最近ついてないっす~
少し前にレガシィがローソン駐車場で当て逃げされて板金修理をするハメになり、つい先日はコペンで山走ってる時に落石をガッツリ踏んで左前タイヤがバースト。
このカネのない時期に合計10万ほどの出費となって、ヨメに内緒で秘かに企んでいた九州一周旅行を断念せざるを得なくなりました。
まあそんなこたーどうでもいいんですが、先の土曜日は、宿毛方面に岸からネイリ(カンパチのコドモ)がバカスカ釣れている漁港があるっつうのを聞いて行こうと思ってたんだけど、金曜についついヤボ用で深酒&夜更かしをしてしまって結局釣りは断念。
翌土曜日の昼前にダラダラと起きてフトGPV天気予報を見ると、なんと松山近辺から南の方まで風予測が紫一色(無風状態)じゃないっすか。
うわー、こんな凪ならヤボ用ブッチしてボート出せばよかったわーと、ちと後悔。
時刻はもう既に昼前だし遠出はできない。
なので、前からやってみたかったコトを実行に移した。
それは・・・コペンにゴムボート積んで釣りに行けるのか?というギモンの検証。
セカンドカーのダイハツコペン(旧型)は2シーターだしトランクも激狭い。
これにゴムボートと船外機と釣り具を載せて釣りに行けるのかつーのを少し前からやってみたかった。
ゴムボートといえども前回使ったジョイクラフトJBB-225とホンダBF2の組み合わせはどうやってもコペンには積めないので、今回はアキレスのEC2-521とジェイモSP-1の組み合わせだ。
釣り具はロッド1本でタイラバとジギングの準備だけの最小単位。
それにボート一式をとりあえずクルマの横に並べてみた。
これ積めるんかいな?
と一瞬思ったが、積んでみるとどうにか入った。
トランクはこんな感じ
助手席もフル活用
もう何も積めまへん。
ホントギリギリ(笑)
近所の浜に行って出船準備が完了したのが午後三時前の事だった。
オールで漕ぎ出して少し離れてからエンジンをかけ、とりあえず500mほど離れた小さい岬に向かった。
「ビィィーン」という草刈機サウンドが海上に轟きわたる。
そして、実に遅い。
速度は、スマホのGPSで測ると時速5.5キロだった。
これはオカマ風に表現すると
テコキよりわぁー、早くイケそうだけどぉー、あんまり気持ちよくないのよねー
みたいなかんじ(意味不明)
10年ほど前に動かした時はもう少し速かったような気がするんだけどなー。
まあ気のせいなんだろうな。
できるだけ前に座って腕を目いっぱい伸ばしてティラーハンドルを持つのだが、妙にスターンが沈んで速度が出ない。
今回使っている船外機、ジェイモSP-1にはトリム角調整の機構はない。
また、装着しているチューブ挟み込み式のエンジンマウントも角度があまり調整できない。
どう考えてもプロペラが上の方を向きすぎで、スターンを沈ませる方向に力がかかってしまっている。
そして、このボート(アキレスEC2-521)はキールがないので直進安定性が最悪だ。
ちょっとハンドルを回すとクルンと船体が回転してしまう。
ヨッパライのようにヨタヨタと蛇行しつつやっと目的地の岬の沖に到着。
とりあえずタイラバを投入するが、水深は15m~20mだった。
結構沖に出ているような気がしたんだけど、どうもかなり遠浅なトコロらしい。
2~3度マキマキした後、ここじゃ絶対釣れねーと思って反対方向の岬に行く事にした。
再度ヨロヨロとした航跡を書きつつ、苦労して反対側の岬に到着。
ここは海底の地形がゴツゴツなのか海面に高さ30cmほどのトゲトゲの波が立っており、流れも結構早い。
ここでもしエンジンが止まったら、泳ぎはもちろんテコキでも流れに逆らえないレベル。
岬に当たった海流が沖に出ているっぽいので、もしかすると遭難もアリかもな~。
なんて事を考えてると、ヤバい事に気づいてしまった。
なんと、ライフジャケットを忘れているではないか(汗)
こんなペラペラの浮き輪みたいなボートに乗って離岸流の上にいるにもかかわらずライフジャケットをつけていない。
ヤバい、これはヤバすぎる。
もし今チューブがバーストしたらおれ死ぬかも(汗)
だんだんと怖くなって、とっとと帰ることにした。
またヨロヨロと蛇行した航跡を描きながら無事出船位置まで帰った。
焦った~。
ボートを岸に揚げ、荷物を降ろし、水シャワーをかけて塩抜きして、乾燥するまで待って、畳んで、キャリーバッグに入れて、クルマに積んで・・・
あぁぁ、この手間さえなけりゃなぁ。
【釣果】
え?ホゲですが何か?