ショアラバ自作

ROY

2020年06月01日 15:37

前回仕入れた材料を使ってショアラバを作った。
ショアラバはフネからのタイラバとは違い、小型のタイラバみたいなのを岸からぶん投げて釣る方法で、タックルや釣り方等は240円で作るショアラバ自作方法に書いているのでキョーミがあれば参照してみてください。
前回のは一個あたり240円で作るのも面倒だったけど、今回のは82円で作るのもやや簡単。
めっちゃ安いっす(笑)




今回、ショアラバを作るに当たって普通のフネで使うタイラバとポリシー変更した部分は

1.キャストしてもフックが絡まないようにする(考えて作らないと着水時に結構絡む)
 ・舵付きオモリの向きを本来の向きで使用
 ・固定式にする(着水時にオモリからフックが離れないように)
 ・針の段差を無くす(出来る限り短く)

2.根掛りを抑える
 ・舵付きオモリの向きを本来の向きで使用
 ・オモリ~フックの長さを短く

3.原価を抑える(ロストが多いので)
 ・ヘッド塗装なし
 ・安いフックを使う(一本17円のフック)
 ・100均ネクタイ、100均スカート、100均ビーズを使用

4.作りやすさを重視(これもロストが多いので)
 ・ヘッド塗装なし


この4点


実際の作成方法

1.ネクタイ作成。
セリアのシリコンキッチンマットには四角いやつと丸いやつの二種類があるんだけど、四角の方は色が薄いので、今回は丸いやつを使用。
長辺16cmと短辺13cmの四角形の型紙を作り、シリコンマットの上に置いてロータリーカッターでカット。
このシリコンマットから長さ13cm幅5mmのネクタイを30本ほど作る。





その後、フリーハンドでテキトーに末端をカットして



ネクタイ30本完成。
同様に、もう一枚のシートを処理



2.フック作成
基本的には以前のタイラバ作成記事簡単&安価&爆釣(?) 自作タイラバ(誘導式)の作り方と同じだけど、段差はつけず短く作る。
一本の針を縛ってから、チモトから18cmの所で切ってもう一本を縛ると丁度いい感じ。
(針を縛るのに慣れてない人は20cmとか22cmくらいでもいいかも)



針を二本縛ると、チモト間は14.5cmくらい。
ラジオペンチを二個使って、両側のシーハンターのヒゲを掴んで締め込む。



余ったヒゲをカットして、フックを反対向きにして、エイトノットで縛る。



一気に締めず、縛り目がフックに近くなるようにずらしながら縛る。



フック二本と上の輪っかにカラビナを付けて、しっかり締め込む。



フック完成。





3.ネクタイ・スカートをセットしてゴム管で固定。



ネクタイは両端を揃えず、長いほうが8cm、短いほうが5cmくらいの長さになるように。



ゴム管で止める




ビーズを通すには、まず3号くらいのリーダーをビーズに通し



シーハンターの輪っかにくぐらせた後またビーズの穴に戻し



引っ張る。





4.オモリと接続する。
オモリにシーハンターを通し



上にもう一個ビーズを通して



ビーズの上にウキ止め糸を縛る



ウキ止め糸に瞬間接着剤をつけて固定する。
シーハンターに瞬間接着剤を使うと少し強度が落ちるけど、ショアからだし、まあ大丈夫。
これやっとかないとウキ止め糸がズレて固定式にならない。



と言う感じで、8号と10号を5個ずつ作った。





ショアラバは結構根掛りが多いけど、1回の釣行に10個持っていけばまず大丈夫かな。


かかった材料費は以下の通り。

オモリ25円
フック35円
シーハンター20cm 10円
ゴム管2円
ビーズ1円
ネクタイ4円(シリコンゴムシート丸形)
スカート2円(シリコンゴムシート角型を使った場合)
ウキ止め糸5cm 2円
瞬間接着剤 1円

一個あたり82円


安く作れるのはいいんだけど、オフショアのタイラバより小さいので作るのに結構時間がかかってしまった。
今後の課題は作業時間短縮かな~



Long Tall Sally / Little Richard


前回に続いて訃報ですが、ロックンロールの開祖の一人であるリトル・リチャードが2020/5/9に亡くなりました。
RIP


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