今年一番の貧果(笑)

ROY

2018年09月29日 23:24

9/28(金)に釣り行ってきた。
最近釣りの予定を立てていると必ずと言っていいほど悪天候に邪魔されて行けない。
これはカミサマの嫌がらせではなかろうかと思うくらいに釣りの予定を立てている日は天候が悪い。
よーし、そっちがその気ならあらかじめ予定は立てずに天気のいい日にサボって釣りに行ってやろうではないの。
と、虎視眈々と狙っていたのだけど、金曜が釣り場付近がピンポイントで風がない事がわかり、前日の木曜にボートを予約して一人で釣りに行ってきた。

予約したのは由良半島南側にある某貸しボート屋なのだけど、ここはボートの貸しかたにある特徴があるのを忘れてて、夜明け前に現着して夜明けと同時に一番乗りで出船。
ある特徴、というのは、ここは店主がケチなのかどうなのかしらないけど、客が来た順番に一番ボロいボートから割り当てていくというもので、ここでは何度か借りているのだけど見ていると毎回必ず一番ボロいボートから客に割り当てている。
この日、その貸し方の特徴を忘れて一番乗りしたワタシが割り当てられたのは、船体は細身でボロボロ、排水溝の蓋がなく、船外機はふるーい2スト9.9馬力のセルなし、というやはり一番ボロいボートだった(笑)



まず最初に沖にポツンと張り出した根に行って、小型青物を狙った。
第1投目、数回巻いた所で何か結構な手ごたえの魚がかかる。
ロッドが弱すぎてバット部が折れそうだ。
このとき使っていたタックルは、ティップが折れてガイドをつけなおしたエギングロッドにリーダー4号PE1.5号を巻いた3000番のスピニングリール。ジグはダイソーの40gジグをに自作フックをセットしたもの。
30cmくらいの小型青物を想定してのタックルだったのだが、ラインはいいとしてロッドがやはり弱い。
所詮はエギングロッドだ、何度もドラグを何度も出しながら寄ってきたのは・・・巨大なダツだった。
即座にリリースして第2投目。
今度は何かプルプルとした手ごたえで、20cmくらいのサバかソーダの感触。
うわーちいせぇー、おまえじゃねーよー、とつぶやきつつ巻いてたら、急にドスンとした手ごたえがあり、ジグについてた魚を何かが食った模様。
ドラグ出っ放しでどうしようもないのでロッドを寝かせてドラグを締めてしばらくやり取りしてたら「プッツン」とリーダーの上からPEが切れた。

「しゃー、今日はうねりが凄いけどめっちゃ魚おるやんけー。」

ほくそ笑みつつ、リーダーをゆれるボートの上でなんとか結びなおし、新しいダイソージグをつけて準備完了。

 3投目、シーン
 4投目、シーン

 ・・・・・・

 20投目、シーン

ついに心が折れた。
リーダー結びにモタモタしている間に反応が全くなくなっていた。

切り替えの早いワタシは即座に根魚狙いに方針転換し、タイラバロッドにダイソージグをつけて底まで下ろす。
底付近をスロジグっぽくちょこちょやってると釣れるには釣れる。
しかし全部カサゴだ。
カサゴでも30cm以上あれば持って帰るのだけど、20cmくらいのヤツばかり釣れる。
このサイズは刺身にはできないし煮付けにしても食うトコないんだよな。
結局カサゴは全部リリース。
クーラーボックスは空のまま沖の根を諦めて今度は岸近くにエギングをしに行く。

切り替えの早いワタシは、「魚がダメならイカを釣ればいいじゃなーい」と涙目で思いつつ、沿岸部まで戻ってみた。
この日の天気予報は、釣り場付近でのみピンポイントで風がなく、半径20キロ以遠では南からの暴風という不思議な天候だったのだけど、沿岸に戻るまでその影響がこんだけ強いとは思わなかった。
南からのうねりがモロに当たる場所は東映映画のオープニングを思わせるような3~5mの白い砕け波が立ち、浅い瀬の上をうねりが通過している場所では増幅されて、映画「ビッグ・ウェンズデー」みたいなチューブができている場所もある。




写真じゃ大したことないように見えるけど、チューブの直径は1mくらい。

まぁ、遊んでないで仕事しろというカミサマからのありがたいメッセージなのかもしれない。

今のイカは大抵が岸寄りの浅場(水深3mまでの場所)にいるので、こんな状態じゃ釣りにならない。
なんとかうねりが直撃しない場所を探してエギングを開始するが、やっぱり浅場はうねりの影響で濁っている。
結局なんとか探した2か所でエギを投げ、11時ごろに心が折れてこの日の釣りは終了。



【釣果】

ダツ(リリース)
カサゴ多数(リリース
アオリイカ×4(最大胴長19cm)

寂しかったので釣果写真はナシ。



The Hurt / Kalapana



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