストンと言う感じで、斜めに投げて引いてもちゃんと上下動するっぽい。
感触では、着底後10m巻いて底から3~5m浮き上がり、そこからベイルを倒してフリーフォールさせるとラインの抵抗もあって3~5秒でフワッと着底する感じ。
ウェイトが軽いからラインも弧を描いていているというのもあるんだろう、タイラバの上下動が明確にできて、誘いにも有利で、根がかりも少なくなるという印象。
キャスティングにおいては、意図的に抵抗の大きい太いラインを使って海水中のラインに弧を描かせるというのもアリかもしれないと思ったりした。
自作タイラバに付け替えての3投目くらいだったろうか、数回目のリフト&フォールでゴンゴンというマダイ特有のアタリがあった。
そのままラインを巻き続け、食い込むのを待つ。
次の瞬間、ぐいーんと重さが乗った。
「ヒットォォォォ!」とココロの中で叫び、グリグリと寄せにかかる。
あれ?あんまり手応えがないぞ(笑)

30cmちょいの小物をゲッツ。
小物だけど・・でも自作のルアーで釣れるとカンドーもヒトシオですね。
結構うれしかった。
その後、似たようなサイズの小物をもう一枚追加し浅場を離れ、少し沖の40~50mの水深の所でサイズアップを狙う。
・・・が、釣れない(笑)
ここもまだ潮の流れが止まっているようだ。
1時間くらい粘ったが、数回アタリはあるものの、すぐに離してしまって食い込むまでには至らない。
やはり潮が動いていないと魚の活性も低いのだろうか。
やっとこさ40cmクラスを一枚追加した所で、朝行ったポイントが潮が動き始めているかもしれないと期待して再度行ってみたが、やっぱり全く潮が動いていない。
まるで沼みたいだ。
なんかやる気がなくなり眠気が来て、ボートが流されていく先がずっと安全な方向でもあったので、「危なくなったら起こしてくださいね~」と言い放ってボートの後ろで横になって寝た。
30分位寝て、ODさんに起こされると、結構流されていた。危ない危ない(笑)
時間も午後に突入していたので、最後に本命ポイントでしばらくやって上がろうということに。

ポイントに到着。
タイムリミットはあと2時間、今度は最初から深場を狙う。
50mラインを数回流した時、ベタ底で今日一番のサイズを掛けた。
数分のファイトの後、上がってきたのはやっとこさ50オーバーの一枚。
50cmちょいのサイズとはいえ、50mの海底から引っ張りあげるのは結構苦労した。
その後、40cmクラズを一枚追加して納竿。
あまり釣れなかった印象だけど、結果を見るとまぁまぁなのかな。
お持ち帰り全体の図

【釣行データ】
2012/5/26 月齢5.1 中潮
マダイ53cm~32cm 5匹 (右の小物二匹が自作タイラバで釣ったやつ)
カサゴ30cm 1匹
チビカサゴリリース多数。
メンツはODさん、IIさん、俺の三人で、25馬力のボートを借りて、狙いはタイラバでのマダイ。
今の時期、5時には明るくなってボートを出せるんだけど、年配のODさんがあまり早いのはシンドイらしく(笑)今回は6時出港とした。
朝一は前回ハタを釣ったポイントに行く。
ODさんが前回の俺の釣果の写真を見て「これええなぁ、次はこれ釣ろこれ」と言ったからだ。
俺も前回のヒットルアーをセットして盤石の構えで備えていたのだが、この日は潮が全然流れていなかった。
前回は長潮で今日は大潮に近い中潮。
干満の差は今日のほうがだいぶ大きいはずなんだけど、下げ3分の時間帯でもラインがほぼ垂直に入っていく始末。
これでは釣れない。
この辺はリアス式海岸で、沖を通る本流が複雑に曲がりくねって沿岸部に影響するためか、潮流が全く読めないんだよなぁ。
単に満引きがこうだから海流がこう流れるという方向が決まってなくて、上げ潮や引き潮の最中にも海流の向きがいきなり逆方向になったりする。
経験を積めばわかるんだろうけど、たまに遊びに来るレベルの釣り人には全くわかりませぬ(笑)
この月齢のこの時間帯はこう流れるというのはなんとなくの傾向としてはあるんだけど、時期によっては黒潮の分流が妙な方向に流れ込んでいたりして、それも絶対ではない。
いやー奥が深いね、この海域は。
ハタポイントを早々に諦め、少し沖の、海面にトゲトゲの波が立っている所に移動した。
ところで、海図も魚探もないボートで行き当たりばったりにポイントを探す時にはどんな方法を採っていますか?
オイラは以下のようなやり方で探しています。
1番目は、他の釣り船が固まっている所を探すというコバンザメ作戦(笑)
これは簡単だけど、他の船の後をついていったりするとウザがられたりするので最近はあまりやらない。
船の集まっている所を通り過ぎる時にちらっと山立てをして場所を記憶しておく程度。
だけど、次回に船が居なければ、これ幸いとそのポイントに入るのは言うまでもない(笑)
2番目は、陸地の地形から海底を想像する方法。
例えば、岬の先端から先の海底には、岬の延長みたいな瀬が大抵あるもんだし、陸地の傾斜が急な所では、その先の海底も急な傾斜になっている場合が多い。
陸地の地形でそれに続く海底の地形を類推するというもの。
3番目は、海面の波の形状で海底の根やカケアガリを見つける方法。
潮が流れている時は、海底の根にぶつかった水が海面に影響を及ぼして、トゲトゲの波が立つんだけど、大抵はその少し上流に根がある。
水深と海流の速度にもよるけど、だいたいそこの水深と同じくらいの距離の潮上に根がある場合が多い。
4番目は潮目を見つけてその上で釣る方法。
ただしこれは水深が深いとハズす場合が結構あったりする。
潮目が垂直に海底まで降りていることなど稀だからね。
海水の流れの境目を潮目というのだけれど、二つの流れの温度差やその他の要因によって、海面に現れる潮目と海底付近の潮目は水深の2倍程度の開きがあったりする。
なので、潮目をジグザグに横切りつつ海底の潮目を探す。
岸から遠く離れた水深の深い場所ではこれに頼ることが多い。
とまあ、今までやってきた方法は以上4つだけど、これに加えて最近気づいた事がある。
それはgoogle earthの衛星写真を見ること。
google earthの衛星写真はなかなかに高解像で、拡大すれば海面に浮かぶ小さな船もハッキリとわかるんだけど、そのフネの集まっている所がどうも何かのポイントじゃないかと思うのよね。
写真を撮られた時に航行中のフネであれば後方に白い軌跡が見えるんだけど、その軌跡のないフネが寄り集まっている所は何かのポイントである確率が高いのではなかろうか。
2~3艘も集まっていれば確実っぽいように思える。
これはこれからぼちぼち検証してみようと思っている。
・・・いかんいかん、大きく話が逸れてしまった(笑)。
そんで、海面がトゲトゲになっている上流30mくらいを数回流してみたが反応がなく、チビカサゴがポツポツ、まあまあサイズのカサゴが一匹釣れただけ。
こりゃー今日はここで釣れそうにないねって事で、ここを諦め、南の本命ポイントに移動する事にした。
ポイントにつき、普通に数流しした後、島に少し近づいて浅場でスピニングタックルを使って60gのタイラバを投げて斜めに引いてみる。
流行りのボートでのキャスティングタイラバというやつですな。
が、あっさり根掛かりしてロスト(笑)
どうも斜めに引くには60gは重すぎたみたいだ。
そこで、今度はショアからのキャスティング用に作ったやつ(8号オモリ、約30g)を投げてみた。
すると、水深が浅い(20mくらい)というのもあるのだろうが、リトリーブ・フォールがなかなかいい感じだ。
60gだとグリグリグリ・・ストン・・グリグリグリ・・ストン、という感じだったんだけど、30gだとグリグリグリ・・・・フワ~・・・ストンと言う感じで、斜めに投げて引いてもちゃんと上下動するっぽい。
感触では、着底後10m巻いて底から3~5m浮き上がり、そこからベイルを倒してフリーフォールさせるとラインの抵抗もあって3~5秒でフワッと着底する感じ。
ウェイトが軽いからラインも弧を描いていているというのもあるんだろう、タイラバの上下動が明確にできて、誘いにも有利で、根がかりも少なくなるという印象。
キャスティングにおいては、意図的に抵抗の大きい太いラインを使って海水中のラインに弧を描かせるというのもアリかもしれないと思ったりした。
自作タイラバに付け替えての3投目くらいだったろうか、数回目のリフト&フォールでゴンゴンというマダイ特有のアタリがあった。
そのままラインを巻き続け、食い込むのを待つ。
次の瞬間、ぐいーんと重さが乗った。
「ヒットォォォォ!」とココロの中で叫び、グリグリと寄せにかかる。
あれ?あんまり手応えがないぞ(笑)
30cmちょいの小物をゲッツ。
小物だけど・・でも自作のルアーで釣れるとカンドーもヒトシオですね。
結構うれしかった。
その後、似たようなサイズの小物をもう一枚追加し浅場を離れ、少し沖の40~50mの水深の所でサイズアップを狙う。
・・・が、釣れない(笑)
ここもまだ潮の流れが止まっているようだ。
1時間くらい粘ったが、数回アタリはあるものの、すぐに離してしまって食い込むまでには至らない。
やはり潮が動いていないと魚の活性も低いのだろうか。
やっとこさ40cmクラスを一枚追加した所で、朝行ったポイントが潮が動き始めているかもしれないと期待して再度行ってみたが、やっぱり全く潮が動いていない。
まるで沼みたいだ。
なんかやる気がなくなり眠気が来て、ボートが流されていく先がずっと安全な方向でもあったので、「危なくなったら起こしてくださいね~」と言い放ってボートの後ろで横になって寝た。
30分位寝て、ODさんに起こされると、結構流されていた。危ない危ない(笑)
時間も午後に突入していたので、最後に本命ポイントでしばらくやって上がろうということに。
ポイントに到着。
タイムリミットはあと2時間、今度は最初から深場を狙う。
50mラインを数回流した時、ベタ底で今日一番のサイズを掛けた。
数分のファイトの後、上がってきたのはやっとこさ50オーバーの一枚。
50cmちょいのサイズとはいえ、50mの海底から引っ張りあげるのは結構苦労した。
その後、40cmクラズを一枚追加して納竿。
あまり釣れなかった印象だけど、結果を見るとまぁまぁなのかな。
お持ち帰り全体の図
【釣行データ】
2012/5/26 月齢5.1 中潮
マダイ53cm~32cm 5匹 (右の小物二匹が自作タイラバで釣ったやつ)
カサゴ30cm 1匹
チビカサゴリリース多数。
2012年05月06日
大凧合戦~三机で小アジ釣り
後半のGWに姉が甥っ子を連れてきた。
その甥っ子に「どっか行くか?」と聞いてみると、どーしても釣りをしたいらしい(笑)
んじゃ、小アジ釣りにでも行くか、ということで急遽釣りに行くことにした。
途中、五十崎の大凧合戦をやってたので見物



うーん、大凧合戦かー、確かに凧が上がっているね、と納得して見物を早々に切り上げ、
まずは伊方港に行った。
伊方港には、GWで帰省したと思しきヒトたちが大勢いて、慣れない手つきで釣りをしていた。
アジも全く釣れてなさそう。
角の所にはヤエンをやっているおじさんがいて、現地の兄ちゃんがヤエンの釣り方を熱く解説をしていた。
話の切れ目に、おじさんにアタリありましたか?と聞くと、「ないっ!」とのこと。
そんなに怒って答えなくても・・・確かに地面には釣れた形跡ないけどね。
帰り際、ここは昼やってもほとんどダメっすよ~昼ヤエンやるなら豊之浦まで行ったほうがいいっすよ~と
余計なアドバイスをして伊方港を後にした。
車に乗り込み、佐田岬方面にゴンゴン走る。
田部まで行ったら何か釣れるのは確実なのだが、あそこは遠いし釣り場が狭いので、
行って空いてなかったらどうしようもないので結局三机にした。
しかも長波止は歩くのがダルいので、湾の奥の一番近い所に行ってみた。
海面を覗きこむと、ウンカの如くツバクロ(スズメダイ)が群れていて、アジはいなさそうだったが、
よーく見ると10~15cmほどのアジがツバクロの群れの周囲をヒョコヒョコ泳ぎまわっている。
よし、もうあれでいいや、あれを釣ろうって事で甥っ子にサビキ仕掛けを持たせて釣らせる。
ツバクロの群れに邪魔されてなかなかアジが釣れないのだが、なんとか20匹ほど釣れた所で、
日が暮れはじめて納竿。
アジは三枚に降ろして身は唐揚げ、骨は素揚げにして塩をパラパラと振り、骨煎餅にした。
骨煎餅が一番ウマかった(笑)
その甥っ子に「どっか行くか?」と聞いてみると、どーしても釣りをしたいらしい(笑)
んじゃ、小アジ釣りにでも行くか、ということで急遽釣りに行くことにした。
途中、五十崎の大凧合戦をやってたので見物



うーん、大凧合戦かー、確かに凧が上がっているね、と納得して見物を早々に切り上げ、
まずは伊方港に行った。
伊方港には、GWで帰省したと思しきヒトたちが大勢いて、慣れない手つきで釣りをしていた。
アジも全く釣れてなさそう。
角の所にはヤエンをやっているおじさんがいて、現地の兄ちゃんがヤエンの釣り方を熱く解説をしていた。
話の切れ目に、おじさんにアタリありましたか?と聞くと、「ないっ!」とのこと。
そんなに怒って答えなくても・・・確かに地面には釣れた形跡ないけどね。
帰り際、ここは昼やってもほとんどダメっすよ~昼ヤエンやるなら豊之浦まで行ったほうがいいっすよ~と
余計なアドバイスをして伊方港を後にした。
車に乗り込み、佐田岬方面にゴンゴン走る。
田部まで行ったら何か釣れるのは確実なのだが、あそこは遠いし釣り場が狭いので、
行って空いてなかったらどうしようもないので結局三机にした。
しかも長波止は歩くのがダルいので、湾の奥の一番近い所に行ってみた。
海面を覗きこむと、ウンカの如くツバクロ(スズメダイ)が群れていて、アジはいなさそうだったが、
よーく見ると10~15cmほどのアジがツバクロの群れの周囲をヒョコヒョコ泳ぎまわっている。
よし、もうあれでいいや、あれを釣ろうって事で甥っ子にサビキ仕掛けを持たせて釣らせる。
ツバクロの群れに邪魔されてなかなかアジが釣れないのだが、なんとか20匹ほど釣れた所で、
日が暮れはじめて納竿。
アジは三枚に降ろして身は唐揚げ、骨は素揚げにして塩をパラパラと振り、骨煎餅にした。
骨煎餅が一番ウマかった(笑)
2012年05月01日
タイラバ釣行
ここんとこ、めっきりCD紹介ブログと成り果てていたこのブログも、やっとこさ本来の内容が書けるネタができた。
今回は南予の貸ボートに乗ってのタイラバ釣行。
いやー、松山から南予まで途切れ途切れだった高速がやっと繋がって、便利になったっすね。
思ったより早く現地に着いてしまった。
東の空が薄明るくなるまで待って荷物をボートに積み込み、久しぶりの出船。
ここんとこヤボ用があったり週末ごとに天候が崩れていたりしたので、約2ヶ月間も釣りに行けてなかった。
今日も天候は良くなくて終日雨の予報だったのだが、どうしても釣りに行きたかったので強行することに。
風が吹いて波が立つとどうしようもないけど、雨はカッパ着れば済む話だしね。
今日は釣るぞ~。
目標は真鯛5匹、トータルで長さ2mだ~(無理無理(笑))
今回の乗船はODさんとNOさんと俺の三人の予定・・だったんだけど、ボート屋についてODさんがなかなか来ないので電話してみると、「ふぁーい」と寝起きの声で電話に出てきた。
あろうことか釣りの予定を忘れてて寝ていたらしい。
「オヤスミナサイ・・」と言って静かに電話を切り、NOさんと二人で出船することにした。
このNOさんは俺のタイラバの師匠でもある人で、ボート免許も持っているのだが、ボートにおけるペーパードライバー(?)という奴で、操船をあまりしたがらず、今回も俺が操船。
エンジンをかけ、沖のポイントを目指していざ出船。
今回はタイラバ一本勝負の予定で他のタックルは持ってきていない。
マダイマダイマダイ・・と呟きつつ、湾の外にある島の西側の真鯛ポイントに到着した。
いつもならこのポイントは職業漁師や他のプレジャーボートが大抵いるんだけど、今日は誰もいず、貸切状態である。
誰もいないのでのびのびできる反面、そこはかとなくいやーな雰囲気も漂う。
というのも、いつも来ている職業漁師のおっちゃんがいないからね。
あのフネは、釣れる日にはほとんどこのポイントにいる。
地合いになると現れて、地合い終了とともに去っていくという神業的行動を目撃した事も何度もあり、このポイントの釣れる条件を熟知しているフネなのだ。
今日はそのフネがいない。
こここれはもしかして釣れない日なのでは・・・という一抹の不安を感じつつ、船外機のギアをNに入れドテラ流し体勢を整えた後、二人してチャポーンとタイラバ投入。
すると第一投目からNOさんにアタリがあって、数秒のやりとりのあと、バラシ。
くふふ、すごい悔しそう(笑)
でもアタリがあって良かった。
やや安心しながら、黙々と落としては巻き落としては巻きを繰り返す・・のだが、なぜだか俺にはちっともアタリがない。
NOさんには何度かアタリがあり、2枚目を釣りあげた所でNOさんのタイラバを横目で確認した。
俺は赤黒ヘッド・茶色スカート・赤ネクタイのタイラバだったが、NOさんは赤黒ヘッド・緑スカート・オレンジネクタイを使っていた。
うーむ、今日のヒットカラーは派手めスカートにオレンジネクタイなのだろうか?
早速ピンクスカートオレンジネクタイのタイラバにチェンジすると、すぐに俺にもアタリがあった。
きたきたきたきたー!と喜んだのもつかの間、俺もバラシ(笑)
その後、小さいアタリはあるけど乗らないという状態が続き、今日のこのポイントは小さいのが群れているのかもしれないねという事でポイントを移動する事にした。
次は少し離れたところにある養殖生簀の横。
ここで釣れるマダイは養殖生簀からの脱走兵がほとんどだけど、それでもホゲったままの状態よりはいいからね。
それにここには海底に根があって、魚が結構付いているのだ。
しかし、根があるという事は当然根がかりもする。
2~3投めに痛恨の根がかりをしてしまいPEが高切れしてリールが使えなくなり、予備のタックルに持ち替えた。
今度のタイラバは蛍光のオレンジ&黄色のヘッド・黄色スカート・オレンジネクタイというド派手カラーをチョイス。
曇天で潮も緑っぽい濁りが入っていたのでアピールを重視しようとの判断だったんだけど、この判断は正解だった。
雨脚が強くなって切り上げるまでの2時間ちょいの間に、マダイ2匹、オオモンハタ3匹をゲットした。
釣果

お持ち帰り全体の図

今日一番の獲物。うまそう(笑)
【釣行データ】
2012/4/30 月齢8.8 小潮
マダイ2匹(45~42cm)
オオモンハタ3匹(43~37cm)
マトウダイ1匹(41cm)
カサゴ1匹(測ってない)
季節はずれの大きなマトウダイはNOさんが釣ったやつ
(いらないというのでもらってきた)
今回は南予の貸ボートに乗ってのタイラバ釣行。
いやー、松山から南予まで途切れ途切れだった高速がやっと繋がって、便利になったっすね。
思ったより早く現地に着いてしまった。
東の空が薄明るくなるまで待って荷物をボートに積み込み、久しぶりの出船。
ここんとこヤボ用があったり週末ごとに天候が崩れていたりしたので、約2ヶ月間も釣りに行けてなかった。
今日も天候は良くなくて終日雨の予報だったのだが、どうしても釣りに行きたかったので強行することに。
風が吹いて波が立つとどうしようもないけど、雨はカッパ着れば済む話だしね。
今日は釣るぞ~。
目標は真鯛5匹、トータルで長さ2mだ~(無理無理(笑))
今回の乗船はODさんとNOさんと俺の三人の予定・・だったんだけど、ボート屋についてODさんがなかなか来ないので電話してみると、「ふぁーい」と寝起きの声で電話に出てきた。
あろうことか釣りの予定を忘れてて寝ていたらしい。
「オヤスミナサイ・・」と言って静かに電話を切り、NOさんと二人で出船することにした。
このNOさんは俺のタイラバの師匠でもある人で、ボート免許も持っているのだが、ボートにおけるペーパードライバー(?)という奴で、操船をあまりしたがらず、今回も俺が操船。
エンジンをかけ、沖のポイントを目指していざ出船。
今回はタイラバ一本勝負の予定で他のタックルは持ってきていない。
マダイマダイマダイ・・と呟きつつ、湾の外にある島の西側の真鯛ポイントに到着した。
いつもならこのポイントは職業漁師や他のプレジャーボートが大抵いるんだけど、今日は誰もいず、貸切状態である。
誰もいないのでのびのびできる反面、そこはかとなくいやーな雰囲気も漂う。
というのも、いつも来ている職業漁師のおっちゃんがいないからね。
あのフネは、釣れる日にはほとんどこのポイントにいる。
地合いになると現れて、地合い終了とともに去っていくという神業的行動を目撃した事も何度もあり、このポイントの釣れる条件を熟知しているフネなのだ。
今日はそのフネがいない。
こここれはもしかして釣れない日なのでは・・・という一抹の不安を感じつつ、船外機のギアをNに入れドテラ流し体勢を整えた後、二人してチャポーンとタイラバ投入。
すると第一投目からNOさんにアタリがあって、数秒のやりとりのあと、バラシ。
くふふ、すごい悔しそう(笑)
でもアタリがあって良かった。
やや安心しながら、黙々と落としては巻き落としては巻きを繰り返す・・のだが、なぜだか俺にはちっともアタリがない。
NOさんには何度かアタリがあり、2枚目を釣りあげた所でNOさんのタイラバを横目で確認した。
俺は赤黒ヘッド・茶色スカート・赤ネクタイのタイラバだったが、NOさんは赤黒ヘッド・緑スカート・オレンジネクタイを使っていた。
うーむ、今日のヒットカラーは派手めスカートにオレンジネクタイなのだろうか?
早速ピンクスカートオレンジネクタイのタイラバにチェンジすると、すぐに俺にもアタリがあった。
きたきたきたきたー!と喜んだのもつかの間、俺もバラシ(笑)
その後、小さいアタリはあるけど乗らないという状態が続き、今日のこのポイントは小さいのが群れているのかもしれないねという事でポイントを移動する事にした。
次は少し離れたところにある養殖生簀の横。
ここで釣れるマダイは養殖生簀からの脱走兵がほとんどだけど、それでもホゲったままの状態よりはいいからね。
それにここには海底に根があって、魚が結構付いているのだ。
しかし、根があるという事は当然根がかりもする。
2~3投めに痛恨の根がかりをしてしまいPEが高切れしてリールが使えなくなり、予備のタックルに持ち替えた。
今度のタイラバは蛍光のオレンジ&黄色のヘッド・黄色スカート・オレンジネクタイというド派手カラーをチョイス。
曇天で潮も緑っぽい濁りが入っていたのでアピールを重視しようとの判断だったんだけど、この判断は正解だった。
雨脚が強くなって切り上げるまでの2時間ちょいの間に、マダイ2匹、オオモンハタ3匹をゲットした。
釣果

お持ち帰り全体の図

今日一番の獲物。うまそう(笑)
【釣行データ】
2012/4/30 月齢8.8 小潮
マダイ2匹(45~42cm)
オオモンハタ3匹(43~37cm)
マトウダイ1匹(41cm)
カサゴ1匹(測ってない)
季節はずれの大きなマトウダイはNOさんが釣ったやつ
(いらないというのでもらってきた)