2018年08月02日
ベランダのスズメちゃん
昨年の年末位からスズメに餌付けをしている。
始めたきっかけは、動物モノのドキュメンタリー番組で、環境の変化やエサの減少などの理由からスズメが急激に減少しているというのを見たからだ。
また、目覚ましの音で起きるのではなくて小鳥の鳴き声で目が覚める事ができれば、なんとスバラシイことではなかろうか。と思ったりもした。
冬はスズメたちにとって試練の季節のようで、命を落とすスズメの大部分は冬にらしい。
理由は寒さと飢え。
少しは近所のスズメ達の助けになるかな、という安易な気持ちでエサ(玄米)をベランダと手すりに置き始めた。
そのうち仲良くなって手乗りになってくれたらいいなー、というスケベ根性もあったけど。
エサを置き始めてから1週間ほどは警戒して(エサを見つけられず?)寄り付かず、全く食べた形跡はなかったのだけど、徐々に食べにくるスズメが出始め、半年以上経った今では、外出から帰った時に上を見上げると、多い時には30羽くらいのスズメが電線にずらっと並んで待っていたりする。
一見同じように見えるスズメたちにも色々と外見や性格の個性があって、観察していると結構面白い。
今一番気になってるのは少し体が小さくて色が焦げ茶くらいの黒っぽいスズメで、こいつはなんせ気が弱い。
ベランダに来るスズメたちは最近だいぶ警戒心がなくなったようで、エサを撒くとどっと集まってくるのだけど、この小さいスズメはその争奪戦の中に入ることができない。
一般的にはスズメは穏やかでケンカなどしないように思われているが、エサに対してスズメの数が多い時には騒々しい小競り合いが始まったりする。
思わず
「これこれ、ケンカするんじゃありません。
順番に仲良く食べなさい。」
などとつぶやいてしまう。
なんだか扶養家族が増えたみたいな感覚で、自分でもちょっとおかしい。
そういう時、その小さいスズメは少し離れた所にとまり、
「いいんですよ~、ボクは皆さんが食べた後で余ってたら食べますから皆さんどうぞ先に食べてください」
みたいな風情で集団がいなくなるのを待っている。
そして他のスズメたちがあらかたいなくなった所に舞い降りてくるのだけど、ほとんど食べつくされた後で何も残ってないことが多い。
そこでエサを追加しようと近くに行くと、パッと飛び立ってどこかに行ってしまう。
待っているのに食べられないのは少々可哀そうに思えるし、でも追加の玄米を撒こうとすると怖がって逃げてしまうんだよなあ。
それで、その子が来ている時には集団が一度に食べきれないほどの量を撒くことにした。
それまでは一度に約30gの玄米をあげていたのだけどこれを約二倍の60gほどに増量。
ガラスの向こうの手すりにギッシリととまっているスズメたち
増量して失敗だったと思うのに大して時間はかからなかった。
やってくるスズメの数がじわじわと増えてきて、今では多い時には50羽くらいの大集団が来るようになってしまったのだった(笑)
あまりエサに依存されるのもスズメ達の自立を邪魔する事になるので好ましくない。
食べるもののない大雨の日とか真冬の時期に、どうしても足りない分だけを補う、くらいの量をあげるのが理想・・・とはわかっているのだけど、どうもダメなのよね~
エサをあげて、集団がドドッとやってきて全部食べてドドッと飛び立った後に、新たな数羽がパパっと舞い降りてきて
「あれ?ないよないよゴハンない!」
とエサを探しまくっているのを見たりするともうダメで、またあげてしまう(笑)
ココロを鬼にして、冬になるまではエサの量を減らさねばと思う今日この頃。
I'll Be There For You / Bon Jovi
始めたきっかけは、動物モノのドキュメンタリー番組で、環境の変化やエサの減少などの理由からスズメが急激に減少しているというのを見たからだ。
また、目覚ましの音で起きるのではなくて小鳥の鳴き声で目が覚める事ができれば、なんとスバラシイことではなかろうか。と思ったりもした。
冬はスズメたちにとって試練の季節のようで、命を落とすスズメの大部分は冬にらしい。
理由は寒さと飢え。
少しは近所のスズメ達の助けになるかな、という安易な気持ちでエサ(玄米)をベランダと手すりに置き始めた。
そのうち仲良くなって手乗りになってくれたらいいなー、というスケベ根性もあったけど。
エサを置き始めてから1週間ほどは警戒して(エサを見つけられず?)寄り付かず、全く食べた形跡はなかったのだけど、徐々に食べにくるスズメが出始め、半年以上経った今では、外出から帰った時に上を見上げると、多い時には30羽くらいのスズメが電線にずらっと並んで待っていたりする。
一見同じように見えるスズメたちにも色々と外見や性格の個性があって、観察していると結構面白い。
今一番気になってるのは少し体が小さくて色が焦げ茶くらいの黒っぽいスズメで、こいつはなんせ気が弱い。
ベランダに来るスズメたちは最近だいぶ警戒心がなくなったようで、エサを撒くとどっと集まってくるのだけど、この小さいスズメはその争奪戦の中に入ることができない。
一般的にはスズメは穏やかでケンカなどしないように思われているが、エサに対してスズメの数が多い時には騒々しい小競り合いが始まったりする。
思わず
「これこれ、ケンカするんじゃありません。
順番に仲良く食べなさい。」
などとつぶやいてしまう。
なんだか扶養家族が増えたみたいな感覚で、自分でもちょっとおかしい。
そういう時、その小さいスズメは少し離れた所にとまり、
「いいんですよ~、ボクは皆さんが食べた後で余ってたら食べますから皆さんどうぞ先に食べてください」
みたいな風情で集団がいなくなるのを待っている。
そして他のスズメたちがあらかたいなくなった所に舞い降りてくるのだけど、ほとんど食べつくされた後で何も残ってないことが多い。
そこでエサを追加しようと近くに行くと、パッと飛び立ってどこかに行ってしまう。
待っているのに食べられないのは少々可哀そうに思えるし、でも追加の玄米を撒こうとすると怖がって逃げてしまうんだよなあ。
それで、その子が来ている時には集団が一度に食べきれないほどの量を撒くことにした。
それまでは一度に約30gの玄米をあげていたのだけどこれを約二倍の60gほどに増量。
ガラスの向こうの手すりにギッシリととまっているスズメたち
増量して失敗だったと思うのに大して時間はかからなかった。
やってくるスズメの数がじわじわと増えてきて、今では多い時には50羽くらいの大集団が来るようになってしまったのだった(笑)
あまりエサに依存されるのもスズメ達の自立を邪魔する事になるので好ましくない。
食べるもののない大雨の日とか真冬の時期に、どうしても足りない分だけを補う、くらいの量をあげるのが理想・・・とはわかっているのだけど、どうもダメなのよね~
エサをあげて、集団がドドッとやってきて全部食べてドドッと飛び立った後に、新たな数羽がパパっと舞い降りてきて
「あれ?ないよないよゴハンない!」
とエサを探しまくっているのを見たりするともうダメで、またあげてしまう(笑)
ココロを鬼にして、冬になるまではエサの量を減らさねばと思う今日この頃。
I'll Be There For You / Bon Jovi
Posted by ROY at 03:39│Comments(3)
│日常
この記事へのコメント
おもしろーい。
すずめおじさんになってるんですね。
もっと慣れると頭の上にとまったりして
すずめおじさんになってるんですね。
もっと慣れると頭の上にとまったりして
Posted by 鯰 at 2018年08月02日 05:35
なんか、ROYさんのイメージじゃないなあ。
餌が貰える事ありきの家族計画になるので、続けてあげてくださいね。
良いシーンの画像を楽しみにしています。
餌が貰える事ありきの家族計画になるので、続けてあげてくださいね。
良いシーンの画像を楽しみにしています。
Posted by 酒ちゃん at 2018年08月02日 11:38
鯰さん
最初はもっと慣れるかと思ってたんですが、
なかなかそうはいきませんね。
日本ではスズメは稲作の害鳥として迫害されてたからでしょうか。
酒ちゃん
どんなイメージなんすかそれ?(笑)
今は巣立ちの時期なんで、完全に巣立ちシーズンが終わったら冬まではエサの量を減らす予定です。
スズメの家庭のエンゲル係数を大きく壊さないように注意しないといけませんね。
エサをあげるのは一時的には助けになるかもしれませんが、長期的に見れば自然の中で自活する力を奪う事にもなるので。
最初はもっと慣れるかと思ってたんですが、
なかなかそうはいきませんね。
日本ではスズメは稲作の害鳥として迫害されてたからでしょうか。
酒ちゃん
どんなイメージなんすかそれ?(笑)
今は巣立ちの時期なんで、完全に巣立ちシーズンが終わったら冬まではエサの量を減らす予定です。
スズメの家庭のエンゲル係数を大きく壊さないように注意しないといけませんね。
エサをあげるのは一時的には助けになるかもしれませんが、長期的に見れば自然の中で自活する力を奪う事にもなるので。
Posted by ROY at 2018年08月02日 22:41