宇和海秋イカ今季初エギング

ROY

2019年09月22日 10:21

こんちわ。

最近ベランダに来るスズメ達のために撒いている玄米があんまり減ってないなーと思ってたら、よーく考えると今は田んぼの米が実って収穫の時期なんすね。
おそらくスズメ達はそっちに行って腹いっぱい食べているんでありましょう。
まるで扶養家族を育て終わって、楽にはなったけどちょっと寂しい親心・・みたいな日曜日の午前中、みなさんいかがお過ごしでしょうか。


9月だ9月だやっと9月だー。というコトで、9月と言えば宇和海で秋イカシーズンが開幕する時期。
ちょっと前から9月になったらエギングに行こうと思ってたんですが、悪天候やらヤボ用やらが重なってなんやかんやで行くようにはならず、9/11の水曜日にやっと行ってまいりました。
てか今はもう9月も下旬だもんな。
釣り行くのも遅いなら書くのも遅いと言う亀記事ですんません。

今回はいつもの貸しボートではなくて、自分のゴムボートにした。
この時期に貸しボートを借りると「小さいうちから釣っちゃダメだろ」みたいな事をブチブチ言われるので、めんどくさいけど久々に自分のゴムボを出すことに。
しかしこのゴムボも使ってないよなぁ。買ってから一年に一回のペースでしか使ってないわ。
もう少し準備と撤収が簡単だったらもっと使うんだけどなぁ。

出船場所は、いつも貸しボートで釣ってる海域の端っこにある漁港。
そこから岸沿いに1kmほど走った所に鉄板ポイントがあるので、とりあえずそこに一番乗りするつもりだ。
今の季節はまだイカが居つきの時期で浅場に固まっており、とにかくスレやすいのでポイントに一番乗りできなければ釣果は期待できない。絶対一番乗りするぞー、夜明け前の空が明るくなり始めた頃に出船できれば多分一番乗りできるはず。
・・・という皮算用で、午前2時頃松山を出発した。
出船場所に着いたのが4時くらい。
クルマをスロープの上に停めて、ヘッドライトで照らしつつゴムボートの準備をした。
ボートをポンプで膨らませ、ドーリーつけて船外機つけて・・・
急いでやったつもりだったのだけど、この状態になるまでに30分かかった



その後、船外機に給油して、予備タンクにもガソリン入れて、道具を入れてロッドもすぐ釣れる状態にして・・・



ここまでにさらに30分。
東の空がじわじわと明るくなってきた。
海に出てからエンジンが不調だといけないのでエンジンをかけてみる。
バルブを開けてチョーク引いて、最初は10回くらいスターターを引いたけどエンジン始動も確認。
その10分後くらいに海面が見える明るさになったのでスロープからボートを出した。
時間に余裕があるように行動したつもりだったのだけど、ワリと夜明けギリギリの時間だった。
まだ慣れないせいか、全ての準備ができるのに結局1時間くらいかかってしまうんだよなあ。
オールで少し漕ぎ出してドーリーを上げ、エンジンをかける。
1分くらいチョーク引いたままアイドリングしてエンジンを暖めた後、さて急いでポイントまで行くぞ、とアクセルを開けた途端にエンストした。

え?
またエンジンをかけてアクセルをひねるとエンスト。
何度やってもエンスト。
どうもアクセルを1/3以上開けるとエンストするみたい。
この船外機も長い間ほったらかしだったので、キャブレターのメインジェットが詰まっているっぽい。
でっかい船外機だったらキャブじゃなく燃料噴射なので詰まる心配はほぼないんだけど、この手のちんけな船外機はいまだにキャブなのでほったらかしでガソリンが劣化したらどうしても詰まる。
さて、どうしたもんかいなー、このまま出るか帰るか。
心情的にはここまで来て苦労して準備したのにこれで帰る訳にはいかない。
危ないからホントは帰った方がいいんだけどさ。
色々船外機をいじくってるうちに、チョークを引いてるとアクセルを2/3くらいまで開けてもエンストしない事を発見し、チョークを半分引いた状態でポイントに向かうことにした。
普通はチョーク引いたままだと燃調が濃くなって冷却に問題が出るんだけど、たぶんジェットの詰まりだからチョーク引いてても燃調は濃くならんだろ、というアバウトな判断。

全開にできないので速度は人間が歩くよりちょっと早い程度。たぶん時速5キロくらいのスピードだ。
エンジンが止まる不安を感じつつ、じわじわと移動し続け、やっとポイントに着いた。
ポイントに着き、アンカーの準備をしていると、エギングらしき地元のボートが猛スピードでこちらに向かってくるのが見えた。
アンカーを固定し終わってロッドを持つと、そのボートはやっぱりエギングだったらしく少し離れた所で3人くらいがエギを投げ始めた。
あぶねーあぶねー、到着するのが2~3分遅れていたらこのポイントには入れなかっただろうな~、なんてほくそ笑みつつこっちも釣り開始。




しかし、何も釣れない。
え?何で何で?、この時期にここにイカがいなかったらどこにもおらへんやん・・・
合計30投程周囲に投げるが釣れるどころか一杯のチェイスすらない。
しつこく1時間ほど粘ったのだけど全く気配がないのであきらめた。
次に、50mほど離れた別のポイントに行くが、ここでも無反応。
ありえねぇ。
アンカーを下ろしたまま休憩して周囲を見てると、湾の奥の方の渦を巻いてる所にイカの吐いた墨がたまっていた。
朝一に来てアレがあるということは、夜中に地元ボートが来て釣りまくってるモノと思われる。
道理で釣れない訳だよ。

うーむ、ということは、どこに行くべきなんだろう?
プレジャーボートがアンカリングしそうにない場所は・・
沖に浮かぶ島の浅瀬に行けば手つかずの場所があるのは確実だろうが、2馬力のゴムボでしかもエンジンが不調なので行けるワケがない。
悔しいけどもう帰ることにした。
スロープに帰るまでの途中にある4流ポイントに何度かアンカリングし、やっと4杯を釣ってこの日は終了。
これなら岸からランガンした方が確実に良かったよ。



しかし船外機のキャブの詰まりどうすっかな。
分解清掃するのもめんどいし、キャブクリーナーで掃除してみっか。
9月中にもう一回くらいいかないとな。


釣果


もうジップロックから出す気もおこらん(笑)

アオリイカ 4杯 (胴長10~15cm)



September / Earth Wind and Fire



あなたにおススメの記事
関連記事