宇和海ボートエギング&カマス釣り?(2013/9/7 in北灘)

ROY

2013年09月08日 22:51

先の土曜日、漁師より一足先に秋イカを乱獲しようとボートエギングに行ってまいりました。

天気予報では風はないけど9-12時の間ずっと雨みたいだったので、カッパを持って6時頃出船。
今回のメンツはS木さんとやっちゃん。
やっちゃんは前日(金曜日)にオカッパリエギングでホゲを食らったらしい。
なんでも、岸付近は大雨の影響かモノスゴイ濁りで釣りにならなかった・・という痛々しいメールが金曜の夕方入ってきていた(笑)
岸付近は大雨の影響がまだ色濃く残っている模様。
前回の釣行(8月末)にちょっとエギを投げてみたトコロ、イカが順調に成長しているのが確認できているだけに、9月はじめに来やがった台風がなんとも恨めしい。

出船してまず最初は秋イカの鉄板ポイントに行った。
ここで各自5~6ハイ釣って次のポイントに移動・・のつもりだったのだけど、ポツポツとしか釣れなかった。
エギを追ってくる見えイカは結構いるのだけど、1mほどの距離を保ってついてくるだけで、エギを抱くまでには至らない。
どうもこのポイントは夜中か朝イチで誰かが叩いているような気がした。
次は100mほど離れた岩場に行く。
この場所は条件的には晩秋の大きくなったイカが付く場所なので今の時期はイマイチかもと思ったが、やってみた。
結果は予想通りホゲ。
釣れそうな気配も全くない。
岸付近は少し濁りも出ていて条件が悪そうなので、次は島まで行くことにした。

10分くらい走って島のポイントに到着し、アンカーを下ろす。
流石にここまで来ると潮の濁りは皆無で、5mほど下の海底にあるテーブルサンゴがよく見えた。
ここでは小物をリリースしながらそこそこの釣果をあげ、場荒れしてチェイスがなくなるまで秋イカを堪能。
次は島の反対側の水深10mラインにアンカーを下ろした。
この場所は急な水深変化があり小イカを食べる回遊魚がすぐ近くまで来るので今の時期のイカにはどうかなーと思ったけど、やはり予想通りこういう場所にはいなかった。
次はもう少し岸寄りに移動し、真珠養殖のロープが張っている辺りにボートをつける。
この辺はベイトも多く、イカを捕食する魚は入ってこない地形だったので、今のイカにはいかにも好都合に思えた。
ロープの根っこを狙ってエギを投げ、ついているイカを誘うつもりでエギを動かすと、ここで本日最大のサイズ(といってもトンカツサイズだけど)をゲット。
ここでもう一杯追加して、さらに岸辺に行ってみた。
大きな岩が沈んでいる横にアンカーを下ろしてエギを投げてみるが、ここではスカ。
ベイトもいず流れも全くない淀んだ所には流石にイカもいないらしい。
次は、島の秘密のポイントに行ってみた。
ここは他のボートもエギングをやっているのを見たことがない場所なんだけど、毎回そこそこ釣れるので欠かさずに行っている。
この場所はまあまあ好調だった。
去年のように絶好調ではなかったが、うねりが直撃する場所なので台風の後にしては上出来だ。

そうこうするうちに太陽がでてきた。
雨の予報だったのでカッパは持ってきているが日焼け止めは持ってきていない。
ジリジリと焼かれながら最後は生簀の集団の奥にあるポイントに行ってみることにした。

最後のポイント到着。
8mラインにアンカリングして20mほど先にある岩の左右に投げてみる。
エギを投げてボートのしたまで誘ってくると、アオリイカに混じって何やら細長い30cmくらいの物が集団でついてきた。
上から見るシルエットは一瞬ヤリイカに見えたのだけど、こんな昼間のこんな浅場にヤリイカがいるわけないよなー、てことはあの形はカマス???
正体を確かめるべく、エギを外してサビキにオモリをつけたものを装着し、少し投げて誘いながら引っ張ってくると、ガツっという手応えが来た。
『よーしよしよし、よーしよしよし』
ムツゴロウさんのように心のなかで呟きながら上げてみると予想通りのカマス。
アカカマスではなくヤマトカマスだったのが少し残念だったけど、ヤマトカマスも干物にすれば絶品だ。
しかもなかなかいい型である。
干物にして冷凍保存しとけば当面の酒のアテには事欠かないだろう。
エギングをやめてカマス釣りに没頭していると、S木さんとやっちゃんもサビキをつけて参戦してきた。
3人でどんどんカマスを釣り上げる。
10匹ほど釣った所でフト横を見ると、S木さんがカマスを開いて船上干しにしているのが見えた(笑)
なかなかウマそうだ。
俺も帰ったら干物作ろう・・と思いながら14時までカマスを釣って、この日の釣りは終了。


お持ち帰り全体の図


アオリイカ✕15
カマス✕24
小アジ✕9



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