2013年03月11日
宇和海タイラバ (2013/03/09 in北灘)
そろそろ宇和海の鯛のノッコミが本格化してくる3月上旬、北灘にタイラバ出漁した。
今回の同行者はYN君とそのおじさん(以下OGさん)と俺の三人。
YN君は保育園から高校までずっと同じ学校に通った同級生で、元々釣りはしない奴だったのだけど、10年くらい前に俺が太刀魚のオカッパリ夜釣りに誘ってから釣りにハマってしまい、今では近所のおじさんのフネでビシマ釣り(ビシ付きラインでの手釣り)専門にやっているという変態的な釣り経歴の持ち主だ。
北灘での釣りはずっと前に一緒にボートエギングを数回やった以来の久しぶりの登場で、タイラバは初体験。
もう一人のYN君の叔父さんであるOGさんは誰でも知っている上場企業を定年退職して1年前に愛媛に戻ってきたヒトだそうで、釣り自体が一年前から初めたほやほやのビギナー。今は堤防サビキが命という状態らしい。
このOGさんもタイラバ初体験。
二人のタイラバ初体験のヒトになんとか釣ってもらおうというのが今回のミッションである。
当日朝4時、YN君がうちに来て俺の車に乗り換え、釣具屋に寄ってからOGさんを拾いに向かった。
OGさんちに着くと朝食を食っていけとのこと。
折角なので初対面のOGさんちに上がり込み、朝メシを遠慮無くバクバクと頂いた後に松山を出発。
6時過ぎにレンタルボート清家に到着し、荷物を積み込んでそそくさと出船した。
左が同級生YN君、右がその叔父さんのOGさん。
湾の外に出てみると、この時期にしてはありえないほどのベタ凪で絶好の釣り日和だった。
まず最初は無難なポイントである海底の岬先端付近に行き、タイラバの簡単なレクチャーをした後、釣り開始。
イキナリ一投目にYN君がヒット。
ぬぅ、ファーストヒットは持って行かれたか・・
上がってきたのは35cmくらいの小物だったが一投目から釣れて三人のテンションが上がる。
こりゃ今日はクーラー満タンで早上がりか?
・・・しかし、その後2時間ほどは何も釣れなかった。
海底の岬の先端付近を重点的に攻めていたのだけど、どうもこの場所はこの日は魚が寄りついていないみたいだ。
次は岬の中間辺りの50m-20m-40mと変化するラインを選んで流してみると、数流し目に今度はOGさんにヒット。
数分後、上がってきたのは40cmちょい切れくらいのサイズだったが、今まで小アジしか釣ってなかったというOGさんはコドモのように喜んでくれた。
さて、ゲストの2人に釣っていただいた所で肩の荷も降りたことだし、そろそろ俺も本腰入れて釣らねば・・、と思うのだけど、なぜか俺だけ釣れない(笑)
次は少し北側の駆け上がり付近に移動。
この辺はタイラバでも釣れるけどアオリイカも狙えるポイントなので、俺だけ中オモリをつかったディープエギングにチェンジした。
姑息に一人だけイカを釣ってやろうという魂胆である(笑)
海底までエギを下ろしてしばらくピッコンピッコンやっていると、じわっと抑えこむようなアタリがあり、合わせるとズッシリとした重さが伝わってきた。
「おっしゃぁぁ!」
狙い通りの展開に一瞬ニンマリしたもののアオリイカみたくぐいんぐいんと引かない。
ありゃー、これはコウイカかな・・まぁいいか、と思いつつ雑に巻き上げているとそのコウイカすらバラシてしまった。
その直後、YN君にヒット。ヤズを釣り上げる。
その少し後にOGさんにもアタリがあり、しばらくやり取りしていたが惜しくもバラし。
欲こいて一人だけイカを釣ってやろうとエギを下ろしている場合ではなかったのだ。
「YN君好調やなぁ、今日俺さっぱりやわ。」と言うと、
「師匠、花を持たせてくれなくていいですから自分も釣って下さいよ(笑)」などとニヤニヤして言われる始末。
優柔不断はやはりよくない。やっぱ俺もタイラバに復帰しようと、ロッドを持ち帰ると、それからアタリが遠のいた。
ま、ツイてない時ってこんなもんよね・・・
その場所でしばらくやってが反応がないので、次は起死回生の一発狙いで大型青物の回遊ポイントに移動。
だがこの日は漁師の船がちょうどのラインにアンカリングしていたので釣りにくかった。
50mほど離れた所を通るラインを流してしばらく粘るが、漁師の船も釣れている様子はない。
青物の気配もないので結局諦めた。
潮が満ち込みに入ったので、次は上げ潮ポイントに移動した。
そこでしばらくやっていると、イキナリYN君とOGさんが同時ヒット。
二人並んでロッドを曲げているのに、俺だけナニゴトもなくタイラバをマキマキ・・
しばらくのファイトの後YN君はヤズを釣り上げたが、OGさんはまた途中でバラシてしまった。
マズイ、これは実にマズイ・・・冗談じゃなく今日は俺だけホゲかもしれん。
ここまでの釣果は、YN君が鯛一枚にヤズ二匹、OGさんが鯛一枚にエソ一匹、俺はスーパーエクセレントにボーズ(笑)
タイラバを教えたほうがホゲてタイラバ初体験の二人が釣るなんて、師匠としての立場がないではないか・・
日頃の行いが悪いのだろうか?
もしかしてアレかな?そ、それともアレが神様にバレちゃったのだろうか(汗)
・・などと、ここ最近のオノレのイケナイ行動を思い浮かべてみたりした。
しかーし、神は見放さなかった。
それからやっと俺にツキが回ってきて、怒涛の連チャンが始まった。
一枚目
二枚目
三枚目
お約束のエソ、エグい刺さり方をしていたので仕方なくキープ
その後イトヨリと鯛二枚を追加したが写真は撮り忘れ。
午後2時になったので納竿とした。
今回はずっと俺だけ釣れなくてヤバかったけど、ラスト3時間の追い上げでなんとか師匠のメンツは保たれた(笑)
納竿前のラストスパートをするOGさんとYN君
お持ち帰り全体の図
マダイ×5
イトヨリ×1
エソ×1
今回の同行者はYN君とそのおじさん(以下OGさん)と俺の三人。
YN君は保育園から高校までずっと同じ学校に通った同級生で、元々釣りはしない奴だったのだけど、10年くらい前に俺が太刀魚のオカッパリ夜釣りに誘ってから釣りにハマってしまい、今では近所のおじさんのフネでビシマ釣り(ビシ付きラインでの手釣り)専門にやっているという変態的な釣り経歴の持ち主だ。
北灘での釣りはずっと前に一緒にボートエギングを数回やった以来の久しぶりの登場で、タイラバは初体験。
もう一人のYN君の叔父さんであるOGさんは誰でも知っている上場企業を定年退職して1年前に愛媛に戻ってきたヒトだそうで、釣り自体が一年前から初めたほやほやのビギナー。今は堤防サビキが命という状態らしい。
このOGさんもタイラバ初体験。
二人のタイラバ初体験のヒトになんとか釣ってもらおうというのが今回のミッションである。
当日朝4時、YN君がうちに来て俺の車に乗り換え、釣具屋に寄ってからOGさんを拾いに向かった。
OGさんちに着くと朝食を食っていけとのこと。
折角なので初対面のOGさんちに上がり込み、朝メシを遠慮無くバクバクと頂いた後に松山を出発。
6時過ぎにレンタルボート清家に到着し、荷物を積み込んでそそくさと出船した。
左が同級生YN君、右がその叔父さんのOGさん。
湾の外に出てみると、この時期にしてはありえないほどのベタ凪で絶好の釣り日和だった。
まず最初は無難なポイントである海底の岬先端付近に行き、タイラバの簡単なレクチャーをした後、釣り開始。
イキナリ一投目にYN君がヒット。
ぬぅ、ファーストヒットは持って行かれたか・・
上がってきたのは35cmくらいの小物だったが一投目から釣れて三人のテンションが上がる。
こりゃ今日はクーラー満タンで早上がりか?
・・・しかし、その後2時間ほどは何も釣れなかった。
海底の岬の先端付近を重点的に攻めていたのだけど、どうもこの場所はこの日は魚が寄りついていないみたいだ。
次は岬の中間辺りの50m-20m-40mと変化するラインを選んで流してみると、数流し目に今度はOGさんにヒット。
数分後、上がってきたのは40cmちょい切れくらいのサイズだったが、今まで小アジしか釣ってなかったというOGさんはコドモのように喜んでくれた。
さて、ゲストの2人に釣っていただいた所で肩の荷も降りたことだし、そろそろ俺も本腰入れて釣らねば・・、と思うのだけど、なぜか俺だけ釣れない(笑)
次は少し北側の駆け上がり付近に移動。
この辺はタイラバでも釣れるけどアオリイカも狙えるポイントなので、俺だけ中オモリをつかったディープエギングにチェンジした。
姑息に一人だけイカを釣ってやろうという魂胆である(笑)
海底までエギを下ろしてしばらくピッコンピッコンやっていると、じわっと抑えこむようなアタリがあり、合わせるとズッシリとした重さが伝わってきた。
「おっしゃぁぁ!」
狙い通りの展開に一瞬ニンマリしたもののアオリイカみたくぐいんぐいんと引かない。
ありゃー、これはコウイカかな・・まぁいいか、と思いつつ雑に巻き上げているとそのコウイカすらバラシてしまった。
その直後、YN君にヒット。ヤズを釣り上げる。
その少し後にOGさんにもアタリがあり、しばらくやり取りしていたが惜しくもバラし。
欲こいて一人だけイカを釣ってやろうとエギを下ろしている場合ではなかったのだ。
「YN君好調やなぁ、今日俺さっぱりやわ。」と言うと、
「師匠、花を持たせてくれなくていいですから自分も釣って下さいよ(笑)」などとニヤニヤして言われる始末。
優柔不断はやはりよくない。やっぱ俺もタイラバに復帰しようと、ロッドを持ち帰ると、それからアタリが遠のいた。
ま、ツイてない時ってこんなもんよね・・・
その場所でしばらくやってが反応がないので、次は起死回生の一発狙いで大型青物の回遊ポイントに移動。
だがこの日は漁師の船がちょうどのラインにアンカリングしていたので釣りにくかった。
50mほど離れた所を通るラインを流してしばらく粘るが、漁師の船も釣れている様子はない。
青物の気配もないので結局諦めた。
潮が満ち込みに入ったので、次は上げ潮ポイントに移動した。
そこでしばらくやっていると、イキナリYN君とOGさんが同時ヒット。
二人並んでロッドを曲げているのに、俺だけナニゴトもなくタイラバをマキマキ・・
しばらくのファイトの後YN君はヤズを釣り上げたが、OGさんはまた途中でバラシてしまった。
マズイ、これは実にマズイ・・・冗談じゃなく今日は俺だけホゲかもしれん。
ここまでの釣果は、YN君が鯛一枚にヤズ二匹、OGさんが鯛一枚にエソ一匹、俺はスーパーエクセレントにボーズ(笑)
タイラバを教えたほうがホゲてタイラバ初体験の二人が釣るなんて、師匠としての立場がないではないか・・
日頃の行いが悪いのだろうか?
もしかしてアレかな?そ、それともアレが神様にバレちゃったのだろうか(汗)
・・などと、ここ最近のオノレのイケナイ行動を思い浮かべてみたりした。
しかーし、神は見放さなかった。
それからやっと俺にツキが回ってきて、怒涛の連チャンが始まった。
一枚目
二枚目
三枚目
お約束のエソ、エグい刺さり方をしていたので仕方なくキープ
その後イトヨリと鯛二枚を追加したが写真は撮り忘れ。
午後2時になったので納竿とした。
今回はずっと俺だけ釣れなくてヤバかったけど、ラスト3時間の追い上げでなんとか師匠のメンツは保たれた(笑)
納竿前のラストスパートをするOGさんとYN君
お持ち帰り全体の図
マダイ×5
イトヨリ×1
エソ×1
Posted by ROY at 09:47│Comments(8)
│釣行記録
この記事へのコメント
こんにちわ
ゲストに先に釣られるとプレッシャーがかかって
あせってしまいますよね!
鯛の連チャンは、流石です
松山からお越しの釣り好きさんの釣果も見ましたよー
追伸
先週送りましたオーナーへメッセージを見てくださいね
ゲストに先に釣られるとプレッシャーがかかって
あせってしまいますよね!
鯛の連チャンは、流石です
松山からお越しの釣り好きさんの釣果も見ましたよー
追伸
先週送りましたオーナーへメッセージを見てくださいね
Posted by Z at 2013年03月11日 11:13
最初は「まぁ二人に釣ってもらってからでいいかな」みたいに余裕かましてましたが、昼前になるとホントに焦りましたよ(笑)
なんとか釣れてよかったです。
清家のホムペによると他の船はアオリイカもちょぼっと上がってたみたいなんで次はもう少し頑張ってみます。
PS.メッセージ確認しました(汗)
返信したつもりが中継しているナチュラム宛になっていたようです(汗)
なんとか釣れてよかったです。
清家のホムペによると他の船はアオリイカもちょぼっと上がってたみたいなんで次はもう少し頑張ってみます。
PS.メッセージ確認しました(汗)
返信したつもりが中継しているナチュラム宛になっていたようです(汗)
Posted by ROY at 2013年03月11日 12:57
怒涛の追い上げでしたね。
これがあるから釣りは止められませんね。
お客さんも釣って頂き、最後に面目約如。
めでたしめでたし。
これがあるから釣りは止められませんね。
お客さんも釣って頂き、最後に面目約如。
めでたしめでたし。
Posted by 酒ちゃん at 2013年03月11日 19:26
えっ!ウソ~!って言うぐらい、
この時期にしては、凄い活性ですね!
こちらは、まだ1回当たりがあればいいくらいで
当たりさえボウズの人も多いですよ!
「うらやまし~!」
この時期にしては、凄い活性ですね!
こちらは、まだ1回当たりがあればいいくらいで
当たりさえボウズの人も多いですよ!
「うらやまし~!」
Posted by 八ちゃん at 2013年03月11日 19:51
酒ちゃん
これがあるから・・・と言うよりヒヤヒヤしました(笑)
でもゲストに釣れて良かったです。
接待みたいなもんでしたんで。
これがあるから・・・と言うよりヒヤヒヤしました(笑)
でもゲストに釣れて良かったです。
接待みたいなもんでしたんで。
Posted by ROY at 2013年03月11日 22:56
八ちゃん
地域的な時期の差ですよ~
愛媛は宇和海側は3月くらいから、瀬戸内海側は4月くらいからが例年のノッコミ時期になります。
水温分布からすると広島も4月くらいからですよね。
瀬戸内側がシーズンインしたら今年はショアラバ(岸からのタイラバ)をちょいと頑張ってみようかと思っています。
地域的な時期の差ですよ~
愛媛は宇和海側は3月くらいから、瀬戸内海側は4月くらいからが例年のノッコミ時期になります。
水温分布からすると広島も4月くらいからですよね。
瀬戸内側がシーズンインしたら今年はショアラバ(岸からのタイラバ)をちょいと頑張ってみようかと思っています。
Posted by ROY at 2013年03月11日 23:04
連れの方が釣れるのは嬉しいし安堵しますが
周りが釣れてるのに自分だけ釣れないと
やっぱりあせりますよね(~_~;)
でも、最後に追い上げるとこは流石です。
周りが釣れてるのに自分だけ釣れないと
やっぱりあせりますよね(~_~;)
でも、最後に追い上げるとこは流石です。
Posted by 海月(とし) at 2013年03月12日 19:31
実際焦りましたが、タイラバ初体験の二人に釣れたのが一番嬉しかったですね。
この日はワタシが緑ネクタイ、ゲスト二人がオレンジネクタイをメインで使ってたんですが、時間帯や場所で合う色があるんでしょうねぇ。
もっと細かく付け替えればよかったかも。
この日はワタシが緑ネクタイ、ゲスト二人がオレンジネクタイをメインで使ってたんですが、時間帯や場所で合う色があるんでしょうねぇ。
もっと細かく付け替えればよかったかも。
Posted by ROY at 2013年03月13日 06:40