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Posted by naturum at

2025年01月24日

人生初の快挙

どうもどうも。
前回ブログ書いてからまたもや忘れた頃に書いております。
ここんとこやたら寒くなって外出するのも億劫になる今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ワタシは最近家のウォシュレットがぶっ壊れて困っとります。
ある日のこと、ウンコのあとにスイッチを押したら「ジー、カタカタカタ・・」と音がした後、ノズルが出てこない。
待てど暮せど一向に出てこない。
スイッチを何度押してもダメ、リセット(電源入れ直し)してもダメ、何が邪魔してノズルが出てこないのか全くわかんない。
なにかにノズルが当たって出るのを邪魔されているようなフンイキの音なんで、出てくる穴を見たんだけどよくわからん。
こんな時に機械物に強い人なら即座に分解して原因究明をし、たちどころに直してしまうのだろうけど、ワタシには不可能だ。
仕方がないのでその時はテケトーにトイレットペーパーでコーモンを拭いてトイレを出たのだけど、やっぱ水で洗い流すのと紙で拭いただけとは違う。
ウンコにも色々状態があって、紙で拭く必要もないほどスパーンとバナナのような物体が便器に放出される時もあれば、飲み過ぎでゲリ気味の時もある。
困るのは後者で、ゲリ気味の時がホント困るのよね。
大抵のトイレットペーパーは水に溶けやすいことを第一に考えて作られているようで、ゴシゴシ拭いてると必ず破れてアスホールにくっついてしまい、結局よく拭けないのだ。
なぜトイレットペーパーはあんな軟弱な紙を使っておるのだ。
あれではちゃんと拭けないではないか。
それから少し考えを巡らせ、非常用持ち出しバッグの中にペットボトルにくっつける手動のウォシュレットみたいなのを入れてたのを思い出してそれを使ってみたが、水流をコーモンに命中させるためには、ちんこの下辺りにボトルを差し入れて手で押す必要がある。
当然座ったままでは不可能で、かなりアクロバティックな体勢を強いられる。
中腰になるまで立っちゃうと、今度は洗ったあとの水が膝の方に伝わってしまう。
ウンコを洗い流すためにパンツにウンコがつくようでは本末転倒である。
水流自体も手で押す程度では弱くて結局使えない。
困ったものだ。
あれはおそらく和式スタイルの便器でのみ有効なのだろう。
もしくは野グソスタイルの時かな。
どっかの河原にキャンプに行って、コソコソと草むらに入るときに持っていくのには好都合だろうけど、洋式便器に座った状態のときに使うにはいささか不便だ。
そして次に考えたのは、紙が脆弱なら強い紙を使えばいいんじゃね?ってコトで、キッチンペーパーを使ってみた。
トイレに行く前にキッチンペーパーを二枚ほど持って行き洗面所で濡らす。
そしてウンコの後にそれでオシリをゴシゴシ拭く、という方法で、これはなかなかうまくいった。
トイレットペーパーだけで拭くと翌日あたりはコーモン付近が痒くなって「うわ、もももしかしてききき寄生虫かもぅー」とか思ってしまって昔見た目黒寄生虫館の展示物を思い出したりしちゃうのだけど、濡らしたキッチンペーパーであればちゃんと拭けてその後も快適だ。
でもキッチンペーパーだと水には容易に溶けないだろうし、もしかするとどこかで詰まって逆流したりして阿鼻叫喚の世界になっているかもしれない。
しかし、下水処理場のヒトは困るかもしれないけどコーモンの健康は何物にも代えられないのだ。
すまぬ処理場の人よ、トイレを修理するまでもう少し我慢して頂きたい。

 ・・あ、また長々と余計なことを書いちゃったけど、表題の「快挙」というのはですね、免許の事なんすよ、運転免許。
思えばワタシは免許を取ってから苦難の道のりでした。
反則違反罰金免停を繰り返し、ついに10年ちょい前には前歴二回の30キロオーバーでとうとう免許取り消しになっちまいました。
一年間の欠格期間が過ぎた後、数十年ぶりに教習所に行き免許を再取得したワケですが、再取得したからといって免許が以前の状態に戻るわけではなく、初めて免許を取った人同様に1年間は初心者運転期間で、ちょっとした違反で即免停になってしまう。
また初心者運転期間だから当然のごとく若葉マークも付ける必要がある。
最初の一年間は極々慎重に、ノルマに追われたパトカーが後ろにいても「チッ、こいつぁ隙がないぜ」と思われるような運転をしておりました。
また、初心者マークをつけてると何か後ろから妙に煽られたりするんですよね。
軽に乗ったオバハンが信号が変わってもないのに「この初心者、早く行きなさいよ」みたいな顔で距離をじわじわ詰めてくる。
なんだなんだとミラーで顔を確認すると妙にイキってる。
あんときのクソババアが地獄に落ちてることを祈るばかりです。
免許再取得後はもー研究に研究を重ねて覆面パトカーの見分け方や取り締まりをやってる所や、やりそうな条件の場所、よくやってる時刻、曜日などの情報を集め、極力目をつけられない運転を心がけておりましたが、シートベルト違反とか通行帯違反とか15キロオーバーとか、ホントどうでもいいような違反でちょくちょく捕まってたんですが、数年前から趣味の一部を封印して走行距離を以前の1/3~1/4にした結果、前歴なしの5年間違反なしという偉業をついに成し遂げたワケです。
艱難辛苦を乗り越えてのゴールド免許(笑)
いやーワタシが「優良運転者」になるとは自分自身思ってもみなかったっす。
友人にその事を話すと「おまえがゴールド免許なんて世の中間違っとる」なんて言いやがりました。

で、今回たまたまヨメの免許更新時期とカブってる期間があったので、先日二人して免許更新に行ってまいりました。
ヨメはもう長らくゴールド免許(おそらく結婚前からずっと)だけどワタシは今回初めて30分の優良運転者講習なるものを受け、いつも受けてた違反者講習とどんな違いがあるんかいなと思ってたら相変わらず中身のうっすい講習で、ホント時間がもったいない内容でした。
そもそも運転免許に纏わる様々なことは実にアホらしく、頭悪いヒトが決めたんだろうなと思わせる事だらけです。
一例をあげると「かもしれない運転」と「だろう運転」。
これは「危険かもしれない」という意識を持ちましょう「大丈夫だろう」という気持ちじゃいけませんよ、という事らしいのだが、「かもしれない」のは危険だけじゃないとか、「だろう」というのはこれは危ねぇだろうとかの意識がスッパリと欠落してしまっている。
「大丈夫かもしれない」とか「ここは危ないだろう」思うヤツだっているだろう。
そう思ったらどうすんねん。
ホントあれ考えたやつはアホじゃなかろうかとつくづく思う。
もう一つは免許の学科試験問題の日本語のおかしさね。
これはおそらくみんなが思ってるでしょ?
問題を普通に日本語として解釈して、安全は全てに優先する、という道交法の大原則を当てはめて考えても正解を導き出すことができない。
標識や数字の絡んだ問題はそれが正解か否かを問う問題が多くそうでもないのだけど、「◯◯時は◯◯しなければならない」系のやつね。
あれはひっかけ問題だという人もいるけどひっかけ問題に相当するのか甚だ疑問な日本語だ。
日本語自体が明らかにおかしいんだよね。
あの試験問題は想像するにどっかの警察下部組織に天下りした元警察官僚のヨボヨボの爺さんがボケた頭で考えたとしか思えない内容だ。
なので、免許の学科試験で確実に合格しようと思えば数百パターン(だっけ)の問題と回答を丸暗記するしかない。
ほんとぅぅぅに、アホらしい。
また、そういう標語や試験問題が警察組織の中でずっと使われているというのが信じられない。
ケーサツ官や交通安全協会や都道府県公安委員会のヒトもおかしいとは思わないのだろうか。
いやおかしいと思っている人間は絶対相当数いると思うんだけど、ケーサツは上が白といえば黒いものも白になる組織だからおかしいと思いつつ何も提言しないんでしょうなぁ。
ま、この種の事を書き出しちゃうとキリがないのでこのへんにしといて、5年後の次の更新まで捕まらないように気を付けようと思います、ハイ。


Breathe Again / Kirk Whalum



  

Posted by ROY at 07:09Comments(2)日常

2024年07月04日

ポケットコンピュータ

梅雨もそろそろ明けそうで、クソ暑い夏がすぐそこまで迫ってきている雰囲気ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

なんかここしばらくキャバ絡みの事件が連続してますね。
少し前には『頂き女子りりちゃん』が詐欺罪で有罪になり、さらにそれに加えて所得を申告しなかったとして数千万円の追徴課税を食らったようです。
雑所得での追徴課税が数千万円って、いったいどんだけの金額をだまし取ってたんでしょうか(笑)
また、ちょっと前にはガールズバーの女性に入れあげた男がその女性を刺殺するというヤバい事件も起きました。
際限なく騙す女の方もアレだけど、男の方も正直ちょっとねぇ。
ワタシ自身はキャバには断れないつきあいで何度か行ったことがあるんだけど、実にシンドイ空間でした。
ああいう場での会話はホント苦手です。
店の女の子は自分の考えを口に出しているわけではなく、客が上機嫌になるような言葉を選んで口に出してるだけで、しかもそれが丸わかりなので話すのも苦痛(笑)
こちらからは話す気にはなれず、また話しかけられても返事するのが億劫で、女の子から「おとなしいのね(暗いのね)」とよく言われたりしました。
キャバは疑似恋愛を楽しむ場所、とはよく聞くけど、そんなので疑似ってのもどうなのよと思ってしまいます。

疑似恋愛というと今でも結構鮮明に覚えているシーンがあるのでそれをちょっと・・
ワタシは20代の頃会社の上司に連れられてよく行ってたスナックがあったんですよ。
60代くらいの着物を着たママと30代くらいの店員のお姉さん二人、合計3人で話回してた店でした。
その店に行くと先輩は上機嫌でママやお姉さんと喋るんだけどワタシはどうにも馴染めなくて居心地が悪かったんですが、会社の先輩の誘いだし奢りでタダだしで仕方なく行ってたんです。
で、ある日の事、先輩とその店に入って薄ーい水割りを飲みながら一人で空虚な時間を過ごしていると、50代くらいのおっさんが一人で店に入ってきました。
そんでカウンターの隅っこに座ると、お姉さんの一人がカウンターを出てそのおっさんの隣に座り、なにやらヒソヒソと話していました。
しばらくしてからまた横を向いたら、そのおっさんと店員のお姉さんはカウンター席で黙って抱き合っていました(笑)
おっさんの方は横顔がチラッと見えただけですが、なんだか辛そうな、でも陶酔したような顔でおねーさんの肩に顎を乗せています。
店員のおねーさんの方はおっさんの向こう側に座ってて顔はこっち向きだからよく見えましたが「よしよし」みたいなコドモをあやすような顔。
なかなかにすごい光景だなーと思いつつ割と不遠慮にジロジロと見てたら、しばらくすると店員のねーちゃんが目をカッと見開いてワタシの方を『ギリッ』と睨み、その目は明らかに「ジロジロ見るんじゃねーよこのクソガキが」と言ってました。
あれは怖かった(笑)
水商売のねーちゃんを怖いとかろくでもないと思い始めたのはあれがきっかけだったのかもしれません。
でもあれおっさんの方はもしかして割と真剣だったんじゃなかろうか。
あのおっさんがカネをだまし取られてないことを祈るばかりです(笑)

他のニュースで印象に残ってるのは、少し前に日本でトコジラミが増えてきて宿泊施設や電車のシートには注意しましょうなんてのがありました。
トコジラミは昔は南京虫とも言われ、南京(中国の)に行ったヒトが連れ帰ってくるという元々日本に少なかった虫という扱いでしたが、それが現在の日本で急繁殖しているらしいです。
少し前にはカメムシ大発生というニュースもあって、確かカメムシはトコジラミと近縁種のはずなんで、何かその辺の種族の繁殖に有利な条件が日本にできちゃったのかもしれませんね。
でもやはり大きな原因として考えられるのは、おそらくは政府の円安誘導政策とインバウンド政策により、海外旅行客がバクハツ的に増えたコトなんでしょうねぇ。
今の日本は猛烈な円安で、日本人からすると物価がどんどん上がるだけの迷惑な円安なんですが、海外旅行客から日本の物価を見ると30年前に日本から見た東南アジアのように見えるんだとか。
所得が高いEU諸国のヒトが感じる物価を日本人の円感覚で言い換えると、カレーライスやラーメンは300円。
居酒屋では2000円で飲み放題食い放題みたいな感じ。
スイスみたいな所得がクソ高いところから見るとカレーやラーメンは100円、居酒屋の飲み放題は800円くらいの感覚じゃなかろうか。
外貨ベースで考える旅行客にとって今の日本の物価はベトナムとほぼ同じくらいらしい。
そりゃいろんなトコから来るわなぁ。

そういえばトコジラミだけではなくゴキブリもカメムシもなーんか増えたように感じます。
公衆トイレの窓ガラスにカメムシがビッシリといて鳥肌が立ったり、場末の飲屋街の路地でゴキブリとよく目があったり。
幸いうちはそうした害虫類はたまにしか見なくて、蚊やハエやゴキブリなどは見てもそのまま増えることもなくしばらくすると勝手にいなくなっているんですが、その理由として考えられるのは、アシダカグモやハエトリグモが部屋の中を自由にウロウロしてて、またそれを追い出しもしないので弱肉強食の独自の生態系が部屋の中にできちゃってるというのがあるのかもしれません。
過去にアメリカのイエローストーン国立公園ではオオカミが危険だからと言う理由で狩りまくって絶滅させましたが、そうすると今度は草食動物が増えすぎてしまい、緑豊かだった野山があっという間にツルッパゲになってしまったそうです。
やっぱ生態系のバランスは大事よねってコトで、カナダからオオカミを再度導入したら、ツルッパゲだった山が育毛剤を振りかけたおっさんの頭の如くじわじわとウスラハゲへと変わり、やがては元のフサフサに戻ったという黒歴史があるようです。
閉鎖空間の生態系は絶妙のバランスを保っているケースが多く、人為的に介入してしまうと思わぬところで命の連鎖が破綻してしまうので、ワタシの部屋もそれに倣って捕食動物(クモ)を放し飼いにしているわけです(ヨメに言わせると単に掃除してないだけとのコトですが)
まあ、ナニゴトも過ぎたるは及ばざるが如し。
極端な人為的介入は避けたいモノですね。


えーと、何を書こうと思ってたんだっけ???
そうそう、ポケコンの話だった。
いつも最初に関係ないことを延々書いてしまって書く予定だった事がオロソカになってしまうといういつものパターンに陥りそうなので軌道修正するぞ。

えー、唐突ですが、みなさんはポケコンってご存じでしょうか?
このブログを見ている人はオヤジだけだろうし知ってるヒトも多いのではないかと思うんですが、一応説明しとくと、大昔にカシオやシャープが出していた、電卓みたいな外観とサイズでBASICという簡単な言語でプログラミングができる小さな小さなコンピュータ。

ワタシは学生の時にこれ(SHARP PC-1251)



とこれ(SHARP PC-1261)



を買って使っていました。

そんで働きだしてしばらくしてからこれ(SHARP PC-E500)



を買いましたが、このPC-E500はあんまし使いませんでした。
PC-E500はかなりの高機能でほぼパソコンみたいな使い方ができたんだけど、ポケコンにしてはちょっとデカくでポケットには入らないサイズだったし、その頃は既にPCの方を使ってたというのもあるんでしょう。
あまり使わないまま電池の液漏れで故障して廃棄してしまいました。
ポケコンとして使い倒してたのは学生の頃使ってた上記PC-1251とPC-1261の二機種。
これらは当時の購入価格が2万くらいだったっけ。
その頃はパソコンも30万とか50万とか、高いのでは80万とかしていた時代なんでPCは一般的ではなく、個人で買ったりするのはよほどの好き者か金持ちだけで、当然ワタシも手が出なかったんですが、ポケコンなら値段も関数電卓に毛の生えたようなもんなんで買える、つか買いました。
ガッコの実験データを統計処理する際には電卓をバチバチ打って中間結果を紙に書きつつ計算していくんですが、ポケコンでプログラムを作ると回帰分析や有意差を見る各種検定なんぞが電卓使うより遙かに早くできるんですよ。
ワタシは思いましたね。

コンピュータってなんて便利なんだ!
プログラミングってスバラC
おし、俺はこれを極めてプログラマーになるんだ!

今から思えばこの決断が良かったのか悪かったのかビミョーな所だけど(多分悪かった)この時使ってたポケコンがワタシの一生の仕事を決めるきっかけになったのでした。
ワタシはその後コンピュータ関係の会社に入り紆余曲折の末に今の状態に至るわけですが、ポケコン使ってたのは学生の時だけで、仕事ではもっとデカいコンピュータのまともな言語を使っていて、進路を決めたポケコンはホコリをかぶったままジャンク箱のどっかに埋もれてるはず。
もっかい触ってみたいなーとぼんやり思いつつ数十年が経過したワケですが、最近見つけてしまったんですよ。
スマホで動くポケコンエミュレータがあるのを。
それはこれ

PokecomGO (https://applion.jp/android/app/tk.horiuchi.pokecom/)



なんだかふざけた名前ですが、広告もなくエミュレーションも完璧らしい。
ワタシが使ってたPC-1251やPC-1261もある。
でもこれ、いざダウンロードしてみると動かないんすよね。
説明をよーく読んでみると、ポケコンの演算プログラムが入ってるROM部分は著作権の絡みで同梱できなかったらしい。
なので動かすにはポケコンの実機からROMを吸い出して使う必要があるらしく、メンド臭すぎるので諦めてました。
PokecomGOにはシャープ版だけではなくカシオのPB-100版もあって
こちらの方はROM部分がすでに組み込まれれているのでダウンロード後にすぐ使える。
カシオ版にはROMがついててシャープ版には付いてないって事は、作者がおそらく両方の会社に打診したけどカシオは許可してくれてシャープには断られたんだろう。
もうリバイバル販売もしないだろうに許可してくれればいいのにねぇ。
と、言うわけでしばらくカシオのPB-100版を弄ってたんですが、最近シャープのポケコンのROMファイルをやっと手に入れました。
ワタシは一応これらのポケコンの実機も持ってるので(家の何処かには)ROMファイルの入手方法については詮索しないでください(笑)

で、手に入れたROMファイルをどうやってスマホに組み込むのかをちょっと覚書で書いときます(PC-1261の場合)

1. Pokecom GO をスマホにインストール。

2. するとスマホのどっかに"PokecomGo"というディレクトリができるので、そこにROMファイルを入れる。
入れるROMファイルの名称は pc1261mem.bin にする。

2-1. どうにかしてROMファイル(cpu1260.rom と bas1260.rom)を手に入れる。
手に入ったら、以下の要領でpc1261mem.binを作成する。

2-2. 二つのファイルの間に24KBの'0x00'で埋められたファイルを埋め込んで結合させるのでまずそれを作る。
Linux上の操作で、
$ dd if=/dev/zero of=null24k bs=1024 count=24
とやると、24KBの'0x00'で埋められた null24k というファイルができる。

2-3. ファイル3つを結合してpc1261mem.binを作る。
$ cat cpu1260.rom null24k bas1260.rom > pc1261mem.bin

3. できたpc1261mem.binをスマホの'PokecomGo'というディレクトリに転送する。

これでOK
PC-1251の場合は中間に挟むファイルを8KBの'0x00'で作る。
で、もっかいPokecomGoを動かすと


動いた


電卓としての計算もこんな感じで出来る


もちろん、プログラムも書ける

色々苦労したけどやっと動いたよ。
いやぁ、なつかしぃぃぃ!
俺の道を踏み外させたポケコンを(笑)また触れるとは思ってもみなかったっす。
ちょっと感動。

今思えばこのポケコンは義務教育でのプログラミング教育には最適かもしれない。
使える言語が大体BASICしかもサブセットという縛りはあるものの、安いし小さいしPCに比べりゃ頑丈だし、スイッチ入れると1秒も経たずにプログラムが動かせる。
ロジックを組み立てる思考を養うにはうってつけだと思うんだけどなー。


My Ever Changing Moods / Style Council


愚痴の追記をQRコードで

  

Posted by ROY at 21:31Comments(2)日常

2024年01月14日

行きたくはなかったけれど

新年あけましておめでとうございます~
って、もう1月も半分終わってて、コイツは今更何言ってんだと思われそうですが、年に数回しかブログ書かないんで頻度的には新年なワケです。
そういえば去年の始めも頃も似たようなことを書いたような記憶があるんですが、いやぁ年取ると一年が早いっすね。
遙か昔の小学生の頃は一年間にいろんな出来事があって、一年すぎると長大な時間が通り過ぎていったように感じたもんですが、今はその小学生の頃の1~2ヶ月くらいが1年のイメージです。
こういう感覚のままツルツルと歳を取ってジジイになってくたばるのかと思うとウスラ寒い気分になります。
もっと時間を有効に使わねば。


えー、前回ブログを書いてから今日までに何があったか思い出しつつ書いてるんですが、まず9月頃にスマホをやっと買い換えました。
数年前の記事でiPhone5Sのバッテリーを換えたので、もうこの際イケるトコロまで使ってやろうとか書いてたんだけど、流石にiPhone5Sでは最新のiOSが入らないようになり、それに伴って各アプリも最新に更新できなくなってきたので、換えることにした次第。
で、今度はiPhoneではなくてAndroid。
キャリアも今まではSoftBankだったんだけど、なんとなく高い気がしてたので今度はサブブランドのY!mobileに変更。
ワタシはもともとiPhone5Sにする前はAndroidのスマホを使っていたので別段抵抗はなく、ショップに行ってAndroidの機種を見比べて、Sony のXperia Aceにすることにしました。
最近のスマホはデカいのが少々気に入らなくて、できるだけ小さい奴でバッテリー容量の大きいモノにしたいという選択基準で選ぶとこの機種になったんですね。

乗り換えるにあたって困ったのがiPhoneからのデータ移行。
移行するデータは電話帳と写真だけなんだけど、なんせiPhoneが古すぎたので両方ともデータ移行ツールは使えず、電話帳の方はショップの人に一件ずつ移行してもらって、写真の方は自分で一旦PCに吸い上げてMicroSD経由で新スマホに移しました。
iPhone同士ならBluetoothで直接移行できるらしいんだけど、今回のはiPhoneからAndroidへの移行、しかもiPhoneが誰も使ってない骨董品レベルの古い機種だったというのが敗因っぽい。
で、久しぶりにAndroidに戻ってきて思ったのは、やっぱUI(UserInterface)の洗練度がiOSの方がやや上だと言うこと。
AndroidのUIは、見かけや操作の遷移がなんとなーく統一感が乏しいように思う。
でもその他の自由度はAndroidの方が高いっすね。
アプリは多いし自分で闇アプリも簡単に作れるし(笑)何よりMicroSDカードを突っ込めるというところが一番のメリットかな。
これにより写真やビデオを本体容量を気にすることなくほぼ無制限に撮れるし、映画や昔ため込んだ動画やCDをリッピングしたMP3などが大量に入れられるので暇つぶしにもなりそう。
ヒコーキや新幹線で長距離移動をする時などは手持ちぶさたで困るけど、そういう時にも便利かもしんない。

スマホとPC間のデータ移動は最初はMicroSDカードでやってたんだけど、何度もスマホのスロットを開けてるとユルユルになりそうだったので方法を探し、今はクラウドストレージ(MEGA)か、ファイルマネージャー+でスマホをftpサーバにしてPCからftpクライアント(Filezilla)を操作してWifi経由でやっとります。
もちろんftpの場合はスマホもPCも同じAPに接続していることが条件で、同じAPに接続していれば家のファイルサーバや共有フォルダの中の動画や音楽ファイルもスマホで再生できちゃう。
この場合はファイルマネージャー+の「リモート」に共有フォルダやファイルサーバを登録しておく。
クラウドストレージのMEGAは、PCの場合はMEGAsyncというやつをインストールして各端末にクラウドストレージと同期するフォルダを作り、そのフォルダの中身が更新されたら監視しているMEGAsyncがそれを検知して回線の向こうのクラウドストレージを同じ内容に同期する、という使い方をしているので、スマホのMEGAも同じようにフォルダ全体をスマホ内部に入れなければならないのかと思ってて、スマホのストレージが大きくないのでやだなーと入れなかったんだけど、試しに入れてみるとPCのMEGASyncとは違ってスマホで参照するファイルのみをその都度クラウドストレージから引っ張ってくるので容量は食わないことが分かった。
まあその分通信量は嵩むけど、スマホでガッツリファイルを更新することはなくPCで書いたメモをスマホで見る程度なんで問題ナッシングだ。
数行の小さなメモをPCとスマホで共有するならGoogleKeepを使ったほうが便利じゃね?と思うかもしれないけど、PCでテキストを編集する際には使い慣れたエディタを使いたいし、既存のテキストファイルならMEGAフォルダにポンと入れるだけでスマホからアクセスできるという利点は捨てがたい。
また、MEGAを入れとくとスマホで取った写真をMEGAのクラウドストレージに入れてPCから取り出すことができる。
Androidは撮った写真が自動的にGoogleフォトに入るつうのは知ってるんだけど、Googleフォトは何するにしてもちょっと面倒くさいし、今まではiPhoneだったので写真の取り出しはLINE経由やメールの添付ファイル経由でやってたんだけど、MEGA経由のほうがやっぱ遥かに便利です、ハイ。
このプロセスをもう少し簡単にしようと思って、撮った写真全部が自動的にクラウドストレージにアップロードされるようにはできないか試行錯誤したんだけど、結局この方法は見つけられなかった。
カメラアプリの保存先にクラウドストレージが指定できるものがあればいいんだろうけど。
クラウドへの自動保存の方法をもし知ってる人がいたら教えて下さいまし。
また、GoogleRemoteDesktopがスマホでも使えるので、家のPCを立ち上げとけば外出先からスマホで家のPCを操作してファイルをMEGAに入れれば出先のスマホでも取り出せる。
また、PCのカメラに映る映像をリアルタイムでスマホで見れるので簡単な監視カメラみたいな使い方もできる。
でもこのGoogleRemoteDesktopはスマホからWindowsPCは接続できるんだけど、スマホからLinuxPCには接続できないしPCからスマホにも接続できない。
PC同士だとうまくいくんだけどなー、スマホからだとWindowsに限定されるのがちと残念だ。
PCとのデータ共有だけど、テキストファイルの場合はPCで作ったファイルをMEGAフォルダに入れとけばスマホからアクセスして素直に更新するとそのままMEGAのクラウドに入るのだけど、表計算のワークシートの場合はGoogleスプレッドシートでもスマホ版ExcelでもそのままMEGAには入らなかった。
Googleスプレッドシートを使うと更新後のファイルはGoogleドライブに入っちゃうし、スマホ版Excelを使うとOneDriveに入っちゃう。
面倒くさいことこの上なし。
結局スマホ版MEGAでPCとシームレスに更新できるのはテキストファイルのみかな、でもまあそれで十分なんだけど。

そんで、使わなくなったiPhone5Sだけど、捨てるのも忍びないので何かに使えないかと考えて、思いついた使い道は
 オフラインで
  ・GoogleMapをオフラインで使ってナビにする
  ・電卓アプリで電卓に
  ・ライトアプリでライト代わりに
  ・デジカメの代わり
  ・青空文庫やAmazon Kindleで読書
 WiFiでつなげて
  ・ネットラジオ(Smooth Global、らじるらじる、Radiko(これは最新OSが必要で入らなかった))
  ・動画サイト(AmazonPrime、youtube)
  ・オフラインで使うデータをダウンロード
   GoogleMap地図データ、Kindle本、青空文庫の本など
こんなかんじかな
でも例によってiPhone5Sには最新アプリは入らなかったり入っても動かなかったりするし、新しいスマホで全部できるコトなのでもう捨ててもいいんだけど、貧乏性でなんとなーく捨てるのもアレで、まだ枕元に置いてネットラジオや目覚ましその他でちょこちょこ使っとります。
あ、一つだけ役に立つ使い道があった。
それは新しいスマホがどこ行ったかわかんない時(部屋の中で)に電話をかけて見つける場合。
iPhoneからXperiaに電話をかけて音で探すのに使えると言うこと。
もちろん契約解除したスマホでは普通の電話やLINEは使えないので、SkyPhoneというWiFi専用で使う電話アプリを両方のスマホに入れてかけるわけですが、雑然とした部屋でモノがすぐ行方不明になるのでこれは数回役に立ちました。
あと色々いじってて知ったんだけど、GoogleMapって完全オフライン使用ができるのね。
地図を一旦ダウンロードしとけば1年間その地図が有効で、ナビのないクルマやバイクに乗った時に十分ナビとして使えそう。
実際この機能をつかったAndroidナビちゅうジャンルが商品化されており、2DINのスペースにAndroidタブレットを納めたようなナビが通販で売っている。
ワタシのクルマのナビもだいぶん地図が古くなってきたので、次はこのAndroidナビにすっかな、と思っとります。
今つけてるナビ専用機は動画ファイルの再生機能もちと不満で、再生できるコーデックが限定されているのか手持ちの動画ファイルは1/3くらいが再生できないのだけど、AndroidナビならVLCとかの最新動画プレーヤーがインストールできるので解決するし、モバイルルーター経由やコンビニなんかのWiFiが通じている所でAmazonプライムの映画をダウンロードしといて後で見れるしなぁ。
うん、次はやっぱAndroidナビにすっぞ。


スマホ交換の次に起こった大きめの事件は、昨年12月頃の頭くらいに大可賀の釣り公園で赤ちゃんの遺体が浮いていたというヤバい事件があり全国ニュースになりました。
ワタシも数日後にたまたまそこに行って警察の職質を受けドライブレコーダーのSDカードの提出をし、警官からなぜここに来たかとか良く来るのかとか根ほり葉ほり聞かれて閉口しました。
まあ知り合いもあそこに行った人は同じように職質を受けたみたいなんで行った人全員に聞いてるのかもしれませんが、こんなおっさんが赤ちゃんには縁がないのはわかるだろうにねぇ。
また、見つかった場所で張ってて職質しても意味ないだろうに。
遺体が見つかったのが午前10時とか11時とかだったそうで、おそらく遺棄は夜中だろうし6時間以上は経ってるはず。
その間海流の影響でどんどん流されてるわけで、遺棄現場はどう考えてもあそこじゃないだろう。
海のその時間帯が引きだったか満ちだったかは知らんけど、おそらく遺棄現場は三津~北吉田の範囲のどこかじゃなかろうか。
怖い怖い。


そんで1/1には能登半島で地震&津波がありました。
正月で親戚一同が帰省しているところに地震が来て家がつぶれて一族全滅という痛ましいニュースもあって、つくづく一寸先は闇だなと。
あの辺は去年の春先にも大きな地震があって、災害対策をあれこれ協議していたような気がするんだけど、結局何も具体的対策はしてなかったっぽい。
地震と同時に半島西側にある志賀原発も結構ヤバイ状況になってたらしく、複数ある電源系統の不具合やら油漏れやら燃料プールの水漏れやら結構被害があったにもかかわらず、数日前からやっとチョボチョボとニュースになってきました。
地震直後から電力会社のヒトは被害状況がわかってただろうに、全くニュースにならない北陸電力の隠蔽体質はちょっと怖いっすね。
原発と言えば、愛媛の佐田岬半島にある伊方原発も南海トラフ地震が来たら結構ヤバイのではないかと思っとります。
伊方原発は四国を東西に走る古い断層(中央構造線)の上にあり、南海トラフに連動してその中央構造線が動いたら超ヤバイ。
伊方原発には昔仕事で通ってた時期があってある程度の土地勘はあるんだけど、原発に通じる道は旧道2本と国道から延びる細い道の3本しかない。
そんでその3本が1本になってゲートを入った後は山の斜面を削った道を少し走って伊方原発の構内に着く。
その唯一の道が崩れたら障害対策もろくにできなくなるのではなかろうか。
また、瀬戸内海は外海との水の出入りが乏しく90%の水が入れ替わるのに5年ほどかかるそうで、もし伊方原発が福島のようになってしまうと瀬戸内海は未来永劫死の海になってしまう。
愛媛や香川は言うに及ばず、大分、山口、広島、岡山あたりの漁業は壊滅するかもしれない。


・・と、なんだか暗い話を延々と書いてしまいましたが(笑)先日は菊間の方に厄落としに行ってきました。
ワタシはそうした類のモノは全く信じてないので今までヨメに言われてもどうにかこうにか理由をつけてなんとか断って来たんですが、とうとう断り切れなくなって結婚以来初めて厄落としに行ってきた次第です。
厄落としに行ったと言うことは年齢が12の倍数近辺と言うことで歳がなんとなくバレちゃうけど、そうなんですよ~、ワタシもついに還暦になっちまいました(笑)
コドモの頃は60歳つうとスゲー爺さんに思えたもんだけど、いざ自分がその年齢になってみると驚くほど意識が変わってないのに自分でも驚きます。
要は成長してないってコトでもあるんですがね。

行ったのはここ


「秘法」と書いてある、なんかこわい(笑)

寺の境内には出店がいっぱい


で、厄よけですが、初体験のワタシは勝手がわからないのでヨメの先導とともに寺に入り各種受付を済ませ、祈祷する本殿に入ります、そこでは坊さんが10人ほどいて、ほどなくでかい太鼓を鳴らしながらお経を大音量でがなりはじめました。
坊さん10人にしてはやたら声がデカいなと思って見回してみると、天井付近にでっかいスピーカーがあってどうもそこから流れてくる録音の読経みたいです。
そんでさらに坊さんを注視してると、坊さんは喉が全く動いておらず、どうやら口パクで声を出してはいない様子。
こんなんで御利益はあるのだろうかと思ったけど、まぁこれでヨメの気が済むならいいかと思い直して神妙な顔でお経を聞く。
それから10分ほどで終わり、焼香と背中を叩いてもらって寺を出ました。
松山まで戻る道すがら、運転しながらちょっと計算。
本殿には30人ほど客がいた。
入れ替わりの時間を含めて15分くらいで30人の客をこなすワケで、客は5000円を払ってるので15分で15万円、1時間で60万円だ。
厄落としは合計5時間ほどやってるみたいだから寺の一日の売り上げは300万円。
販売業とは違って仕入れがあるワケじゃないので一日の純利益が300万円、しかも宗教法人だから無税ときたもんだ。
まさにこれこそ坊主丸儲けやんけー、と思ってクルマの中で一人でウケてて、ヨメにも言おうかと思ったんだけど言ったらまた怒られそうなのでやめときました。
厄除けも行ったし(信じてないけど(笑))今年はいい年になりますように。


South Town / Larry Carlton
  

Posted by ROY at 17:17Comments(2)日常